相羽です。

 「歴史建造物擬人化×能力バトル×幼馴染」なオリジナル小説『非幸福者同盟』、最新・第242節(第239節)「過去編――二〇〇一年〜二つのアスミ」を本日公開です。

 第203節「理想的な人間像」(カクヨム)および第204節「不可思議な私という存在」(カクヨム)と関係が深い感じの節です。

 今回は7000字で、「過去編」の山場の一つ。2001年に何故「塔」の下でこの展開なのか、深読みして頂いても喜びます。長かった第十一話もあと十節です。

 先週から、「カクヨム」様と「小説家になろう」様で、最新節は毎週土曜日に同時公開となっております。↓


小説『非幸福者同盟』/カクヨム

小説『非幸福者同盟』/小説家になろう

 馬の助さんが描いてくださったイラストなんかも使わせて頂いている、作品のイントロダクション的なページはこちら(最近リニューアルいたしました。)↓。


小説『非幸福者同盟』イントロダクション/登場人物紹介


 まぎらわしいですが、「カクヨム」様と「小説家になろう」様で最新節の数字が違うのは、「カクヨム」様版は作品冒頭に3節分「プロローグ」が追加されてるからです(+3節分になってる)。今回更新分(最新節分)のエピソード内容には、両者違いはありません。

 軽くライナーノートも。

 東日本大震災後の文脈で制作しているという側面がある本作ですが。

 「橋姫」に関する要素は、現実の宮城県仙台は広瀬川の広瀬橋にまつわる「橋姫伝説」を元に、僕が本作用に(フィクションとして)アレンジしたものです。

 劇中の表現では「S市」の「一級河川」という呼び方でここまで誤魔化してきましたが、ここまで辿り着いたので「広瀬川」が元ネタで、「空瀬アスミ」の「空瀬」は「広瀬」から連想されるように取っていたというのを解禁。

 名称まで出なくても劇中で広瀬橋(空瀬橋)は既に何回か出ていて、アスミの戦う動機を描いた大事な箇所である第94節「街灯りのように」(カクヨム)で、アスミが橋の上に並んでいる街灯に「街明り」を見つけるシーンも、場所は広瀬橋だったりなのですね。

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(追記)

 せっかくなので写真も載せてみます。

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(今朝の広瀬橋)

 震災の本震当日はさすがに街灯も消えていました。劇中でアスミが、リアルで僕が見た復旧した灯りは数日後時点のものですね。

 ちなみに、『夢守教会』巫和が謎の男と遭遇するのもこの橋の上です。(巫和の世界/5)


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(「橋姫伝説」について記された石)

 リアルの方の広瀬橋の「橋姫伝説」についてはこちらをば。


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(広瀬橋の側にある橋姫様をまつってる場所)

 『続・妹の紋章』(カクヨム)で真司と彩可がお参りしてるのがこの小さな社ですね。聖地巡礼とかしてくれてよくてよ!

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 「広瀬」川の名を冠する人物がヒロイン(ポジション)ということで、構想時点から、けっこうな程度で仙台出身は荒木飛呂彦先生の『ジョジョの奇妙な冒険』のオマージュ要素も強かったんだなという感じです。「S市」とか、隠す気もなくもろに劇中で言葉として使っていましたが、テーマも第四部(日常)と第八部(二重/多重存在)と近い感じです。

 「仙台」を舞台にした作品で想像力を広げていくと、どうしてもこういうテーマに辿り着くのですよね……。(ライナーノートここまで)

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