相羽です。

 一昨日はやまなしレイ君(ブログTwitter)が配信している動画の生放送とか観てました。↓

 ゲームの攻略本が詰まった福袋を開封する様子を実況してるだけなのにけっこう面白い。人数も100人弱視聴していたように思います。

 こういう、個人がわりと手軽に配信している映像から大規模資本が人員もお金もかけて提供しているコンテンツ・サービスまでがひしめき合い、人々の余暇時間をめぐって競争している現状なので混沌です。

 特に近年は、「場所」として人々のスマートフォンの画面上をどうやって獲得するか、という競争の世界です。そういう意味では、領土の獲得競争をやっていた戦国時代の延長です。

 そして、戦国時代のように「勝ち馬に乗る」のが処世術である側面は現実として確かにあるというのを自覚しつつ(ゲームメーカーに自己投影してユーザーの代理戦争的論争が湧き起ったりしがちなのは、この心理の延長と感じています。戦国時代に勝ち馬に乗れるかどうかが死活問題だったのと同じように、防衛本能の一種)、WEBにSNSにこれからVR/ARにAIに向かう世界では、もう「天下統一」する武将(コンテンツ/サービス)は現れない世界に我々は生きてるのだろうなーとも思うのでした。



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『終末のイゼッタ』(公式サイト)

 がヤバいです。第四話と第五話も観ました。今、イゼッタのこと考えると呼吸が苦しくなるくらいになってる。(え)

 第四話ラストのイゼッタとフィーネのやり取りは殺されました。百合の極致です。本当にこれは! と思った文章とかシーンは言葉を写経するという習慣がありますが、これは久々に写経りました。


(イゼッタは幼少時にフィーネに助けて貰ったのに恩義を感じており。)

(フィーネはイゼッタを利用してしまっているのにどこか後ろめたさを感じており。)

(イゼッタは世界から排斥され続けた「最後の魔女」である。)

 このあたりが前提の上で、イゼッタの存在を公にして、世界に宣戦する前の二人のやり取りというシチェーションで。

フィーネ:「聴いておったか」

イゼッタ:「あの時、なんかスっと腑に落ちたっていうか。私が本当に欲しかったものが、ちゃんと言葉になったんです。姫様、皆が明日を選べる国を作って下さい。誰も戦わなくてよくて。誰も飢えたり、寒くて凍えそうになったりしない。自由に明日を願う事ができる。そんな国が見たいです」

フィーネ:「誰も?」

イゼッタ:「はい。誰も!」

フィーネ:「待て待て。それはただ、エイルシュタットだけが平穏であれば良いという話ではなくなるぞ」

イゼッタ:「なら、この戦争を終わらせて、全部の国を平和にしてください」

フィーネ:「な」

イゼッタ:「きっと姫様ならできます。私、全力でお手伝いしますから」

フィーネ:「(息を飲んで)よし、できるかは分からぬ。だがこの身がついえるまで、その願いを果たすため力を尽くすこと、今そなたに誓おう」

イゼッタ:「ありがとうございます」

フィーネ:「よし、いくぞイゼッタ」

イゼッタ:「はい。姫様」

 『終末のイゼッタ』第四話より


 ……第二次世界大戦がベースになってるから、(世界平和という)二人の夢は叶わないのが分かってるんだよな。破滅系百合です。

 ゲルマニア帝国がまあドイツなのですが、どこまでやるのだろう。二クールで終戦までやってほしいくらいの勢いなのですが。



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 小説『こちら街アカリの復興部!』の改稿作業。ひとまず完了。だいぶ良くなりました。

 ここから、まだある感じですが。

 そんな感じの、僕が書いてる、宮城県は仙台(S市)が舞台の小説色々。読める場所をまとめておきますね。↓


小説『非幸福者同盟』/カクヨム(最新節はこちらに掲載)

小説『非幸福者同盟』/小説家になろう(現在第十一話・前編まで掲載)

 馬の助さんが描いてくださったイラストなんかも使わせて頂いている、作品のイントロダクション的なページはこちら↓。


小説『非幸福者同盟』イントロダクション/登場人物紹介


 また、今夏、「カクヨム」さんの方でWEB連載していた新作小説『こちら街アカリの復興部!』を、「小説家になろう」様の方でも公開いたしましたので、こちらの方もまとめておきます。↓


『こちら街アカリの復興部!』/カクヨム

『こちら街アカリの復興部!』/小説家になろう


 タイミング的に、これらの作品は全部自分に著作権があるオリジナルなので、今後も色々と展開していく予定です。

 資金集めに少額支援者様をつのる「Enty」もやっておりますので、そちらもご一考の方をよろしくお願いいたします。フォロワー様数2600人達成感謝です。少しずつ、リワードも充実させていく予定です。↓

相羽のページ「S市(仙台市)小説シリーズ」/Enty