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 『ガンダムSEEDHDリマスター』後期新エンディング曲、「distance」が予約開始。ここにて「暁の車」に熱狂した10年前を思い出すFictionJunction(梶浦由記さんのソロプロジェクト)投入です。とりあえず日曜日のBS11での第29話以降は録画でじっくり観られるので楽しみ。

distance/eternal blue


●藤枝雅『飴色紅茶館歓談』2巻/感想

 第1巻の感想はこちら。

 僕的に百合漫画神7に入る本作。完結編の第2巻です。
 一巻の伏線の「50年後も一緒にいられる関係」を踏まえて、めでたく二人は結ばれましたのめでたしめでたしエンド。追加エピローグの示唆の通り、流れる時間と共に変わっていく町並みの中で紅茶館だけは変わらないように、というのを比喩的にかけてのずっと続いていく二人の関係、という帰結。地味に商売もの作品でもあったため、50年一緒という関係は二人だけにとどまらず、お店のお客さんたちとも50年付き合っていきましょう、という結びは良かったですよ。狩猟型マーケティングの終焉と農耕型マーケティングの再考です。危ういセカイ系百合もフィクションとしてはエッジがあってよいですが、普通に社会と関わりながら50年共に歩んでいきましょうという今作の大人な落としどころは好きですよ。

 最終イベントの、芹穂のプロポーズへの返答とさらさの進路問題がリンクする所の解法も大人でカッコよかった。そうだよな。本来夢と私、どっちを取るの? ではないのだよな。50年共に生きていくために、あなたに合わせつつ夢(進路)を調整する。それでよい。

 また、巻末収録の声優さん百合漫画「乙女色StayTune」全四話(『百合姫S』でちょくちょく掲載されていたやつ)も、なんかちょくちょく読み返してしまうほど好き。「怒られるまでやりましょう」のコンセプトのごとく、声優さんに百合妄想を働かせるけしからん漫画です。けしからん勢いで地味に続編希望です。

飴色紅茶館歓談 2巻 (IDコミックス 百合姫コミックス)
飴色紅茶館歓談 2巻 (IDコミックス 百合姫コミックス)


●日記

 近く(と言っても車いす押してだと30分くらい)の駅には車いす用のトイレもあるよという話をしたら、母上が珍しく行ってみたいと言うので、休みの時にでも連れて行ってやりたい。何にせよ、積極性の片りんが見られるのはいいことです。中継地点の建物に車いすが入れるトイレがないか、今度チェックしておこうと思います。

 なんか、病院とかの施設優先はもちろんとして、神社とかに非常用発電装置を配備しておく、というのは防災上よいのでは、という閃きがありました。古来の地域共同体拠点と、今後の防災拠点を改めて有効に重ねていくという視点はありだと思うのです。