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 アニメ『マクロスΔ(デルタ)(公式サイト)』第12話「キング・オブ・ザ・ウィンド」の感想です。

 ネタバレ注意です。
 ◇◇◇

 自分(達)のルーツとどう向き合うか、みたいな話なのかなぁと思い始めている本作。

 ミラージュさんが自分のルーツである偉大な祖父母と、現在の至らない自分とを比較して悩んでいるのは繰り返し描かれていますし。

 フレイアだと、自分のルーツがあるウィンダミア王国が敵に位置していて、どう向き合うかという物語があるし。

 そして今回、「軍人で点々としていた父」という、ハヤテのルーツにも焦点があてられはじめた感じです。ハヤテは以前軍人が嫌いと言ってましたから、こっちも現時点ではそんなに肯定的に捉えていないのかな?

 ウィンダミア王国側だと、王国に空いている巨大な穴という、ハインツ王子などにとっては生まれる前の出来事、というルーツが戦争の理由になっていたりする……と。

 さらに大きい話だと、銀河中の人達のルーツ(というか自分達よりも昔からあった存在)として「プロトカルチャー」があって、これとどう向き合うか……という部分も、色々描かれている感じ。


1:美雲さんは今まさに向き合い中で。

2:ウィンダミア王国は戦艦を戦争に利用し。

3:今話で出てきた統合政府のエライ人達は、ラグナのそれは良く分からないから爆破しろ、という。


 これらの「プロトカルチャー」との向き合い方、「2」と「3」はいかん感じだよなー。

 美雲さん辺りが絡んで、この辺りは文化的な「共存」方向にいけないのだろうかと、『マクロス』シリーズ的にはずっと続いているテーマの方に入っていくのやもしれない……。

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→前回:マクロスΔ第11話「追憶 ジェリーフィッシュ」の感想へ
→次回:マクロスΔ第13話「激情 ダイビング」の感想へ
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【関連リンク1:当ブログの以前の『マクロス』感想】

当ブログの『マクロスF』の感想

【関連リンク2:当ブログの2015年アニメーション作品ベスト10記事】

2015年アニメーション作品ベスト10〜共同体から零れ落ちた人間にも、それまでとは違うカタチなりの祝福を(ネタバレ注意)