週刊少年ジャンプ連載分の「黒子のバスケ」255Q「がんばるぞ!」の感想です。
 ネタバレ注意です。
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 小金井くんVS実渕。

 小金井くん、テニスをやっていた頃の経験が現在の力に変換されてる、というのは良い。「続かなかった」というとネガティブに捉えられがちだけど、新天地で過去の経験を糧にすることが可能だというなら、それはポジティブな感じ。一旦バッドエンドを経験してもバスケを続けた黒子もエラいけれど、敗北してバスケを辞めてしまった萩原シゲヒロも、案外新天地でバスケ以外のことを、バスケの経験を生かして頑張っているのかもしれない。全体的に、絶対勝者で勝ち続けてる赤司くんをカウンターパートに、敗北しても人生は続いていくのさ感が作品に満ちてるのは好き。少し話は飛ぶけど、黛さんとかもこの試合で心折られてバスケ辞めちゃったとしても、なんか別の分野であの人は成功しそうだ。

 スリーに焦点があたった所で、日向の代わりに小金井くんが頑張るという展開も熱いんだけど、日向本人に決めてほしいという期待も。4ファウルだけど最後に出てくる展開になるんじゃないのかな。パクリとは全然違うレベルで『スラムダンク』をある程度意識してる作品だと思うのですが(作者も時々言及しておられる)、山王戦のミッチーポジションで、奇跡の逆転にはスリーの連続がやっぱ必要でしょ。





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