ランゲージダイアリー

宮城県仙台市からおくる小説・漫画・アニメ好きの日記
A Novel,Manga,Anime,Doujinshi
Fan Blog on Japan

週刊少年ジャンプ/感想@2004

今年最後のWJ感想/週刊少年ジャンプ(WJ)03・04号感想


●アイシールド21

 アイシはずっとテーマが一貫しててイイですな。天才VS凡才というテーマがあるんですが、もうこのテーマの解答は今までの話で少しづつだけど確実に描かれてるんだと思います。すなわち、凡才が天才に立ち向かうには、努力(積み重ね)&仲間の力&特技一点特化。

 今回の話もそれが良く出ててアイシっぽかった。小結の努力(荷物運んでる所より、バーベル上げてる絵の方が積み重ねって感じで良かった)、すかさずランでフォローに入るセナらの仲間、そして「力」への特技一点特化。まさにアイシ的攻略って感じ。

 あとはこうやって少しづつ描いてきた解答に、最後のクライマックス(多分阿含戦?)で回帰するのなんかを想像すると燃えますな。解答は描き済みだった!みたいな。「るろうに」で、何度も所々に描かれていた「身近な人を守るために」っていう解答にラストに回帰した感じで。これまでのシーンをフラッシュバックさせる演出とかで盛り上げて欲しい。って、そんなクライマックスはアイシ的にまだまだ先でしょうが。

●NARUTO

 うー、やっぱ死者の想いを形にして受け継ぐっていう話には弱いな、自分。感動してしまった。故人の遺志を汲んで眼を受け継ぐってのはBLACK CATで描かれていたロイド→スヴェンと同じなんですが、僕的には今回のNARUTOの話の方が数段上かなぁ。泣き虫忍者の設定とか、プレゼントの伏線とか、諸々の要素を使っての今話までの盛り上げ方が上手すぎ。最後の敵の「来な 泣き虫!」の所とか熱い。その泣き虫忍者の眼を受け継いでオレは闘うんだよ!みたいな。

●BLEACH

 「卍解後出しが勝つ!」みたいな後期ドラゴンボールの「後でパワーアップした方が勝つ!」的なノリになってきましたが、少年バトル漫画らしいんでヨシ。

 謎の枠組み全体が何も明かされていない状態での因縁の敵(白哉)との決着っぽいですが、逆に白哉の今後が見れそうで僕的には良かった。緋真さん等の伏線を消化した後に、味方サイド化しても十分間に合うだけの物語の尺がまだ残ってます。

●ONE PIECE

 タメが熱いよー。強敵の前に各個撃破される麦わら一味。バラバラになってしまった一味。そして今回の(っていうかONE PIECE全体のでもあるけど)テーマは「仲間」。再び麦わら一味の仲間が集うシーンがクライマックスになるんじゃなかろうか。強敵を仲間の力で撃破でばっちりまとまるじゃん。一市民でも仲間がいれば……みたいな感じで。

●ボーボボ

 無理でした。個人差もあるんでしょうが、メガネかけても目がチカチカして読むのに耐えられなかった。

 今年最後の感想なんでちらっと言及してますが、僕のような伏線とか構成とかを気にしながら感想を書く人にとっては、一年を通して感想書きづらい漫画でした。伏線とか構成とか、ないし。ノリだし。

 でも、実は絶望くんが大好きなことを告白しておきます。

●DEATH NOTE

 火口が死神の目を持ったことで、ハラハラ感が増しましたな。どっちが勝つか分からない!っていうハラハラ感がこの漫画の魅力の一つだと思うんですが、先週まではL&月サイドが有利過ぎてこのハラハラ感が薄かったです。L&月が直接死ぬかもというハラハラ感はありませんが、松田さんが死ぬかもしれないというハラハラ感でひっぱります。松田さんが死ぬか、火口が確保されるか、その間でのハラハラ。読ませます。

●MP0 エムピーゼロ

 魔法学園モノ。やっぱしハリーポッター強しで、まだまだ市場に受ける分野だと判断されてるんでしょうか。

 でも、主人公は魔法使えないって設定が結構新鮮で楽しかったです。魔法学園で敢えて肘鉄かましてる辺りが面白かった。

 あとは、プリフェの時も「実は男」という制約で話を作って読ませてた叶先生ですが、今回も「実は魔法使えない」っていう制約で色々話を作っていけそうです。制約を使った話作りが上手いですな。

●いちご100%

 表紙のクリスマス4人絵なんぞ見るに、僕が先週期待した通りのクリスマス特番4人勢揃いコメディ回だったと思いました。でも「あたしは…走れないから」などの意味深な台詞もありーで、お、やっぱストーリー的にも重要回かななんて思わされたんですが、最後のすべり台オチで全てが吹き飛びました。久々にいちごらしい強引な密着状況が見れて満足。どの胸がどうなってんのかを把握するためにしばらく絵を注視してしまったっス。

●武装錬金

 前回、戦部は大仰に登場したわりにはやられキャラだったのかなーなんて思ってたんですが、今回そうでもないあたりが描写されてました。一応、1レベル上の重要度のキャラなんだ。

 そして、ブラボー登場ですよ。まったく予想してなかったんで(絶対火渡戦の後だと思ってた)、純粋に見開きでの登場に驚き&燃えました。

 これどうなるんだろう。ブラボーは和月先生の単行本コメント曰く超えるべき大人キャラなんですが、この前のバトルからカズキ側にプラス要因があるとすれば今回は斗貴子さんと剛太という仲間がいるという位ですよ。でも仲間と力を合わせて撃破じゃ一人の人間として超えたことにはならないっぽいし……。本当どうなるんだろう。

●こち亀

 一言だけ、

 「講義聞いといてよかった 江戸サンタ中心の問題だったな」

 に爆笑した。

●未確認少年ゲドー

 讃良ちゃんとキチクくんの仲直りのコマが微笑ましい。

 そんな感じで人間と未確認生物との絆を描写するイベントとして、共闘してバトルという流れのようなんだけど、コロシアムバトルはどうなのか。これ、第一回戦、「矢番くんVS○○(敵未確認生物)」とか、そんなノリなの?それはやめてほしいなー。あまりにこれまでのゲドーの(良い)雰囲気とかけ離れてる。

 なんで、バトルコロシアムはサクっとスルーして、今回傷つくドラゴンに涙するワンヤンで伏線が張られているような、ワンヤンくんの救いの話の方に焦点が早めにあたっていく展開を希望。

●今回最後は

 宣伝告知です。

 12月31日22時〜1月1日2時までの4時間、「有無」のムーさんと「SnowSwallow」のYukimiさんがネットラジオで対談するそうです。4時間ぶっ続けでWJの話題で年越しという、くるった(褒め言葉)企画を実行に移す模様です(^_^;

 『年越しネットラジオ“スノウムレイディオ”』(公式サイト)

 

 残念ながら僕は聴けないっぽいんですが、WJ感想サイト同士の交流を深める意図もあるというのは素晴らしいと思うので応援させて頂きます。ディープなWJ感想サイトジャンキー(そんな人いるのか?)の方は、是非ご参加を。

●当ブログでは

 「Comments」欄↓にて幅広く閲覧者の皆さんのコメントを募集しています。僕の感想と関係なくてもWJ関連の話題だったらなんでも構わないので、お気軽にどうぞ。トラックバックも積極的に受け付けております。

引き続きゲドーに感動しつつ/週刊少年ジャンプ(WJ)02号感想


●ONE PIECE

 子ども読者が喜びそうな、技公開(敵のだけど)の1話でした。
 僕の甥(小学生)なんかノリノリでサンジの技の技名全部覚えていたりと、子どもはこういうの好きだと思います。

 ラストの引きはアレ何?ルッチムキムキマッチョ化とかそういうの?だったら、好みなんですが。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 これまで人間に責任の一端を負わせる話ばっかりだったから、ゲストキャラの白鳥綾ちゃんがいつ裏返ってネガティブに描かれるのかとヒャヒヤしながら読んでたんですが、「私はただピアノが好きなだけなのに…!」普通にイイ娘でした。深読みし過ぎて一人サプライズしてた。なんだよー、普通に才能あってお金持ちで可愛くてイイ娘なのかよー。

 一方で三話目にしてムヒョの敵キャラエンチューの存在が明らかに。これはしばらく一話完結の人間掘り下げ話でいって欲しかったなーと期待していたので、ちょっと残念だったり。ゲドーで最初にキチク君が出てきて悪いヤツとの闘い路線に入るのか?とガッカリした時の感触と似てます。ただ、ゲドーも結局キチク君を上手いことキャラ的にも話的にも取り込んだんで杞憂なのかな。今回のムヒョの場合も、普通は凡人主人公に対して天才のネガティブライバルキャラ、それを主人公が努力で克服してカタルシスだろうって所を、敢えて天才の主人公に凡人のネガティブライバルキャラって所がちょっと新鮮だったりするんで、今後の話の転がり方に期待しておきたいと思います。

●BLEACH

 轟!千本桜、粉砕!ってことで、千本桜の攻略は千本ごと吹っ飛ばすような剛の一撃というものでした。実は個人的には千の斬撃で全てたたき落とすという燃え攻略法を夢想していたので、ちょっと残念だなーなんて思ったりしたんですが、このくらいおおざっぱな攻略法の方が一護らしくてイイか。

●D.Gray-man

 自分だけアドバンテージを持ってて、それを失ったがゆえに他の仲間の覚悟に気づくというくだりは中々にいいんですが、別に根本的には何も解決してないのがちょっとハテナ?。

 人間を最初から敵(アクマ)かもしれないと疑うことと、アレンの葛藤の原因だった「実際に本当の人間を敵として撃てるか」はまるで別問題のように思うので、何かを昇華した感が漂う描き方をしてるけれど、別に何の解決にもなってないんじゃん?みたいな。

 まあ、最初のワンステップってことなんでしょうか。

●家庭教師ヒットマンREBORN!

 オチのワケ分からなさっぷりがちょっとツボでした。

 それにしても大増ページでキャラ大登場と、少年漫画的に漫画漫画したキャラクターエンターテイメントって感じで楽しかったです。

 やっぱハルちゃんが出てきたからね。久々に出てきたと思ったら、登場ゴマから顔にどよよーんの縦線入ってるのが可愛い。

 ハルちゃん同盟

●テニスの王子様

 手塚ゾーン!?ゴゴゴゴゴが面白かったです。

 この前書いた通り途中から読んでるためこの手塚さんがどういう人かよく分からないんですが、何、この人もこういう技使う人なの?

●武装錬金

 「こんなもの喰わずともホレ 来るべき武藤との決着の時を想像すれば うっとり

 人食い断ちしてるパピヨンVSホムンクルスを食らう戦部、全てがこの前の剛太の「どっちが本当の化け物だ…」からテーマ的に繋がってます。最近の武装錬金は本当スゴイな。

 戦部の武装錬金特性の攻略法は、「高速・自動修復」につけ込むというものだったのですが、「高速・自動」の部分が前回では明かされてなかったので、前回時点で謎解きモノとして楽しむことは出来なかったことになります。でもまあ。そもそも謎解き漫画じゃないし、頭使ってるっぷりも見れたパピヨンがカッコいいんで全てヨシ。ラストの破壊ゴマがカッコいいんでヨシ。か、カッコイイよね?変態格好だけどカッコいいよね?何か感覚麻痺してきてる?

●いちご100%

 東西南北そろい踏みでイベントとというのはちょっと事件なんじゃないでしょうか。最後のコマとか普通に楽しそうで和んだ。いつもの哲学を感じるエロさの方向性もイイけど、こういう話もエンタメ回としてイイよね。別に重要エピドードにしなくてもいいから、ボーナスコメディ回にしてほしい。次回結構楽しみ。

●未確認少年ゲドー

 「しかしそれでも私はあなたとの絆を信じたいのです 私はもう何千年も生きてきました そして数多くの生き物たちと友達になりました しかし彼らの寿命は私ほど長くない…みんな私より先に死んでしまう その孤独…悲しみにいくど死ねないわが身を呪ったか… しかしあるとき気付いたのです 彼らは個体としての寿命は短いけれど その命は…仲間や子供達に受け継がれていく… ならばその子供達や仲間たちを彼ら自身と思い… 友情の絆をもちつづけていこう…と! だから私にとってはあなたはやはり 友だちなのですよ」

 「生命というのはね頭脚人間さん 森羅万象すべてのものに宿っているのですよ その中でたまたまDNAを持った有機物に宿った生命だけを… 人間が勝手に「生物」と読んでいるのにすぎないのです」

 大感動

 寿命差がある者同士の存在に絆はあり得るのか?というテーマを掲げた創作作品の帰結は、やはりこの解答しかないです。

 「人間」という括りに固執しているワンヤンの思想、そんなちゃちな括りを無化して「生命」という括りで全ての存在を見ているフェニックスの思想(異種族融和というゲドーくん、讃良ちゃん路線の考え方の究極系)の前に完全敗北。

 そして、生命が次世代へ命を繋いでいくように、フェニックスの最後の心残り(密売組織の存在)を汲んだゲドーくん達のラストバトル編が始まるワケですね。感動。

 3クール打ち切り完結だったとしたら、最終話に持ってくるつもりだったであろう衒学を今回に持ってきたんじゃないかという印象を受けます。3週間前まで、こういう最終回をこの漫画に期待している自分がいたのでした。裏切られなかった、嬉しい。そしてまだゲドーは続いてます。嬉しい。

●ワークワーク(WaqWaq)

 ノール、「大切な人を失ってしまう」の台詞から、「願い」は恋人の命でしょうか。散々似てると言ってきた『仮面ライダー龍騎』では、最終的に最終回に願いが叶ったのは、実はこの願いでした(蓮)。果たしてワークワークでは。しかし、これで「自分の命」が願いの防人(北岡さん)が出てきたら、本当龍騎ですな。僕としてはむしろ出てきて欲しいんですが。
 しかしノール男ですか。神様が積極的に物語りに関わってこれない作りにしてしまった以上、女性防人でもサブヒロインで出した方が人気は出そうな気がしますが。

●当ブログでは

 「Comments」欄↓にて幅広く閲覧者の皆さんのコメントを募集しています。僕の感想と関係なくてもWJ関連の話題だったらなんでも構わないので、お気軽にどうぞ。トラックバックも積極的に受け付けております。

DEATH NOTEに燃えつつゲドーに感動しつつ/週刊少年ジャンプ(WJ)01号感想


●DEATH NOTE

 今週の鳥肌場面は以下のライトとLの会話に尽きます。

 「そうだ 裏で操る存在だなんて この本部にそいつがいない限り天からでも一部始終を見てられたくらいの存在になる……<略>」(ライト)

 「やはり私の結論と同じ様です 天から見通せる様な者の存在を認めたらそんな者は捕まえようがないし 私はとっくに殺されているか永遠に手の平の上で遊ばれ続けるかです」(L)

 Lというキャラの特性に、以前、キラ事件の犯人が神である可能性をも論理的に検証したり、死神の存在が示唆された所で椅子から落ちるほど衝撃を受けたりと、何かしら超越的なモノを認めない、そういったモノと対立する……というポジションにいるキャラだという特性があると思います。

 そんなLが最後まで引っかかっていたのが上のような「天から見通せる様な者の存在」が存在する可能性だというのが、Lという男、めちゃめちゃカッコいいですわ。そこまで思考の可能性を煮詰めてから行動に移るんですね。ちょっと惚れそうな思考密度です。

●ONE PIECE

 空島編で見つけたロビンの目的というか願いの一つに「歴史の本文を繋ぐためにラフテルへ」というのがあると思うんですが、どうやらそれとは別の、本人曰くルフィ達と一緒では得られない「願い」があるらしいことが示唆されました。嫌々政府側についてる可能性もあったんですが、どうやらそれなりに強い自分なりの動機で行動している模様。

 これは、「オハラの悪魔達と同じ思想」なんていうキーワードも伏線で出てきてるし、ロビン過去編が入るのかな。過去編も含めて、全てのロビン物語が収束したとき、ロビンの行動原理を仲間になる時に涙と共に見せた「歴史が知りたいだけなのに……」に帰着させて欲しいなというのが僕の希望です。やっぱ、「歴史が知りたいだけ」ってのがこのキャラのめちゃめちゃカッコいい所だと思うんで。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 良いです。また楽しみな連載漫画が一つ増えた感じ。

 01話同様視覚的な見せ方がステキです。寄生された一つ目おばあさんが出てくるシーンの衝撃を盛り上げる魅せ方とかステキ過ぎ。ホラーというと、僕なんかは活字媒体での方が馴染み深い人種なんですが、こういうステキさは漫画みたいな視覚媒体じゃないと味わえないよなーとしみじみ。

 またストーリーがね、今回は霊の方が一方的に悪いようにも思えるんですが、よく考えるとそもそもの発端は無縁仏の墓石を加工したテキトーな業者のせいだったりと、人間に責任の一端を負わせるのを忘れてないし……また墓石を加工するような故人の遺志をないがしろにするネガティブ要因の人間と、おじいさんの意志を引き継いでカレーを作りたいという故人の遺志を尊重するポジティブ要因のおばあさんとが対比されていたり……うん、やっぱムヒョとロージー、中々良いですわ。

●D.Gray-man

 前々話の、アクマと人間の境界に苦悩するアレンというのを引っ張ってきて、中々に繋がってる感がニクイ一話でした。

 こういう、敵の存在と味方である人間の境界の問題というテーマは、よく言えば普遍的、悪く言えば使い古されたテーマで、ぶっちゃけ同誌に掲載している「武装錬金」の方がこのテーマに関しては煮詰めまくってると思いますが、「D.Gray-man」の方はハッタリの効かせ方というか、演出の魅せ方が上手いです。

 「人間を殺すために(エクソシストに)なったんじゃない……」と表面的な言葉では口にするアレンが、実際には目の力を失った途端、人間の中にいるのが怖くなり、実はアクマなんじゃないかと幻視する……なんて下り、見せ方は結構鳥肌もの。

 やっぱし、ステキな漫画になりつつあるんじゃないかと、今後に期待しております。

●銀魂

 ミステリ仕立てで、一つの謎があったワケですが、そのトリックの解体、種明かしが忍者というのがバカバカしくて笑った。

 どんなバカミス(注:バカミステリー)でも、それはないよ、みたいな。

●いちご100%

 就職という選択肢を考えている小宮山とか、普通にノスタルジーを感じてしまい、良いです。就職か、進学か、なんて会話、大人の読者なら誰しも一度は友人とやった会話だと思うんで。

 露天風呂で突如全裸で立ち上がるさつきなど、従来のいちごらしさもアピールしていますが、ここ数話は普通の青春譚としてイイ感じです。先輩との別れに涙する美鈴なんてのもね、これも誰しも経験してきた感覚だと思われ、共感できます。

●未確認少年ゲドー

 涙腺弱くなってる?泣いてしまいましたよ。

 最後、死のフチの不思議世界で、今まで守っていた存在(フェニックス)の声が聞こえてくるっていうシチェーションにやられました。感動の感覚としては、『ダイの大冒険』のラストで、時が止まった不思議な世界でゴメちゃんとの対話が始まった時のような、そんなベクトルの感動。

 また、「ボクと讃良さんの間にはもっと強力な「友情」があるんです!」の「友情」の言葉がちゃんと心に響くのがイイ。前々回のD.Gray-manの感想で、「仲間」の言葉を出すのがちょっと唐突かな?という話をしたのとは逆に、今回のゲドーの「友情」は38話分の讃良ちゃんとゲドーくんの友情構築過程が強力に効いているので、素直にイイ台詞だなーと思えます(やっぱ「友情」だよね、二人の間にあるのは「愛情」ではないよね?)。

 そして、そんな人間と未確認生物の友情という現象に過敏に怒りを見せるワンヤン。トラウマ伏線が見えます。やっぱし、これは彼にも救いが与えられるラストかなー。

 巻末の岡野先生の「前回より第4部「不思議」編に突入しておりました……」とのコメントから、今クールの生き残りは決定したものと思われます。第3部は本当に良かったので(何編だったかは忘れてしまいましたが)、第4部も同じ密度の良質話を期待しています。

●ワークワーク(WaqWaq)

 カーフが他の防人を撃破と、何やら駆け足の展開になってきて、打ち切りor元々短期完結の予定だった?みたいな疑念が過ぎるようになってきました。
 ただ、カーフは物語序盤にわざわざシオとの因縁作りを挿入したりと、他の防人の中では別格の存在という描かれ方はしていたと思うので、この展開にもそんなには違和感はない感じです。

 「そうだ……シオ君だけは願いよりも私そのものを尊重してくれた 私もがんばらないと」辺りの神様の言葉も普通にステキだし、もうちょっと僕はこの漫画を読み続けたいです。

●武装錬金

 普通に動きのあって、これぞプロの絵という迫力のバトルシーンだなと思いつつ、そういった秀逸さの中で動いてるキャラが変態だというギャップが面白かったです。

 単行本の和月先生コメントでも、WEB上の武装錬金感想でも毎回反応がイマイチなのか?(アンケート人気が落ちるのか?)と話題になる問題のバトルエンタメの回ですが、今回は僕的には結構惹きつけられましたよ。この戦部の反則っぷりの武装錬金特性を、如何にしてパピヨンは破るのか、その点に純粋に興味を引かれました。

●当ブログでは

 「Comments」欄↓にて幅広く閲覧者の皆さんのコメントを募集しています。僕の感想と関係なくてもWJ関連の話題だったらなんでも構わないので、お気軽にどうぞ。トラックバックも積極的に受け付けております。

大ゴマ、見開きに燃え/週刊少年ジャンプ(WJ)53号感想


 今週は色々と大ゴマ&見開きにやられた感じのある53号です。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 スッゲー、良かった。以下、過剰書きですが。

◇読切から続く、人間に責任の一端を、霊に一抹の救いを与える勧善懲悪ではない話の構成
 読切当時から、この話の型が好きでした。

◇視覚的な見せ方が上手すぎ
 ・冒頭のリエちゃんが扉を開けるシーンでページをめくると、なにやら大仰な開かれた扉の前に立つムヒョとロージーという絵でカラー表紙。扉繋がりの演出がステキ。
 ・タエコちゃんの化け物の登場シーンの大ゴマで最初のインパクトを与えておいて、さらにそこからその大ゴマで登場したタエコ化物さえも飲み込む構図での「冥王の晩餐」の見開き燃え。1話内で、衝撃をインフレさせています。
 ・手を繋ぎたいがために手をいっぱい生やしたタエコ化物が、最後に自ら手を離すシーンの構図が視覚的に凝っててステキ。何かが残留しているような切なさがあります。

◇そしてこれもまた反社会的な物語
 ONE PIECEしかり、BLEACHしかり、DEATH NOTEしかり、既存の社会に何かしら主人公の信念で反逆する話が多い今のWJですが、ムヒョも法の条文が全てみたいな感じに表紙から盛り上げておいて、なんだ、社会の規律(法)を遵守する物語&主人公なのか?と思わせておいて、ラストにリエとタエコの絆を買ったムヒョが主観的に法に背いて減刑しているのがカッコいい。

 予想以上に面白かったです。これは今後も期待。霊に一抹の救いを与えるのがこれまでの話でしたが、本当に救えない霊の話なんかも読みたいかも。

●BLEACH

 良かった。砕蜂を掘り下げるだけの話じゃなく、そんな砕蜂を置き去りにしてまで夜一は行かねばならなかった。そこまでする夜一と喜助の目的、行動原理は何なんだ?と夜一サイドをも掘り下げています。

●D.Gray-man

 エンディングが強烈に良かったので、前回感想で書いたリナリーが口にした「仲間」の言葉が何か唐突だったなーという不満は帳消し。

 このエンディングは美しすぎだろ。閉鎖から開放された街で、自分から引き払うことを決めたアパートで、幸せそうな夫婦とすれ違いながら別方向へと一人歩いていくミランダ。職を転々としていた女が、初めて自分で選ぶ過酷な再就職先。ラストのミランダの表情の絵と、開け放たれた扉から漏れでる陽光の描写が出色。ミランダの表情、よくキャラを崩さないままこれだけカッコよく描けたなー。素直に、良かった。

●武装錬金

 「守りたいものが同じなら きっと必ず戦友になれる」

 物語当初から「守る」を連呼してきたカズキだからこそ重みがある、というかカッコいい台詞です。守れたものや守れなかったものもあったなぁと読者はしみじみ。

 人食い断ちという変化を見せるパピヨンと、ホムンクルス・即・斬の斗貴子さんを組ませることで、斗貴子さんのホムンクルス認識改変エピソードにもなってます。ますます、敵−味方、人間−ホムンクルスの境界をシャッフルしてくる感じ。

●アイシールド21

 高さ勝負で長身が売りの水町と筧は屋上から夜景を見下ろし、背が低い小回り、スピード勝負のセナ、モン太、小結らは地面でネズミ花火……という対比が見事。決戦前の盛り上げ描写としてはこれ以上にない演出だったんじゃないかと。

●テニスの王子様

 これこそ今週の大ゴマにやられた漫画です。やたらめったらの大ゴマ、見開きの連発が凄いです。さらに凄いのは、そんな見開きで突如登場した手塚を普通にカッコいいと思う自分がいたことです。僕、途中から読んでるんでこの手塚という人がどういう人か分からないんですが、なんか、カッコよかった。この感じが、テニスの王子様をカッコいいと感じる人の感覚なんだと思いました。文脈とかいらない。何か知らない人だけど、大仰に登場したんでカッコいい!みたいな。

●未確認少年ゲドー

 い、生き残ったー。(驚きと喜びと)

 フェニックスは個体を超えて種全体を愛することのできる愛に満ちた生物なのです

 この台詞でまとめて最終回でも良かったように思うんですが、何やらラスボスが登場してきました。これ、どうすんの。大ゴマで登場のドラゴンめっちゃ強そうですよ。頭ドリブルとかで太刀打ち出来る相手じゃないですよ。

 催眠が効かない讃良ちゃんがキーになりそう。結局、人間の讃良ちゃんと未確認生物のゲドーくんが出会って、関係性を深めていく話だったと思うんで。

●いちご100%

 ついに東城言ったー。さつきの告白、西野の告白、向井さんの告白と変遷してきて、ついに一番言えなそうな性格の東城が演技のアドリブというフィルターを駆けながら告白。普通に感慨深い。時に温かく、時になま温かくいちご100%を見守ってきた甲斐がありました。そうか、ついに東城がみたいな。これも大ゴマで今週やられました。ラスト見開きの東城、普通に感動した。

●ワークワーク(WaqWaq)

 「じゃ もれはもれの願いのために あなたの戦いを止めるために」

 この話が『仮面ライダー龍騎』に似ているということは第01話の感想から言ってますが、本当に、藤崎先生龍騎見てたんじゃないの?ちょっとオマージュとか入ってるんじゃないの?と思えるほどに似てきました。闘わなければ成就しない相対化された正義、願いの中で、主人公の願いが「闘いを止めること」だという点、だけどそのためには主人公にとって大事な人であるヒロイン(神様、龍騎では由衣)を犠牲にしなければならないという点がまったく同じです。
 この構造に決着をつけた「仮面ライダー龍騎」の49話は衝撃にして感動にして最高でしたが、ワークワークはどうなるのか。龍騎と同じも良し、藤崎先生独自のものでも良し、とにかく、帰結を描ける所まで連載が続いてくれれば良し。

●当ブログでは

 「Comments」欄↓にて幅広く閲覧者の皆さんのコメントを募集しています。僕の感想と関係なくてもWJ関連の話題だったらなんでも構わないので、お気軽にどうぞ。トラックバックも積極的に受け付けております。

WJピコ語り/週刊少年ジャンプ(WJ)52号感想・補遺


●「仲間」をキーに今週のD.Gray-manとONE PIECEについて

 下の今週のD.Gray-man感想で、前振り不十分なゆえにリナリーの口から出る「仲間」という言葉が唐突な感じがしてしまうのが惜しいなんてことを書いたのだけれど、そういうこと考えるとやっぱONE PIECEはスゴい。

 尾田先生がいくつかの場でONE PIECEのテーマの一つは「仲間」と言明してるんで、それをテーマに描き続けてスーパービックタイトルとして長期にわたり君臨しているONE PIECEと、新人、新規連載で始まったばかりのD.Gray-manを比べているんであたり前と言えばあたり前なんだけど、やはりONE PIECEはスゴい。

 アラバスタ編のクライマックスとか、「自分の目的のためには仲間の一人や二人は切り捨てるものだ」というクロコダイルの主張に対して、ルフィが答えた場面とか激燃え。

 「……だからお前はわかってねェって言ったんだ…ビビは…あいつは人には死ぬなって言うクセに…自分は一番に命を捨てて人を助けようとするんだ……放っといたら死ぬんだよ お前らに殺されちまう!!」(ルフィ)

 「――わからねェ奴だ…だからその厄介者を見捨てちまえばいいとおれは…」(クロコダイル)

 死なせたくねェから "仲間"だろうが!!!」(ルフィ)

 表面的な言葉の列、意味合いは今週のD.Gray-manのリナリーの「仲間だからに決まってるでしょ…!!」と同じだけど、ONE PIECEの方は十全にいくつものイベントでビビというキャラが描写されており、それを見ているルフィというのが描かれていた。そこで十分にタメにタメておいて、クライマックスにて初めてルフィがビビをどういう風に思っているかを明示的に語らせるという演出。そこで飛び出す「仲間」という言葉。

 やはり同じ「仲間」という言葉で感動を演出していても、そこまで持っていく伏線の張り方、タメの置き方、最後に「仲間」の言葉を出すシチェーションの演出、その辺りを丁寧にするだけで、言葉の重み、その言葉から読者が受ける感動指数がだいぶ違ってくるなと思いました。

 とにもかくにも、ONE PIECEはやっぱスゴいなと、そういう話です。

●DEATH NOTE

 ライトのDEATH NOTE所有権放棄以来、読者の一つの楽しみに、果たしてライトはノートが再びライトのもとに戻るように計算づくで動いているのか、それとも素で白ライトになってしまったのか、一体どっちだハラハラというのがあったと思うんですが、今週号でレムの口から意外にもあっさりとライトはノートが戻ってくるように計算していたことが明らかに。そこんとこは最後の最後まで伏せておいて、黒ライト復活時に実は計算づくでした、ババーンみたいなミステリのサプライズラストみたいなのを見せてくれるのかなーというのを期待していた僕としては少々残念だったり。

 というか、改めてこの漫画にミステリ的な楽しみをあんまし求めちゃいけないと再確認。頭脳戦のバトルエンタメなんだよな。ミステリ的サプライズラストとかは特に狙わず、今後も計算ずくのライトが勝つか?計算外の行動(手錠とか)などでLが勝つか?といった拮抗したバトル視点で楽しめるバトルエンタメを描いていってくれるみたいです。それはそれで楽しいんで全然OKなんですが、黒ライト復活サプライズ見たかったなーと未練がましく……(確かにあまりに美しく黒ライト復活しちゃうと黒ライトの完全勝利でこの漫画終わっちゃうんですが)。サプライズっていうほど急激にではなく、徐々に黒ライトに戻るまでのプロセスを小分けにエンタメ演出で見せていく形になるのかなー。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 実は期待しています。
 欲を言えば「未確認少年ゲドー」に残って欲しかった所ですが、「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」も、最初にネガティブに描かれていた幽霊が実は結構純粋なヤツだったり、逆に良さ気だったヒロインに責任の一部があったりと、最初に誤認された怪奇を描いておいて、それを主人公が解体していくタイプの、ゲドーと似た物語です(幽霊の怪奇の部分が、ゲドーでは未確認生物の怪奇にあたる)。
 WJ的人気ばかりを狙っていくと全てのWJ漫画がバトルものになってしまいそうな中で、敢えてこういうタイプの話を描いていたというのもゲドーが好きだった理由の一つなので、同タイプ(多分1話完結型という点も同タイプ)の「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」には素直に期待しておきたいと思います。ポストゲドーなるかなぁ……。

「排他独善」VS「他者受け入れ」のワークワークに燃え/週刊少年ジャンプ(WJ)52号感想


●D.Gray-man

 かなり良かったんですが、その分ちょっと惜しいのではないかという気持ちも。もう一押しで、1レベル上の号泣感動話にもなったんじゃないかと。

 兄が現れるまではイノセンス適合者としての価値のみで非人間的に扱われていたリナリーは孤独だった。だからこそ「仲間」という存在に価値を見出しているというのが分かりづらかった。もう一、二描写その辺りを入れておいて欲しかった。そういった伏線を生かしながら、リナリーがアレンを「仲間」として認識していくor認識した描写がもう一押し欲しかった。それがあれば、「仲間だからに決まってるでしょ…!!」の部分の感動レベルがかなり上がったんじゃないかと。「仲間」がやや唐突なのが惜しい。同誌でONE PIECEが今「仲間」をキーワードに徹底的に掘り下げているだけになおさら。

 ただ、兵器は人を殺すものという話をこの前先に描いておいて、アクマ=兵器、アレンの左手=兵器で同類項、だけどアレンの方は人間(ロード)を撃てないというのは良かった。人気も出てきて長い物語が描けそうって所で、ちょうど良く主人公に精神的な課題が出来た感じ。最終的にどういう昇華になるのか全然分かりませんが。

●BLEACH

 弐撃決殺。

 イヤ、もうちょっとやる気出して一撃必殺の技開発しとこうよと。

 卍解したら参撃決殺になったりしてな。

 イヤ、それ弱くなってるだろみたいな。

●よしっ!!

 どことない地味さに「サラブレッドと呼ばないで」を思い出しました。すなわち、僕的にはかなり好きな地味さということです。高校で新たな部活、最初は雑用から始まって、諸々の経緯の後に最初に矢を射った時の感動(ここは初めて人を投げたとか、シュートが決まったとか、何に置き換えてもいいんですが)とか大人読者としてはいい感じのノスタルジーです。

 ただ連載を狙うとしたら、弓道もわりかしマイナーな題材なんで、ヒカ碁やアイシのようにその競技を詳しく分からなくても面白い漫画にできるかどうか。僕は弓道やったことあるんで、いきなり的に当てたということのスゴさが分かりましたが、やったことない人にはイマイチピンとこなかったかも。

●アイシールド21

 相撲部員の人の目はつの丸リスペクトってことでいいんですよね?

●銀魂

 定期的に入る定春オチは好きです。

 定春オチ、読める人は読めるみたいなんだけど、僕は読めないんだよなー。「定春もいないヨ キノコの回以来見てないヨ」の時点で読める人には読めたんでしょうが。

 ただまあ、この台詞で一つ布石を打ってるからこそ最後の定春オチで笑えるってのはやっぱ上手いよね。

●DEATH NOTE

 僕の前サイトの8月頃のDEATH NOTE感想以来ひっかかっていた、「既に殺せる条件は整ってるのにどうしてレムはLを殺さないのか」という点にようやく作中説明が。レムが月に好感を抱きつつあるので、今殺すと寿命を延ばすように助けてはいけないという死神の掟に抵触するという説明。この説明だと、第三のキラと接触して相対評価で月のことに好感を持ち始める前、すなわちノートを第三のキラに届けるまでの間にどうしてLを殺さなかったのかという点が説明できないんで、微妙に説明仕切ってないんですが、黒ライトの所行が微妙に肯定的に裏返り始めてるという展開がステキなんでとりあえず良し。

●武装錬金

 カズキが作中で最ポジティブに描かれる立ち位置になりましたな。主人公自体は立ち位置としては未熟で、道を模索しながら成長、主人公が最ポジティブの立ち位置にたどり着くのは最後という物語も多いんですが、カズキは既にたどり着いてる感じ。しかしながら、これまで十分にカズキはそういうヤツで、そういう位置に行くまでに成長してるということが描写されているので、違和感はまったく無し。
 そして、カズキがすでにたどり着いた感がある分、道の模索者としてある意味読者視点キャラに選ばれたのが剛太。ラストの「どっちが本当の化け物だ…」の剛太の問いは、それこそ読者に考えて欲しいこの作品のテーマの一つじゃないかと。
 そして、この手のテーマは単行本コメントなどから察するに和月氏が意識して書いているだろう仮面ライダーを初めとする等身大ヒーローの物語に付き物のテーマです。この前の「仮面ライダー555」では同じテーマに関して、このような表面的な「仲間−敵」、「人間−ホムンクルス(555ではオルフェノク)」という括りを打ち破って、広義の「仲間」、「人間らしさ」を守る主人公を描くという帰結を取ってましたが、この武装錬金はどうなるのでしょうか。今話のラストの剛太で、さらに楽しみ度が加速してきました。打ち切りなんてあり得ない。

◇どうでもいいですが

 「大丈夫!なんとかする!!」の所の、言葉の裏でパピヨンと桜花の性質を一瞬で適格に分析する斗貴子さんはステキ。

●未確認少年ゲドー

 「不死」の力は人間の限界を超えるものだった。どことなく人間の傲慢を戒める話が多かったゲドーらしい締めだと思います。

 そして、死なないはずの不死鳥が死ぬ?という所で、次回「命」のテーマについて帰結をつけてくれて良い最終回を飾ってくれそうです。

 今週のジジイがフェニックスの不死性を説明してる所のアカデミックな説明っぷりはそこはかとなく「生物学」を語ってくれていたこの作品らしくて良いです。しかも、ラストということでこれまで子ども向けに抑えていた学問的語りをもうちょっと上のレベルまで解放してるような印象も受けます。次週のラストもアカデミックな解体、帰結に期待。

●ワークワーク(WaqWaq)

 最 高 。

 先週の、様々な他者の願いを自分の中に受け入れることについての、

 「それは想像を絶する不快さを伴うであろう」

 というアシャの台詞が全てです。

 他者の願い、思想、価値観を一旦でも自分の中に引き受けるのは不快、それでもそれをやるのが異なる他者との相互理解の第一歩。

 例え不快でも受け入れたシオと、自分さえよけりゃいいと排他するドレクセル。

 ここまでの対比なら最近のいくつかの同テーマの創作作品で見てきたけど、そこからシオの方のみが父とレオ(アシャ)の力を使えるという展開が新鮮にして感動にして燃え。

 そうか、不快でも受け入れたからこそ他者の力を使えるのか。

 「排他独善」VS「相互理解」の話は沢山見てきましたが、こういう形で相互理解側の強さを描いてくれたのは新鮮でした。確かに障害は多いのだけれど、もしも理解し合えたなら、自分も他者の力を借りることができる。だから強い。

 カッコイイ。この漫画も打ち切りなんてあり得ない。

●次週から「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」

 上で打ち切りなんてあり得ない!とか書いてますが、新連載発表がこれ一本だったことを受けての強気発言です。新連載一本づつが続いてますね。何か、システムが変わったんでしょうか。
 ムヒョとロージーの魔法律相談事務所、怪奇を全否定、人間を全肯定しない描き方など、金未来杯の中では好きな方でした。一位だった「タカヤ」はどうなったんだというのがありますが、とりあえず期待です。

●当ブログでは

 「Comments」欄↓にて幅広く閲覧者の皆さんのコメントを募集しています。僕の感想と関係なくてもWJ関連の話題だったらなんでも構わないので、お気軽にどうぞ。トラックバックも積極的に受け付けております。

去りゆく作品や良し/週刊少年ジャンプ(WJ)51号感想


 武装錬金無しの読切多しということで、簡易版で。

●BLEACH

 一護とルキア、一護と母親ヨロシクで、助けられたから助け返す、護られたから護り返すが基本のBLEACHです。じ丹坊再登場で、じ丹坊が助けられた織姫と、助けた織姫との間でのイベント発生確率が出てきました。
 織姫、石田、チャドの人間界から来た組にもう一イベントづつないとやって来た意味がないよなーと思ってたんですが、織姫の最終イベントはこれかな。織姫はまだ力を使いこなせていないというタメがあるので、覚醒イベントと込みで。
 石田はマユリちゃんともう一イベントありそうですが、チャドは何なんだろうなー、特にもう一イベントありそうな伏線を見つけられない自分がいます。チャドの最終イベントは何?

●ONE PIECE

 「読んでて声を出しそうになるくらいビックリした」と帰省中の僕の姉からコメント頂きました。一般人の反応でコレです。伏線読むのが好きで、最近ミステリ何かも読んでる僕としても、このCP9の正体にはビックリでした。全員が仮面をかぶって正体を隠してるなど、既出キャラであると予想できる人には予想できるような仕込みも今にして思えばあったんですが、まったく予想できなかった。素直に驚けた。ありがとう尾田先生って感じです。

 そして、パウリーの吐露を「……」で聞きながらのルフィの目のアップ。ルフィがその人物を買った時の記号です。ルフィ・パウリー復活戦が今から熱い。

 そして、職長達は欺かれていたという点で彼らの間にあったのは本当の「仲間」の関係ではなかった。じゃあそれと対比されるルフィチームにおいて、はたしてロビンはルフィ達を欺いていたのか?「仲間」をキーワードに徹底的に掘り下げています。やっぱONE PIECEは面白いわ。

●D.Gray-man

 アレンの「ありがとうミランダさん」のあとの、涙目のミランダさんのコマは普通に良い。ダメだダメだと言われ続けた人が受ける初めての肯定の言葉。素直に良い。

 リナリーも復活で次号巻頭カラーでバトルへ。リナリーの適合者玩具としての不幸な過去という張ってあった伏線をここでリナリーに焦点を当ててバトルに掛け合わせてやってくれればもう完璧。

●HUNTER×HUNTER

 幻影旅団だーっ!(歓喜の叫び)

 幻影旅団のメンバーだけ出てきて、この先団長が出てこないハズがない。

 僕、団長大好きなんですよ。もう、ぶっちぎりで僕的HUNTER×HUNTERナンバーワンキャラです。

 団長復活こそがハンターにおける僕的最高の山場。絵の荒れとか休載とかどうでもよくなってきた。また団長の話が読める日が来るならば、いつまでも待ちます。

●ワークワーク(WaqWaq)

 「それは想像を絶する不快さを伴うであろう」

 過去からの願いの引き継ぎは、第01話に父からの引き継ぎで始まったこの物語に関して、テーマ的に一貫しています。
 そして、人間−機械といったカテゴリーの二項対立を無化し、相互理解にたどり着くまでに必要なことこそが、たとえ不快でも思考放棄せずに異なる考え、願いを一旦自分に受け入れるということなので、この描き方は僕的にもう絶賛。

 ただ、やっぱ子ども読者には難しすぎるよ、コレは。イヤ、十代後半〜二十代前半の読者でも理解するのは一苦労なんではなかろうか。哲学的でテーマ性があり、それらの描き方も思慮深く、まったく素晴らしい漫画なんですが、マーケティング的に少年ジャンプという市場の中ではこの掲載位置という現実でしょうがないかなという気がします。

●未確認少年ゲドー

 こちらも打ち切られそうですが、最終回前に各キャラ一人一人に見せ場を作るという少年漫画技法を丁寧に使ってて好感。人間と未確認生物の相互理解というテーマ的にも、未確認生物達と人間達が協力し合って見事に収斂してるんですが、その見せ方もあくまで子ども読者向けに分かりやすく、娯楽性を入れながら見せようとしてるかのような、作者の子ども向け漫画としての作品作りに気を使ってる姿勢にとても好感がもてます。それでも、少年ジャンプという市場で生き残るほどには作者の気遣いは届かなかったということでしょうか、残念。
 次週or次次週、最後の「命」のテーマをやんわりと描いて是非キレイに決着つけて頂きたいものです。この漫画に関しては満足して見送ってやれる自分がいます。

●当ブログでは

 「Comments」欄↓にて幅広く閲覧者の皆さんのコメントを募集しています。僕の感想と関係なくてもWJ関連の話題だったらなんでも構わないので、お気軽にどうぞ。トラックバックも積極的に受け付けております。

ワークワークの掲載位置にクラクラ/週刊少年ジャンプ(WJ)50号感想


 学会発表準備で多忙につき簡単に。

●アイシールド21

 「日本人だとか関係ねぇじゃねえか 全部自分のせいじゃねぇか せっかく長身って武器を持って生まれたのになにも始めちゃいなかった なんにも分かっちゃいなかった」

 持って生まれた才能がある者も、ない者も、自分の意志で努力して前に進むことが尊いというアイシが繰り返し描いてきたテーマがここにも。
 構成としても、ポセイドン戦のテーマ的な帰結を既に前もってほんわりと提示してる感じで秀逸。長身という才能におごって挫折した筧の過去話がそれ。金髪の人の方は長身におごって小結をバカにしてるふしがあるので、その辺りをつかれて上述のテーマが再確認されると見た。

◇あと

 現在の筧は才能があり、かつ努力もしてるサイドの人物ということで、プレ進的な意味合いも見いだせそうです。進や筧のような、才能と努力を備えた敵がアイシでは尊敬されるべき強敵キャラとして描かれるので。逆に才能におごる傲慢キャラが倒すべき敵役として位置します(阿含)。

◇そして

 本物のアイシールド21の話。前回この話が出てきた時は震えました。偽者のアイシールド21ではなく、その仮面を取ったセナという一人の男として本物のアイシールド21の前にセナが立つのがこの漫画の帰結なのかと想像したりして。

●ONE PIECE

 ロビン話に入ってから、やはり自分はONE PIECEが好きだと再確認。

 ロビン最高。クロコダイルとか今回の世界政府とかが強烈に価値を見出している古代兵器に、ロビン自身はまったく価値を見出していないのが壮絶にカッコいい。ロビンを突き動かす行動原理はアラバスタで涙と共に見せた「ただ、“歴史”を知りたいだけなのに……」の一念のみ。
 ゾロでは「世界一の剣豪を目指す」という行動原理を提示してから鷹の目の話でそれ掘り下げたり、ナミでは「お金最高」という行動原理を提示してからアーロンパークのナミ編でそれを掘り下げたり、最初に各キャラのコアを見せてからそれを裏付けて強固なものにしていくという順番でエピソードを構成して描いていくことが多いです。
 そしてそろそろロビンの番なんですが、ロビンの掘り下げは最終話付近までとっておくのを希望(実際ロビンの最終目的地がラフテルなのでその可能性は多いにある)。それでも「オハラの悪魔達と同じ思想」というロビンの行動原理を掘り下げるキーワードがもう出てきちゃってます。「歴史」という物と繋がりの強いロビンというキャラがそろそろ解体されてきそう。でも、歴史が知りたいのに理由なんかいらないような気もする。登山家に「どうして山に登るのか?」と聞くのに似ているというか。そこに歴史があるから知りたい。その一念で生きるという生き方もカッコいいと思います。

●家庭教師ヒットマンREBORN!

 爆発オチかよ!と突っ込みつつ普通に面白かったです。前に健康的にキャラ受けを狙ってる漫画だなーみたいなことをこの漫画を賞賛して書いたんですが、イーピンもそんな感じ。普通に女性萌えキャラとして男性読者のハートを狙ってくるんじゃなくて、普段は耳無し小型チャイナ人間という、漫画漫画したエラくバカバカしい設定を付加してキャラの味付けにしてるのが好感です。

 そして、ハルちゃんは出てくるだけで大好き。「はひ?」って!
 今年の僕的流行語大賞候補です>「はひ?」

 ハルちゃん同盟

●DEATH NOTE

 対立軸が3つ。

1、月VSL(一応継続中と判断)

2、味方チームVS第三のキラ&ヨツバ(現在の本筋)

3、月、L、ミサ捜査チームVS夜神パパ捜査チーム(今週号より)

 対立軸の拮抗がDEATH NOTEの魅力ですが、3だけ拮抗してない気がする。

●D.Gray-man

 最近面白くなってきましたよ。
 ずっと普通の人より劣っているというミランダさんを描いてきて、今回の超人より劣ってる普通の人間という話。
 劣ってる者は何もできないのか?という所でミランダさん発動。
 普通にカタルシスがありました。

●こち亀

 爆笑。先週と今週は本当に面白い。

 「両さん、鑑識が言うんだ 間違いないよ」

 に笑った。

 一瞬僕も、確かに鑑識が言うんなら確かかなぁ……って気にさせられて、すぐに鑑識能力と球審の能力には別に相関関係無いだろって自分突っ込み入れてた。

●未確認少年ゲドー

 フィナーレに入ってます。未確認生物と人間との相互理解というテーマに辺り、総キャラ総出演で人間の讃良ちゃんと一つの目的へという流れはフィナーレに辺りこれしかありません。
 そして、最後のテーマに選ばれたのは「命」。不死の生命体を通して「命」をテーマに描く、手塚治虫の『火の鳥』以来の普遍的なテーマ&構成です。
 「生物」という存在に対して様々にアカデミックな解体を見せるのが魅力の一つだった本作。フィナーレに、「生物」と「命」に関する岡野先生なりのアカデミックな帰結を用意して欲しい。短期傑作完結の予感。

●武装錬金

 剛太が斗貴子さんのために一時わだかまりを捨ててカズキとタッグ共闘という、それに向けてここ数話で練られてた構成が中々カッコ良く生きました。

 そして、斗貴子さんの衣服のみという絵でサプライズラスト。

 斗貴子さんは早着替えが特技という設定をイカして脱出してるんでしょうか。というか下着or裸体の斗貴子さんを描くんでしょうか。水着描いていっぱいいっぱいになってる和月先生なんで、そんなことしたら和月先生死にます。なんで、それは無さそう。単行本5巻でもまだ死にたくないみたいなこと言ってたし。

●ワークワーク(WaqWaq)

 ギャー。(←掲載位置を見ての悲鳴)

 や、やっぱり僕が面白いと思ってただけあって一般読者的にはダメだったのか。

 「人間と機械」、「願い」、この2つのテーマだけでも決着をつけてくれれば短期でも名作だと思うんで、区切りつくまでは続けさせてやって欲しいんだけどなー。

●当ブログでは

 「Comments」欄↓にて幅広く閲覧者の皆さんのコメントを募集しています。僕の感想と関係なくてもWJ関連の話題だったらなんでも構わないので、お気軽にどうぞ。トラックバックも積極的に受け付けております。

神様、讃良ちゃん、ハルちゃん/週刊少年ジャンプ(WJ)49号感想


 疲弊中につき簡易版で。

●BLEACH

 「世界の正義」と「自分の正義」(が対立し得る)という話の部分は面白かったです。価値観には普遍的に全世界で共有しなければいけない部分と、多いに個人個人人それぞれでイイ部分があるよなと常日頃から考えたりしてた僕的には示唆に富んだ対話でした。
 ただ、山爺も白哉も、それなりに正しい行動理念が在りそうなのに、肝心な所で「お前に言っても分からん」、「問答無用」でコミュニケーション拒否なのな。
 バトル漫画ゆえにとにもかくにもバトルに突入させるにはそうしておくしかないとも取れますが、話し合い拒否で紛争乱発の現実世界を揶揄ってるようにも取れるような気がします。

 そういう硬い部分よりも、やっぱりルキアと恋次の話の所が良かったなぁ。ルキアのネガティブ思考が氷解していく過程の一つです。この漫画のクライマックス1は明らかにこの前の一護登場でしたが、クライマックス2はルキア復活(斬魄刀解放?)だと思うので、そこにいたるまでのタメが少しづつ描かれています。

●ONE PIECE

 熊が可愛いです。ドアドアの実のしょぼさも加わって可愛いです。そんなラブリー熊、ドアドアの実の能力のしょぼさのワリにルッチとカクを瞬殺。ど、どうやったんだ。

●アイシールド21

 前回、今回と、体格の小ささという小結のコンプレックスで、ポセイドン戦での小結伏線が張られています。
 体格で劣るものがデカキャラを倒すパターンに、

 1、スピード、小回りで凌駕。
 2、小ささなど関係ない、小さいからこそあえてパワー。

 の二通りがあると思うんですが、僕的には2が好きです。

 ジャンプじゃないけど、小林まこと『柔道部物語』の西野とか(つかさちゃんではない)。燃え漫画なんで知らない人は是非ご一読を。

●銀魂

 「こんなもんじゃ俺のは折れねぇよ」

 前回の感想で銀魂の真面目な部分のテーマの比喩として、第01話冒頭の「刀」、前回の「心臓よりも大事な器官」を挙げましたが、それ以前にそれらと同じモノがズバリタイトル『銀魂』なんですね、今週気づきました。銀さんの魂、それが「刀」であり「心臓よりも大事な器官」。カッコいいー。

●テニスの王子様

 面白い試みだと思いました。ジャンプじゃないけど、マガジン読んでた人は『シュート』の最終章の構成を思い出したんじゃないでしょうか。終盤にこれまでの主人公の敵として新たな主人公登場という構成。

 しかしこれ賭けじゃないの?許斐先生、博打打ちです。コレから金太郎の回りに仲間登場させて、リョーマと因縁作ってとやっていくと、その描写の分、これまで築いてきた人気キャラの描写が減ります。金太郎をはじめ、新キャラで人気が取れなきゃ沈没です。ここは、敢えてストーリーの面白さじゃなく、新キャラ人気を狙っていく方向で。

 それにしても、普通だったら天才のリョーマに対して、新主人公には努力型の人を置きそうなものなんですが、何か、この少年も天才系くさいなー。いいのかな、コレで。

●こち亀

 今週エラく面白かった。ディーゼル貨物車に飛び乗らなきゃなんない辺りからずっと爆笑してた。この爆笑度を毎週届けてくれたなら、僕の中でボーボボ、ジャガーさんにつぐギャグ枠に認定できるんですが。寺井が脱落してる所がスゲーウケた。

●ワークワーク(WaqWaq)

 僕が最も楽しみにしてる「ワークワーク」、「武装錬金」、「未確認少年ゲドー」が巻末から三連発。やっぱし僕はもうWJのメイン読者層じゃないんだなーと改めてシミジミ。

 でもワークワーク、今週は繋ぎな感じ。やはり神様がいないと漫画全体の魅力指数が下がりますな、深みのあるテーマとか、元ネタ絡みの楽しみで楽しんでるのもさることながら、単純に神様のキャラ萌えで読んでる自分がいます。

 あらたな町での闘いはやはりレオの行動がポイントでしょうか。

●武装錬金

 新生SUNLIGHT HEARTの描写とか、僕はすこぶるシビレましたが、コレはマズい気がする。ここで、バトル続きになるのは一般読者には飽きられる気がする。ブラボー戦ではブラボーが強すぎるゆえに満足に描写できなかった新生SUNLIGHT HEARTの強さをこの辺りで見せてカタルシスをという意図があるのかもしれませんが。

 「最悪の時はちゃんと自分で始末をつける」と言ってるのは蝶野編の時の斗貴子さんと同じですな。タイムリミットとか、所々に蝶野編と絡む要素が入っていて好きです。

 コミックス5巻発売です。アンケートと闘いながら描いたであろうヴィクター編を収録。裏話に期待です。009チックなカズキの表紙が最高↓

 

武装錬金 5 (5)
和月 伸宏
ジャンプコミックス
定価:¥ 410
Amazonで購入


 せめてコミックス売り上げで打ち切り回避を!みんな、購入購入!

●未確認少年ゲドー

 今回も謎解きに満足。チュパカブラという怪奇の解釈、正体、面白かったです。そして、バトル編に突入。掲載位置から考えるにフィナーレ編ってことなのかなぁ。今までジャンプ漫画にありながらバトル路線に持っていかなかったのに、ここにきてこの決断ということは……残念だなぁ。イイ漫画なんだけどなぁ。

●ここらではっきりさせておきたいこと

 巨乳であるとか貧乳であるとか言うまえに、ここらで僕がどのWJ女性キャラにノックアウトされているのか。

 実は流動的なんですが(←最悪)、最近で3人挙げるとすれば、神様(ワークワーク)、讃良ちゃん(ゲドー)、ハルちゃん(REBORN!)の3人です。

 どうだ!

 宣言してどうとなるものでもないんですが。ぶっちゃけこれらのキャラが出てくるだけで、僕はWJを買い続けます。キャラのジャンプ。その対象に、別に僕も当てはまって無くはない。

●当ブログでは

 「Comments」欄↓にて幅広く閲覧者の皆さんのコメントを募集しています。僕の感想と関係なくてもWJ関連の話題だったらなんでも構わないので、お気軽にどうぞ。トラックバックも積極的に受け付けております。

最近のWJ好きです/週刊少年ジャンプ(WJ)48号感想


●アイシールド21

 ヒル魔と葉柱の対比ですが、同じ暴力で屈服させるやり方でも、ヒル魔の方はヒル魔の暴力で最初は嫌々やってたハァハァ三兄弟が自分の意思で参戦してくる様が既に描かれていたりしたので、やっぱ葉柱の仲間とヒル魔の仲間は違うよなという事実を読者はすんなり受け入れられます。
 それとは別に、対比に使われるヒル魔ですが、実はあんまり背景が語られていないキャラだというのがあります。背景が語られていないので、直接的に葉柱とヒル魔を別つ要素はこの時点では分からない。これは伏線とも言えるんでしょうか。どこかでヒル魔というキャラの背景、バックボーンが語られる回が入るんじゃないかと僕は踏んでるんですが。その時になるとまたこのシーンも別な味わいが出てくる、みたいな。

●銀魂

 普通に感動。

 ギャグ部分じゃなくて、真面目部分での銀魂のテーマには、第01話冒頭の「刀」という言葉に象徴される何かを、銀時を通して新八が見つけ出す、というか、その「刀」を銀時を通して描くというのがあるんですが、今回それがガチっと銀時の台詞で語られていた感じ。良すぎるんでそのまま引用。

 「俺にはなァ 心臓より大事な器官があるんだよ そいつァ見えねーが確かに俺のどタマから股間をまっすぐブチ抜いて俺の中に存在する そいつがあるから 俺ァまっすぐ立っていられる フラフラしてもまっすぐ歩いていける ここで立ち止まったらそいつが折れちまうのさ」

 「心臓より大事な器官」が、第01話の「刀」と同じものだと考えられます(折れる物という点でも比喩として共通)。
 そしてそれを持つ銀時に、ギャグ調で続く神楽に新八。この前描かれた新八の成長エピソードが、ここでの新八の参戦を自然なものにしています。というか、最終回級のノリだと思います。次週の最後の闘いで、新八が第01話で銀時の中に見た「刀」を再確認すれば、傑作として完結です。って今の人気で完結はあり得ませんが、それくらい今週良かった。

 銀魂であんまり真面目語りするのもなんですが、最近社会的に鬱病、犯罪が多いのは、価値観が多様化する中で自分の中の「確かなもの」を持てないからだとする分析があります(容易な批判で自分がぐらついてしまうために、気分が沈むベクトルに行ったり、キレるベクトルに行ったりする)。
 そんな時代の中にある主人公の「確かなもの」を、「刀」や「心臓よりも大事な器官」という言葉に象徴させて描いているのだとしたら、ギャグ調ながら、中々に銀魂は熱い漫画ですね。

●NARUTO

 ネガティブ思考だった人間が、自分の適性を見極めて立ち上がるというのは好きな話です。ナルトとの対面の描写が結構良かったので、防衛規制の逃げじゃなくて、覚悟を決めて医療忍者になろうとしてるのが伝わってきます。影が薄いヒロインでしたが、今週は良かった。

●テニスの王子様

 全国大会まであと6日……とか日数を区切ってるんですが、特に6日以内にさしせまってこれだけは達成しなきゃならない課題とかが提示されていないので、今ひとつ飾りの日数カウントという感じがします。武装錬金の日数カウントなんかは深刻な重みがあるんですが。

●ワークワーク(Waqwaq)

 ああ、やっぱ先週良かった。一カットだけ入った神様が血を分け与えるシーンの回想だけでまた感動。

 レオは「人間」−「機械」の括りから解き放たれたキャラとして重要だと思います。とりあえず今回機械と通信できる神様の携帯電話を拾いました。

 予想:今後、レオと機械との共闘が描かれる。

 それでこそこの漫画のテーマの一つが生きてくると思うので。そしてそのきっかけを作った神様の萌え度がまた上がると。
 つーかさらわれちゃってますけど神様!ちょっと、このまま捕らわれの姫様ポジションになるよりは、もう少し味方サイドで色々動いてくれた方が好みの展開なんですが。

●D.Gray-man

 最近面白くなってきました。
 リナリーの兄妹話挿入は、この話だけ見ると唐突ですが、多分後々の伏線ですよコレ。第01話とか、家族間をはじめ人間間の愛憎劇を「アクマ」を絡めて描いていくのがこの漫画の基本構成だと思うので、愛憎劇の中のポジティブ要素としての兄妹愛だったりするなら感動しそうです。
 つーかリナリーたんビジュアル的にかなり好きです。

●武装錬金

 明確な作中悪を置かないまま、謎解き要素で読者を惹きつけているという印象です。ヴィクターも完全悪とは言いづらいし、錬金戦団にも言い分はあるしで、ドラゴンボールで言うフリーザやセルみたいな完全な敵はいない感じ。
 でも、武装錬金は非常に特撮ヒーロー物的なので、それも分かるかという感じ。善悪の境界シャッフルこそが最近の特撮なんじゃないかと思うんで。

 それはそうと、逃避行に、それを追う特殊能力を持つ集団という図には、古典的な燃えを感じます。山風忍法帖的というか、もっとライトに伊賀の影丸的というか、そんな感じのエンタメを期待。

●未確認少年ゲドー

 今週も文句無い素晴らしさです。

 初めに月星熊という怪奇を提示し、その現象を瀬音のオッサンやその娘の論理で解釈。でもそれが誤謬気味で、最後は探偵役(解説役)のゲドーくんが「人間の理屈は動物には通じない」と解体する。
 この「怪奇」→「人間の一般的な解釈(誤謬気味)」→「主人公が解体、再構築」という流れに、僕は前から「京極堂」シリーズの流れを感じていて、ゲドーはライトライトした「京極堂」なんじゃ?なんてまで思ったりもしてるんですが、これはちょっとばかり高評価し過ぎでしょうか。

 それにしてもこの掲載位置、打ち切りは免れないかなぁ。

 皆さん、是非コミックスを買って、短期を駆け抜けた良作少年漫画として語り継いで行きましょう(2クール目はややイマイチかなと個人的には思ってるけど)。


未確認少年ゲドー 1 (1)
岡野 剛
ジャンプコミックス
定価:¥ 410
Amazonで購入

 ちなみに言及してた「京極堂」シリーズはこちら↓大人の本読みは是非。


姑獲鳥(うぶめ)の夏
京極 夏彦
講談社文庫
定価:¥ 840
Amazonで購入


●当ブログでは

 「Comments」欄↓にて幅広く閲覧者の皆さんのコメントを募集しています。僕の感想と関係なくてもWJ関連の話題だったらなんでも構わないので、お気軽にどうぞ。トラックバックも積極的に受け付けております。

●補

 金未来杯の結果については、「下手の考え休むに似たる」さんの言及に完全に同意(ジャンプ48号感想内)。「タカヤ」だけが、読者が接種しやすいファーストフードだった。凝った料理は素晴らしいですが、数を売るなら食べやすさです。

今週のWJ感想は


 例の如くもう少しお待ち下さい。

 まだ『DEATH NOTE』と『武装錬金』しか読んでないや……

ワークワークが本格的に好きになりました/週刊少年ジャンプ(WJ)47号感想


●ONE PIECE

 「信じるも疑うも……どっちかに頭を傾けていたら……真相がその逆だった時 次の瞬間の出足が鈍っちまうからな」

 燃え。

 先週書いた通り、細かな描写からゾロがロビン救済に一役買うことを予想、期待してるので、真相が提示された瞬間に躊躇わずロビンのために抜刀するゾロの絵が浮かんでしまってフライング燃え。

 あとゾロ、吉のパターンと凶のパターンを冷静に想定して考えてるなど、頭脳派な側面も見せています。麦わらパーティーではロビン、ナミらの女性キャラが頭脳キャラなんですが、時、場面の巡り合わせ次第ではゾロもこういう役回りになるんですね。頭脳派としての潜在能力はあるということです。ゾロ燃え。

●REBORN!

 今週号の感想ではないんですが、この漫画はイイ意味で漫画らしいキャラウケを狙ってるような気がして好感を持っています。対比されるのは露骨に女性層のキャラウケを狙ってる「テニスの王子様」に男性層のキャラウケを狙ってる「いちご100%」なんかですが(僕はこの2つも市場を見据えていて多いにアリだと思ってるけど)、REBORN!の場合はキャラウケを狙うようにキャラを出してるんですが、そのキャラの中に小さい牛が混ざっていたりで、従来の子供が楽しめるような意味での純に楽しさで勝負するキャラウケって感じで、はい、本当に好感を持ってます。

●テニスの王子様

 1コマ目の犬の死んだような眼がツボでした。

●ワークワーク(Waqwaq)

 僕が前に予想した、元ネタ絡みの「黒い影=ツァラトゥストラ説」は、ダイレクトに名前で語られる意味ではハズレちゃったなぁ。影の名前はコトですか。
 つーか、アレだ、「参賢者」も何かしらの古典か哲学であった気がするなぁ。元ネタ絡みの楽しみ方、ちょっと情報を求めます。

◇偏頭痛から解放されるレオ

 神様が自分の指を切って血を分け与える所、普通に泣けました。レオの「偏頭痛」が「機械」と「人間」という括りで分かたれた争いとか、「復讐の連鎖」とか、いろいろなネガティブ要素を表象してるんですが、そんなネガティブ要素を僅かな自己犠牲をかえりみずに、無化する神様。

 「信じがたいけれども……あなたの痛みを少しでもやわらげたい そのために私ができることはこれくらいです」

 イイ・゚・(ノД`)・゚・。この娘は天使です。神様です。

◇補/ステキWaqwaqイラストを掲載しているサイト様紹介

 「ユエ」様

 10月18日現在、ENTERをクリックしたあとのトップにて掲載。DIARY(10月17日)に全体図アリ。
 神様萌え。神様の萌え・゚・(ノД`)・゚・

 「WhiteNote」様

 10月18日現在、トップにて掲載。悶え。シオと神様の関係の良さ(萌えともいう)が凝縮されています。

●こち亀

 二段構成が面白かった。部長に復讐するために、まずデカい習字で反撃(この発想が両津チックで好き)。この時点で失敗して、いつもの両津失敗オチでも十分一話になったのに、そこから二段階目のヘタ字短歌で成功という展開に持っていったのが面白かった、結果として逆転で両津成功オチ。今週はこの二段技で非常に楽しめました。

●武装錬金

 今週の感想というワケではないんですが、こんなに掲載位置が下でもこんなに主観的に好きな理由に、どの男性キャラにも、何かしら感情移入できる自分がいるというのがあります。構成とかテーマとか云々で漫画を読む年頃に自分もなりましたが、主観的にどっぷり愛せる漫画っていうのは、昔と変わらずキャラに感情移入して読める漫画なのかな、などとフと思いました。ひたすら真っ直ぐなカズキ、孤高で上昇志向なパピヨン(変態な部分には感情移入できないが)、少年を見守る大人な視点のブラボー、皆、どこかしら感情移入できる自分がいます。

 その文脈で、剛太も、なんか恋愛に関して分かるなぁという感じ。女性読者はピンとこないかもしれないし、はたまた僕だけの主観かもしれないけれど、何か、男って惚れてしまうと一方的に女性を守りたくなってしまうという側面があるような気がします。例え、この漫画の場合の斗貴子さんのように、惚れた女性が守ってあげる必要のないほど自分より強い女性だったとしても。女性視点から見るとウザッたかったりするのかもしれませんが、とにかく守りたいという願望、どこか男性にはあるような気がします。
 当の惚れられた女性からすると、別に守ってもらわんでも……ってな滑稽さ、現実にもままあるような気がして、ダサ感情移入。それがダサカッコよくなったりすると最高なので、やっぱしこの漫画はやめられません。

●いちご100%

 エロい。僕的には「次は向かい合って」がエロかった。急にガッツり目と目が合う体勢になるというのにエロさを感じます。

●未確認少年ゲドー

 テーマ性と、それを一話で表現し伝える話しの構造の秀逸さ。ゲドーはコレがすばらしくて、非常に僕好みです。
 ここ最近はずっと、「DEATH NOTE」と「武装錬金」を一番の楽しみにWJを読んでたんですが、最近それに「未確認少年ゲドー」と「ワークワーク」が個人的には加わってきた感じです。でもゲドーは掲載位置末尾なんですよね、うーん、素晴らしい漫画なんですが。

 今回も、親と子の関係で一番大事なのは「愛」というテーマを語るのに(一番の台詞をチョイ役の屋台のオヤジに喋らせてる時点でひたすら熱いんですが)、親子愛螺旋構造を取ってます。すなわち、讃良ちゃん→フクちゃんの親子愛と、讃良パパ(&ママ)→讃良ちゃんの親子愛が、パラレルに螺旋を描きながら描かれているという。讃良ちゃんがフクちゃんに対して感じた子育ての大変さや喜び、それを同じように体験しながらパパママも讃良ちゃんを育てたんだよ、みたいな。それでいてフクちゃんの親離れ、讃良ちゃんの親離れが、ギャグ調を含みながらガシっと手をニギってオチになってます。本当見事。イイ漫画だよなぁ。

●当ブログでは
 「Comments」欄↓にて幅広く閲覧者の皆さんのコメントを募集しています。僕の感想と関係なくてもWJ関連の話題だったらなんでも構わないので、お気軽にどうぞ。トラックバックも積極的に受け付けております。

今週号はロビン/週刊少年ジャンプ(WJ)46号感想

 土曜発売なのに今更更新。先週情報価値の高い感想を目指すなどと言っておいて、時間的に情報価値低め。ほんとすいません。次週はもうちょっと疾いアップを心がけます。

●ONE PIECE

 ワンピースで一番好きなキャラは?

 と、これまで日本中で幾度と無く発せられたであろう問いに、僕は今ならロビンと答えます(昔はサンジだったんだけどね)。

 ロビン、古代兵器とか、空白の歴史とか、ワンピース中の中心中の中心の伏線を担っている超重要キャラなんだけど、僕的にはずっと心に何かしらの負荷を持った、救われる対象として描かれているのがイイです。ここが、麦わら海賊団の他のメンバーの、翳りないまっすぐな様と比べると、一人だけ違ってます。多分、そこに隠れてるのは、ルフィ達との関わりを通して、ロビンの負荷が取り除かれる、その時本当の仲間になるという物語のプロットなんじゃないかと思います。ナミが本当の仲間になるナミ篇とかアーロン篇とか呼ばれる話がワンピースでは一番好きなんですが、ロビンが本当の仲間になる話、コレも相当の傑作になる予感がして、前から楽しみにしています。

 実はこのロビンが救われていく物語は既に段階を追って描かれています。

 ワンピース長いんで、皆忘れてるかもしれないけれど、ロビン、最初は死ぬ気だった所をルフィに救われているキャラです。自分が追う真の「歴史」というもののあまりの途方の無さに、「この道で生きて行く事にに私は疲れた……ーーただ、“歴史”を知りたいだけなのに……私の夢にはーー敵が多すぎると、クロコダイル篇の時点で諦めて死のうとしている(ワンピースのテーマの一つが「夢」ですが、夢を諦めようとしている)所を、究極の夢追い人であるルフィに「何でおれがお前の言う事聞かなきゃいけねェんだ」と助けられています(アラバスタ篇クライマックスはコンスタントに感動指数が高いので埋もれてしまって忘れられがちですが、ロビン物語の中では最高に泣ける場面、とくに私の夢にはーー敵が多すぎるでロビンが涙を流す所は)。

 と、ここで、死ぬつもりだったので、ロビンの人生はゼロからまた始まることになります。ゼロになった人間が再び歩みはじめる物語ほど燃えるものはありません。ゼロになった人間の如く、ギャグ調のルフィ海賊団とのやりとりの中にも、どこか虚無感を背負った描写がロビンには入ります。そんな虚無感が漂っていたロビンが、再び真の歴史を繋ぐためにラフテルへという、新たな生きる目的を見いだす空島篇のラストは、実はロビン物語の中では感動的な場面で、ロビンファン的には空島篇の最後に見せたロビンの笑顔は、今までのどこか影を引いた笑顔じゃなくて本当の笑顔なんだ、と涙する所だったりしたワケです。

 そんな感じで、ゼロから再び生きる目的を見いだすまでという本人にとってクルーシャルな時期をルフィ達とは共にしているので、仲間かどうかと言われたら、ロビン的には思いっきり仲間のはずです。でもそこに、ロビンの過去という障害(ロビン曰く“闇“)が入ってきた、ただ何事も無いように、仲間としてとどまっているワケにはいかない、そこで今週のお別れ宣言です。

 「こんな私に今まで 良くしてくれてありがとう」

 泣く。

 今までのロビン物語を丁寧に追っていた読者は、その切なさにただ涙。

◇ロビンを救うのに重要な役を担うのは誰か

・ルフィ
 主人公だから当然担うでしょうが、主人公特別ワクなので、とくに言及しません。

・サンジ
 今回一人別行動で期待大。ギャグ調のフェミニストぶりが本気に裏返るというのは燃えます。でも、個人的に、最後にそれがあるとしたら、対象はナミだと思ってる。つまり、カップリングでいったらナミとサンジ……また、一部で問題になりそうな発言を。

・ゾロ
 何気に、本命です。空島上陸時に、「航海や上陸が……冒険だなんて 考えたことなかった」という、今回のロビンの過去に繋がるロビンの吐露を、一人聞いているという事実があります。そうじゃなくても、最初一番ロビンに懐疑的だったゾロが、青キジにロビンが追いつめられた際には真っ先に抜刀してかばうという、変化の過程も見られます。そのゾロが今回ロビンは敵か仲間と切り出しているのがひたすら熱い。つまり、カップリングでいったらロビンとゾロ……また、一部で問題になりそうな発言を。

 ロビン、歴史を尊ぶ人だけあって、自然と過去との繋がり、関連して人との繋がりを尊ぶ(尊びたい)人のはずです。そんなロビンがルフィらと別れるのがつらくないはずがない。今回の物語、僕的にがぜんロビン視点。ウソップ、どっかいってしまった(逆に言えば、ウソップはじめ、船大工の仲間とか、全部の伏線が一度に収束し得るんだろうか、し得たとしたら、尾田先生神)

●BLEACH

 前サイトでは、一護復活の際には、ドラゴンボールで言う強さをアピールするための瞬殺要因(ナッパ要因)と、大バトルを繰り広げるための敵役要因(ベジータ要因)が必要だと思うなんて書いてたんですが、今週早速ナッパ要因の副隊長三連弾を瞬殺
 次週からいよいよベジータ要因の白哉隊長との大バトルですよ。激燃えです。
 実際、今の子ども達は、あのはるかな昔、悟空がたどり着いて「コレはヤムチャの分!」とか言ってナッパを殴りまくってた時に僕らが感じたような爽快感、燃えを感じているんじゃないでしょうか。あの時、小学二年生だった僕、大興奮。今の子どもも(きっと)BLEACHで大興奮。

●ワークワーク(Waqwaq)

 ラストの、復讐を復讐で返すギミックは、第02話で出された「戦わないために戦う」というシオのテーマに沿っていて上手いなと思いました。自分から敵を能動的に攻撃する(戦う)んじゃなくて、敵がやってしまったことを敵に自覚させる感じ。

 「お…怒らないでプラちゃん…」のコマがほのぼのして良かった。異世界からの神様と、人間のシオと、機械のプラが一緒にいる光景。コレが作中のゴールの光景の一つでもあるんでしょうな。

●武装錬金

 やっぱりカズキ達のもとに剛太来た!って感じで、この好感度キャラの合流はとても嬉しいです。ただ、カズキ→剛太ではカズキはパピヨンとも関係を結ぶくらいにそれまでの所属、立ち位置とかには捕らわれないキャラなんで問題ないとして、剛太→カズキではまだ剛太はカズキを認めていないので、一イベント入りそう。二人とも「斗貴子さんを守る」という点では共通してるので、共有できるものが少しでもあれば共闘できそうです。
 ただ、恋愛の場合、この共通要素は裏目。思うに、カズキ→斗貴子では一度命がけでカズキは斗貴子さんを救っているということをやってのけてるけど、剛太→斗貴子ではまだ剛太は斗貴子さんに何もできてないんだよね(今週戦ってくれましたが)、逆に斗貴子さんが剛太を導いてくれたというだけで。剛太、不利です。作品構成的にも、作者の思惑的にも、読者の最終的なニーズ的にも、不利です。

●当ブログでは
 「Comments」欄↓にて幅広く閲覧者の皆さんのコメントを募集しています。WJ関連の話題だったらなんでも構わないので、お気軽にどうぞ。トラックバックも積極的に受け付けております。

週刊少年ジャンプをより楽しむために/WJ45号感想

 より、週刊少年ジャンプを楽しむために!

 と、その前に、一昨日は「ガンダムSEED DESTINY」レポの方をなるせさんに補足して頂きありがとうございました。なるせさんはサブカル情報を幅広く扱っていますので、当然ステキなWJ情報にバッタリなんてこともあります(武装錬金とか!)。知らなかった方はコレを期にちょっとのぞいてみるとお得です。

 さて、本日はWJ感想、すなわち週刊少年ジャンプ感想をお届けしますが、新ブログでは第一回目ということで、初見の方、既読の方両方に対して、前情報を箇条書きでちょっとだけ挙げておきます。↓

◇管理人は、これまで「mot×mot」というサイトで2年あまりWJ感想を書いておりました。
◇今回からは、作品数は絞りますが、他所にはない独自の考察、娯楽要素を含んだ情報価値の高い感想を目指します。
◇また一方で今回からは、他所との繋がりも重んじます。他のWJ感想サイト・ブログ様に、積極的に文中リンクを張っていきます(不快な張られ方をしたと感じた方は、気兼ねなくご一報下さい)

 それでは、今週の感想をどうぞ↓。今週はお薦めのWJ感想サイト紹介なんかもいたします!

●Waqwaq/ワークワーク

 現在、ワークワークをより楽しむために必ずチェックしておいた方が良いのが、由さんの「WaqWaqWork 〜フジリュー徹底分析し隊〜」です(10月6日現在トップのENTERをクリックするとすぐ見られます)。

 ワークワークはゾロアスター教を世界観のもとにしているという、ほぼもう客観的な事実を踏まえ、ゾロアスター教関係でキャラの元ネタを予想、考察しながら、元ネタ絡みで漫画を楽しむ楽しみ方のきっかけをステキに届けてくれています。是非ともこの作者とのコミュニケーション、というかフジリューとの闘いを皆さん共有しながらワークワークを楽しみましょう。

 由さんへ:一つ、僕の予想↓

 ゾロアスター教が絡んでいるのだとしたら、ツァラトゥストラが出てくるんじゃないだろうか?(注:ツァラトゥストラ、ゾロアスター教の始祖)

 僕の予想1:黒い影=ツァラトゥストラ説

 この場合、実際のゾロアスター教の教義云々よりも、ニーチェの有名な書物、『ツァラトゥストラはかく語りき』が漫画の内容に関わってくるんじゃないだろうか。すなわち、黒い影の悲願=「『超人』化or永劫回帰」。
 『ツァラトゥストラはかく語りき』は、超人とか強いこと言ってるんだけど、晩年のニーチェを思うになんかしんみりした書物だよなぁなんていうのが僕の印象なんですが、色々と漫画にアレンジできそうな要素が詰まっているのも確かだと思います。ああ、こういう風な漫画の楽しみ方イイですね。でもオタクの楽しみ方なんですかね、こういうの。

 僕の予想2:「神は死んだ!」の台詞が、クライマックスで超重要キーワードとして出てくる。

 ゾロアスター教、ツァラトゥストラと来たら、この台詞しかないでしょう。ああ、もう今から想像して燃え。黒い影に立ち向かう時とか、松田さん死んじゃうのか?とか、想像ふくらみ過ぎです。各自、想像して悶えて下さい。

◇今週の感想
 偏頭痛の彼は悪役じゃなくて、救われるべき対象ですね。悪人顔になる前の美形の設定といい、仲間役に落ち着くと僕は予想します。

●武装錬金

 初見の方へ、僕の今イチオシの漫画作品です。

 魅力の一つをあげるのならば、「精神的な何かしらの負荷」→「その負荷の浄化」→「浄化してくれた人物への恩義」という、人間の尊厳連鎖とでもいうような段階かきっちりと踏まえられて描かれている点なんかを挙げます。「連鎖」というのは、今度は恩義を感じた人物が逆に恩義を感じてる対象を救おう(負荷を浄化しよう)と奔走したりするんですね。

 現在は、命の危機という負荷をカズキに浄化された斗貴子さん、誰にも認識されないという負荷をカズキに浄化されたパピヨン、幼少体験からくる依存という負荷をカズキに浄化された早坂姉弟らが、今度は逆にヴィクター化という負荷にさらされるカズキを助けようと奔走するという熱い展開になっています。

 そして、今週も上記三連鎖が熱い。上の三つのうち、どれか一つでも省略されて描かれてしまうと、読者は唐突な印象を持ってしまうものだと思うんですが、和月先生はそれをしません。
 剛太、生きる目的が見いだせないという負荷を浄化してくれた斗貴子さんへの恩義を胸に、所属に反逆。必要な三段階をみっちり描いてくれている、輝きの1話です。1話挿入の過去篇のお手本みたいだ、と僕は思いました。

●週刊少年ジャンプをより楽しむためのWJ感想サイト紹介

Qウェルさんのサイト

 最近ではステキオリジナルキャラによる対談形式という娯楽指数の高いWJ感想を書いておられます。形式が面白いだけじゃなく、内容も出色です。真面目に考察しようと思えば深い考察ができるし、ネタに走ろうと思えばエンタメできる人なんですが、今は両方をバランスとりながら書いてるという印象を僕は受けます。そのあたりは結構ウチの感想と近いかな、とも。僕も良く言及するサイト様なので、一緒に読んでおくと僕の感想、及びジャンプそのものの楽しみ方のヴァリエーションが増えると思います。お薦め。

はさみ氏のサイト
 三年来のつき合いになる縁深いサイト。本気を出せば考察系だろうとネタ系だろうと、WJ感想サイトのトップサイトになれるだろう聡明な人なんですが、吉良吉影のように生きるのをモットーにしている、普段から70%くらいの力で生きてる人なんで、WJ感想にもいいとこ30%くらいの力しか使ってくれてません。しかし、たまに気まぐれで60%くらいの力を使ってめちゃめちゃ面白いことを書いてくれたりします。
 激しくミステリ読みの方でもあります。で、実は僕の前サイトのリンクページにははさみ氏関連のあるトリックがしかけられていたんですが、気づいてた人います?というか、J−LINKを見てる人全員にフェイクかましてるようなイカした人なんですが(^_^;、詳細は、ヒミツです。

●これからは
 下の「Comments」欄に、閲覧者の皆様からWJ関係のコメントを積極的に頂きたいなと思っております。「Comments」欄だけで一つのコンテンツ価値を生み出す、くらいが理想です。僕の文章の内容に関係なく、広くWJ関係の話題全般のコメントを募集します。まあ、ネタ系コメントを売りにすると、ありさちゃんの所に勝てるわけないので、普通のコメントでイイっスよ!楽しんでいきましょう(ちゅーか、ありさちゃん、もの言わずリンクを張り替えていてくれてとても嬉しかったです。ありさちゃん好みのネタ系じゃないのに……ホントありがとう)  

 ブログによるトラックバックも歓迎しています。それでは今後とも週刊少年ジャンプ関連話題をよろしくお願いします。
WEB小説その1

townslightshyoushi

 昼は地道に復興活動。夜は荒事ありの助っ人稼業。
 仮設住宅地区でお年寄りの話を聞いたり、お弁当を配達したり、同人誌を作ったり、そして戦ったり!?……東北の地より贈る、青春、復興、恋愛、そしてバトル。

 小説『こちら街アカリの復興部!』、現在冒頭部分を公開中。(「総合」9位、「青春・友情」2位ありがとうございます!)

 2017年4月3日(月)より、毎週、月、水、金に一節ずつ更新です。↓

「ノベラボ」様で読む。

WEB小説その2

asumiforkakuyomu1
(イラスト:馬の助さん/ブログTwitterPixiv

 歴史建造物擬人化×能力バトル×幼馴染→新・本格物語

 S市(仙台)が舞台のオリジナル小説『非幸福者同盟』を毎週土曜日更新でWEB連載中。

 2017年4月1日(土)、最新・第247節(第244節)「Parody」を更新です。

「カクヨム」様で読む

「小説家になろう」様で読む。

 合計39000PV達成感謝。

 イントロダクション&登場人物紹介はこちらの記事から。

小説色々


 <NEW>S市(仙台)が舞台のオリジナル小説シリーズ。前作『妹の紋章』のKindle電子書籍版が2014年8月12日より販売開始中です。「妹萌え×地域復興×バトル」の物語。WEB版は最終的に40000PV、5700ユニークアクセス感謝でした。詳しくはこちらのブログ記事より。
 Amazonさんのサイトからアプリをダウンロードして、各種スマートフォンで読んで頂けます。

追記:2014年8月12日、Kindleストアカテゴリランキング「読み物」3位、「日本文学」94位感謝! 新記録で地味に嬉しい……。

 ◇◇◇

wugishinomaki

 2015年10月25日(日)に、地元仙台は「日立システムズホール仙台・交流ホール」で開かれたWUG!の同人誌即売会イベント『同人誌即売会やらせてください!in仙台』にサークル参加させて頂きました。新刊『ミリオンアート・ウェイクアップ!〜実波と菜々美と未夕が石巻に行く小説本』を頒布。詳しくはこちらの記事より
 イベントのレポはこちら。
 新刊のBOOTH様での通販ページはこちら。

 ◇◇◇

『暗闇の中で灯す物語と文明のアカリ』

 Pixivとの提携サービスBOOTH様にて、コミックマーケット・イベントなどで頒布させて頂いた同人誌既刊の通販窓口を開いております。『魔法使いの夜』『Fate』『ひぐらしのなく頃に』二次創作やオリジナル小説などなど。よろしくお願いいたします。↓

Language×Language同人誌通販/BOOTH

 ◇◇◇

dicapreantholo

 2015年10月4日(日)「レインボーフレーバー13」にて頒布されたTJさん(ブログ)主催のプリキュアシリーズ十世代記念アンソロ『PRECURE 10TH ANTHOLOGY ディケイド&オールプリキュア ANTHOLOGY大戦』に小説を2P寄稿(僕は『スマイルの世界』担当!)。特設サイトはこちらをよろしくです。また、通販ページはこちらから。

 ◇◇◇

aibasshi

 より豊かに、継続的に作品を提供していくために、Entyさん経由でパトロン(という名の月額少額支援者)になって頂けたら喜びます。

「Enty」TOPページ

→「Enty」への登録はこちらから。

相羽のページ「S市(仙台市)小説シリーズ」/Enty

『Wake Up, Girls!』応援中

 2014年1月劇場公開&TVシリーズ放映開始〜3月まで放映していた地元仙台が舞台のアイドルアニメ&リアルアイドルプロジェクト『Wake Up, Girls!(ポータルサイトニコニコチャンネル聖地仙台舞台散策)』応援中。

 まずは第0話相当の『劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』』を!↓



 ◇◇◇

●キャラソン発売中


2014年の仙台でのライブレポはこちら

●Blu-ray劇場版〜TVシリーズ全6巻発売中


劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』Blu-rayの感想はこちらEnglish text第1話の感想第2話の感想第3話の感想第4話の感想第5話の感想第6話の感想第7話の感想第8話の感想第9話の感想第10話の感想第11話の感想第12話(最終回)の感想はこちら

→七人の前日譚がシリーズ構成の待田堂子さん書き下ろし小説で発売。当ブログの小説版『Wake Up, Girls! それぞれの姿』の感想はこちら


仙台(及び東北)に経済循環をと画策しはじめて久々に全話感想書きました。2014年はアップデート版の復興をはじめたい......。ブログに感想書いている方おりましたら、気軽にTBください。

WUG!雑記はこちら(色々書いております。)

Advertisements@ガンダムシリーズ
ブログメニュー
有料コンテンツメニュー

1:コミュニケーションのために知っておきたい「言葉」の基礎知識
→言語学で修士を保持している管理人による本格学習コンテンツです。

2:WEBで収入と創作を加速させる方法-バックナンバーE-BOOK
→マーケティングの専門家でもある管理人が数年間発行し続けているメールマガジンのバックナンバーです。

月別過去ログ
リンクありがとうございます



●当ブログはTOP、個別記事を問わず原則リンクフリーです。

最新のトラックバック
Googleでブログ内を検索
Google
Web ブログ内検索
ランゲージダイアリーへようこそ
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Advertisements@Google

管理人のプロフィール
管理人、相羽へのコンタクト

▼Twitterアドレス(全ブログ/サイト兼用)

 http://twitter.com/
sabishirokuma


 短い文章更新件コミュニケーションツールはTwitterに移動中です。フォロー歓迎です。また、僕のつぶやきだけまとめてあるページはこちらとなります。

▼他、WEB拍手とメールフォームでもご連絡頂けます。
WEB拍手
メールフォーム
このブログへのリンク、コメント、トラックバックのガイドライン

AmazonさんのKindleストアで販売中の電子書籍第二弾です

●2013年10月19日(土)、Kindleストア「絵本・児童書 > 読み物」カテゴリで7位感謝!


 Kindle実機はもちろん、iPhone、iPad、Androidなどの、各種スマートフォンやタブレット端末のKindleアプリ(無料)で読んで頂けますので、ご購入頂けたら幸いです。

 販売開始時の記事はこちらとなっております。

AmazonさんのKindleストアで販売中の電子書籍第一弾です

 Kindle実機はもちろん、iPhone、iPad、Androidなどの、各種スマートフォンやタブレット端末のKindleアプリ(無料)で読んで頂けますので、タイミングが合った時に購入頂けたら幸いです。

ゼロ年代のメルヘン時間から現在の私達へ贈る灯
ゼロ年代のメルヘン時間から現在の私達へ贈る灯

 販売開始時の記事はこちらとなっております。

管理人、相羽の創作活動

▼メインで運営している小説や漫画の創作活動のホームページ
Language×Language

●Amazonさんで販売している同人誌はこちら↓

 「一時在庫切れ」表示になっていることが多いかと思いますが、
 注文自体は可能でして、注文確認後適宜在庫を補充しつつ、
 一週間〜くらいで発送になるかと思います。
 この機会に是非(^_^;

メルマガを配信しております。

 まぐまぐさんの方で、300部ほどのメールマガジンを数年間発行させて頂いております。フリーで登録できますので、よかったらどうぞです。

 制作した電子書籍の販売など、個人規模での「創作+収入」の活動に興味がある方は是非。

ランキング

 「アルファポリス」様のランキングに参加中。

アクセス解析


ブログTOPへ戻る
  • ライブドアブログ