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 アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ(公式サイトニコニコチャンネル)』第5話「I don't want to become a wallflower」の感想です。

 ネタバレ注意です。
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 シンデレラプロジェクトのメンバーだけじゃなくて、色々と外部(の共同体)ともリンクしていくよ! ということをやりたい作品なのかなと思い始めているので、卯月母、凛の親、未央の級友たち……と出てきたのは好感。三人の仲間! 感も素晴らしいけれど、その三人も色々外部と繋がっている。

 第一話の閉じたレッスン室で一人でレッスンしてる卯月……がスタート地点で、そこから第三話では卯月、凛、未央に仲間が増えたけれど、まだ閉じた控室に三人だけ……なんて描写があったりして。そこから、第三話ラストの外と繋がった! 感が出てたライブのシーンを通して開け始めてから、色々と三人の外部とのリンクを描いて行く順番イイ!

 この外部とのリンク要素、そこまで演出意図があるのかやや自信ないけれど、CDデビュー順、第三話があった卯月、凛、未央はともかく、美波さんとアナスタシアって、第四話のPV撮影件シンデレラプロジェクトメンバー掘り下げエピソードで、外部と内部の境界的な場所(お城=346プロの事務所と外の一般世界との中間)でイベントが起こっていた二人なのですよね。そこまで意識して「閉じた場所」―「開けた場所」を演出に使ってるとしたら、第四話、今話と、「閉じた場所に閉じこもる」イベントを起こしてる杏とみくは、後々のエピソードに繋がっていきそう。

 エピソードの主軸は、先にデビューするユニットと、それに選ばれなかった者の心情……という、これも前作『アイドルマスター』との連想演出で(第二話を宣材写真を撮るエピソード、第三話を初ライブで重ねたりと、意図して前作と今作を重ねてるであろう箇所がけっこう見られる)、前作の「竜宮小町に対して美希が抱く気持ち」の部分を、今作版で描いていた感じ。

 前作と今作で違うのは、前作は焦点があたったのは美希一人で、それはその後の展開の、「天才星井美希が開花する」カタルシス展開に繋がるための"タメ"だったのだけれど、


●参考:アニメアイドルマスター感想/第11話「期待、不安、そして予兆」・第12話「一方通行の終着点」


 今話では別に天才でもないみく中心に、他のシンデレラプロジェクトメンバーみんなの気持ちが描かれていることだと感じました。この辺りも、前作は基本的に765プロという共同体の物語だったのに対して、今作は市井のアイドル達の徒党の物語……と感じる辺り。ユナイテッド・リンクス・オブ・アイドルス!

 今話は今作でアイドル=花に比喩されてるのがサブタイトルとも繋がっていて(今話のサブタイトルは「私は壁の花(仲間外れ・相手にされない人の意にも)にはなりたくない。」みたいな意味。)素晴らしい。第一話で、卯月が凛のお花屋さんで色々花に関して述懐するくだりが、今作のアイドル達に関する語りになっているのだけど(卯月=きらびやかでもないけれど己にふさわしいアネモネ、とか)、その比喩で行くなら、開花時期は花によって違う、というエピソードだとも思いました。それこそ、プロデューサーが言う通り、「総合的に」。

 前作よりも、アイドルというよりは市井の徒党、もっといって妖怪(え)の徒党感が漂う本作。他のシンデレラプロジェクトメンバーが、各々の花が咲いた未来を各々の個性で絵に描いて行くのだけれど、その花が本当に咲くのかは分からない……という不安でタメておいて(そして、これから咲く予定の美波は美波で不安を感じている)、ラストで開花時期の問題で、今はまだ咲く前の者として、先に咲く者にエールを……と着地させておりました。前作は「タメ」が美希に焦点があたっていたのに対して、今作は妖怪アイドルスたちみんなに「タメ」があって凄いことになりそう。前作の美希覚醒回がみんなにあるであろう感じというか。外の世界ともリンクした、妖怪アイドルス百鬼夜行、始まる……のか。

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→前回:『アイドルマスター シンデレラガールズ』第4話「Everyday life, really full of joy!」の感想へ
→次回:『アイドルマスター シンデレラガールズ』第6話「Finally, our day has come!」の感想へ
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