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 週刊少年ジャンプ連載分の「黒子のバスケ」270Q「お前だったんじゃねーか」の感想です。
 ネタバレ注意です。
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 以前、ゾーンを超えたゾーン関係の、扉の前に門番がいる、というビジュアル関係は漫画表現として発動時どう描くのか興味深いと書いていたのですが、門番が打倒する存在じゃなくて仲間だったというのは小サプライズで良い感じ。過去の自分とか自身の暗黒面とかとバトルして打ち勝つ展開よりも、他人の助力を受け入れながら進む世相でしょうか。

 最終局面の誠凛と洛山の違いは、七瀬さんが書いてるオールフォーワン(誠凛)VSワンフォーオール(洛山)というのが分かりやすいですね。

 洛山が、個人能力主義の行き過ぎにならなかった理想的な過去帝光のifなら、誠凛は荻原シゲヒロ単体にチームの全てを託せた過去の荻原シゲヒロチームのifって感じですかね。過去編の荻原シゲヒロのチームは、現在の誠凛同様「仲間志向」も「バスケの楽しさ」もあったんだけど、火神がいなかったんだよね。

 次回あたりが個人的にずっと見たい見たいと言っていた「過去編にはいなかった男火神」のターンっぽいので楽しみ。大活躍してほしい。



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小野賢章
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2014-09-24


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