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 稼働が開始したら(一応現時点では2015年7月下旬からと告知されている)、TYPE-MOONの新作ソーシャルゲーム(スマートフォン用)、『Fate/Grand Order』を始める予定です。↓


『Fate/Grand Order』(公式サイト)


 2015年が人類世界の最後との未来予測を覆すために、人類史上の七つの時代の聖杯を巡る冒険が始まる……とか超面白そう。

 二つの点で注目していて……
 一つは、TYPE-MOONワールド(というか奈須きのこワールド)って、どこかに人類の文明=消費文明への移行=闘争が避けられない……っていう命題がずっと底の方に沈殿してると思ってるのですよ。『Fate』は「願い」の物語であると同時に、複数の願いが相克し合う闘争の物語だと思うし、『魔法使いの夜』は明らかに消費文明への風刺がある。


●参考:魔法使いの夜/感想(別ブログ)


 どこかに、人類は争うものだし、消費文明は消耗品を棄却し新しく優れたものへと代替を続ける力学で進み続ける。それはもう、避けられないよ。そういう、諦めにも似た無常観を遠景に描いていると思います。

 なのだけど、それは遠景で、どこかでそれを超えたい、というようなものもずっとコアとして描いていると思うのですね。個人的には、『Fate』も『魔法使いの夜』も、クライマックスはこの世界の力学に対する諦めへの抵抗を描いていると思います。

 それで、今回『Fate/Grand Order』で出てきたキーワードは「人理」っていう、いわば「人間という種として尊重しなくてはならない普遍的なもの」みたいな感じだと思うのですね。いわば、闘争を前提とした世界の力学の土台、「正義は相対的だ(だから争い合うしかない)」に対して、いや、普遍的なものがあるんじゃないの? という辺りに切り込んでいくのか!? そのために人類史まで持ち出すのか!? という高揚感を事前のチラ見せからは感じています。

 個人的にもずっと追ってるテーマなので(修士論文がそんな感じだし、最初に公開した小説もそんな感じ)、奈須きのこワールド的に、どういう普遍的なものを描いていくのか、かなり興味を持ってるのでした。

 ◇◇◇

 二つ目は、もう『東方シリーズ』が流行してた頃から、娯楽の世界における「物語」の敗北を気にしていた(各種インタビュー参考)奈須きのこさんは、どちらかというと、ソーシャルゲームに懐疑的な立場だった(各種インタビュー参考)はずなのですよ。なのだけど、それでも敢えて今回スマートフォンのソーシャルゲームで『物語』やれる! って参入するのだから、これは興味が湧きます。『魔法使いの夜』でADVのネクストの可能性を見せたように、ここは、ソーシャルゲームの何らかの次の段階の可能性を見せてくれるのかもな、と。

 事前広報からも、キーワードは『物語』があるってことなのだろうな……。2015年が舞台なのに意味を持たせてる&『Fate』ではできなかった「世界を救う」物語をやる(事前インタビュー参照)とのことなので、今年の大みそかは2016年の未来を取り戻すために全ユーザーで共闘するとかなのかな。そういうのは確かに物語だな……。そういうのだったら熱いな……。






劇場版「空の境界」未来福音/感想(ネタバレ注意)
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