地元仙台が舞台のアイドルアニメ『Wake Up, Girls!(公式サイト)』より、久海菜々美役の山下七海さんが、今度は彼女の地元徳島のテレビ番組『おへんろ。(公式サイト)』に出演されるとのこと。

 このGWも『マチ☆アソビ(公式サイト)』で熱い街です。

 そろそろ常世の喧騒を逃れて「お遍路」に出る頃合いか……。
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 一方、神奈川県相模原を舞台にしたご当地アニメ『ツブ★ドル(公式サイト)』も本格的に制作発表。


アイドルたちを演じるキャスト9人が物語の舞台である相模原に! 話題のご当地アニメ『ツブ★ドル』の制作発表会が開催!!/れポたま!


 徒党です。伝達リソースを独占していたブラウン管の向こう側に映る「一握りのヒーロー(アイドル)」が何とかしてくれる段階は終わり、各地にアイドル(的な人含む)乱舞。

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 当然、宮城県にも色々存在します。


宮城県のご当地アイドル「みちのく仙台ORI☆姫隊」がアニソンカバーに初挑戦!/SENDAI Magazine


 『Wake Up, Girls!』で実波が印象的でしたが、仮設住宅を回るアイドルというのは本当にいたりします。

 AKB48は凄いけれど、彼女らだけで全部は回れないので。

 『あまちゃん』で、物語の着地点が「東京の人気アイドルを目指す」じゃなくて、「南三陸であまカフェを復活させる」だったのは象徴的でした。

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 「一か所に集積しなくても仕事ができるようになったプラットフォーム環境」という時代環境も影響していると考えます。

 一昔前なら、人的リソースを中心に一か所に集まった方がどんどん価値を生み出せたので、集積が集積を呼び、東京・大阪・名古屋などに、様々なものが集積する力学がありました。

 ただ最近は、うちのブログだと「Jコミ」さんとか新進の会社で価値をどんどん生み出しているイメージがあると思うのですが、社員は数名しかいないし、メンバーもバラバラに地方に住んでるチームだったりします。やりとりは、Googleのハングアウトとか使ってやってるとのこと。

 「アイドル」活動も、これまで時代的に集積したエスタブリッシュメント(確立された)リソースを利用するのにこだわらなければ、SNSにYoutubeで、最低限は可能になっているという。

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 また、昨年xaviさんの個展「なないろのそれ」を見てきた時に書いた、「最先端は秋葉原よりも都立大の小さな絵本屋さんに存在し得る」という感覚とも、僕的にリンクしてる話でもあります。

 あとは、このローカルの乱舞現象を、海外展開に繋げるのを個人的には応援していきたいです。

 マネタイズの場も多様になってきていて、クリスティーズとサザビーズ(オークションの会社)などにも注目し始めています。非常に伸びたのが報道されていますが、要因はアジアの富裕層。

 うっかり、アジアの富裕層が「よちよち(HP)」にハマって、よちよちの3Dデータを1億円で大人買い(え)とか、そういうのを狙っていきたい。

 超高齢化で本格的に身動きが取れなくなる2020年〜2025年まで、ありそうでそんなに時間もないです。リソースを追加できる道筋を、どんどん作っておきたいのです。

Wake Up, Girls! 2 初回生産限定版 [Blu-ray]
エイベックス・マーケティング
2014-05-16