相羽です。

 本ブログ的にはアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の涼宮ハルヒ役の役者さんの平野綾さんのこちらのブログ記事、読みながら涙ぐんでしまいました。↓

 「SOS団」が平野綾さん(涼宮ハルヒ役)、茅原実里さん(長門有希役)、後藤邑子さん(朝比奈みくる役)のオリジナルメンバーで復活。

 また、最近は当ブログ的には『Wake Up,Girls!(感想)』の監督という感じですが、「ハルヒダンス」の生みの親でもある山本寛監督もリハーサルを見に行った時の感想をブログにアップされております。↓

 こちらもグっとくる……。

 谷川流先生の原作小説『涼宮ハルヒの憂鬱』、京都アニメーション制作でアニメーション化されているのは『涼宮ハルヒの消失』まで。

 その後、最新刊の『涼宮ハルヒの驚愕』まで読んでいると、(もし、この先の物語が執筆されるなら)未来において、どこかのタイミングで、


・SOS団の解散


 があるのが予想されます(未来軸朝比奈みくるさんの描写より)。

 なのですが、けっこう温かい作品なので、最終的にはそこからの何らかの形での「SOS団の再合流」までが射程に入っている作品なんじゃないかと個人的には感じております。

 原作小説の続きが中々執筆されないので、京都アニメーションさんが先行して「ポスト・ハルヒ」的な文脈の作品を作っているというのは、これまで何度か記事にしてきました。↓


参考:『涼宮ハルヒの消失』と『境界の彼方』との関係について(『境界の彼方』第8話〜第11話感想)

参考:『ハルヒ』放映開始から十年、京都アニメーションがここまで進めた「日常」と「非日常」にまつわる物語〜『無彩限のファントム・ワールド』最終回の感想(ネタバレ注意)

参考:映画『聲の形』の感想〜ポニーテールで気持ちを伝えられなかったハルヒ(=硝子)だとしても生きていくということ(ネタバレ注意)


 今回の「Animelo Summer Live 2017」でのリアルの方の「SOS団」の再合流も、原作小説とは異なる異相で、『ハルヒ』の先が実現した出来事だったのかもしれません。





●当ブログの『ハルヒ』シリーズ感想記事

『涼宮ハルヒの憂鬱』アニメ版の感想
谷川流『涼宮ハルヒ』シリーズ原作小説の感想