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ネタバレ注意です。
「明日会えなくなるかもしれない私たちだから」
赤城さんの言葉の元、吹雪や夕立と「好きだ」ということを伝え合う睦月。如月さんには「この戦いが終わったら」伝えようとしていた所で、如月さん轟沈というラスト。
如月はリアル史実でも大戦初期にウェーク島攻略戦で沈んだ戦艦とのこと。
ゼロ年代のADVが原作アニメみたいに、あからさまなループものでバッドエンドで終わった「一周目」を乗り越えていってトゥルーエンドへ……という作品だけじゃなく、最近は『ドキドキ!プリキュア』(感想)とか『甘城ブリリアントパーク』(感想)みたいに明確には描かないのだけど、劇中で描かれてる現在の遠景に、何らかのバッドエンド的「一周目」を意識させるように描いておいて(ドキプリならマナさんが幸せの王子として犠牲になるエンド、甘ブリならいすずさん一人の一周目の再建物語など)、劇中のどこかで分岐してその「バッドエンド一周目」の予感をブレイクする(一周目とは違う結末を向える)……という作品がけっこうムーブメントだったと思うのですが、アニメ『艦これ』も広義のこれっぽいですかね。
その、「遠景に感じさせられる、バッドエンドに終わった一周目」が、『艦これ』はリアル史実だと。これ、どこで分岐するんだ!? ミッドウェー海戦とか!?
そのまま分岐せずにみんな轟沈していって、最終回のサブタイトルが「玉音放送」とかでもある意味凄いですが。
まぁ、僕はあんな小説書いてるんで、戦艦陸奥が爆沈せずに参戦とかだったら熱いと思ったりですよ。
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