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 『仮面ライダードライブ(公式サイト)』、第1話「俺の時間は何故止まったのか」の感想です。

 ネタバレ注意です。
 ◇◇◇

 「どんより」という重加速現象で、物理的に通常通り動けず、動きが遅くなってしまうのが一つ。

 主人公の進ノ助が過去に同僚を助けられなかったことを引きずっており、精神的に鬱屈としてるのが一つ。

 この二つで、何だか色々と(物理的にも精神的にも)動きが遅くなってしまって、停滞、「つっかえて」る感じの前半。

 なので、この二つがパっと(今話時点なりにしろ)解消されるのと、初変身シーン(『仮面ライダー』作品ならやはりこれ!)と、主題歌BGM開始が重なり、精神的にも物理的にも「行くぜ!」「動くぜ!」となる後半の山場は気持ち良かったです。何か、人間、というか生物ってやっぱり自分の意志で「動き」たい生き物なんだなぁと思ったのでした。『仮面ライダーウィザード』ラスト二話の特別編(ディケイド出てくるやつね→感想)の士が「ある人」が言っていたとして口にした「仮面ライダーの本質」、「人間の自由のために戦うもの」からしたら、重加速は人間を動けなくする意味で「抑圧」の装置で、そこから解放されて自由に動けるようになる、というモチーフは「自由」を志向する「仮面ライダー」という感じ。

 そういう色んな意味で「どんより」を撃ち破って動いて行く、あわよくば加速していく要素に、ベルトさんが「私」と「仲間」をあげていたのが良い感じ。「車」モチーフはイイですね。ドライバーだけじゃなくて、整備する人たちとかも必要なので、自然とチームとか仲間の大切さを描けそう。

 そういう意味で、仮面ライダードライブ本体が車モチーフなだけじゃなくて、「道路」も印象的なモチーフに使われていると思いました。場と場、あるいは仲間要素の描写として、人と人を繋ぐ経路みたいな意味合いでしょうか。確かに、道路がちゃんとしてないと基本自動車って走れないですからね。最近の平成仮面ライダーシリーズの流れですが、今回もまったくの孤高のヒーローというわけじゃなくて、作品の色々なものを詰め込んでる第一話、主人公一人ではなく、霧子さんという「仲間」の助力で勝てたというのが大事な要素っぽい。

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竹内涼真
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→前回:仮面ライダー鎧武第47話(最終回)「変身!そして未来へ」の感想へ
→次回:仮面ライダードライブ第2話「仮面ライダーとはなにか」の感想へ
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