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 時々くまモンの公式サイトを開いて見てみると、忘れかけていた闘争本能が少しだけ呼び起される感じがします。こいつには、何か負けたくないっ。

 しかし、現状戦ったとして、我が宮城県のむすび丸(公式サイト)は押されてしまうのではないか、という感じもします。
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 むすび丸、表面的に刀で武装していたりはするんですが、何かくまモンから感じられる「ガチのヤバさ」みたいなものに欠ける気がする……。「熊本サプライズ」みたいなイカした浸透してるキャッチフレーズもないしな……。

 まあ、ガチの武装した内戦はだいぶ前に終わった状態の国でもありますし、今後熊本と宮城が闘争するケースもちょっと想像力が及ばないのですが。むしろ、被災地支援ありがとう的友好が結べそうな気もしますが。

 むしろ「年間の使用許可商品売上高25億円突破」とか、教えを受けたい感じで。

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 やっぱり「熊本サプライズ」の精神がイイのかな(注:熊本県の魅力、住人の自分たちで再発見、自分たちもサプライズ! みたいな精神)。その方向で宮城サプライズを考えてみるとどうだろう。やっぱり、荒木飛呂彦の出身地です(きりっ)とかですかね。

 真面目に、石巻に石ノ森章太郎の「石ノ森萬画館」もあったりで、後々荒木飛呂彦博物館が建設されるとしたら、有力地は仙台だとは思う。その折は、海外観光客も呼び込んでがんばりたい。

 中欧で、『ジョジョ』についての解説を求められたことがあります。僕が思わずフランス人にレヴィ=ストロースやデリダ(どちらも思想家ね)の解説を求めたくなったり、カナダ人に『赤毛のアン』の話を振りたくなるのといっしょで、日本人だっ『ジョジョ』のこと聞いてみようっみたいな感じだったのでしょうか。

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 先日『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団〜はばたけ天使たち〜』を観たのをきっかけに、僕の中に熊本サプライズ! ならぬドラえもん&藤子F不二夫サプライズ! が起こったので、てんとう虫コミックスの『ドラえもん』をバラで二冊だけ古本屋で買ってきました。超面白い。


のび太:おぼえることなら自信があるんだ。

しずか:クラスでいちばんわすれんぼのあんたが?



 原作はなんだかドラえもんもしずかちゃんものび太に冷たくて面白い。よい感じに昭和作品の毒素を残したままの感覚が残ってます。そうだよな、『ドラえもん』って感動とかよりは、この毒素、風刺、ユーモア、笑いが本来のエッセンスだったのかもですね。

 昭和回帰がみっともないという人の考えも分かるのですが、個人的には自分の中に昭和的な良さへの郷愁があるのは否定しようがないです。しょせん、昭和生まれなのだった……。しかし、この感覚は財産なのだとも思う。

 最後に、pixiv神絵師の藤原さんの昭和コンセプト絵にリンクを張っておいてみる。


初夏と駄菓子と女の子


 全回帰とか原理主義も愚かだとは思うけど、やっぱり何か良い感覚ありましたよね、昭和。僕はギリギリ、駄菓子屋が子どもたちのコミュニティの中心地だった頃を経験している世代なのだったっ。

ドラえもん (1) (てんとう虫コミックス)
ドラえもん (1) (てんとう虫コミックス)

ジョジョの奇妙な冒険 1 (ジャンプ・コミックス)
ジョジョの奇妙な冒険 1 (ジャンプ・コミックス)