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 アニメ『アクションヒロイン チアフルーツ(公式サイト)』第3話「大暇人カノン」の感想です。

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(画像は『アクションヒロイン チアフルーツ』第3話「大暇人カノン」(GYAO!)より引用)

 『GYAO!』での見逃し配信はこちらから。

 『ニコニコチャンネル』での視聴はこちらから。

 記事本編はネタバレ注意です。
 ◇◇◇

 今回も、真面目な部分ではやんわりと「ランキング」で一位の者だけがエライのか? 栄えればイイのか? みたいな主題が盛り込んであった回かと思います。

 「新体操」が作中の一種の「ランキング」表現として描かれていて、そこで第一位だった杏さんにこだわる果音さん……という関係が、アクションヒロインの方の「ランキング」で第一位の「カミダイオー」と今は圏外の「チアフルーツ(今話時点ではカジュダイオー)」……という関係との写像になってるのですね。

 ざっくりとは、「アクションヒロイン」を媒介にした格差の縫合のようなものを描いている作品なのかと感じております。

 それは、中央(東京)と地方(陽菜野市)の格差。一位(カミダイオー)・上位とそれ以外(チアフルーツ)との格差などなどです。

 果音さん自身が一位であること、杏さんよりも上であることにこだわって、自分自身で杏さんとの関係を「非対称」にしてしまってる……というところから物語が展開された今話だったのですね(もちろん、果音さんは深層心理では杏さん大好きなので、「対等」に付き合いたい)。

 それが、ラストのアクションヒロインでの殺陣を通じて、杏さんと果音さんが「対等」になるまでを描いた物語でありました。

 この「関係性」の「非対称」を「対等」にしていく物語としては、近年のアニメーション作品では、京都アニメーション作品『小林さんちのメイドラゴン』の第8話が秀逸だったりするので、感想にリンクを張っておいてみますね。↓


参考:小林さんちのメイドラゴン/感想/第8話「新たなるドラゴン、エルマ! (やっと出てきましたか)」(ネタバレ注意)


 「支配―被支配」の関係でドヤ顔したいという願望は、人間だったらどこかにあるものかもしれませんが、やっぱりなんかダサいですよね。

 ゆえに、「暇なんだね〜」オチがついてるけど、アクションヒロインを通じて「非対称性」が解消されて、「対等」な存在としてラストで杏さんと果音さん(というかむらむらちゃん)が抱き合ってる絵は美しく、じんわり良い話でありました。

 果音さんが乱入してくる辺りは、本家東映特撮の「乱入」展開のノリもあって、メタにも面白くて楽しかったですよ。二号ライダーとか、(スーパー戦隊の)追加戦士とか、すぐ乱入してくるからね……。

 頂点を目指して一分一秒を惜しんで克己せよみたいな世界観にやんわりとノーを突きつけており、前回の入念に「代役」として準備してる路子さんとか、「暇」である今話の果音さんとかを、余裕(追加リソース)がある「カッコいいもの」として描いている感じです。

 荒川稔久先生による、やんわりとした『ラブライブ!』殺しの作品なんや……(え)。

 ◇◇◇

 プリキュアシリーズのファンアートなどでお馴染みの春日るりとさんのチアフルーツ絵にTwitterの引用リンク張らせて頂きますね。↓

 なんか、プリキュアシリーズ好きな人にチアフルーツ観てる人多い気がしておりますよ!

 本作の豊富な特撮作品のパロディについては、TJさんのTwitterとかチェックしてると良いですよ。↓

 そしてそして、先月発売の雑誌「ヤングチャンピオン烈」2017年No.7より、あずせさん(Twitter)による『アクションヒロイン チアフルーツ』のコミカライズの連載が始まっております。

 初回は巻頭カラーで一挙二話掲載。漫画版も、めちゃめちゃ良いですよ。

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(画像はコミカライズ版『アクションヒロイン チアフルーツ』第1話より引用)

 「ヤングチャンピオン烈」様の公式サイトのこちらから、第1話は試し読みすることができます。↓

『アクションヒロイン チアフルーツ』第1話(試し読み)

 僕も買って読んでる感想はこちら。↓


『アクションヒロイン チアフルーツ』コミカライズ版の感想


 コミカライズ版第1話がよかったら、第1話&第2話が掲載されてる「ヤングチャンピオン烈」2017年No.7は現在、電子書籍版が配信中です。↓

→「ヤングチャンピオン烈」2017年No.7・Kindle電子書籍版



 第3話掲載の8号も、現在(紙の雑誌版)発売中です。みんな、書店とかコンビニに行くんだ!

 あずせさん(もともと、地方とか大事にする感じで活動してた感がある方なのですよ)の漫画はえろく可愛く面白いので、みんな読んでみて!



サークル:知恵の原石/とらのあな通販(R-18注意)

参考:あずせさんの『ヴァルキリードライヴセイレーン-ブレイクアウト-』の単行本が発売

参考:ヴァルキリードライヴ セイレーンコミカライズ第一話を読もう、第0話相当劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』が期間限定フリー公開開始なのでこちらも観よう、創作活動進捗

→『チアフルーツ』はAmazonビデオでも観られるんじゃ



→Blu-ray



→主題歌



→前回:『アクションヒロイン チアフルーツ』第2話「普通の【ろこ】がヒロインやってもいいんだけど」の感想へ
→次回:『アクションヒロイン チアフルーツ』第4話「ゼロから始めるアクションヒロイン」の感想へ
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