『仮面ライダー鎧武(ガイム)(公式サイト)』第6話「ドリアンライダー、参戦!」の感想です。

 ネタバレ注意です。
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 鳳蓮・ピエール・アルフォンゾ@仮面ライダーブラーボは「外部の存在」なのだと思いました。

 錠前に象徴される「閉じた場所」から広い世界に向かって切り開いていく、という象徴的な物語ラインを現時点で感じてるわけですが、ダンスチーム同士の抗争とか、狭い閉じたセカイでやっていたバトルゲームに対して、もっと広い世界、ユグドラシルコーポレーションがどうこう、という大人の世界もあるんだよ、というこれまで。そこに対してさらに外部、フランスがどうこう、戦争地域でどうこう、という外の世界、「外部」からいきなりドリアンライダー参戦。これは高揚します。

 『仮面ライダーW』が、わりと閉じた「街」の世界の話なんだけど、劇場版では「外部」世界、ガチの紛争とか悲しいことがある世界からテロリストである仮面ライダーエターナル達が来襲してくる、という話が描かれていました。それに対して、狭い世界の出来事なのかもしれない、でも街のヒーローナメんな、と翔太郎が仮面ライダージョーカーで孤軍奮闘するのがあの映画。外部の世界、凄い所なんだろう。ガチの悲しみもあるのだろう。でも、この街で生きてる人達もなめないでほしい。

 続く『仮面ライダーオーズ』は、「外部」の世界、外の世界のガチで悲しいこととかある地域でトラウマを負った主人公映司が、最終回で再び外の世界へ旅立っていくまでのお話。いずれも、ディケイド以降の平成仮面ライダーの文脈として、この「閉じた場所とその外部」は主題として大事だと感じていました。

 そこで、今回の外部からの鳳蓮@仮面ライダーブラーボ参戦。早いな、「鎧武」はかなり「その先」までの話をやる気なんだなという感想です。これ、もう『龍騎』なら浅倉登場、『W』ならエターナルがやってきた、くらいの展開でしょ。

 相対的に、強さは支配とか強い思想は持ってるのだけど、今はまだ狭い世界でのダンスチーム同士の抗争という場所の住人のバロンや、世界を広げると言っても受験世界からダンスチーム抗争の世界へという龍玄が矮小に見えてしまう段階。

 しかし面白い。狭いダンスチーム同士の抗争の世界よりは広い世界で色々観てるっぽい者同士としては現時点だと貴虎兄さんと鳳蓮だけど、どっちが強いのか、どっちがより広い世界の住人なのか、とか想像するだけでじわじわ来る。そういう存在たちに、今はまだ矮小な紘汰はどう立ち向かっていくのかとか、面白い。





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