相羽です。
昨年夏に(ほぼ)毎日更新でWEB連載していた小説『こちら街アカリの復興部!』の「改稿版」を、改めてWEB連載中でした。
今回から新しく読んでくださる方はもちろん、昨年のヴァージョンから今回の改稿版はだいぶ変わってるので、もう一度読んでやるかという方も各々のタイミングで読んでやって頂けたら喜びます。「ノベラボ」様は(スマホからも)縦書きで読む仕様で、けっこう雰囲気がありますよ。
本日は……最終節/エピローグ〜北へ (6,017文字)をアップです。本日は「青春・友情」51位ありがとうございます!
これにて、二か月半にわたって毎週・月、水、金に一節ずつ更新してきた『こちら街アカリの復興部!』(改稿版)も完結となります。
「改稿版」もまずはWEB版をまとまった形で世に出せて良かった!
小説『非幸福者同盟』ともども、こちらの方もよろしくお願いします。
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●こちら街アカリの復興部!/ノベラボ
以下、軽く去年公開していたヴァージョンと今回の「改稿版」の違いなどについてライナーノート。
→以前のヴァージョンと一番大きく変えたのは、焔が「イメージの世界」の女性に関して言及する箇所が完全書き下しで追加されている点です。
この女性が何者でこのシーンがどういう表現なのかは、あえてここで詳しく解説はしないでおきますが。
ただ、「第9節/焔(ホムラ)という男の子」で焔が「イメージの世界」に迷い込んだ時に会っている女性で、どちらの節にも神話の「木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」に関する話が出てくること。
第9節の時よりも、最終節の時は女性の周囲の情景描写が少しだけ「良く」なってること。
以上から何かを感じたりして頂けたら喜びます。
僕が好ましく思っている考えに、僕の師匠的な人経由で知った、
“世界は波打ちながら右肩上がりに豊かになっている”
というものがあります。
震災からの復興も題材になっている小説なので「悲しさ」なども描かれている作品ですが、少しだけそんな感覚で物語が閉じられたら、という「エピローグ」にしてみたつもりです。
これにて「改稿版」も完結となります。
と、同時にNovelabo様の第23回「ノベラボグランプリ」(オールジャンル)に応募させて頂くかたちになります。応援してやって頂けたら喜びます。よろしくです!↓
●こちら街アカリの復興部!/ノベラボ