本日は、


黒子のバスケ/感想/244Q「アカンやろ」(ネタバレ注意)


 と、プリキュアブログの、


プリキュア雑記(2014年1月5日)


 と更新しております。

 ◇◇◇

 趣味共同体は方向性としては結構アリだよな、と。
 『けいおん!!(うちのブログの感想)』が、そのままだと高校の音楽室の軽音楽部という閉じた共同体で終わってしまう所を、最終回に向かっていくに従って、ライブハウスであるとか、結婚式の披露宴であるとか、夏フェスであるとか、劇場版の海外であるとか、最後には最終回のバーっと学校の中から空に抜けていく映像であるとか。演奏できる場所(=音楽という趣味共同体が維持できる場所)を広い世界へと広げていく「物語」であった訳ですが。

 逆に言うと「趣味(音楽)」を媒介にしないと、共同体は弱いってことでもある気がするのですね。「同じ学校だった」だけでは共同体の継続は難しい。「同じ会社だから」も現在の世情だと難しい感じでしょう。

 最終回は、唯たちと梓の繋がりはなくならない(共同体が外の世界まで広がってるので)というのが描かれている一方で、和と唯は違う道を行くんだな、みたいなニュアンスのシーンがあったりもする。唯たちと梓はそれこそ昇華された文脈で「ずっと一緒」&「永遠続行」なのだろうけれど、唯と和がどうなるのか、というのは『けいおん!!』という作品に深みを与えている所。

 ◇◇◇

栗山未来は「何」になったのか――アニメ『境界の彼方』ラストシーン考察/やまなしなひび−Diary SIDE−

 僕の記事にも言及して頂きました。こういう考察、イイね!

 『境界の彼方』も、僕が書いた最終回に関する文章とか、海外ファン向けの需要もある気がするのだけど、労力の観点から翻訳は実行できておらず。

 今年は改めて動画の年じゃないかなんて昨年末のオフ会で話してきたのですが、こういうのこそ、それこそユーチューバ―ばりに英語動画で喋りまくればいいのかな。

 ◇◇◇

 『Wake Up, Girls(公式サイト)』、劇場版『七人のアイドル』はもう金曜日に公開ですか。この作品の存在をキャッチしてから結構早かった印象。

 108ヶ国に即時放映もそうですが、『七人の侍』(世界的に大変評価されてる黒澤明監督の日本の映画)をタイトルでパロってる辺り、そうとう海外を意識してるんだろうな、と。まぁ、世の中どう考えてもそういうフェーズですよね。

 公式のTwitterによると、TVアニメからでも普通に楽しめるけど、映画は前日譚で、WUG(劇中のアイドルグループ)が結成されるまでが描かれるとのこと(TV版は結成済みの時点から始まるらしい)。

 公開初日に観に行く予定。現在、仙台駅にも看板出てるくらい、地元推してるんですよ(笑)。



けいおん! Blu-ray BOX (初回限定生産)
豊崎愛生
ポニーキャニオン
2014-03-05