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本作及び麻枝准氏の他作品のネタバレ注意です。
『まど☆マギ』的な構成で(意図的に意識してると感じます)第十話がタイムリープの種明かし回にして、KEY作品的な流れとしては、個別ルート(タイムリープ)を繰り返した末に守りたかった人(歩未)が救えてトゥルーエンドという状態。
ただ、隼翼が視力と能力を失って弟・妹を守ったのが、先行者として第八話で描かれていた、視力と能力を失って弟を守ったサラ・シェーンと重なっており、この後、有宇にも視力を失っていく展開はきそう(有宇の方はまだ視力があるので、しばらく時空改変能力が使える)。「略奪」を続けて「化物」になる+時空改変を続ければ視力を失うのダブルの破綻コンボで、
有宇と歩未、
奈緒の兄と奈緒、
美砂と柚咲
サラとサラの弟
隼翼と有宇&歩未
と劇中で繰り返されてきた「破綻する兄(姉)」というモチーフを有宇もラストストーリーでも繰り返しそうになるのだけど、さて? というような終盤。
時空改変を使う時は世界の全部を一度視るという設定なので、能力で有宇の認識から消えることができる奈緒は、タイムリープの輪から外れることができるとかかな……。
次回予告的にも、次回から、『まど☆マギ』でいうところの「ワルプルギスの夜」が来る的(世界の危機的・構築された日常の崩壊的)な展開になる模様。『まど☆マギ』とは別解を是非見せて欲しいのでした。
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