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ネタバレ注意です。
チームバトル凄い。僕的に赤松先生の描くベストチームバトル戦は、『ネギま!』の魔法世界突入時のネギパーティVSフェイトパーティだけど(魔法先生ネギま!/マガジン感想/188時間目「強いぞ、ネギ・パーティ!」/2007年)、既にその水準。動きがあるネームと、チームの連携が描かれるバトルは読んでて脳の娯楽中枢を刺激してきます。
一空先輩を刺した存在が京都弁に刀ということで神鳴流関係者だとすると、そこに九郎丸の雷くないで対抗という図は、「神鳴流」カテゴリでの「前作文脈VS今作文脈」。
そして、フェイトVS刀太にも言うまでもなく「前作文脈VS今作文脈」がかかってるので、動きがあるだけじゃなくて、色々象徴対決にもなってるバトル。刀太と九郎丸の今作組は「ないもの同士」(UQ HOLDER!/感想/Stage.22「ないもの同士」)ですから、実際フェイトが纏っている魔法だとか、お祖父ちゃんのネギは頭を使って作戦を練るタイプだったとか、そういう前作文脈の凄みに対して、何もないなりに刀太が重力剣の物理攻撃力のみで一瞬だけフェイトの予想を上回る絵は熱かったですよ。
フェイトの魔法陣は曼荼羅のようで、現れた新手も仏僧みたいな格好で、フェイトさんはなにやらブディズム(仏教)系の文脈を使うようになってるのですかね。まあそこまで意図を入れてないかもですが、こっちも背後の文脈が豊富かつ重厚なブディズム的輪廻みたいなのに、ゼロ年代の想像力(失われた20年程度の積み重ね。でも『ネギま!』とか連載してた期間)的なキリヱのループ能力で対抗みたいな感じで熱い。
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