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街灯り/111103  昨日は世間様の日程どおり休日が取れたので、久しぶりに仙台駅前方面に歩いて行ってきました。
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 長い間閉店していた駅前のマツモトキヨシが再開していたりと、何かがもう一度始まりはじめている感じを感じつつ、やはり大規模改修工事などで稼働していない場所も多い。

 イービーンズの七階(くらいだったか?)の書店はもう一度同じ場所で再開することはあるのだろうか。漫画階は一種の仙台のオタク達の集積地点のような感じだったのだけど。

 一方で、メロンブックスやとらのあなさんは頑張っている。流通はほぼ回復したとばかりに、最新の同人誌は最新のタイミングで入荷してる勢いです。漫画、アニメ系でも色々競合店がひしめきあってるんですが、震災当初水面下で同じ気持ちで頑張っていたのは一生心に刻んでおく。みな、もう一度文化的な営みをこの場所に、という気持ちでありました。話題のTPPをはじめ、エロ表現も同人誌文化もグローバル資本の価値観からの同質化圧力を受けるので、競合しながらもどこかで連帯した貫通力を持っていられたらと願っています。災害と経済では若干違いますが、あの頃の仙台のオタクショップの人達は熱かったよ。

 そして、改めて現在の仙台の街は(夜も節電的に)暗い。夏に節電の東京方面の夜も経験しましたが、それよりもさらにやや暗いくらいの勢い。イメージですが、昭和初期とか夜はこれくらいの光量だったのではないかという感覚です。

 ただ、暗がりにぼーっと光る僅かな灯りの中を歩いていると、妙な懐かしさも覚えました。なんか、中学生の頃、昔育った団地で、早朝の暗がりの中を一つとなり町のコンビニまで当日発売の少年ジャンプを買いに行った時など、こんな感覚だった気がする。コンビニの光源の中に陳列する漫画雑誌が、あの頃は個人的な文化的灯りでもあった。

 僕の仙台の記憶は高校くらいで一旦断絶してるので(大学は関東圏、大学院に戻ってきてからはすぐに母親が倒れてしまった)、今になって再接続している感じがする。これも、今必要なことなのだと信じる。

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 最近は少し空いた時間は「考え事をしている」とか、まるで生産性のないダメ人間みたいなんですが(>_<)、しばらく、今年いっぱいと来年くらいは次の100年のことを考えないとな、などと思っています。

 その上で、自分の行動的には、5年で何とか「また何か色々できる」状態まで取り戻したい感じ。

 原発事故の収束一つとっても、かなり順調に進むと仮定しても一区切りまで30年という地域になってしまったので、そういう地域に住む人としても考えるスパンがだいぶ長くなりました。

 復興ライブとか復興催しもの的なのは増えてきていてそれ自体は素晴らしいことですが、まだまだハリボテの中での出来事なので、いつか土台をしっかりと建て直したという実感のもとで、ああ、文化だ、デカルチャーだ、という瞬間を味わえたらなと願っています。。