再放送で視聴中のアニメ『ラブライブ!(公式サイト)』、第2話〜第4話の感想です。

 第2話は秋季開始アニメのまとめ感想で書いていたものの再掲、第3話と第4話に関しては今回書いたものです。
 ネタバレ注意です。
 ◇◇◇

第2話「アイドルを始めよう!」

 秋に開始の新アニメじゃないけど、春に中盤から見逃していたものが、再放送始まったので。第2話まで視聴。

 意外と熱血してる、というか体力作りしてるな、という印象。ヒロインたちが笑顔で腕立て伏せをするアイドルアニメです。

 1話のラストの有無を言わさぬダンス、2話ラストのさりげなく真姫が作っていた楽曲が流れ出す……の所はぐわっときました。二期も決まってるそうなので、後追いですがじわじわ追いかけたいと思います。穂乃果が可愛いんじゃないかな!


第3話「ファーストライブ」

 財政危機に対して芸事で反逆する物語。どこかの国のよう(え)。

 問題として学校が廃校になるのは訴求力(集客力)が落ちている点なので、アイドルで訴求力アップ、は作戦として別に間違ってないです。コンテンツ立国やってやるぜの発想です。

 しかし厳しい現実が襲来。とりあえずファーストライブに向けて全力で努力してみたものの、幕が開いてみたら観客は誰もいなかった……という展開。コンテンツ立国、甘くなかった……。

 しかしまず一人、何故だか穂乃果ら三人組の芸事にハマってくれた一年生の花陽ちゃんが観に来てくれたので、閑寂な講堂でその子のために、自分たちのためにファーストライブを慣行、という熱い展開。始まりは客一人でも、やってやるぜ。

 終盤のライブシーンが胸熱。心の中にそういう方向に行きたい(生きたい)という志向性があるとして、現実は実力とか色々全然追い付いてない。でもその始まりで始まりなりに人事を尽くしてパフォーマンスする、という、逆境を這ってでも進んでやるよ感が良かった。思わずMP3ダウンロードでライブシーンの楽曲(Start:Dash!!)購入しちゃいましたよ。このノリで海外市場込みで楽曲とかコンテンツとか衝動買いして貰えればコンテンツ立国いける!


第4話「まきりんぱな」

 穂乃果、海未、ことりらの幼馴染二年生組のファーストライブにもエラく感銘を受けた一年生の花陽さんが、自分もスクールアイドルやってみたいのだけど、自己重要感が低くて踏み出せない……という心理的葛藤部分を主に描いたエピソード。

 なのだけど、実はもう二人、一年生の凛と真姫が、それぞれ凛は「女の子らしい服など着たいのに、ボーイッシュ的な人物像を外部から期待されてしまっている」、真姫は「音楽をやりたいのに、医学部に行って医者になるという未来像を外部から期待されてしまっている」というように、「本当の自分のやりたいことがあるのに、外部から期待されてるものとは違うために自身を抑圧している」二人が、花陽に自己投影して、「本当にやりたいことをやる」のを後押しする、という構造になってる一話。やるべきことをやるんじゃない、やりたいことをやりたいんだ!

 近年の高校生文化に習熟してるとは言えないけれど、未だ昔みたいに同調化圧力が強い共同体が形成されてると思うと、中々、「アイドルやります!」とは宣言できないよな……というのは想像できます。そういう意味で、リアルで上を目指してアイドル活動してる中高生とか、一旦はそのステージを自身の精神力なりで突破した上で活動してる人達なので、本当尊敬できる。



 で読んだ、世界には本当は自身の本質的欲求から「可愛い」服を着たいのだけど、文化的要因など様々な要因で着れない、嗜好を抑圧されてる女子がたくさんいて、そういう子たちが日本の原宿文化(ファッション文化としてのね)をネットで見つけて、自己投影して日本ファンになっていく大きい流れが最近ある、という話とリンクしてると思いました。

 本当は、アイドルみたいな服を着て歌ったり踊ったりしたい! ロリータファッションも身に纏いたい! 『進撃の巨人』コスプレもしたい! けれど未だ至らない世界、自身の嗜好をまとって自身を表現する生き方をするには、まだまだ色々な障害が。

 そういう「抑圧」に対して、突破してみせてやるよ、という勢いも感じる熱い一話。全体的に『ラブライブ!』は体育会系です(え)。これいよいよ、原宿文化と秋葉原文化をハイブリッドさせて、「自身の本質的嗜好を求道しやすい特区」的な感じで世界に訴求していく時がきたのやもしれない。僕も来年は弾丸的英語テキストとか書いていく予定です(え)。

→第1話、第3話挿入歌



→最新CD

Music S.T.A.R.T!!(Blu-ray Disc付)
μ’s
ランティス
2013-11-27


→前回:アニメ『ラブライブ!』第1話の感想へ
→次回:アニメ『ラブライブ!』第5話〜第13話(最終回)の感想へ
アニメ『ラブライブ!』の感想目次へ