今週は風邪で2日半ほど寝込んでおりました。

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 AmazonのKindleショップで、角川系がセール中。1冊168円とかなので、いよいよ「セール中だと新古書店やレンタル店より電子書籍の方がお得か?」という段階に入ってきた気がします。産業全体から見ると功罪は歴史の判断を待つという趣ですが。



氷菓(1) (角川コミックス・エース)
米澤 穂信
KADOKAWA / 角川書店
2012-09-01






 ビジネス・経済を勉強してる方は、よく自動車業界の歴史を引き合いに出される、「初期は沢山の会社が乱立するのだけど、やがて淘汰が進んで大きい3社くらいに落ち着く」という経済の力学。

 国内出版業界がコンテンツ業界の激変の中、まさにそういう力学に現在強くさらされていると感じますが、これ、淘汰の末に残る3強のうちの1つはKADOKAWAに決まってしまうのやもな……。

 そして、そういう3強に入れなかったクリエイターや編集者は、逆に半分同人的な小規模のマイクロカンパニーで何とか生存していくしかない、という二極化が顕在化していく、と。

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 少し風邪などのダメージを引きずってるので、1月いっぱいくらいで体勢を立て直して、また黙々と活動していきたい……。