ブログネタ
介護生活しながらの日記 に参加中!
 公式Twitterのフォロワー数とかから判断するに、何となくまだそこまで盛り上がってない感がある、『Kanon』『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『Angel Beats!』のシナリオ・音楽などの麻枝准さんの新プロジェクト、『終わりの惑星のLove Song(公式サイト)』より第二弾楽曲(+イラストムービー)『終わりの世界から』の感想です。
 ◇◇◇

 ストーリーや世界観が「終わりの世界」を前提にしたリープものである辺りからも、麻枝さん作品一作分を数分に凝縮してエッセンス化してる「作品」という印象。

 正直、忙しい現代人に『CLANNAD』全部やれ(フルコンプには80時間くらいかかる)とは中々言いづらいので(それでもお勧めだが)、WEBで個々人の娯楽時間が断片化してる現在においては、これは良い「作品」だと思いました。既にYouTubeで各国語に翻訳されたバージョンが出回っており、そういう意味でもWEB化、グローバル化対応作品。既にどっぷり麻枝作品に浸かってるユーザーは浸かってるユーザーで、ラストの残留感でいちいち過去作の感覚まで思い出して、そういう方面のユーザーにもお勧め。公式Twitterを麻枝さんがハックして大喜利を展開するという謎の広報も、『Angel Beats!』の広報で、『殺伐RADIO』に業界とは何の関係もない昔の友達を呼んだりしてた麻枝さんらしくて熱い。この広報で大丈夫なのか。

 また、僕はKEYのファンというよりは麻枝准のファンだったんだなと再認識。もとは音楽をやりたかったという経歴は読んだことがあるので、おそらくはシナリオの方はいったん全てやりきった現在、こういう展開をしてくれてるのは嬉しい。

 少しTwitterの方にも書いてたけど、僕も地味なファン活動的に麻枝作品の話は英語で少しずつ発信中。ループもの、セカイ系というよりは、Buddhisumだったんだよ、なんだってー、みたいな話を書き始めています。現在の世の流れの変化は西欧型原理に振れていたのが東洋側に調整されていってる感じも持ってるので、この視点行ける気もしている。優れたKEY作品評論は国内にたくさんあるけど、今は感想でいいから英語で書いていくフェーズだと思うのだった。たぶん『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』が副題からループ系の要素を扱うはずなので、そこをきっかけに『CLANNAD』の話とかもしていきたい(海外でのエヴァ知名度はかなり凄い。10年前から実際に体感済み。中毒的なアスカファンとかざらにいる。)。新しいプリキュア(『スマイルプリキュア!』来週から)もだけど、「バッドエンド回避」は、一線のクリエイターが共通して感じてる謎の最前線のエッジだと思うのだった。

CLANNAD
CLANNAD

AIR オリジナルサウンドトラック
AIR オリジナルサウンドトラック