相羽です。

 本日9月30日は当ブログ「ランゲージダイアリー」を開設した日で、今年で14周年となります。

 更新頻度が減ってた時期などもありますが、今でも週一、二回のペースくらいでは更新しているので、まあ14年続けてきました(キリッ)と言っても嘘にはならないかと思いますw

 この14年で良かったことは二つあって。

 一つは母親がある程度穏やかに、身体が不自由ななりに時々ささやかな喜びもある感じで、なんやかやと暮らしてこられたこと。

 母親が倒れて半身不随になってしまい、介護生活をスタートさせるのを機に、それまでやっていたホームページから移行する形でブログもスタートしたという流れだったのですが。

 もちろん大変ではあるのですが、それなりに暮らしてこられたこの14年間がもう、神様(?)的な存在から奇跡をもらったのだろうと、ただただ感謝している次第です。

 当初、意識不明で寝たきりで、一生寝たきりかもしれないと言われてもいたのですが、なんやかやとここ10年以上くらいは車椅子で生活して、言葉もある程度回復してコミュニケーションとか取れながら生活してこられたので、医療関係の方とか介護福祉関係の方とかと話すと、奇跡だと言われたりします。

 もう、僕は奇跡はもらった後の世界を生きてるんだな〜という感覚はこれからも大事にしていきたいところです。

 母親、さすがに年齢もあって不調か所もありますが(そもそも半身不随ですしね)、TVとか観てそこそこ楽しそうに話をふってきたりします。ミーハーなので、今は『西郷どん』と『半分、青い』(こっちは昨日最終回でしたが)、ドラマ版『この世界の片隅に』(こちらも先日最終回でしたが)を楽しみに観てますw

 これは、14年前の僕の感覚からすると奇跡以外の何ものでもないので、あとは身もち正して、お別れの日がくるまではサポートしていくか〜、といった心持ちでおります。

 そして、まずは自分と自分の近辺からだよな〜というのが基本方針ですが、少しずつ奇跡をもらった恩返しを周囲や世界にしていけたらな〜といったこともけっこう考えたりもしております。

 二つ目は、今年の五月末に新作の長編小説を書き上げることができたこと。
 最初のWEB小説『夢守教会 少女のケニング』を書きはじめたのがブログを始めた2004年の秋以降ということで、ブログを始めてなかったら小説も本格的には書いてなかったかもなのですが。

 そういう意味で、この14年間がなかったら書き上げられなかったと思われる作品なのですが、もうこの14年というか、生まれてからの僕の36年あまりの全てが注ぎ込まれている感じの作品です。

 書き上げてからしばらくしたある日、おお、僕は一つはこの作品を作り上げるためにこの世に生まれてきたんだなと自分で納得しましたからねw

 賞に応募中で選考がどうなるかまだ結果が出ていないので、どういうカタチでお届けできるかまだ分かりませんが、選考通ったケースと通らなかったケースと両方想定して、いずれにせよ良い感じでお届けできるようにと現在準備中です。

 リリースされたあかつきには、読んでやって頂けたなら喜びます。

 ◇◇◇

 そんな感じで、ブログも15年目に入っていくカタチとなります。

 だいぶ前から引き続き読んでくださってる読者の方などもおられるのでしょうか。これもタイミングですなと、コメント欄に近況など、気軽に書き込んでいってみてくださいね。

 もちろん、新しい読者さんも大歓迎です。

 ではでは。引き続きよろしくお願いします〜。