『仮面ライダー鎧武(ガイム)(公式サイト)』第19話「贈られた秘密兵器」の感想です。

 ネタバレ注意です。
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 やっぱり前回の合同ダンスイベントが開催された(閉じた)会場が、物語的な「ダンスチーム同士の抗争のステージ」の比喩で、紘汰と戒斗はそのステージを終えてそこから外に出てきた、次のステージへ進んだ、という流れを冒頭は表現していた感じ。次のステージは「VSユグドラシルのステージ」なので、さっそく会場の外でユグドラシルのライダーと戦いになり、この新しいステージでは紘汰と戒斗が共闘する役回りになる、と。

 「VSユグドラシルのステージ」は、今話で改めて印象的にシドの台詞にも出てきたけれど「子供と大人」というようなテーマも描いていくのかもしれない。大人側、ユグドラシル側にも、やっぱり一定の正義はあるのだと思うのですよ。それが次回語られる感じ。

 世界に存在する理不尽な悪意を原因にあげる貴虎(大人側)に、割り切りたくないと声を上げる紘汰(子供側)。今話のシドVS戒斗にも、また大人と子供がかかっていた感じです(シドが大人側で戒斗が子供側)。

 次回のサブタイトルからすると、「大人」側の論理、正義というのは、それこそ平成仮面ライダー初期の『龍騎』『555』的な、「全員は助けられない」というようなことなのかもしれない。貴虎が、人類のために何かを成そうとするなら、必要な犠牲は出る的なニュアンスで語ってるのですよね。「大人」側の正義が、それこそ世界を守るために少数の犠牲は出すみたいな、ゼロ年代作品的な「世界か君か」みたいな話で、世界を取る、という話なのだとしたら、その手の話はやり尽くしたゼロ年代を終えて、2014年にどういう物語的な「先」を描いてくれるのか期待してしまいます。

 脚本の虚淵玄さんは、『劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語(感想)』で、個人的にゼロ年代作品を総括して、一歩「先」を見せてくれたと解釈しているので、『鎧武』も中盤から後半にかけて期待してしまっているのでした。

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