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 アニメ『パパのいうことを聞きなさい!(公式サイト)』第1話「パパと呼ばないで」の感想です。
 ◇◇◇

 ロシア大好き上坂すみれさんに惹かれて観始めた作品。連動してるWEBラジオ『パパ聞き!RADIO』も大変面白い。


 「"パパ聞き"に関しては1億総火の玉で」(上坂すみれ)

 とか、

 「松先生、時代が時代だったら本当労働者の鑑でしたよ」(上坂すみれ)

 とか、


 ポンポン名言が飛び出してくる。

 作品自体も第一話時点で、これは普通に家族愛がテーマの作品だなと思ってツボに入りました。通常恋愛側のヒロインと、家族愛側のヒロイン達がいて、その間で揺れるような話っぽい。"二重疑似家族"とか、設定だけでもキュンとくるものが。松智洋先生は『迷い猫オーバーラン!』もそんな感じの話だったので、何か原点的に書きたい話なのだろうと思う。

 通常恋愛サイドの舞台である大学、キャンパスライフは必ずしも肯定的に描かれていない。物語冒頭では自立してバイトしてキャンパスライフだ!という方に向かってる主人公も、姉(家族)からの電話で別な世界に繋がってしまう。ある意味、モラトリアムとか終わらない日常はどこか既に終わっていて、その先の社会や家庭の話が射程に入っているお話。恋愛ヒロインとお姉さんが交差するシーンが印象的。そのまま巨乳恋愛ヒロイン(スペック高い)だけ追いかけていればシンプルに幸せだったかもしれないのだけど、貧乳っていうか子ども(スペック以前に保護が必要)を抱え込むことになっていく。人生ままならない……、みたいなお話なのだと思った。その"やっかいな"束縛を抱え込むことが、でも幸せと表裏一体なのかもしれない、みたいな話なのだと思った。

パパのいうことを聞きなさい! vol.1(Blu-ray)
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Happy Girl
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