アニメアイドルマスター(公式サイト)第1話「これからが彼女たちのはじまり」の感想です。
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 「これアニメだから」というデフォルトのツッコミは前提として、おお、駆け出しアイドル(つまりまだそんなに資金源にはならない)いきなり10人以上かかえて、この事務所やっていけるのか、採算取れる見込みが第1話ではまったく見えないよ。社長の顔までは出てなかったけど、これ社長の首つりイベントとか来るんじゃないの? と無駄に経営脳で観てしまった。最後にプロデューサー登場で引きなんだけど、サプライズよりも、また人件費使っちゃって! とハラハラしていたのでした。

 何か激しくスタンダードなアイマスの楽しみ方とはズレてる気もするんですが、第1話で感じたのは、労働の大切さでした。2時間かけてアイドル事務所に通勤してる天海春香、場末のステージでもプライド持って歌歌ってるらしい如月千早、短大卒後、資本主義社会で労働商品としてそのまま出荷されるのをよしとせず(これは大袈裟だが)、とりあえず5年という現実的なスパンでアイドル業に挑戦している三浦あずさ辺りが初見では気になりました。け、結構リアルな労働感覚をみんな持ってるな……。天海さんとか、長い通勤時間を有効活用すべく音楽聴いたり資料読んだりと、マジ、通勤電車で英会話CD聴いてる的な方向でビジネスマン。確かにアイドル業は楽では無さそうですが……。

 ちょくちょく録画分を視聴しつつ、そのうちお気に入りのキャラが見つかればいいな、というような視聴態度。半年後、ニコマス動画で千早動画をあさってるような自分にしてくれるべく、破壊力を期待したいアニメなのでした。

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