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宮城県仙台市からおくる小説・漫画・アニメ好きの日記
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週刊少年ジャンプ/感想@2005

渚ちゃん2割増し/週刊少年ジャンプ(WJ)25号感想


●タカヤ−閃武学園激闘伝−

 読切の時よりも、大幅に渚ちゃん仕様になって進化してると思いました。

 基本構成は読切版と同じ第1話なんですが、微妙な変更点が更なる渚ちゃん仕様になってるというか。

 「…あててんのよっ」

 を決め技め持っていくために、中盤で渚ちゃんがコークスクリューNAGISAスペシャルを披露するシーンで、

 「何言ってんの、最初から当てるつもりなんてなかった

 なんて台詞がワンクッション入れるために入ってます。

 パンチはあてるつもりないけど、胸は意識的にあてるのかよ!みたいな。

 破壊力2割増し。渚ちゃん仕様の進化点その1です。

 その2は、閉鎖された学園空間を舞台設定に持ってきた点。

 最近のポピュラーな漫画の事例だとマガジンの『ネギま!』の麻帆良学園だと思うんですが、世俗から隔絶された学園空間を舞台にする目的っていうと、世俗と離れた所でヒロインと(ネギま!の場合はヒロイン「達」と)イチャイチャできるという、そんな感じの閉鎖された環境ゆえの密着感の高さを演出するためだと思うんですよ。親の目が無いというのも単純に「私たちの世界」を作りやすいですし。なんで、よりギャルゲーチックというか、ヒロインとの蜜月ベクトルに、つまりは渚ちゃん仕様に進化。望む所だ!って感じです。

 読切の時からの売りだった、まったく頭を使わずにすらすらと読めるという読みやすさ、気軽さも健在なんで、デザート位置づけに連載陣の中に一つこういうのがあっていいかなという漫画です。何か美形になってしまったお兄様ともども期待です。

●ONE PIECE

 「108を2つでいくつだ」(ルフィ)

 とか、こういう何気なくルフィがゾロを買ってる様を描く部分は好き(「空島」編の「お前がいて何で…こんなことになってんだ……!!」とか)。ゾロも108なら自分も108ととりあえずゾロを互角の男と認めてる語りです。

 「そげキング」は狙撃キングってことで、前々から言ってる職業矜持を描いてくれる展開に期待。ついに、ウソップの狙撃手、砲撃手としてのヤマが描かれるのでしょうか。フランキー一味が大砲を大量に持ってきてるので、狙撃、砲撃展開に期待です。

●アイシールド21

 ラリアット牛人現る!な展開。

 ラリアット系の横円心打撃に対しての上段回し受け→中段突き(心臓バンプ)は格闘技の王道って感じで燃え。本当はそのまま手を取って一本背負いが一番効果的だと思うんですが、さすがに反則なのかな。

 昔、マガジンでやってた『Jドリーム』って漫画でサッカーの試合中にやってましたが、一本背負い。

 セナVS陸、ヒル魔VSキッド、モン太VS鉄馬、三兄弟VSバッファロー牛島……の個別対決で1話づつ使って序盤戦を消化って感じでしょうか。こっからどういう風に試合が展開していくのかに期待です。チーム戦になるのか、あくまで結末では個別対決の勝敗も描かれるのか。

●DEATH NOTE

 第二部は完全に推理モノ的なエンタメから、はったりインフレバトルエンタメ(ただし頭脳戦)に移行したんだなと強く感じた1話でした。第一部はまだバトルエンタメの中にも制約があって、その制約の中でライトが(あるいはLが)どう切り抜けるのか……というのを予想したり一応ちゃんと推理したりという楽しみ方もアリだったDEATH NOTEなんですが、今回の唐突に地下空間が出て来たと思ったらそれを上回るミサイル登場のインフレで盛り上げるという手法は、後期ドラゴンボールの超サイヤ人3スゲーと思ったらそれを上回るポタラ合体でインフレ!に通じる、後出しインフレ衝撃で引っ張っていく手法に通ずるものを感じました。よりジャンプバトル漫画的になって第二部に帰ってきたという感じなんでしょうか。

 その分、「家族を神として裁けるのか?」ネタはまだ引っ張ってるモノと思って期待。「ここで粧裕が死んだらキラは数人に絞られる……」とやっぱり殺せるかの如き台詞が入りながらも、ラストの粧裕解放では普通に「粧裕…父さん…」とほっとしたかのような表情を見せております。この辺りをより突きつけられる展開が今後訪れるモノと思って期待。というか訪れて欲しい。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 「僕にはリオ先生のフダがあるんだ!!」(ロージー)

 ってことで、おそらく依存のマイナス描写。

 ここからロージーが奮起してキーマンになりそうだという構成は、この前のエンチューとのバトルの時と共通してますな。頼りないキャラがまんま落とされてクライマックスで復活する話は好きなので歓迎ですけど。

 また、仲間同士の不和描写に今回1話割いたので、不和解消で協力型へ移行の展開も今から楽しみですな。

●テニスの王子様

 今回は最高に面白かった。

 執拗な眼鏡ネタに爆笑。こんなきっちり構成を練って笑わせてくれたのはステキでした。

 とにかく木手永四郎の眼鏡を強調して最初に描いておいて、木手解説その1を、

 「木手永四郎…沖縄比嘉中を発の全国へ導いた立役者だ」(乾)

 と、同じく眼鏡強調のの乾に言わせ、木手解説その2を、

 「偉く物騒な異名を持ってますね、その沖縄の部長は……」(紳士)

 と、同じく眼鏡強調の紳士に言わせ(ここでオマエの異名の「紳士」は逆に偉く物騒じゃなさ過ぎるな!でもテニスと関係無いのは同じな!と突っ込みが入るのも笑いのツボを押さえてます)、ラストシーンはそういえば手塚も眼鏡だった!って感じで、見開きで眼鏡対峙で締めるという、眼鏡乱舞な構成。

 許斐先生は澤井先生と違って計算で笑い取るタイプなのかもしれない。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 「あなたじゃ無理よ、だって、あなたがそばにいても…私は歌えるもの」(アヤ・エイジア)

 この台詞は推理材料ですよね。意外と今回は推理モノしてる?

 孤独だから歌える=孤独じゃなくなると歌えない……の公式が自然と導かれるので、今から新キャラ犯人を出すのでなければ、現時点では歌うことを選んだアヤが自ら孤独じゃなくなるほどに親しい関係性を持ってしまったマネージャーらを「孤独を守るため」に殺したというのが無標な推理に思えるんですが。ミスリードかなぁ。

●HUNTER×HUNTER

 タコの存在は冨樫漫画的にはスゲー重要だと思ったり。『幽遊白書』は人間界に自然と妖怪も住むようになるというラスト、『レベルE』も異星人が普通に地球にとけ込んだ世界になるというラスト……という感じで、冨樫漫画のラストは異質な存在と人間との境界が無化される……というラストが多いんですよね。そう考えるとキメラアントのいいヤツを描くことで、キメラアントと人間との境界無化ラストもあり得るような気がしてきました。

 キルアの新技伏線も楽しみ。体を動かす電気信号を直接操って超速を実現……とかじゃないかと予想しておきます。

●ユート

 熱い。

 序盤からスケート靴に関する色々な描写を入れておいたのがここで効いてきて、吾川もスケート靴の大切さに目を開き始めるという展開。「生意気だけど真っ直ぐさを持ってるヤツ」というキャラ描写が掘り下げられてた吾川なので、レース後にどういう反応を示すのかは楽しみ。

 一方で「Go to the start!」でスイッチが入ってしまった雄斗。子どもっぽさ全開と思いつつ、じゃあ大人な透くんが収めてくれるのかと言えば、普段は穏和に過ごしてるからこそ自分にとって大事なスケートに関しては譲れないワケで、透くんも大人げなくダッシュ!

 各々本気を出すきっかけが子どもならではなのがイイ。子どもはこうでなくっちゃ。

 「瀬尾くん」→「瀬尾!」と呼び名を呼び捨てに変化させて透の気持ちを描いてるのもステキ。スケートに関しては透くんとしても譲れないのですよ。


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脳ネタ多し/週刊少年ジャンプ(WJ)24号感想


●カイン

 読切時は軍事知略モノだったと思うんですが、今回は主人公も特殊能力を備えていて、バトルはどちらかというと知略の全体戦じゃなくて1VS1が基本の能力バトルになりそうな感じです。WJ読者は『ジョジョ』や『HUNTER×HUNTER』で能力バトルに関しては目が肥えてそうなので、競争過多な分野で生き残れるだけの面白バトルを見せてやる!と頑張ってくれるのに期待です。

 第1話では達観してるような印象を受ける主人公ですが、「まだ体に慣れてない」などと制約をにおわせてるあたり、無敵型主人公が活躍するだけではなくて色々と苦戦する様が楽しめそうなのは僕好みです。でも僕の好きな努力修行型は期待できないかな。何しろ強くなる方法がロボ化なんで。修行して強くなるというよりも、改造して強くなる感じです。鬼傀領域100%になって主人公完全ロボ化とかの展開に今から期待です。

 笑顔をキーにして描いてちゃんとラストを笑顔シーンで締めてるのはステキでした。

●ONE PIECE

 飲酒運転上等のココロばあさんが熱い。何気に飲酒してるゾロも熱い。

 前回も色々と仲間がロケットマンに集まってくる様が熱かったんですが、今回さらにチムニー、ゴンベ、ガレーラのデカい人とメガネ(名前忘れた)らも参戦。一時は対立したり、片方は仲間に裏切られ、もう片方は仲間を信じと色々あるんですが、それでも共通の目的に向かって結託する様には王道の燃え要素があります。是非とも全員に見せ場が欲しい所。

●BLEACH

 「高みを求めて」、「私が天に立つ」という、ラスボスとしてはわりとオーソドックスな目的なんですが、「護る」がキーのBLEACHのラスボスとしては一護の行動動機と対照的でいい感じかも。「一護」という名前もそうですが、母親を護れなかった一護が今度こそ護るとルキアを助けにいく、そういう身近な大事な人を「護る」のが一護側の行動動機なんで、スケールのデカい目的のためには身近な犠牲をいとわずVS身近な人は護る……って感じで、マクロVSミクロな対立で丁度イイんじゃないかと。

●DEATH NOTE

 スゴイ序盤にあった「家族をも殺すことになる」の伏線をようやく今生かしてる感じじゃないでしょうか。序盤から新世界の神としてのライトと、一人間としてのライトとの相克なんて話を読みたかったんで、今の家族を生かせるか殺せるかな展開は面白いです。

 今話では「警察官として、人間として、親として」とパパの方の葛藤に焦点が当たってますが、これはそのままライトにも向けられる問いになっているという構造を取っていると思います。警察官としてはともかく、ライトは「新世界の神」としていざという事態には粧裕を殺せるのか、それとも「人間」として妹は殺せないのか、自然とそこに焦点が移っていく感じです。

 現段階ではライトが実際粧裕を殺す可能性まで考慮してるのか、ライトは粧裕を殺せるほど冷酷なのかそうではないのか、その点までは読者に伝わらないように描いているのが上手い。その辺りのライトの真意が明かされる回を、ミステリの解答回相当を楽しみに待つ感じで待ちたいと思います。

●テニスの王子様

 結局の所、分身現象に関して具体的に言及しての作中での説明は無し。残像拳の原理でもの凄く速く動いてただけなのか、はたまた四身の拳の如く実際に分身してたのか。僕としては菊丸の始解だった説を取りたいと思います。藍染と同じ能力です。テニス会場の全員が菊丸の始解により共同幻想に落ち込んでいたため、菊丸が二人に見えていた。これでどうよ?

●魔人探偵脳噛ネウロ

 脳ネタ…キターー(>▽<)、な状態です。そう言えばタイトルに「脳噛」ってついてましたね。

 謎関係では無敵なネウロも脳に対しては敬意を払ってるかのような態度なのが良い。

 僕が個人的に脳科学を含む認知科学を専門に勉強していた時期があったからこそという個人的な反応なんですが、

 「『謎』の住み処である脳…その構造は『謎』以上に複雑だ」(ネウロ)

 は今週号一番の燃えポイントでした。

 認知科学でよく言われる言い回しなんですが、「脳は人類最後のフロンティア」ってヤツです。現代において究極の謎を求める者は、自然と脳に行き着くのですよ。

 勿論、科学的な脳にまつわる衒学云々を期待してこの漫画を読むワケではないんですが、ネウロの魅力であるはったりを効かせた演出、言い回しで脳ネタを扱ってくれれば、非常にこの漫画、僕にとっては楽しいモノになると思います。

●HUNTER×HUNTER

 脳ネタ連続でキタ!って感じです。

 「死亡遊戯(ダツDEダーツ)」の攻略方法はルートを読んで滅茶苦茶速いスピードでガードという至ってシンプルなものだったんですが、最後にピコっと入った手に直接電気信号を送って動かしたという説明で、オオ、やはりシンプルながらひと味入れてくるなと思いました。キルアが電気使いという設定を生かして脳の電気信号まで絡めてくるとは思いませんでした。この作者も脳ネタ好きそうなイメージがあります。歓迎。

●いちご100%

 記号性が高い(笑)いちごパンツをまた持ってきて、中学の時のあのシチェーションをリフレイン。されどあの時は一緒に頑張ろうという結託のシチェーションだったのに対し、今回は自分一人の力で頑張るんだという別離のシチェーション。なんか、エラく文学的なクライマックスを見せております。最近のいちごスゲー面白いです。

 この自分一人で自分の道を行くという帰結はかなり好きなんですが、終盤にもう一回共同して頑張る型に裏返るのかな、コレ。共同型は映像研究部の活動で沢山描いてきておいて、ラストは一人旅立ち型っていうのが美しいと思うんだけど、まだラストまで時間ありそうなので分かりません。とりあえず久々に唯を見てビビった。

●ユート

 こういう体を使っての修行描写は好きです。BLEACHみたいな抽象的な修行描写よりも、初期『ドラゴンボール』やマガジンの『はじめの一歩』に代表されるような地道な体使っての修行描写が好き。読んでて自分も体動かしたくなるくらいに描いてくれればイッパイイッパイです。

 生意気な吾川も目的のためには一生懸命努力するヤツなのが好感。「トレーニングも毎日やるけどスケート場も行くぞ!」のバイタリティー溢れる目的指向な思考が好き。すぐに「わかった!」と答える雄斗との、目的を共有するがゆえのほのかな絆の始まりも感じられて、このシーンは凄く好き。

 あとは雄斗の滑りの卓越さを読者に伝えるために、「大型バイクがゆっくり走ってる時みたいな感じだって!」という脇キャラの台詞を入れてくれたのが良かった。さすがに絵だけでは上手さが伝わらなかった。大型バイクがゆっくり……なんかスッゲー卓越さが伝わってくる表現です。


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サヨナラWaqwaq/週刊少年ジャンプ(WJ)23号感想


 武装錬金もWaqwaqも終了したことですし、これからはかなり力を抜いて軽めに感想を書いていこうと思います。更新日時も週の後ろの方にズレ込むことが多くなると思います。ご了承下さい。

●ONE PIECE

 今週でウォーターセブンからロケットマンで出航ということでウォータセブン編は一区切り、次はエニエス・ロビー編とでも呼ぶべきシリーズに連続して入っていくと思うんですが、このウォーターセブン編、始まった当初と、今週のフィナーレではキャラクターのネガポジが完全に裏返っているのが熱いです。序盤はガレーラカンパニーの職人達の方がどっちかというと味方サイドでポジティブ描写、フランキー一味の方が敵サイドでネガティブ描写。ところが今週のラストを迎えてみれば、ガレーラの仲間達は実は偽りの仲間でネガにCP9として敵サイドに裏返り、実際に本当の仲間を形成していたのはフランキー一味の方だったということで、ポジティブ要素としてフランキー一味の方が味方サイドに裏返るという。無言のアイスバーグさんと、「!」の1コマでフランキー一味の意を汲んで「乗れ!!!!」と言うルフィのシーンは熱かった。

◇Tボーン大佐

 デカい剣を持ってるんで、組み合わせとしてはVSゾロが燃えるんですが、このままだとVSサンジになっちゃうんだろうか。

◇先端が尖ってるロケットマン

 これはもう、「突っ込みます」と言ってるかのようなフォルムです。敵本部なり、敵船なりに頭から突っ込むシーンを期待するしかないでしょう。

●BLEACH

 藍染のピンチなんですが、鏡花水月の完全催眠能力は能力的に面白いんで打開っぷりで楽しませてくれそうな期待が持てます。藍染を囲んでる人達はほとんどが完全催眠の発動条件である鏡花水月発動の瞬間を観てそうなので、まだまだいくらでも挽回できます。マガジンの『奪還屋』の邪眼描写みたいな描写とか出るんじゃないかなぁ。今のピンチも完全催眠でごまかされたピンチだった!みたいな。
 さらにはこの鏡花水月の能力の破りっぷりにも期待しています。力押しの派手な斬り合いがバトルの主だったBLEACHなんですが、この藍染戦に限っては能力バトルを読む楽しさを味あわせてくれそうです。

●アイシールド21

 前回はセナVS陸を描いておいて、今回はヒル魔VSキッドを。順調に試合前に張っておいた対決要素を消化していってます。ヒル魔VSキッド初戦は電撃突撃でヒル魔がキッドを出し抜いたと見せかけて、更なる早撃ち披露でキッドの勝利。
 こうなった以上、投手としてヒル魔がキッドに勝つ展開も描かれるんでしょうな。相変わらずの作戦&頭脳プレーでキッドに一撃与えるヒル魔の絵に今から期待です。

●テニスの王子様

 「ど、どうなってんだ!残像拳じゃねえ!みんなホンモノだっ!!」(悟空)

 「ふふふ……その通りだ。四身の拳!!!」(天津飯)

 <『ドラゴンボール』15巻より>

 って解釈でいいんでしょうか。

●大宮ジェット

 主人公とヒロインの対立から最初始まって、お互いの行動動機を知ったりで最後には「焼き肉お前もこ来いや」に落ち着くまでの流れが丁寧に描かれてて面白かったです。最初ハチャメチャなギャグキャラに描かれてた主人公が実は度量がある奴と言う風に徐々に裏返っていく展開とか、普通に楽しめました。適度にギャグ系で読みやすいんで、今のジャンプに結構ハマるんじゃないかなと思いました。独特のヒーロー観の「語り」が入ってる辺りも、もう少し色んな角度からこのヒーロー観を描写するのを見てみたいなと、続きもアリかなと感じさせられる読切でした。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 おそらくはまったく作者の意図とは違う所で、個人的に開業プロセス描写を楽しんで読んでました。僕もある意味開業準備中なんで。

 前回の引きの、

 「そして間もなくこの事務所と探偵桂木弥子は一躍その名が知れわたってしまうことになる。一人目の依頼人の訪問によって」

 より、既に今回の事件をきっかけに探偵事務所が有名になることは分かってるんで、今回の事件は単なる謎解きパートだけじゃなく、いかにしてネウロが探偵事務所の知名度を上げるかの戦略パートも楽しめることになりますな。既に視聴率を取れれば知名度が云々と伏線入ってますが。今回の事件はメインの謎パートよりこっちの方が楽しみかな。

●いちご100%

 バカシチェーションでの密接エロとパンチラを封印して普通の恋愛漫画クライマックスモードに入ってからのいちご100%はめちゃめちゃ面白いですな。今週も、高校生活の楽しみが過ぎてあとは終幕へ向けての受験勉強モードという、誰もが体験する哀愁シチェーションが上手く出てました。それぞれがそれぞれの進路に向かい始めるどことない切なさとか、誰もが通過した青春の一風景です(僕は高校卒業時よりも大学卒業時にそれを感じましたが)。

 本筋のストーリーも一応連載開始当初からのテーマであった「夢」に収斂していく感じ。真中、東城エンドになるにしろ西野エンドになるにしろ、少年漫画的にすがすがしく終わるためには相手の夢を尊重してそれぞれの道へ的になるしかないんだよな。夢よりも真中を選ぶ形で進学を決めた中学の時との対比で、今回はそれぞれの夢へ的に東城物語は落ち着きそうです。最近いちご本当面白いな。

●Waqwaq

 機械だとか、黒い血の人間だとか、赤い血の人間(神)だとか、そういう「括り」を如何に無効化するかというのが序盤から描かれてきたテーマだったので(顕著なのは神様の血でレオが解放されるシーン)、今週ラストの、

 「コト…おまえは確かに赤い血をしている だがきっと神でも そして人間ですらなかったのだ」(キク)

 という帰結は、美しくまとめたなぁという感じです。

 広義の「人間性」とか「神性」とかは、血の色であるとか表面的なモノを無化した所にある。クライマックスで描かれたシオに血を分け与える神さまの行動と対比させてのコトのネガティブな結末でしょう。打ち切りの側面もあったんでしょうが、キレイなラストで良かったです。

 結局下の名前を明かさないまま訪れたラストシーンの神さまの帰結も良し。下の名前が明かされる=神じゃなく人間へ……と解釈していたので、ラストシーンの現代ではおそらく下の名前で呼ばれ「人間」として生きている神さまも、Waqwaqの世界では下の名前が明かされない「神」だったのだと個人的に解釈して、この作品の感想を終えたいと思います。


Waqwaq 3 (3)


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無念の武装錬金打ち切り最終回/週刊少年ジャンプ(WJ)21・22号感想


●ONE PIECE

 世界政府、第1巻のコビーとゾロの話の辺りから、ONE PIECE内では「海賊」であるルフィ達の「敵」として描写されてきた存在ですが、いよいよ大きい話で世界政府と対立する物語になっていくみたいです。これは燃えます。
 前にも書きましたが今になって青キジとのバトル編が物語にスゴい効いてきてますよね。連載当初はなんで突然新キャラとバトル?しかもルフィ敗北?と思ったものですが、ここで青キジを通して、その所属する世界政府をルフィが敗北するほどの強敵であると印象づけておいたからこそ、今回のそれでも仲間(ロビン)のために世界政府の中枢に乗り込むんだというルフィ達の覚悟を際だたせます。

◇エニエス・ロビーについて詳しく知ってて解説役に回るのがナミだというのが良い

 所々によく本を読んでて博識な描写がありますんで自然です。こういう解説キャラになっても自然なように描かれてないキャラが突如都合上解説キャラになって、「お前は雷電か!」とつい突っ込みたくなってしまうパターンの漫画もあります。何にせよ自然に読ませてくれるのはありがたいことです。

◇「じゃあ船は奪っていく!!」の所の波ドパーン演出がステキ

 映画的手法っていうんでしょうか。強い台詞に動きがある波をかぶせて強調。漫画という媒体での演出方法にも幅があるよなーとしみじみさせられます。

●DEATH NOTE

 第2部の感想を書くのは初めてになります。なんで、今週号の感想というより第2部開始にあたっての感想なんですが、とりあえず相変わらずライト視点で物語が進行する形式だったのが僕の予想と大きく外れましたね。もっとこう、ライトはラスボスの座に居座って、視点はメロ&ニアの少年コンビにあって、ふたりが少年漫画テイストにライトに立ち向かっていく形に物語の型をチェンジするものかとばかり思ってました。

 が、実際フタを空けてみればいつものDEATH NOTEで、ライトはライトで、物語の形式も、あ、いつものDEATH NOTEだ、みたいな。

 一部のラストでパズルに没頭しているシーンが入り、ちょっと人間味に欠けるかな?というのが既に描写されていたニアはともかく、メロの方はもっとこう人間味があって、読者が感情移入できるような視点キャラになるのかな?なんて淡い予想をしていたんですが(あるいは成長キャラとか)、実際は感情移入キャラどころか、ガンガンマフィアと結託して黒いことも辞さない黒キャラだったという。

 やっぱDEATH NOTEはDEATH NOTEで、努力シーンであるとか、それによる成長のカタルシスだとかを味わえる路線に変更したりはしなかったんだなと。登場人物に感情移入して読者が一喜一憂しながら読むというよりは、よくできたパズルが出来上がっていく過程を鑑賞するような感覚で読む漫画といいますか。熱い少年漫画路線変更という勝手な予想が当たらなくてガッカリな反面、やっぱいつものDEATH NOTEが安心してこれからも楽しめて良かったかなと、そんな第2部序盤の感想です。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 魔具士のビコ(我孫子 優)は魔法モノの定番キャラって感じですね。魔法関係の道具のお届け人。『おジャ魔女どれみ』で言う所のララです。そして、主人公らに何かしらイベントを持ち込んでくる役割のキャラというのも定番。
 そしてイベントが持ち込まれた結果、主人公達はホームポジションの街を離れてちょっとした非日常の異界へと旅だっていくんですね。この日常パートと異界パートを使い分けるのは物語の起伏を生み出すテクニックだと思います(この前の魔法律の街へ行ったエンチュー編なんかが異界パート、その他日常の街で紡がれる物語が日常パート)。『おジャ魔女どれみ』でもうまく日常パートと魔女界パートを使い分けていました。そのウチ、おジャ魔女同様、僕は日常パートが好き、私は異界パートが好き……と読者の嗜好も分かれてくるんじゃないでしょうか。両方のパートの魅力を上手く止揚していけたらとてもイイ作品になると思います。

◇「うんっ!今からドーナッツ持って遊びに行くとこだけど……」のコマのナナちゃんが

 異様に可愛い!

●アイシールド21

 ポセイドン戦のときはこれでもかと「身長差」というテーマを試合前に掘り下げてたんですが、今回の西部戦はワリと試合前の因縁の掘り下げがあっさり目の印象。セナVS陸、キッドVSヒル魔、ショットガン封じにキッカームサシは?って所でしょうか。
 怒濤のオープニングはがっつりエンターテイメントしています。試合前云々じゃなくて試合中の勢いで魅せて欲しい所です。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 鷲尾さんの殺人時の顔が魔人モードのネウロチックなのは、地味に人間のアクマ性、どっちが魔人よ?的な演出の一部なのだと思いました。

 簡単に言えば「能ある鷹は爪を隠す」なんですが、相手に応じて本性を見せるかどうかを使い分けているネウロは普通に天才系のカッコ良さを感じました。やっぱいつでも自分の100%を見せつけちゃって生きてるのは色々と不利益も多いです。ここは自分の能力を見せる場面か?そう問いながら場面場面で頭を回転させてる人はやっぱ賢くてステキです。

●D.Gray-man

 この漫画のテーマに「白と黒の二項対立への懐疑」と、「主人公らの帰る場所探し」があると思うんですが、今回は二番目の方の話でしょうか。今の所アレンにとってもリナリーにとっても帰る場所である教団が、どエラい痛手を負ってる場面から、ラストのアレンとリナリーのシーンに移るのは上手いと思いました。アレンの帰る場所としての「仲間」云々の話、リナリーの「兄」しかなかった帰る場所……といった描写で、このテーマはタメられております。帰る場所たり得る教団も現状では危ういかもしれない、それでもアレンとリナリーは行きます。そんな感じで繋がってるのが良かったと思います。

●HUNTER×HUNTER

 「デジタル音……!?頭の中から!?」

 の冒頭からメンタルな怖さ全開です。

 つーか最近雑魚戦にも関わらず、HUNTER×HUNTERマジ面白いです。やっぱバトルが面白い漫画は読みやすいです。今回もほぼ回避不能という絶対絶命な状況を頭脳派のキルアがどう打開するのか?というシンプルなバトル構造だけで、お腹いっぱいいっぱいの充実度です。「まだ…だ まだ…!!!」とラストに策アリのキルアが熱い。設定上どうにかして最後の一投を外させるんでしょうが、素で素人考えには対処法が思いつかない。次号への引きがめちゃめちゃ強いです。

◇今回の能力(「死亡遊戯(ダツDEダーツ)」)は『幽遊白書』の刃霧要の「死紋十字斑」のアレンジでしょうか

 アレも抜本的な攻略法は提示されないまま終わった能力でした。今回どう決着つけるのか超楽しみ。

●ユート

 この物語における雄斗の大きな障害は「家庭の貧乏」と「父親の不理解」という描写ですよね。お父さんは典型的な貧乏父さん描写で、ジンギスカンの食材の買い物シーンを入れてる辺りに、「食費」のキーワードを連想させて「貧乏」描写に拍車をかけます。
 あとは近しい課題ではショートトラックの新メンバーとの溝をどう埋めていくかでしょうか。本当はロングで北海道が目標というのを隠しながら雄斗が子どもなりにどうコミュニケーションを取って関係性を発展させていくのか、その辺りは普通にほのぼのと楽しめる点ですね。

◇和也は

 ライバル視していた主人公の方がちょっと違う方向に行っちゃって、それでもそいつをライバルとして追いかけるというのは『ヒカルの碁』の塔矢と同じ感じですね。塔矢とかぶさりつつ、和也オリジナルな主人公との関わり方を期待したい所。

●武装錬金

 残念無念の打ち切り最終回。

 詳しくは別記事で感想書きました

●いちご100%

 一線越えたかどうかはまだボカされてる描写ですよね?

 でもラストの幸せそうな西野の表情から、とにかく幸せなイベントが迎えられたのは確か。良かった良かった。いざコトに及ぼうと思ったら親父が現れて「喰らえ!!」とアドバイスされたり、終わってから外に出てみたら死刑囚に声をかけられる……といったシチェーションの男女よりははるかに幸せです。


SRDX いちご100% 西野つかさ


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『武装錬金』最終話によせて


 終わっちゃった。

 和月先生も好きだと巻末コメントで明言していた『G戦場ヘヴンズドア』で鉄男が『俺達の挽歌』の終了に涙したシーンのような心持ちです。

●最終話「BOY MEETS BATTLE GIRL」/武装錬金感想

 「オレがみんなを守るから 誰かオレを守ってくれ……」(カズキ)

 高々と信念を掲げて頑張ってきたカズキが、堰が切れたように等身大の男の子らしく弱さを見せているのにウルっときました。どんなに強い信念を掲げようとも、カズキは崇高な宗教家でもなんでもなく、メンタルな部分は日常から飛翔しない「少年」主人公でした。そんな弱さも併せ持った「少年」の拠り所として最後に帰着するのはやはりヒロインの「少女」です。

 「キミのコト 少し気に入った」(斗貴子)

 といった程度の関係から開始した出会いから始まって、命がけで守り守られ、再殺部隊編での、

 「キミが死ぬ時が 私が死ぬ時だ!」(斗貴子)

 までの関係へ、丁寧に二人の関係性構築過程が描写されてきた作品でした。打ち切り最終回にあたりとにもかくにも帰着させるにはこの二人の関係のラストを描く以外にあり得ませんでした。

 この不器用な、カズキと斗貴子さんがというより和月先生が不器用な恋愛描写。なんだか温かさを感じさせてくれました。打ち切りは残念ですが、温かい読後感を残してくれる結びでした。

◇さりげなくちゃんと最終話に盛り込まれて帰結させられてた2つの武装錬金のテーマ

 1/再殺部隊編のテーマ

 再殺部隊編のテーマは、「敵−味方」概念のシャッフルでした。剛太の、

 「どっちが本当の化物だ――…」(剛太)

 から始まり、ホムンクルスを食らう戦部と人食いを断つパピヨンとの対比、現状では「敵」である再殺部隊にカズキがかける情け、そして大きくは「敵」ポジションにいるヴィクターの正当性など。

 結局このテーマの帰結はカズキ−剛太の関係性のラストで表現されました。カズキ自身が言った、

 「守りたいモノが同じならきっと必ず 戦友になれる」(カズキ)

 から始まっての、剛太の根来戦での

 「お前、戦友はいるか?」(剛太)

 の燃え台詞。そして今回最終話で剛太自らの口から、

 「守りたい者が一緒なら 俺達は戦友だ」(剛太)

 と、カズキの口から出た言葉をリフレインさせることで、この「敵−味方」のテーマに、守りたい者が同じなら戦友(味方)と結論づけました。「ヴィクター(現在のカズキ)」だとか「人間」だとか関係ない。表層的なモノを無化するステキな帰結だと思いました。

 2/『武装錬金』全編を通してのテーマ

 これは「守る」です。

 ブラボー戦のサブタイ「大事な存在を死守せんとする強い意志」に凝縮された、「守る」という強い信念です。

 かつては『るろうに剣心』でも描かれたおそらくは和月先生の普遍的なテーマで、奇しくもラストに原点に回帰するという手法まで『るろうに』とかぶせて締められていました。

 『るろうに剣心』は第二百二十四幕「真実」が全てです。身も心もボロボロになった剣心の心に、燕の懇願とオイボレの語りで、

 「出来るのは一つ この目に映る人々の幸せを一つ一つ守るコトだけだ……」

 「剣一本でもこの瞳に止まる人々くらいならなんとか守れるでござるよ」

 と、「守る」という、今までの物語の隅々で描かれていた剣心の原点=真実が木霊します。

 この「真実」が、『武装錬金』における「信念」と非常に近い。『るろうに』の、

 「…君の心の弱々しい迷いと裏腹に 君の手は強く握りしめて離さない……大事なものを失って…身も心も疲れ果て…けれどそれでも決して捨てることが出来ない想いがあるならば 誰が何と言おうとそれこそが君だけの唯一の真実――」

 と、『武装錬金』の、

 「善でも!悪でも!最後まで貫き通せた信念に 偽りなどは何一つない!!」

 は、「決して捨てることができない=貫き通す」、「真実=信念」が「守る」ことだという点でシンクロしています。

 その「守る」信念に、『るろうに』と同じように原点回帰しながら(「あの時の気持ちは今だって変わらない むしろより強く――…」)、

 「守りたい――…」(カズキ)

 のラストシーン。

 『武装錬金』は夢追い物語でも愛と正義の物語でもなく、守人(まもりびと)賛歌の物語でした。しつこく、愚直なまでにそのテーマを描き続けました。僕はこの作品が大好きでした。

●雑想

 蝶野編が終わった時の感想で書いた、「まあ打ち切られちゃったりしても、序章が宿す作品としての良さは変わらないですし。」という自分の言葉が、実際に打ち切られてしまった今でも変わらない僕の心境です。

 手塚治虫の『火の鳥』、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』、埴谷雄高の『死霊』など、未完でも傑作と呼ばれる作品は世の中に沢山ありますし、また僕にもその良さは分かります。このように打ち切りで未完成品としてのラストを迎えてしまったとしても、あの折々の感動は本物ですんで。蝶野編ラストの「すまない蝶野公爵」(蝶野編の僕の感想はコチラ)、早坂姉弟編ラストの「まだだ!!あきらめるな先輩!!」、etc、全て本当に良かったと思えるシーンなんで、これから先も何度も『武装錬金』の単行本は読み返すと思います。私的に心に残る、2年間本当に毎週楽しませてくれた、本当に好きな漫画作品でした。


武装錬金 1 (1)


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今週は感想休みます/今週の週刊少年ジャンプ(WJ)


 管理人多忙につき、今週号の感想はお休みさせていただきます。

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◇ピコ感想

・武装錬金

 重い。

 けど最高の展開。

 「守る」、というこれでもかと描かれてきたカズキの信念が残酷なシチェーションで試されるクライマックスです。

 蝶野戦との対比にもなります。あの時は結局「全員守る」という信念を貫けず、斗貴子さんの命と蝶野の命を秤にかけて斗貴子さんの命を選択しました。今度、秤にかけられるのが自分の命だった場合、カズキはどういう選択を下すのか。

 和月先生は主人公に「理想」を賭して描きながらも、どこかそこはかとなく「理想」にカウンターを入れて描いてしまうのが好きです。「るろうに」でも不殺という剣心の「理想」に対しては、斉藤というカウンターヒーローを設定して描いていました。武装錬金でも、「できるだけ多くの人を守る」という耳心地イイ信念を掲げさせながらも、そんなキレイ言だけではどうしようもない命の選択をせまるシチェーションを主人公に突きつけます。作者自身が「理想」だけではいかんともしがたい、信念を貫くにあたりぶつかる困難というものを知ってるからそう描かざるを得ないのかもなぁ。

バロン閣下燃え/週刊少年ジャンプ(WJ)19号感想


●ONE PIECE

 娯楽要素満載です。CP9のメンバーやら、元王国騎士やら、とにかく敵が待ち受けてるのを突破していかなきゃならないサンジの聖闘士星矢十二宮編的展開といい、「仲間」が掘り下げられてるからこそ、ナミの「肉と酒、食料をありったけ」というルフィ達を“分かってる”辺りとイイ、楽しさ満載です。
 ナミに最初の重要所が訪れてますが、是非とも天災のアクア・ラグナに対する際には、気候の熟練者であるナミの「航海士」という職業を生かしたりして欲しい。それと関係して、今回は「仲間」と同時に「職業」も掘り下げていく感じにして欲しい。サンジの行く手に待ち受ける「給仕長」のCP.NO7、ワンゼとかにも期待です。ここでも「コック」の職業とか掘り下げて欲しい。そう考えると、ルフィの「船長」と、ゾロの「剣士」がどこで生かされるのかなんて、燃えるじゃないですか。(僕の場合いつもそうですが)クライマックスでのゾロ燃えですよ。ロビンが仲間になった直後から色々とロビンをちゃんと見てる描写が入ってるゾロだけに。

●BLEACH

 まずはラスボスの圧倒的な強さを描写しておかなくちゃという、少年漫画の展開上王道の回でした。主人公が全力を出しても完膚無きまで打ちのめされるのも王道。『ダイの大冒険』のVSバーン戦の初戦みたいな。ここからどう主人公がラスボスと立ち向かえるだけに立ち上がっていけるかが少年漫画のクライマックスのコアの一つです。さらなる努力(修行)パターン。仲間との協力パターン。さらなる覚醒パターン。など色々ありますが、『ダイの大冒険』なんかは全部のパターンをミックスしたような感じで勇者一向の立ち上がりが描かれてました。BLEACHも第三解放への努力とか、虚化で覚醒とか、もともとの仲間+死神界に来てから構築された仲間関係とか、全部ぶち込めそうな要素はそろっているので、スケールの大きい形での一護サイドの立ち上がりに期待したいです。

 あとは、ラスボス藍染の圧倒的な強さが描写されただけに、ラスボスらしく思想のスケールの大きさも描写して欲しい。「魔界を地上に浮上させる」とか、バーン並に壮大な目的意識で動いている存在であって欲しい。

●いちご100%

 最高回でした。「映像研究部」という「部活」をキーとして、「夢の共有者」として惹かれ合ったという真中と東城、というか『いちご100%』の原点に回帰。原点回帰はクライマックスの王道演出なんで、間違いなくいちごは今がクライマックスだと思われます。

 「映像研究部」の終わりというシチェーション作りで、夢追い仲間としての真中、東城に共有感覚を作り出してるのが最高に機微に富んでます。

 「部活も終わり」(真中)

 「そうだ……もう部活はないんだ」(東城)

 から入って、共有した夢の終わりに、それぞれの夢の始まりの人に逢いたいという心情描写が秀逸。普段は心情無視のエロシチェーションを描いてるだけに、実はこういうのも描けるんだぜ?という河下先生が普通にカッコいいです。

 「東城、今キミにすごく会いたい」(真中)

 「真中くんに会いたい……!」(東城)

 と想いがシンクロして、ラストは二人の夢の記号性が詰まりまくった「映像研究部」の部室で、ついにきた東城の告白。絵の美麗さも重なってエラいことになってます。映像研究部の張り紙越しに向かい合う二人という記号的なシチェーションが最高です。『いちご100%』、ここに極まりです。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 「「存在の解像度」を大幅に下げた」(ネウロ)

 がカッコよかった。どちらかというと犯人側で利点が発揮される能力です。こういう台詞の言い回しのカッコよさとか、それを派手なアングルで演出する描き方とか、やっぱしネウロはハッタリ魅せが楽しい漫画だと思います。

 ネウロは完璧に天才型の主人公ですが、これは今のWJではテニプリのリョーマとムヒョとロージーのムヒョくらいで、少数派かもしれません。が、これはムヒョとロージーのの関係にも言えることですが、視点キャラのヒロインに天才型主人公の活躍……という構図から始まった両作品とも、徐々に視点キャラの方が成長して、主人公との協力型の物語に変化していくんじゃないかな……なんて思いました。ロージーの方は順当に成長が描かれてますし、弥子の方は今回稚拙ながらも自分の意見を出してる辺りにそういった成長開始の鱗片を感じることができました。協力型に変化してく話は好きなので、そうなったら嬉しいです。テニスの王子様だけは協力型になる気配ゼロなのが凄いですが。

●ユート

 「吾川君おなかが痛くなってどっかに消えてくれないかな」(雄斗)

 が熱い。

 子どもゆえに純真なまま非道いこと口走ってます。

 本編はオバさんの、

 「そのためにマットはあるんでしょう?」

 が、怖い。大人は信じられません。「マット」を吾川とスケート団の少年達とのコミュニケーションツールに使っただけじゃなくて、雄斗絡みにまで使ってる構成なんかはステキだと思いますが。

 最初に安全のため云々とマットを語ってたおばさんが、フと「そのためにマットはあるんでしょう?」と切り替わってるのが怖い。大人は怖い。

 雄斗くんの場合、おばさんにいびられて壊れるよりも先に、レトルトカレーしか食わさないお父さんによって、健康を害して壊れそうで心配です。

●HUNTER×HUNTER

 ノータイムで取りに行くキルア燃え。

 電撃解放やむなしな状況ですが、当初のキルアの目的が「手の内を見せない」だったので、冨樫漫画らしく電撃無しでキルアには窮地を脱出して欲しい。しかし、王とかネフェルトピー戦以前にこんなに濃密なバトル編が入るとは思わなかった。やはり二転三転するハンターのバトルは面白いんで、とにかく楽しんで読んでます。

●ポルタ

 非バトル路線で頭脳勝負のエンタメを毎回見せてくれるんだったらもっと読みたいかも。クールだけど実は人情もわきまえてるという主人公は好きです。あとは「スマートにいこうぜ」の頭脳エンタメ部分を実際にスゲーとハっとさせられるくらいのものを毎週持ってこれれば連載イケるんじゃないでしょうか。そう思うと毎回頭脳系エンタメでスゲーと思わせてくれる「DEATH NOTE」はやっぱ偉大ですな。

●武装錬金

 バロン閣下…キターーー(>▽<)

 と一人で大喜びしてました。ミサイルランチャーの武装錬金「ジェノサイドサーカス」→ヴィクター第三段階→バロン閣下→ヴィクター巨大化という、和月先生のネジが外れてるようなトンデモ展開も突き抜けてて面白い。

 されど過去描写含む、ヴィクトリアパートは切ないことに。過去でのヴィクトリアの笑顔と、ラストの現在のヴィクトリアの、

 「錬金術がそんな簡単にみんなを幸せにすると思う?」

 という翳りに満ちた瞳とのギャップが切ない。

 カズキ−ヴィクターで対比があることは隅々の描写でも単行本の和月先生コメントでも明らかなので、カズキは対比として錬金術の力でヴィクトリア本人に笑顔を取り戻すorヴィクトリア相当のキャラの笑顔を守る……という所にハッピーエンドで落ち着いて欲しい。

●巻末コメント

 和月先生が『G戦場ヘヴンズドア』を名作と認識してるのが感動。魂を燃やして漫画を描いてる所に和月先生と日本橋先生には共通するものを感じます。

→和月先生も名作認定で、当ブログでも昨年度NO.1お勧め漫画の

G戦場ヘヴンズドア 3 (3)
G戦場ヘヴンズドア 2 (2)
G戦場ヘヴンズドア 1 (1)


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◇ピコ感想

・ワークワーク

 瀕死の状態から復活することによって大幅パワーアップでした。理由づけは「サイヤ人はそういうものだから」でも、「神様の血を沢山受けたから」でも、少年漫画なんでなんでもありです。あとはだだっと少年漫画らしい(というかコト、シオ両者のスケールアップっぷりから『ドラゴンボール的』というか)ラストバトルを見せて貰って、この漫画らしい機微は最終話の神様−シオのエンディングに期待。この世界では生き難い神様が、どのようなエンディングを迎えるのか。残留感がある美しいエンディングを希望。

・武装錬金

 「調べても何も見つからなかった」という謎の答えが、シェルターの武装錬金という形で、空間ごと武装錬金だったというのには普通にビックリさせられました。なんかもっと凝った謎の解答がありそうなものを、「武装錬金です」というストレートな解答なのが清々しい。

 内容はますます敵−味方の概念が分からないような展開に。アレキサンドリアもヴィクトリアも悪って感じの描写でもありません。というかむしろ一応敵ポジションのヴィクターに正当性を与えるような役割のキャラっぽいです。このどっちが敵−味方?剛太風には「どっちが化物だ?」というテーマは再殺部隊編で散々掘り下げてきたのでこの流れは自然です。是非とも人間ともホムンクルスとも違う存在になりつつある(和月先生曰くダークヒーローの)パピヨンの話なんかも絡めてこのテーマを押し進めていって欲しいです。

・あと

 今週は「いちご100%」が素晴らしく良かったです。映画見て姉の本気を見抜いた弟の所から、向井さんまで絡めて各々の本音にせまるラストとか、スゲーと思いました。


武装錬金 7 (7)


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BLEACHの番外編は好き/週刊少年ジャンプ(WJ)17号感想


●寒月に咲く/BLEACH

 BLEACHは番外編の使い方が上手いです。この前の雛森世代の3人の番外編の時は、雛森、イヅル、恋次がやがてそれぞれ別の道を行くというような暗示で締められていたんですが、ご存じの通り現在では事実そういう展開になりました。なんで、今回のラストも何かしら今後の展開への暗示が含まれていると考えた方が自然です。

 「昇り、輝き そして必ず散り散りになって離れていく」

 という日番谷のモノローグなので、雛森、日番谷、松本、藍染の4人も今後離れていく展開への暗示と取れます。既に藍染は離れていってしまったワケですが、日番谷−松本、日番谷−雛森も離れるっぽい。ただ、

 「ならば せめてその時が来ても 俺達は花火のように消えることなく 輝いていよう」

 で締められているので、離れるといっても、どちらかというとポジティブな離れって感じ?藍染にべったりだった雛森の再起は自立がテーマになると思われるので、離れても輝いていようという暗示は中々燃えるものを感じます。

●BLEACH

 「天挺空羅」は、物語を作る技術上の裏技って感じ。群像劇で複数の登場人物が別々の場所で行動する物語の場合、それぞれの登場人物間で持ってる情報に格差があり、その情報格差が原因ですれ違いバトルへ……って感じの作り方が王道だと思うんですが(現にそれでBLEACHこれまでやってきた)、あまりに登場人物が入り組み過ぎてきたためか(誰がどこまで何を知って行動してるのか、とかを考えるのが大変になったのか)、魔法的な能力で一瞬にして全登場人物間の情報格差をゼロにするという裏技を使っちゃいました。

 使っちゃうのは構わないんですが、ちょっとこの凄まじい能力を使うにしては物語の段階がまだ早いような気がしました。もう使っちゃうんだ、みたいな(それとも実はもう最クライマックスなんだろうか)。勇音さん何気に凄すぎです。裏技的な能力なので、色々な作品でクライマックスのキーで出てくる大技のような気がするんですが。『ドラゴンボール』のラストの界王様の能力とか、『ダイの大冒険』のラストのゴメちゃんの最後の力とか。

◇そしてまたボス級と対面しちゃう恋次

 これだけ前座的にバトルさせられる役のキャラになると、逆に真に勝利する熱い展開がいずれ訪れるという希望を抱きたくなってきます。

●ONE PIECE

 ルフィまたハサまってました。これはただ単にまたハサまっちゃったよ!というギャグ描写なのか。
 繰り返し今シリーズでハサまっちゃった描写を入れてるというのは、何かしら今シリーズのバトル辺りでハサまっちゃったギミックを使うんじゃないか?なんて考えるのは深読みし過ぎでしょうか。空島篇の腕に黄金付いちゃったのがギミックに使われたような感じで。

 パウリーの「――もうあんな思いするのは おれとあなたで……充分でしょ」も熱い。結果としては仲間(ロビン)に裏切られなかったのはルフィ達で、仲間に裏切られたのはパウリーとアイスバーグさんだったという対比。「仲間」をキーに掘り下げまくってるなぁ。

●D.Gray-man

 ミランダ編と同じく、エンディングを結ぶ視覚的演出がキレイ。ミランダ編もラストの幸せそうな夫婦とミランダがすれ違ってアパートから出て行く演出がステキだったけれど、今回の御祖父様の所有物しかなかった城を炎上させて旅立つという演出もステキ。この漫画は登場人物がエクソシストとして生きていく決意する回が美しいです。

 そして、クロウリーに決意を促したアレンの言葉が、「アクマだから壊す→エリアーデもアクマだから壊した」という「理由」のために生きていけというように、前の白黒云々の比喩だったら、「黒だから壊す」を正当化した、現時点では二項対立な答えなのが熱い。これはそのウチ本当に白黒で割り切っていいの?という展開になっていくタメだと思いますが、現時点では白黒割り切ってます。そう考えると、主人公特権の設定がその白黒を見破れる能力というのは、かなり熱いもののように思えます。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 ドーピングコンソメスープは笑った。最後は犯人とバトルになるという展開で、推理モノ云々の型を余裕で破ってるだけじゃなく、犯人がバトル漫画ばりにドーピングで巨大化というのが面白かった。この面白ければOK的なこの漫画のスタンスは大好きです。

 弥子を利用してるだけのネウロが、たまに弥子の内面を適切に代弁してる辺りがピコ深い(「食べる事はそれ自体が幸せだ」と そんな事はこの僕でも分かるというのに……の辺りとか)。

●銀魂

 銀さんが神楽を引き留めなかった理由が感動的なテイストで回収されて良かった。親父燃え。カッコいいハゲ親父というのを描ききってくれたのが良かった。身体的特徴云々と過敏に反応する人も世にいますが、こうやってネタにしつつカッコよく描いたりすることでこそ差別感とか無化されていくんじゃないでしょうか。

●ユート

 登場人物をほぼ瀬尾と吾川にだけ絞った1話。対照的な二人の掛け合いは面白いです。今の所スケートの方の物語より、雄斗の家庭の、父親が遅くなって自分でご飯炊いてレトルトカレーという描写とかの方が気になる。今の所雄斗の家庭の描写はネガティブ描写だよなぁ。そこから抜け出すようにスケートに打ち込んでいくんでしょうか。しんみり家庭描写に吾川からの電話が鳴る所は良かった。これは陽気をいっぱいに詰め込んだ吾川がこのしんみり家庭から雄斗を引っ張っていく展開かな。

●いちご100%

 美鈴のキャラクターとしての役割が完結したって感じがしました。尊敬する東城先輩の想いを間接的に真中に伝える今話が美鈴物語の最ヤマのような気がします。もう、最終回まで特に美鈴にスポットが当たらなくても納得できるくらいです。そして、そんな一登場人物的には最大の見せ場を、シリアスビジュアルじゃなくてエロメイドコスプレでこなさなくてはならない辺りがいちご100%です。

●武装錬金

 「ごきげんよう」は『マリみて』知っててやってるんだよね?宇宙から降り注ぐアイデア波(吼えろペンネタ)が和月先生と今野先生を同時に直撃してたとかじゃないよね?『ネウロ』の「俺の料理は至高にして究極だぁ!」の台詞とか(美味しんぼネタと思われる)、多作品ネタが結構見つかった今号でした。

 本編の方は久々のギャグパートで面白かった。斗貴子さんがいないと御前様がメイン突っ込み役にならなきゃならないのが面白かった。

 そして登場した少女は脇キャラにしては髪を凝らしてみたりで「立っている」ビジュアルをしてる点に、意味深な「そう――なんだ…」のコマに一人何か気付いたっぽいパピヨンのコマが挿入された点とで、結構重要キャラっぽいですよ。 まひろが抜けた分のヒロイン補強でしょうか。次回楽しみです。

●ワークワーク

 ヨキの使い方が効果的。2ページ目からワイワイ集まってくれるプラちゃんらをしり目に、冷めた表情してて、そこから後半の「私達は滅びたのだ」までの語り。奇跡なんか起きないという諦観した思考で絶望気味のヨキを描いたからこそ、だからこそ、ラストの「私は…あなたにどう報いればいいのでしょう… …せめて せめて命をかけて」の神様のシーンが、それでもっ!って感じで感動的だった。

 シオと神様お互いが命をかけたここ数話のクライマックスだけでも第1話から追いかけてきた甲斐があったなーと思っております。

●当ブログでは

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ONE PIECEが過去最高に良い/週刊少年ジャンプ(WJ)16号感想


●ONE PIECE

 ウォーターセブン篇は凄いです。今までの物語、描写が後になればなるほど全て意味を持ってくるのが凄い(しかもサプライズつきで)。全ONE PIECE中ベストエピソードじゃないだろうか。

 まずロビン、

 「一度捨てた命も……!!失った心も 途絶えた夢もみんな掬い上げてくれる こんな私を信じてくれる仲間ができた……」(ロビン)

 の感動指数が高いのは、台詞の隅々が今までの物語で描写されてるからですよね。

 「一度捨てた命も……!!」→僕的アラバスタ篇のメインだった、ルフィがロビンを助ける場面。

 「失った心も……」→ロビンがナチュラルに笑えるようになるまでのそこかしこにちりばめられた描写。

 「途絶えた夢も……」→アラバスタで「私の夢には敵が多すぎる」と命を絶とうとしていたロビンが、主に空島篇を通して歴史をラフテルへという夢を再獲得するまでの物語(今回の台詞にて、空島篇の内容、テーマがロビン物語では外せないくらい重要だったのが分かる)。

 そしてバスターコールの脅威から麦わら一味を守るためゆえの離脱だったという今回の種明かし。ロビンがこういう行動を取るにあたっての理由づけとして、青キジの話が効いているのだと思います。青キジの話は挿入された時は結構唐突なバトルで、しかもルフィが負けるというビックリ展開だったのですが、ロビンがひどく狼狽していた描写が何気に重要だったのですね。それゆえに青キジの脅威からロビンが今回こういう行動を取るに至るためのタメだったとすると、あのタイミングで青キジとのバトルが挿入されたのが適切だったのが分かります。

 最後に、「引き金を引けなかった……」というアイスバーグさんとかね、この前までの過去篇で仲間と共に海列車を作るアイスバーグさん、フランキーを始め仲間の尊さを知るアイスバーグさんだからこそ、仲間のためというロビンに対して引き金を引けなかったという。過去篇のタイミングもバッチリだったことが分かります。

 これまでの物語をこれでもかと使い切ってます。

 そして、あらゆる物語で王道の、「バラバラになった仲間が再集結する」パターンの物語にこれからなっていく展開です。これだけ熱いテイストで「仲間」をテーマに掘り下げた上でこの「再集結」パターンをやる物語も無かったんじゃないだろうか。

 これ、今年の僕的ナンバー1漫画候補です。

●BLEACH

 藍染激強です。「完全催眠」。最初に解放の瞬間を見せておかなきゃならないという弱点さえのぞけば、最強能力です。そりゃ日番谷も負けるわという能力です。完全に誤認させておいてから藍染はゆっくりと斬りつければいいわけですから、『ジョジョ』の各部のラスボスの能力に通じる最強加減です。これはラスボスにふさわしい。全ての謎が、「完全催眠」によって瀞霊廷内が一種の「共同幻想」に落とされていたというのも、京極夏彦『姑獲鳥の夏』チックで個人的に燃え。

 あとは日番谷、雛森の再起イベントですよ。今話ラストでルキアの前に藍染らが現れて、一護とも因縁が形成されそうな展開ですが、今まで張ってあった因縁描写からすると、日番谷、雛森が再起して打倒する展開こそがふさわしい。一護らには別に敵作って、藍染には日番谷、雛森が対する展開にならないものかなぁ。

●ユート

 お父さん非道い。今のとこ大人がカッコ悪く描かれてる漫画です。腐った大人が作った世界に対して真っ直ぐ子どもパワーで子どもが立ち向かっていくという意味では清々しいくらいに少年漫画です。真っ直ぐ子どもパワーを色濃く担ってるのが吾川くん。「おまえは出るのか?出ねェのか?出ねェんなら横でガタガタ言うな!」の啖呵は気持ちよかった。あれこれ理屈やら可能性やらをこねくり回してからやるかどうか決めようとして、結局あきらめてしまうのが大多数の大人。まずやると決めて行動から入るのが子ども。ストレートに子ども賛歌を描いてるこの漫画は気持ちいいです。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 やはり犯人探しがメインの推理モノではなくて「謎」にまつわる演出や雰囲気重視のエンターテイメントってことで、犯人が最初から明かされてるパターンの話も余裕で持ってきます。

 それにしても成功を呼ぶ料理がステキ過ぎ。

 「コカイン、ヘロイン、覚醒剤、モルヒネ、ペンタゾシン……」

 って、なんか成功を呼ぶどころか廃人を量産してきたんじゃないかって気がしますが、成功を呼ぶ料理として名声を得るまでにはどんな裏物語があったんだろうか。客が全部ジャック・ハンマーだったとかだろうか。

●いちご100%

 切ねー。これも、真面目ベクトルでいちごベストエピソードに入りそうな1話です。

 告白の時も映画の撮影だからと偽り、告白が「西野と出る 俺達またつきあってんだ」と実質NOで返された涙も「映画に感動して……ごめんね」と偽ってしか答えられない東城が切ない。

 そもそも、映画での告白シーンをバックに、その告白に対する解答を現実世界でNOとして解答してるというシチェーション作りが切ない。おそらくは映画の方はOKで恋愛成就のエンディングなんでしょう。ところが現実の方は……という。

 今回の河下先生は素晴らし過ぎの一言。

●RARE GENE 4

 普通に強化系(力自慢だけどちょっとバカ)と変化系(頭脳派)のコンビのエンターテイメントで楽しめました。

 何気に序盤の

 「ハハ 風水は特別寒がりだからねぇ」

 の台詞に

 「ナニ平然と爆裂にサワヤカにあたしの正体バラしてんのよ!?」

 とやりとりする場面が二重の意味を持つ伏線だったのがニクい。表面的に風水という名前=怪盗という正体をバラしてるという意味と、寒がりだから=ティラノサウルスのRARE GENEという正体をバラしてるという意味で。

 ラストの、

 「あたし達の憎しみの熱に較べりゃ屁でもねーんだよ!!」

 も、設定的、理屈的には意味不明だけど、ずっとウィークポイントとして描写されてた「寒さに弱い」を克服してるラストという意味ではカタルシスがあって良かった。

●ワークワーク

 僕的には超序盤から予想していた通り、第01話から真の意味での神ポジションにいた黒い影(コト)がラスボスになり、ゲームマスターに反逆するタイプの物語になったので、個人的には満足。

 あとは神様が「本当の意味での神様的な行動を取る」or「神ではなく本当の意味で人間的な行動を取る」でラストその1(「願い」のテーマ的には後者希望ですが)、人間−機械のカテゴリー二項対立の方のテーマは「黒い血だから抹殺」というどっぷりカテゴリー依存のコトを、ヨキ(黒い血の人間)、キク、プラ(機械)、神様(赤い血の人間)、レオ(赤い血を受けた黒い血の人間)、シオ(?)のカテゴリ無化の共生パワーで撃破して美しくエンディングでラストその2だと思います。

 シオのために手首を自らかみ切る神様の絵が良かった。この「血を分け与える」という描写を色々と記号的に使っただけでこの作品は勝利という気がします。レオに血を分け与えた時の感動とイイ、どうにも心を揺さぶられる描写です。

●武装錬金

 少し前から描写されてきましたが、今話にて火渡が悪役からほぼ肯定的なポジションに移行。再殺部隊篇はいたる所に敵−味方の概念のシャッフルがテーマになってましたが、これはカズキの仲間サイドを作り上げるためのシリーズの意味合いがあったためだったのかもしれません(ヴィクターへの仕打ちの伏線があるので、まだ錬金戦団全部が仲間になるとは思ってませんが)。毒島とか、既にギャグキャラでイイヤツキャラ化してきてるし……。

 ここで、いつだかの

 「守りたいものが同じなら きっと必ず戦友になれる」(カズキ)

 のカズキの台詞や、カズキが無闇に再殺部隊の命を奪わなかった描写が伏線として効いてくるワケですね。

●当ブログでは

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ドラマCDシリーズ「いちご100% (4)」


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◇ピコ感想

・BLEACH

 絶体絶命のピンチの所で藍染とギンが助けに来るというラストだった雛森世代の過去篇までが布石だったというのに感心。ヒーローとして描かれていた登場人物が一転ダークサイドのラスボスという裏返りっぷりは燃えるものがあります。

・ワークワーク

 キクの離反、レオの活躍でラストじゃないかなぁ。赤い血の人間(神様)、防人(シオ)、黒い血の人間(レオ)、機械(キク、プラ)が協力し合うというラストでばっちり帰結するし。

ラストはレオ活躍に期待のWaqwaq/週刊少年ジャンプ(WJ)14号感想


●ONE PIECE

 ヨコヅナが海列車に挑む理由(トムさんを連れてっちゃった列車だから挑んでるんだよね?多分)、及びフランキーが現在は解体屋をやってる理由が感動的なテイストで明かされて大満足。この伏線を(感動的な)新情報で回収という物語の作り方、良質な過去篇のお手本のような話だと思いました。ONE PIECEの大きいエピソードには必ず入る過去篇です。尾田先生、そろそろ過去篇の巧(たくみ)になってきてます。ウォーターセブン篇の最初にギャグテイストでヨコヅナが登場した時にまで物語が回帰してるのが凄い。綿密に計算していたというよりは最初は面白い設定どんどん出しちゃえって感じなのかもしれないけれど、それをしっかり回収してるのが凄い。こういうのを読まされると、大きい話の方で無数に広げられている伏線の方も、しっかり畳んでくれるんじゃ、だとしたらONE PIECE100巻まで読まなきゃ、という気にさせられてしまいます。

 トムさんに「夢」を語らせて、さらにフランキーの「おれもいつか夢の船を造りてェから……!!」で終わってるのもONE PIECE的でステキ。前回の感想では今シリーズでは船大工という「仕事の矜持」を描いてるなんて書きましたが、一方でやっぱり「仲間」と同格のONE PIECEの大きい物語でのテーマ、「夢」もこの一遍にからめてるんですね。それでもやっぱり捨てきれない夢を叫ぶんだけど、現在のフランキーは解体屋に甘んじているというのが、泣ける話です。フランキーの船造りとしての夢は尾田先生のもの造りとしての夢もブチ込んで描いてそうです。「おれもいつか夢の漫画を描きてェから……!!」みたいな。

●BLEACH

 日番谷間に合わなかった!

 前回雛森がピンチなのは確かとか書いておいて早速のこの展開ですよ。藍染−雛森カップリングで同人誌とか描いてた人達は絶叫してそうな展開です。

 僕としてもBLEACHで一番好きなヒロインだったのでこれは痛い。唯一死んだ藍染さえ生きていたということで、BLEACHは基本的に主要キャラは死なない漫画ってことで雛森が完全に死ぬことは無いような気がするけれど、一線からドロップアウトするのは確か。主人公級の主要メンバーと絡んでガンガン活躍して欲しいと思ってた自分としては残念無念な展開でした。

 日番谷間に合わなかったのは間に合った一護と対照的ですな。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 「ファウスト」の評論辺りで取り上げ甲斐がある漫画だなぁなんて思ったり。東浩紀氏の現代創作に関する評論辺りの、現実を忠実に切り取った自然主義的な物語と、現実軽視の荒唐無稽な物語と、現代の読者はどっちにより「リアル」を感じているか……みたいな部分辺りで。

 簡略に言ってしまうと、現実VSはったり。

 その視点から見ると、ネウロはかなりはったりベクトルの漫画ですよね。現実にも通用しそうな限定状況、推理条件、動機描写なんかは丁寧にやる気がさらさらなくて、魔界の力で解決とか、視覚的演出で読者を惹きつけようとか、はったり重視で探偵物エンターテイメント。

 武装錬金の単行本コメントで、和月先生が火渡の登場シーンのバックに炎を描くか(はったりをキかすか)、現実を取るか(炎描かない)で迷ったなんて記述がありましたが、ネウロははったりで炎燃やしまくりと……そんな漫画。

 でも今のWJってはったり傾向の漫画が多いような気がする(メイン読者層にも好まれてる)のですよ。綿密に取材して、現実のスポーツ選手も使う技術を描き、現実のスポーツ選手も経験するような葛藤を描く漫画よりは、「テニスの王子様」みたいな荒唐無稽ではったり重視の漫画の方が好まれる。

 そう思うと、新連載の「ユート」は興味深いですね。はったり全盛のWJにおいて、綿密に取材してわりと「現実」ベクトルでスピードスケートを描く漫画として始まったのが「ユート」だと思います。

 二つの新連載として、現実ベクトルの「ユート」とはったりベクトルの「ネウロ」が始まったのが非常に興味深い。打ち切りレースの結果に興味津々です。これで「ユート」が打ち切られて「ネウロ」が読者に支持されるようなことになると、いよいよWJははったりベクトルの漫画の全盛期なんだぁと、そうなるワケですよ。

●HUNTER×HUNTER

 ハンター協会が一枚岩じゃない、様々な軋轢のためにフラットに動けない組織のマイナス面を抱えてるという設定が挿入されたのは凄い面白いと思いました。組織の縛りなど微塵もなくあっさりとキメラアントを掃討してみせた幻影旅団との対比だと思いました(唐突に挿入された感もあった幻影旅団エピソードが生きてくる)。なんで、今後は組織の軋轢ゆえに後手に回って犠牲者を出すハンター協会をしり目に、幻影旅団のような自由人的ハンター達が活躍してキメラアントと戦っていくという展開を希望。最終戦にフリーなヤツらが各々の意志で戦いに参加、結果結集していくという展開は非常に燃えるんで。

●武装錬金

 エーっ。ブラボー生きてたー。

 ……と、この感覚を味わうのは武装錬金で二度目です。

 一度目は、無論対蝶野戦。あの時も和月死生観が炸裂しつつ感動的に蝶野死んでおいて、次の週には「蝶、サイコー!」で復活だったという。

 なんで、武装錬金はこういう漫画なのかなと、先週の感動は何だったの?感を再び味わいつつも納得。勿論文芸的なベクトルでは死んだままの方が明らかに「深い」話になるんですが、現にエンターテイメントとしてはパピヨンが生きてたおかげで武装錬金は何倍も面白くなった点は中々否定できない所。ブラボーも、生き残ったことによって作品がエンタメベクトルで面白くなってくれれば結果OKということで。何だかんだで傷ついた体を押してピンチの時に颯爽と助けに来るブラボーという図は想像すると燃えてしまいますしね。

 ただ先週はブラボー生存の伏線が無いなんて書いちゃったんですけど、実は微妙にありましたな。先週冒頭に出てくる黒服の男。この男にもうちょっと注目するべきだった。照星部隊という名称に、ブラボーらよりエラそうな黒服の男が描写されていたという伏線。強力な新キャラ登場でブラボーが助かるという展開は、そこから読もうと思えば読める展開でした。一応、作りは丁寧になっています。

●怪盗銃士

 最初に封印した看板をクライマックスで使うというのはベタながら、そこに書いてある文字「I's MIRACLE」までギミックに使うというのは小粋だなと思いました。

 主人公の自己陶酔ハイテンションな性格が、実は姉を失った哀しみの防衛規制ゆえ……と明かされる流れも、中々味があって良かったんじゃないかと。

 もう1話くらいさらっと読切で読んでみたい、そんな感じの漫画でした。

●こち亀

 今週は爆笑でした。

 「海限定というルールは無い!ゴールへ行けばいいのだ!」

 から、

 「両津!陸上は無理があるぞ!

 までの流れで笑った。そりゃ無理あるよ!と思いっきり心の中でつっこんでた。こういうバカ話のこち亀は大好きです。

●ワークワーク

 「キミは神の血を受けたことのある少年だね?」

 の部分、キク→レオで何か授けたっぽい?(深読みし過ぎ?でもキクが直接レオを攻撃した描写が無いのは意図的なようにも思えるし)。

 参賢者の思惑が一様でない伏線、尺が無さそうなのにわざわざ一話かけてシオ−レオの絆確認話を挿入した藤崎先生の意図から、レオがラストのキーマンになって活躍する展開に一票。

 「護神像にこのような機能はないはず!」のシオ完全融合は、実はシオは……みたいな設定回収回で説明される現象というよりも、少年主人公特権のミラクルパワーとして解釈しちゃってよさ気な印象。親子愛がもたらす奇跡。感動するじゃぁないですか。

 シオも自分の死を覚悟、神様も「私はもういいから!!」と、ここまで仮面ライダー龍騎エンドまっしぐらな展開なんですが……。レオが頼りです。何とかシオと神様(と読者)に幸せな結末を……。

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感動の武装錬金/週刊少年ジャンプ(WJ)13号感想


●ONE PIECE

 過去篇序盤の「何を造りたがろうが構わねェが、造った船に男はドンと胸を張れ」のトムさんの台詞がやはりキーでした。その船の使われ方はともかく、船大工は作った“船”に誇りを持たねばならないという。

 この過去篇は「船大工」という職業の矜持を描く意味合いが強いんじゃないかと思いました。麦わら海賊団の「仲間」らは、皆「剣士」、「航海士」、「コック」、「医者」、「考古学者」という己の専門職に対する矜持が描かれるエピソードが必ず入っています(その点で「砲撃手」という職業に対する矜持がまだ描かれていないウソップが、やっぱ一時抜けるんだとしたら一番可能性が高いんじゃないかと僕は思ってるんですが)。今回のトムさんの生き様、言葉が、ワンピ作中の「船大工」の矜持ってことじゃないかと。

 しかし、上のトムさんの台詞に繋がる、

 「“善”も“悪”もねェもんだ……!!この先お前がどんな船を造ろうと構わねェ…」

 の辺りから、今後フランキーがプルトンを造るという展開も考えられるようになってきたんじゃないかと。多分この過去エピソードを踏まえて現在のフランキーは解体屋に甘んじてるんだと思うんですが、そこから踏み出して“善”に使われるか“悪”に使われるかは分からないけど、船大工として誇りをもってプルトンを造る……というのが展開としては熱そう。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 すごく面白いです。

 前提として、王道推理漫画として読む漫画ではないということはやはり踏まえておかなくてはと。

 読切載った時の作者コメントでも、ミステリを題材にした気楽に楽しめるエンターテイメントにしたいみたいなことを仰ってました。読者への推理題材提示が滅茶苦茶だったり、魔界の力で謎解決という推理もへったくれもない設定だったりと、その辺りは頭を使って楽しむ王道推理モノの楽しみ方じゃなくて、演出だとかミステリ的雰囲気だとかを楽しむ、どちらかというとあんまり頭を使わない楽しみ方をする漫画だということが分かると思います。この漫画に本当の推理モノじゃない!と文句をつけるのは、テニスの王子様に現実のテニスはあんなんじゃない!と文句をつけてるようなモノです。

 それらを踏まえて、演出がやはりイイ。

 前回は動機パートぶっ飛ばしのネウロというのが描かれてたんですが、今話で弥子の方は、

 「この家の「日常」を 誰が何の理由で壊したのかを知らないと もう戻れない気がするの…「日常」に」

 と、動機、理由を気にしてるような発言をしてるんですね。

 前回の感想でも書いたけれど、このネウロと弥子の属性がイイ具合に違っていて、その二人が組むことで楽しさが増している感じがとても好きです。

 今後、一押し期待の漫画です。

●BLEACH

 いよいよ市丸絡みの謎パートの解決篇の模様です。ポイントは、以前日番谷は市丸が雛森を殺そうという気配をみせたのを察知して雛森を助けてるんですね。なんで、実は日番谷の方が黒幕、日番谷の殺気察知能力は稚拙……の二点の展開が無い限りは、今話ラストで雛森がピンチなのは確かです。

 雛森−日番谷物語がBLEACHで一番好きなので、次回以降のこの二人の帰結には期待です(今度の過去篇はこの二人でお願いしたかったりしてるんで)。

●DEATH NOTE

 前回の感想での予想通り、新視点キャラ投入で仕切り直しということに。しかもさらに予想通りに少年キャラですよ!かなり、体制的な不条理な大人に子どもが子どもパワーで反逆していくタイプの少年漫画らしくなって面白そうです。二人というのがイイ。やはり、子どもパワーの王道は友情パワーだと思うんで。

 図柄無しのパズルを黙々と組み立てる描写とかイイですね。ただの少年じゃない感を演出する絵としては最高です。再開が楽しみです。

●ユート

 お母さんが名前を書いてくれたノーマルだから……という理由が子どもらしくて良いです。この年頃だとまだ反抗期にも入ってなくてお母さんの存在はとても大きいと思うので。

 普通に引き込まれる漫画です。

 まだ早い話ですが、物語が進めばそんなお母さんの想いを踏まえつつも、タイムのためにスラップを履く時が来る……なんて展開がありそうです。

●ミスフル

 良かった。今シリーズラスト数話は普通に感動した。ずっと根津の仲間に対する想いを描いていたので、ラストは三振ではなくキャッチャー猿野によるタッチアウトというのが、「仲間パワー」していて良かった。

●D.Gray-man

 やっぱり、人間−アクマの二項対立へのハテナマークがキーになりそう。

 この前の団服の話は、ネガティブな意味合いに裏返るのもありそう。「仲間と同じ覚悟をしたんだ」と、アクマなら倒す覚悟をしたというアレンに対して、マナなる人物の「ならばより深く より白黒の世界へ墜ちてゆけの言葉が挿入されます。白−黒のような二項対立の捉え方は「墜ち」てるんだとも捉えられます。

 ここのマナなる人物の声が聞こえてくる所とか、この漫画の心理演出の描写は結構好きです。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 エンチューは救われるキャラのような気がします。ムヒョ、威圧的に魔法律絶対主義っぽくみせて、実は主観で救いを与えたりしちゃうキャラだってのが魅力だと思うんで。

 エンチューに関しても凡人は嫌いとか罵りつつ、敵対したりしつつも、最後はピコっと救いを与えてやるという展開を予想&期待します。

●武装錬金

 最高話。

 和月哲学が凝縮された一話です。

 当人が死んだ後も、想いを継ぐ者がいれば……という、古くは「るろうに」の巴と剣心の死者と生者という関係性で描いたテーマ、今作では序盤の犠牲者の墓にカズキと斗貴子が手を合わせる描写から始まって、蝶野戦の時の「もしもお前が犠牲者に償うと誓うなら……」から始まるカズキの最後の説得の場面で描いたテーマ。

 なので、「死んだ人間のコトなんかとっとと切り捨てろ!」という火渡に対して、ブラボーが(というか和月先生が)頷くはずがない。「この子達を守るためならば――…」に凝縮されたブラボーの「守る」という信念(この言葉もこれでもかと深く掘り下げられてきました)、その想いを受け継ぐ者としての、ブラボー越えを果たしたカズキ。最後にカズキと斗貴子を「おれの過去の希望と…そして未来の希望…」と評した所で涙腺にキました。今話10回くらい読みました。死者と生者の垣根を越えるほどの過去から未来への想いの受け継ぎ。和月漫画の普遍テーマの一つが凝縮されていたと思います。

●ワークワーク

 感動の予感。なんだかんだいって、裏では「赤き血の人間」−「黒き血の人間」−「機械」という「括り」に捕らわれていてる参賢者に対して、それらを無化してる神様……でエンディングじゃないかなぁ。既に無化してもらったレオらと、神様を個人としてみてるシオとで最後の困難に立ち向かうという構図が熱い。

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武装錬金 6 (6)

衝撃展開のDEATH NOTE/週刊少年ジャンプ(WJ)12号感想


 今週号は衝撃展開の作品が多かったため、ネタバレ注意です。感想は必ず読了してから読むのをお勧めしておきます。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 混乱した状況、それをもたらす謎を否定的に捉えてる弥子と、謎が大好きなネウロという、相反する属性の二キャラが冒頭に出会うというのがまずは素敵でした。異なる属性の二人がタッグを組むというのは、まずは相棒モノの王道の面白さなんじゃないかと。

 そして相棒のネウロ、「謎を欲すること」が行動原理というのがカッコいい。謎を解決する快感、色んな所に溢れていて、それに入れ込んでる人種って世の中にも沢山いると思うんですよ。学問やってる学者とか、企業でシステム作りやって働いてる人とか、基本的には「混乱」を整然と整理する魅力、謎を解く魅力に誘因されて活動してる面があると思います。

 なので、ネウロが天才タイプの主人公にもかかわらず、鼻につかず魅力的に思えるのは、そんな謎に賭けている、一途に謎を追い求める姿勢が最初から全開で、その部分に少なからず共感できる(僕のような)人種が現実世界にもいるからなのかなと思いました。「謎が欲しいから」にはONE PIECEのロビンの「歴史が知りたいから」に通ずる、シンプルな探求心を行動原理にしてるカッコよさがあります。

 また謎を解いた瞬間に対象に興味を無くしてるあたりがステキ。小川洋子の『博士の愛した数式』で、博士が数式を証明した瞬間にその数式に関しては興味を失う……みたいな下りがあるんですが、それと同じで謎は解くまでが華という部分が、作者、分かってるなとニヤリとさせられます。やっぱ学者キャラに通じるものがあると思いますよ、この謎に尋常ならざる執着を見せる主人公というのは。

●アイシールド21

 ウィッシュボーンとか、複雑な高等戦術で攻めていたヒル魔が、ラストの勝負所では単純な1オン1の勝負に賭けるという部分に燃えるものを感じました。

 そして第01話の三兄弟抜き去りシーンをここにきて絡ませてくるという、個々人の特性の魅力を描いてるアイシールド21としては最高の展開でセナ、筧を突破。

 ……と、ここで逆転でも文句のつけようがないスポーツ漫画の名勝負だったと思うんですが、ここからさらに裏返して窮地へ、残り2秒のタイムアウトですよ。これは、マジでどうなるんだろう。『YAWARA』では残り8秒で時計が止まって、そこから勝利というのを読んだことがありますが、それは一瞬で決着可能な柔道だからだし、何より残り2秒で時計が止まる状況というのは初めて読みました。アメフトがここから逆転可能なスポーツなのかどうかがまず知識として僕は知らないんで予想とかできないんですが、2秒はキツいよなぁ。

●DEATH NOTE

 サプライズとしてミサの死があるんじゃ……なんて先々週書いてたのには月−Lの頭脳戦は連載終了まで続くという前提が僕の中にあったワケですが、ご存じの通りそんなサプライズを吹き飛ばすようなサプライズで、L、死す

 コレはやられた。読んでてエー!!としか言いようが無かった。郭 海皇みたいに実は生きてるんじゃ(バキネタ)って思いも巡らしたけど、レムがしっかり灰になってるんで本当に死んだっぽい。

 もう、これからの展開に期待を馳せるくらいしか感想書けないじゃないですか!

◇展開予想

 →新たな視点キャラを投入して仕切り直し。

 連載が続くという前提があってですが、これくらいしか思いつかない。

 「体制−反体制」からすると「反体制」に属するのが圧倒的にWJ漫画の主人公には多く、ライトも究極に「反体制」な主人公だったワケなんですが、敵がいなくなり「新世界の神」になってしまうと、今度は「体制」側に回ることになります。なんで、主人公は「反体制」というセオリーからすると、今後は「体制」側に回ったライトに抗うサイドの「反体制」の新視点キャラが登場してくるというのはそんなに突飛な予想ではないのではないでしょうか(そのキャラがもう少し真っ直ぐな少年主人公型のキャラだったりしたら、なお面白いのではないかなんて)。ライトは「新世界の神」と明言してるんで、そんな「神」に抗う者のストーリー。神に抗う物語は王道といえば王道だし、DEATH NOTEはそもそもデスノート自体が主役……みたいな雰囲気を随所に醸し出していたので、ライト=視点キャラにして主人公という構図を崩して新視点キャラを登場させるというのは個人的にはかなり有りだと思います。

 ……

 なんて書いてみたけどまったく先が読めないんですけどね。本当どうなるんだ、コレ。

●ユート

 ノーマル/スラップなんていう、スピードスケートにまつわる(僕にとっての)新情報を届けてくれるだけでかなり満たされています。しかも、そういう一般読者は知らないような新情報のノーマル/スラップを、ドラゴンボールにおける「重い胴着」みたいな感じで主人公の制約にしちゃってる辺りが上手い。主人公に制約をつけるのは少年漫画の王道の面白さだと思うんで、マイナーな題材を扱いながらちゃんと少年漫画してるなって感じで好感。巻末コメントからも一昨年の初夏から綿密に取材した上で制作されてる漫画であることが伝わってます。そういった努力と克己の時間。是非、良作へと転化して欲しいと思います。

 あと吾川ちゃんは、既に技術がある瀬尾に対して成長物語を担うキャラになりそうな雰囲気が既にホクホクと出てるんで、今から楽しみにしたいと思います。

●D.Gray-man

 エリアーデはアクマ、クロウリーはエクソシスト、そこでエリアーデが口にする、

 「連れてなんて行かせるもんか…っ」

 の場面から、多分異種族恋愛風味な物語なのだと思います。

 この前のロード……「人間」だけど悪。
 エリアーデ……「アクマ」だけど一抹の正しさ……

 って感じで、テーマ的に続いてる人間−アクマの二項対立では終わらない……という部分を今シリーズでも描いていくんじゃないかなと。目が戻ったアレンの、

 「また戻ってきた 白と黒の世界」

 の台詞の「白と黒」という言い回し辺りに、二項対立へのハテナマーク、そしてそのテーマの渦中で未だ迷走中のアレン……という命題がにじみ出てるように思います(アレン、この前のロードの時の逡巡といい、その後の軍服の覚悟の話といい、このテーマに関しては現時点では迷走中という感じがするんで。物語の進展と共にアレンがこの問題に折り合いをつけていくという流れだとイイと思うんですが)。

●こち亀

 よく異文化理解話なんかで否定的に指摘される、日本人は謝ってばかりで、納得してなくてもとにかく謝ってなぁなぁですませようとしてる……なんて話を素材にあつかっての笑い系話で楽しめました。最初面白可笑しく描写されてた「謝り」も、段々やみくもに謝るのはどうよ?な感じに話が展開してきてたんで、オチの両津ブチ切れオチは、ああ、そうだよなという爽快感がありました。やっぱり両さんはこっちの方が「らしい」ってのが読者にもあると思うんで。

●武装錬金

 作戦、知略型バトルだった斗貴子、剛太バトルの次がコレだったんで、ギャップで小細工無しの真向勝負展開は燃えました。カズキとブラボーは、この真っ向からの衝突が「らしい」ってのは武装錬金読者には十全に分かってると思うんで。

 でもって、

 「届け… 届けッ」

 のシーンが前回ブラボーと戦った時の第51話の「届け… 届けェェ!」のリフレインになってるのもファンにはたまらない。

 勿論物理的にSUNLIGHT HEARTがブラボーの本体に「届け」というだけじゃなく、尊敬すべき大人としてのブラボーに「届け」の意味合いも入ってるんでしょうな。

 和月先生が単行本コメントにて早くからコメントしていた、ブラボーはいつか越えるべき大人キャラ……というコメントに由来する物語、今話にてひとまず昇華です。

●いちご100%

 今回は甘酸っぱさ全開でした。ちょっと普通にドキドキさせられました。強引な密着エロ入らなくても、普通に恋愛漫画の機微を描く時があるのがいちごです。

 西野との恋人関係再開という回でしたが、逆に西野エンドはこれで無くなったかなぁという印象を抱いています。一つはこの作品のファイナルは「卒業」と重なる可能性が高いため、作中時間の現時点での西野とのカップル成立は早い気がする、言うなれば破綻するだけの時間がまだあるように感じられる点。二点目は西野は夢への不安、真中は東城に彼氏がいたという誤解からの逃避という、双方逃避チックに結びついた感があるため、この結びつきはネガティブチックに後で裏返されるという可能性が物語の王道としてはあり得るという点。

 自信を持って夢へと歩みだせるかが克服すべき最後の障害である西野のラスト、夢云々じゃなく真中に想いを伝えられるかが克服すべき最後の障害である感がある東城のラスト……という現時点での雰囲気からすると、それぞれのヒロインが問題を克服して帰結するには東城エンドが一番収まりがいいように思えます。

●ワークワーク

 ヨキの願いが「赤き血の神の抹殺」ということが明らかになり、赤き血の神、神様を抹殺することで何かしら「世界」の方はプラスに働くという事実が次回明らかになる可能性が高くなってきました(ヨキの願いにも正しさがあるという展開)。

 その真実を聞いても果たしてシオは「神様を守る」と「願う」ことができるのか。

 次号予告の「ヨキが語る世界の真実!!二千年前に起きた出来事とは!?」が最高に惹きが強いです。次号必見です。

 神様が最後どうなるにしろ、やっぱ神としてじゃなく個人として扱われてシオに下の名前を呼ばれるシーンが入るというのが理想の予想だなぁ。

●未確認少年ゲドー

 幽遊白書やレベルE型のラストだったと思います。幽遊だったら人間と妖怪、レベルEだったら地球人と宇宙人、そういった種族の対立ではなく、無化というラスト。

 人間と未確認生物の壁がずっと描かれてきた相互理解努力によって今後無化されていく、最後の沢山の未確認生物が讃良の所にやってくるという風景は、そんな続きを連想させて、残留感があるイイ終わり方だったと思います。

 先週の全員合体攻撃とか、今週の眼力目玉乱舞!とか、あくまで子ども向けのバカエンタメを入れて子どもを楽しませることに徹しながら、時に素晴らしい物語構成力で深みのあるテーマを伝えるなど、実に良心に満ちた作品だったと思います。

 大好きでした。そのうち単行本揃えようと思ってます。

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未確認少年ゲドー 3 (3)

今週のWJ


 管理人のやる気がイマイチ出ないため、今週のWJ感想は休ませてもらいます(『武装錬金』が休載だったというのが大きいかも)。

 でもちょっとだけ、↓

・ユート

 面白かったです。主人公の少年がこれから東京という逆境をどのように乗り越えていくのかが普通に楽しみです。それ以上に、こういうマイナーな題材を漫画という媒体を通して紹介してくれるというだけで、知識欲が満たされる快感が得られる自分がいます。これからも、へー、スピードスケートの世界ってこんななんだーと色々新鮮な知識を届けて欲しいです。

・ワークワーク

 メラめっさ燃え。神様があんまり出てこなくなってから大分経ってるんだけど、序盤のシオと神様の関係性描写がまだ生きています。ここで神様のために咆吼するだけの関係性がシオと神様にはある、そこを感じられるとメラ燃えです。超クライマックス。ここから帰結までの数週はこの漫画に注目です。

・未確認少年ゲドー

 車田見開きの「全員合体!!」は良かった。ああ、ゲドー、この漫画のこういうバカな所大好きだった。



 来週は普通に感想書きたいと思います。

「信念」描写の武装錬金に燃え/週刊少年ジャンプ(WJ)10号感想


●いちご100%

 相変わらずのバカシチェーション作りが楽しめました。背後からバケツ持った女生徒が歩いてくるコマからして、あー、東城水かぶるんだろうなーみたいな。そしてコードに引っかかって東城に倒れ込む真中とか。物理ギミックで密着エロシチェーションを作っていくのが(バカバカしくて)とても楽しい。

 そして、かすっただけで「すりっ」の擬音と共に稲妻トーン。もう、河下先生は神ではないかと。東城、「きゃああああああああっ!!!」ってリアクション凄すぎ

◇真中の浪人確率120%

 「いちご100%」より高いです。ゲームなんかも発売されてほどよくプッシュされてるのを見ると、真中浪人編みたいな形で続いていくんじゃ?なんて妄想してしまいますね。あ、でも意外とそういう話は面白いかも。やるせなさ全開から物語りが始まってついに真中が成長していく……みたいな話。

◇ライト百合状態のカラー絵の西野と唯

 いや、確かに西野と絡む唯はほわほわして好きだ。

◇PS2『いちご100%ストロベリーダイアリー』

 しばらくギャルゲーやってないんでやってみたいかも。

●劇場版『テニスの王子様二人のサムライ』全国95館で絶賛公開中

 「手塚の技は宇宙と恐竜が出現!?

 ああ、超観たい。

●ONE PIECE

 ヨコヅナのクロールに海列車。ウォーターセブン編の最初に見せたあの光景にはこんなドラマがあった!って感じで号泣もの。

 地道にクロールの練習を積むヨコヅナ、薄皮を張り合わせていくように10年後に完成するであろう海列車を造り続けるトムとその仲間達。そこで描かれてるのは「造る」こと、「生産する」ことの魅力と尊さ。台詞無しの4ページ&ラストページ、マジで感動した。これだからONE PIECEの過去編はやめられない。しかもトムがロビンを気にかけてた伏線やフランキーサイボーグ化の伏線が消化されてないので、まだ過去編は序章ですよ。めちゃめちゃ期待。やっぱONE PIECE大好き。

●新連載、ほったゆみ・河野慶「ユート」&松井優征「魔人探偵脳噛ネウロ」

 ヒカ碁のほったゆみ先生には勿論期待。再び、綿密な取材に裏付けられた上での、読者に馴染みの無い分野の魅力を伝える技術、炸裂させて欲しいです。

 「魔人探偵脳噛ネウロ」も歓迎。読切の時、スッゲー面白いと思って「とても面白かった」に○つけてアンケート出しました。本格ミステリじゃない、ミステリの体裁をとったお気軽エンタメっていうのを最初から押し出しているのが良い。DEATH NOTEなんかは本格ミステリ路線でいくのか?と最初誤認させられて、後から普通のサスペンスエンタメなんだって気付かされたんだけど、脳噛は最初からライトなんだという雰囲気が全開なんで好感が持てます。この漫画は、細かいトリックの矛盾点とかをついて不満を口にするのはおかど違いな漫画としてスタートするんだと思います。

●家庭教師ヒットマンREBORN!

 「雨」をキーにした構成は面白かったです。所々に挿入されるツナの家の概観のコマ、何なのかなーと思っていたら、ある時点から雨が降ってるというのが一つのギミックだったという。このオチと絡んでのギミックは面白いなと、感心してしまいました。

●DEATH NOTE

 死神入れ替えの意味が十分に判明しましたね。ライトはミサが目の取引に出る所まで計算していて、そうなるとミサに好意的なレムでは反対されてしまうんで、リュークの方に死神を入れ替えておく必要があったという。

 サプライズが魅力のDEATH NOTEですが、続く今後のサプライズとしてミサの死があるような気がしてきました。寿命半分の半分って、初期寿命が80歳だったとしたら20歳で死亡ですよ。サプライズに使ってくるんじゃないかなぁ。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 魔女っ娘の系譜の物語だーと思わされました。魔女界と人間界を行き来しながら魔女試験を受けて主人公が成長していく『おジャ魔女どれみ』を思い出したり。

 そうなると成長キャラとしての主人公はロージーなんですね。タイトルにロージーの名前も入ってることだし、今回微力ながら力も付与されたことだしで、ロージー主人公視点が今後は燃えで。温かく見守りたくなるようなキャラとしては描かれていると思うので、今後の成長物語に期待です。

●銀魂

 「胸の真ん中にぶっささった記憶は 魂に刻んだ記憶は何があって消えねーって……俺はそう思いたいね」

 の言い回しが、「心臓より大事な器官」の言い回しで銀魂のテーマが炸裂した回を思い出させつつ、その「記憶」がやっぱり「花火」なのか……と思わせといて「妻」に裏返る。泣けました。イイ話でした。

●未確認少年ゲドー

 ずっと他者(他生物)との理解、共生をテーマにしてきたゲドーですが、最初の最初の「ゲドーくんとガーくんは共生している生物」という設定からしてこのテーマを担っていたんだなーとしみじみ。

 「合体します! ガーくんと…一つの体にして下さい!」

 のゲドーくんの笑顔にこの作品のポジティブ要素が凝縮されていると思いました。

 個体と個体の融合。フェニックスの衒学的な解説が入ることで、別別の個体だと相争ってる現実とかバカバカしいなと思えるような、スケールのデカい話に持っていっています。

 やっぱゲドー好きだなぁ。そろそろ終わりっぽいけど……

●武装錬金

 珠玉の1話

 今シリーズでは「敵−味方」の概念のシャッフルが一つのキーとして描かれていたんですが、それ以前にも武装錬金では立場は敵なんだけど、その敵をカズキは救いたいというシチェーションでのラストバトルが描かれてきました。

・VSパピヨン
 →蝶野をも救いたかったけど、斗貴子さんとの命の選択を迫られ、救えず
・VS早坂姉弟
 →蝶野の時は救えなかったけど、今度は桜花を救えた!

 と来て、最初の蝶野を救えなかった時にブラボーがカズキにかけた言葉が例の「善でも悪でも 最後まで貫き通せた信念に 偽りなど何一つない」なわけですよ。

 この「信念」の言葉が、今まさに三度目の「立場上は敵だけどカズキはその敵(ブラボー)を救いたい」という状況にあってかかってくるのがひたすら熱い。

 サブタイ「大事な存在を死守せんとする強い意志」が何度も使用されつつの、カズキの、

 信念 なんだ」

 の言葉。「信念」という言葉に二十三重の深みが加わって熱いことになっております。

 そして、救いたいブラボーがために咆吼するカズキ。次週最終回か!?ってな感じのクライマックスです。

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いちご100%ストロベリーダイアリー


武装錬金 6 (6)

西野見開き告白に燃え/週刊少年ジャンプ(WJ)09号感想


●ONE PIECE

 なんか知らないけどツボに入って笑うトムさんとか、一発でトムさんはイイ奴っぽいなーと読者に思わせる描写がさすがです(先週公開されたビジュアルからしてイイ奴っぽさ全開でしたが)。それがラストの死刑宣告サプライズに繋がります。エー、こんなイイ人っぽいのに死刑なの!?という子ども心へのサプライズ。

 というか全てラストの死刑サプライズに向けてこの一話を作った感じ。「この世に“海賊船”の設計図などない」、「乗り込んだ船乗りが海賊旗(ドクロ)をかかげりゃ“海賊船”、海軍旗(カモメ)をかかげりゃあ“海軍船”」と、作る、というか誇りを持つのは「船」そのものにであって、そこに船乗りから付与される“海賊”だとか“海軍”だとかいう記号にはそんなに重きをおかないというトムさんの考え方を先に描写しておいて、ラストではその考え方が否定される形で周りが付与した“海賊”という記号を付与された船を造ったがゆえに死刑宣告されてしまうという。

●DEATH NOTE

 最初にライトがミサと接触した話を読んだ時に、B&Cヨロシクの犯罪者カップルにロマン……とか僕書いた記憶あるんですよ。ライト=利用者、ミサ=利用される側の側面が強かったんでそんなロマンはどこかに忘れてたんですが、最近のミサにも自立がでてきて、ライトもミサに重要な任務を任すといった今話の展開なんかからすると、犯罪者カップルロマン復活です。ダークヒーローはジャンプを始め少年誌にも結構いると思うんですが、伴侶付きのダークサイドカップルとなるといささか稀なのでは。

 しかしここまで順調にライトの計画が描写されると次はLの揺り戻しターンですよね(それか連載終わるか)。どういう反撃に出るんだろう。ミサを実は追尾していた!はこの前やっちゃったしなー。ミサがLの名前読めなかった!パターンも、今話でLがミサに名前見られた可能性を憂慮してる描写から無さそうだしなー。本当、Lの次の手が見えない。

●BLEACH

 ラストの、

 「名前なんか無えよ」

 は、斬魄刀の名前を始め、「名前を知ること」を「存在を認識すること」として「正」の行為として位置づけていたコレまでのBLEACH(印象的なのは剣八とやちるのエピソード)からすると、「負」の宣言です。

 第一次クライマックスにて主人公の属性が「負」に裏返りました。これは燃える。ちゃんと伏線も張ってあったし。

 「負」の力を抱えて戦うヒーローというのも王道になりつつある物語の型ですな(最近のジャンプ内では武装錬金のカズキのヴィクター化あたりがコレに類する現象かと)。

●アイシールド21

 必殺技破られる!の王道のエンタメ回でした。

 最初に大西を爽快に抜き去る描写を大ゴマで描いておいて、デビルバットゴーストの威力いまだ健在というのを描写しておいて、ラストにさらなる大ゴマで筧によって破られる!というように一話内でうまく衝撃を演出しています。この逆境は燃える。

●いちご100%

 西野見開き告白に感動

 この前の東城告白と対になるクライマックスです。

 やっぱ、この漫画、ジャンプ的インフレバトルエンタメとしての要素も含んでるような気がしてきた。ライトとL、最後に勝つのはどっち?みたいなノリで、東城と西野、最後に勝つのはどっち?ってノリで楽しむんですよ。そういえば原点はそこでしたよね、この漫画。インフレが頂点に達した所で原点に戻った感じ。美少女漫画だけど、どちらかというとこの展開は燃え。

●テニスの王子様

 「一撃必殺サーブ……ビッグバン!

 むやみやたらと発光するテニスの王子様にしては地味めの演出でした。宇宙創生のビッグバン並の演出エフェクトが入るかと思った。

●こち亀

 弓道もアーチェリーも軽く経験したことあるんで結構楽しめました。しかしアレですな、いつか掲載された弓道漫画の読切はまだ現実路線を踏襲してましたが、今回はほんと漫画漫画にエンタメした荒唐無稽な弓道ですな。継矢三連続て。

●武装錬金

 「私達が間に合えば カズキに勝機はあるッ!!」

 やはりそうきましたか!

 前回でのブラボーのバトルからカズキがアドバンテージを得てる点は「仲間を得たこと」なんですよ。仲間と袂を分かったブラボーと、新たに仲間を得たカズキという対比。そこが決定要因になるというのは熱い。剛太絡みのストーリーでみっちり描いてくれていた部分だからコレは嬉しい。逆に今回のカズキの新技披露は何の伏線もなかったんでちょっとイマイチかな。少しでも練習してる描写とかあれば、それが破られた時の衝撃も倍化されたと思うんですが、さすがブラボー!みたいな感じで。

 そんな感じで、素直にダブルシルバースキン対策、及びどんなブラボー対策が飛び出すかを楽しみに待ちたいと思います。

●征次郎の道

 こっちなんだ。型破りの方を肯定的に描くんだ。

 僕が作者だったら、「お前は気付ク!先人達の創った技がどんあに偉大カ――」の先生の方を肯定的に描くや。

 安易な型破りに走って伸び悩んでた主人公が、成長イベントを通して先人達の技、積み重ねられた克己の時間の偉大さに気付く、炸裂する正当派の力……そっちの方が良くない?

 個人的に柔道経験者で、やっぱりトリッキーな技では一つ壁を越えられなかったというのもありますが。世界柔道なんかもそうですよね。トリッキーな外国人選手も、結局日本の正当派柔道に最終的に敵わないことが多いという。

 そんな感じで、昨今の少年少女には型破りの発想よりも、堅実な型を反復練習する大切さを伝えていきたいなと思ってるワリと堅実路線な僕でした。

 まあ、漫画なんで、荒唐無稽な型破り型の方がウケそうというのは分かりますが。

●HUNTER×HUNTER

 「約束しろよ!!絶対に動くな!!例え目の前で何人人間が殺されてもだ!!約束しろ!!」

 うー、飛び飛びにしか載らないんでキャラの現在の心情レベルを忘れてしまった。

 ゴンって、こういう大を生かすために小を殺すという判断を享受できるほどに心理的に成長(成長というのは微妙?)してる段階まできてるんだっけ?

 なんか、そこかしこに惨劇、残虐描写に繋がるような種がバラまかれてそうで怖いです。このハラハラ感こそがHUNTER×HUNTERなんですが。

●ワークワーク

 「われらが神さんが待っている」

 レオが本当の意味で仲間になるために必要なイベントだったんでしょうな。「われらが」と言うレオに燃えです。結託です。助けます神さま(ヒロイン)をというクライマックスです。

 あとは、シオの願いの際に、神様が神様ではなく個人として扱われ、その時に下の名前が出てくるという僕の予想が当たれば言うこと無しです。

●未確認少年ゲドー

 フェニックス少女が何の前フリもなく最強キャラとして光臨してパワーバランス崩してるなぁというのはアリますが、最後の讃良ちゃんを庇うガーくんとか良かった。

 口数少なめだったんですが、やっぱりとっさに庇っちゃうほどに讃良ちゃんのことは好きだったんだ。

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武装錬金 6 (6)

DEATH NOTEは三回読みました/週刊少年ジャンプ(WJ)08号感想


●ONE PIECE

 カエルが一応伏線だったって感じで写真で再登場に燃えのONE PIECE。ワンピの過去話には感動させられることが多いんで、僕的に歓迎です。

 上手い具合にCP9が悪役めいてきてます。
 
作中的に悪役 作中的に是
・「仲間」と偽って潜伏
・政府
・破壊の力(プルトン)
・小汚い部屋

・偽りじゃない「仲間」
・一市民・海賊
・造る力(造船技術)
・想い出の場所
・クラバウターマン

 こうして見ると、造ったり、積み重ねたりといった建設的な行動が肯定的に描かれることが多いONE PIECEで、肯定的に描かれてる感のあるフランキーが「解体屋」という「壊す」仕事をしてるのがピコポイントになりそう。

●BLEACH

 忘れていたけど、井上、一護のこと好きなんだよなぁ。何気に切ない冒頭です。

 この辺りの、

 「朽木さんは黒崎くんの――世界を変えた人だから」

 の台詞の背景となる、井上→一護の微妙な想いとか、母親を護れなかったことを悔いてた一護に護る力を与えたルキア……とかは、コミックス序盤を読んでおかないと理解が難しいっス。

 何気に、丁寧に一護−ルキア間の絆が出来上がるのを丁寧に描いてから、バトル編に入ってきています。尸魂界編前の、一護−ルキアの物語、それを遠目に見ている井上の物語も結構ステキなんで、未読の方は読んでおくと今の話もより楽しめます。

 そして、相変わらず二者がぶつかって爆発しています。DEATH NOTEは内容が込み入り過ぎて状況が掴めなくなることがある漫画ですが、BLEACHは爆発し過ぎで状況が掴めなくなることが多い漫画です。

●アイシールド21

 主人公とその仲間近辺だけでは打開策が見つからないという場面で、ここだ!とばかりに颯爽と本気を出してくるヒル魔というキャラはカッコいいっス。

●テニスの王子様

 「止めなさいよ青学諸君! ここに居る皆さん沖縄武術の心得があるからね」

 「ほう やってみなきゃ分かんねーよ

 確かにやってみないと分かりません。沖縄武術とはいえ、分身したり超サイヤ人になったりする方法は伝承してないと思われるので。

●DEATH NOTE

 パッと読んだだけでは状況が掴めなかったという方は、スノウムレイディオでお馴染みのYukimiさんの今週号のDEATH NOTE記事がお勧めです。

 やはり、何故ノートに付く死神をリュークとレムで入れ替える必要があったのかが謎で、次週以降の種明かしに期待な部分です。

 手がかりとしては、ライトは微妙にレムのこと騙してるんだよね、「僕がまたあのノートを手にしようとしている事は想像できたとしてもそれ以上の事はわからないだろうし動くこともできない」とか言っちゃって。本当に万全をきするならレムにも詳細に計画の全容を話しておいた方がいいハズなんで(事実その辺りを話してなかったからレムはミサに接触というライト計画の中ではイレギュラーな行動を起こしちゃったワケだし)、何かしらレムには内緒にしておかねばならないような、レムにとって不利な内容の計画で、死神入れ替えもそのためのトリックなのかなという気はするんですが。

 それにしても「火口卿介」の字を書く所のハラハラ感はさすがにステキでした。「卿」の字の所でアップになってる辺りがね。「火口」とか「介」は簡単に書けても「卿」の字は時間かかるよ!とハラハラ感全開でした。

●Mr.FULLSWING

 普通に感動した。

 「夢のようっす…」

 からの独白での盛り上げ方に感動。

 こういう努力型の地味キャラがついに!というシーンはやっぱりステキです。

●こち亀

 シンプルロボの造形は結構好み。イカついのや、派手派手しいロボばかりを最初に紹介していたせいで、シンプルさのステキ度合いが跳ね上がりました。

●未確認少年ゲドー

 「意外性」の連続で話を作っていて、上手いなーというのが贔屓目無しの印象。

 ポコペソくんが実は強かった!という意外性。バトルはおとりで茂時くんで攻略開始だった!という意外性+それが破られた!という意外性。上院さんが逆さになると結構強かった!という意外性。讃良ちゃんの捨て身の協力ってなんだ!?と緊迫感を見せておいて、セクシーエロネタオチというバカバカしいオチだった!という意外性。最後にラストの、実はオッズ的に上院さんで金額全部まるまる稼げてた!という意外性。

 これだけ意外性を連続させるのも清々しいです。

 あと、ギャラクティカマグナムをパロった車田構図&車田爆発には素直に笑った(^_^;

 そして、審判の妙なパンダが、素でアレが本体の未確認生物なのか、中に人が入ってるのかが気になる。

●いちご100%

 表紙が包帯西野というワケ分からなさがステキ。

●HUNTER×HUNTER

 「おめーら腐っても流星街の住人だろうが!!最後まで根性見せやがれ!!!」

 のフィンクスの怒号で、物言わず戦闘態勢に入る他の旅団員達という図が痺れた。

 悪なんだけど、彼らにとってもキメラアントによるこの帰結が不快という気持ちは同じ。

 悪なりの美学で結ばれた共同体です。やっぱ幻影旅団の話は燃えます。

●武装錬金

 あー、エンディングがキレイだ。

 「守りたいモノが一緒なんだから とりあえず……」

 必ず挿入されるであろうと前から僕が書いていた、剛太がカズキをワンステップ認める物語、ここに成就。しっかりとバトルに絡めて描いてる辺りがステキです。

 先週から描かれていた剛太の斗貴子原理主義が、「守りたいモノが……」のあの時のカズキの台詞とがっちりとかみ合うのがステキ。

 そこでかみ合った上で、

 「お前 戦友はいるか」

 の燃え台詞ですよ。

 剛太、というか剛太とカズキの物語が本格的に好きになってきました。二人の関係の変化を追っていくだけで、満腹に今の武装錬金は楽しめます。訪れるであろう二人の関係の帰結にも、今から期待です(斗貴子さんがキーになるんだとは思うけど)。

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武装錬金 6 (6)

悪ライト復活燃え/週刊少年ジャンプ(WJ)07号感想


 管理人多忙につき、簡易版です。

●ONE PIECE

 クラバウターマン。「仲間になる船大工は誰か?」の視点で読者を引っ張ってきた今シリーズ。選択肢の一つに、「空島で船を直した存在が現れて仲間に」も今まであったんですが、今回の伏線消化でそれも消えたっぽい。

 これで、既情報からすると実質パウリーorフランキーの二択かなぁ。

●BLEACH

 僕が予想していた、「千の斬撃で全てたたき落とす」という千本桜対策が見られたのでとりあえず満足。

 主人公の切り札がスピード特化っていうのは至って普通だなというのは感じましたが(剣心の天翔龍閃とか)。飛天御剣流の抜刀術は全て隙を生じぬ二段構え!みたいな、それだけにとどまらない追加要素に期待です。

●ボーボボ

 ビュティの突っ込みを封印することで、解除、ビュティ突っ込みが復活!という所でカタルシスを……という澤井先生の計算です。悪ライトを封印して、復活!時にカタルシスを……というDEATH NOTEと同じ戦法です。澤井先生、大場先生と互角ッッ。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 「バカかオメェ 『生き返り』だ? んなモノはこの世には無い……!!」

 一見万能に見える能力に、ある種の哲学的制約があるのはお約束だけどステキ。パッ思い浮かぶのが『おジャ魔女どれみ』なのが我ながらアレですが、アレも「魔法」は人を生き返らせたり、病気や怪我を治すことはできないんだよね。

 表面上の万能っぷりがアピールされればされるほどに(今週のムヒョのラストの台詞とか)、どんなに万能でもいかんともしがたいモノもあるという部分の切なさが増します。

●DEATH NOTE

 これは、凄まじいテンションの一話でした。次回以降の「種明かし」部分、新設定無しで説明仕切ったら、諸手をあげて「DEATH NOTE最高」を連呼します。

 でもやっぱ設定をじっくり把握できない僕のような雑誌派には厳しい点も。ノートから手を離してもレムは見続けられるんだけど、ノートから手を離しちゃうと(持ち続けてないと)、復活した記憶はそのままにならない……って辺りにちょっと混乱させられました。

 まあ、悪ライト復活のインパクトがステキ過ぎたんでそんな些細な混乱は吹き飛ばされましたが。

●銀魂

 『武装錬金』の単行本を探して深夜のコンビニを十件くらい回った経験がある自分としては、切なさを感じる一話でした。

 普通に、あー、こういう気持ち分かるよなーという方向で楽しめる人と、あー、こういうイタイ大人いるよなーという方向で楽しめる人とに分かれそうな一話です。

 でもきっと空知先生は僕ら(分かるよなー派)の味方テイストで書いてくれてます。いいじゃん、大人になってからジャンプ読んでも、みたいな。

●武装錬金

 剛太の斗貴子主義がすがすがしいです。

 カズキが普通に生きてれば遭遇しないような悩みを抱えて、様々な面で高みにいってしまった感があるので、こういう普通の人視点で楽しめる剛太は感情移入しやすい良いキャラです。

 惚れた女性を守りたいだけというのが、普通に生きてる読者にとっては共感しやすいです。

●ワークワーク

 機械と同化し始めてるノールの弟が実は前向きというのがこの作品のポイントを押さえています。人間−機械の括りにこだわらないヤツが、作中ではイイ奴。ノールの弟が、前向きなハズです。

 話の内容は防人の数も減ってきて、目的地も間近ということで、クライマックス近しといった雰囲気。短期傑作連載で構わないので、僕としては「蜘蛛の糸」でテーマを昇華する最後の話を描いて、すっきりと完結して欲しい所です。

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武装するジジイ、被弾するジジイ/週刊少年ジャンプ(WJ)05・06号感想


●BLEACH

 卍解はデカいデカいと作中で言っておいた所で出てきた小さい卍解には普通にオオッと思いました。斬月おじさんが巨大化するのだろうか?とか言ってた僕の予想をあざ笑うかのような主人公の小型卍解です。そうだよね、オジサンが巨大化するよりこっちの方が全然カッコいいよね。

 千本桜対策に期待です。僕の予想では巨大化したオジサンの一降りで千本の刃が打ち払われるというモノだったんですが、この小型卍解からすると、どちらかというとスピード重視の攻略になりそうな予感。

 でも逆に物語のこの時点で主人公の卍解、しかも小型というのは、前々から言っているように主人公特権の第三次解放に期待がふくらみます。巨大で派手なヤツ、こないかな?

●銀魂

 「革命なら国に起こす前にまず自分に起こしたらどうだ? その方が安上がりだぜ」

 攻殻機動隊SAC第01話の「世の中に不満があるなら自分を変えろ それが嫌なら耳と目を閉じ口を噤んで孤独に暮らせ」を思い出しました。

 でも攻殻機動隊ほど漫画全体の雰囲気が重くないのがかえってイイです。所々深みが入ってるんだけど、あくまで基本は「娯楽」もの、それが銀魂です。

 昨今の新人創作者は作品に思想を求める人が多いような気がするんですが、まず第一は「娯楽」という銀魂チックなスタンスの作品がもっと多くてもいいような気がします。

 すこぶる真面目な話としても描けるのに、「総悟ォォォォォ!!」の所とか普通に爆笑できるのがステキです。

●DEATH NOTE

 重武装ワタリ燃え。

 高齢化社会の今日この頃、こういうカッコいいジジイキャラの活躍する作品がもっと増えるとイイかもしれない。

 今週のカッコいいジジイ大賞はワタリ。災難だったジジイ大賞はテニプリのオジイで。

●スベルヲイトワズ

 もともと「お笑い」という土俵ではレベルの高い二人が、色々あって最初協力できず、それをタメにしてクライマックスで力を合わせる所でカタルシスを……という流れが、良くあるパターンながら良かったです。

 この手の「協力すれば凄いんだけど中々協力できない」→「ついに協力した時燃えー!」という物語を描くにあたって、「漫才」という素材を選んだのが上手いと思いました。ボケだけでも、突っ込みだけでもおもしろくない「漫才」。一人ではなく、二人の力を合わせることが必須というこの「漫才」という素材で、上述の燃えパターンが十分に発揮されてたと思います。

●ボーボボ

 回想部分の、

 「ベーベベ兄さん!!」

 のジャンプコマに爆笑してました。

 陽光をバックにして、何やらジュブナイル回想みたいな雰囲気だったのがウケた。

 どれくらい凄いジャンプだったのか作中ではまったく描写されてないのもツボです。

●テニスの王子様

 オジイ被弾が衝撃的でした。

 老人愛護の視点から衝撃的なだけでなく、直前まで「縮地」がどうこうと解説していたキャラが被弾するというのが衝撃的でした。『男塾』で雷電が解説中に攻撃を受けた、『バキ』で本部が解説中に闘場のキャラから攻撃を受けた……ってな感じの衝撃です。そりゃないよ、みたいな。

●Mr.FULLSWING

 ピッチャー鹿目くん交代、代打、獅子川燃えです。

 自動的に、最後のピッチャーは子津くんになるって展開かと。

 最初から読んでない上に、たまに流し読みしてる漫画なんで詳しくないんですが、子津くん絡みのエピソードは熱かった。いよいよ登場で、ここ数週はミスフルにも注目して読んでいきたいと思います。

●いちご100%

 この漫画の楽しみ方の一つに、バカミステリのバカ物理トリックを楽しむような気持ちで、バカシチェーション作りのためのバカハプニングを楽しむという楽しみ方があります。

 「上からコードがたくさん落ちてきてよけようとしたら手に巻きついたみたいで」

 これもかなり強引なバカシチェーション作りでツボでした。今までで一番は何かなー、やっぱ火災か観覧車かなぁ。

 そしてバカシチェーションでさつきの緊縛プレイ開始。緊縛されてるのは真中の方というのがポイントです。

●HUNTER×HUNTER

 フェイタンは服装と刀から、幽遊白書の飛影チックな印象を受けます。そんなイメージだと、まだ念能力を本格的に公開してないので、まだ黒龍波使用前の苦戦という印象です。

 最初の全員の戦闘を俯瞰してる描写からカルトの方が一枚上なのか?と思わせておいて、今回では普通に「レベルが違う…!!」と旅団メンバーの凄さを見せつけるという風に裏返しているという様に、何気に冨樫的裏返しも見れたんで結構この旅団バトル編は満足。

●武装錬金

 「善でも悪でも 最後まで貫き通せた信念に 偽りなど何一つない」

 カズキとブラボー初対面時の印象的なブラボーの台詞ですが、巡りに巡ってこのシチェーションでこの台詞に回帰してるのが熱い。特に、ブラボーの「一人でも多くの命を守る その為なら俺は悪にでもなる!のブラボーの決意の部分が。
 最初の初対面シーンで上の台詞が出てきたときは、「悪でも」の部分が今ひとつ解釈仕切れなかったんですが、巡りに巡ってピタリとピースがハマりました。上手いなぁ、和月先生。

 あとは「闘うコトに悔いなどない!!」のサブタイの「NO REGRET」をかけた台詞からの5ページにわたるカズキVSブラボーのバトル絵が凄すぎ。これぞ、和月構図、和月効果線、和月バトル絵です。

◇斗貴子さん

 具体的に自身の身長の数字のデータなんかをあげながら説明してる辺りが、理路とした斗貴子さんらしくてカッコ良かった。その後は臓物をぶち撒けろとか全然理路としてない辺りも。

●未確認少年ゲドー

 「戦闘獣人」というバカなネーミングのビッグフットとバトルとか、決め技が目玉飛び出し反動眼(スプリンガン)とか、普通にバカバトル漫画としての楽しさがありました。

 で、でもこういう楽しさの漫画じゃなかったんだけどな……。

 とにかく今週はバカチックだった。これはこれで、いいのかな。

●当ブログでは

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祝・完結

――証明してみせる。この世界に全員分の居場所があることを。

 新作異世界ファンタジー(SF)長編小説『少女輪廻協奏曲 ノギクとヴェドラナの愛』


 毎週、月、水、金の17時に一章ずつ、


カクヨム


 さんで連載中。(追記:完結いたしました。)

 時々、


pixivFANBOXさん(月額500円の支援者様向け)


 でコラムを更新中。

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・2018年10月24日(水)発売


→当ブログの『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』の感想

 ◇◇◇

→2018年12月5日(水)発売


 当ブログの劇場で観てきた時の感想↓

リズと青い鳥の感想〜伝わらないまま美しい時間を生きる(ネタバレ注意)

 ◇◇◇

・『ハナヤマタ』の浜弓場双先生のアイドル漫画


 管理人のお仕事記事×4。↓

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百合漫画『ちかのこ』の読むと幸せになれる異種族同居コメディの魅力とは?登場キャラと日常と非日常を巡る不思議なお話をご紹介/マンガタリ

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ドラゴンボールは「同族殺し」に囚われた者達を悟空が自由にしていく話であると考察してみる/マンガタリ

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百合漫画で女学園ものおすすめ5選!伝統ある学舎で紡がれる特別な関係を描いた作品を紹介

180405fruittartenty

漫画おちこぼれフルーツタルトを登場アイドルのダメ可愛さと共に紹介/マンガタリ


管理人の「ほしい物リスト」

→Amazonさんの「ほしい物リスト」について初めてという方のための、「やまなしなひび」さんのイントロダクション記事〜Amazonの「ほしい物リスト」を公開する際&公開している人に贈る際に気を付けたいこと

管理人によるS市(仙台市)小説シリーズ

 東北はS市(仙台市)を舞台に虚構と現実と神話が行きかう小説を書いております。各作品は基本的に独立しているので、ピンときたものから読んで頂けます。

●2016年の居場所の物語『こちら街アカリの復興部!』

townslightshyoushi

 昼は地道に復興活動。夜は荒事ありの助っ人稼業。
 仮設住宅地区でお年寄りの話を聞いたり、お弁当を配達したり、同人誌を作ったり、そして戦ったり!?……東北の地より贈る、青春、復興、恋愛、そしてバトル。

「カクヨム」様版で読む

「エブリスタ」様版で読む

「ノベラボ」様版で読む。

 最高で「総合(すべて)」は9位、「青春・友情」は1位(「ノベラボ」様)ありがとうございます!

 ◇◇◇

●2013年の勇気の物語『非幸福者同盟』

asumiforkakuyomu1
(イラスト:馬の助さん/ブログTwitterPixiv

 歴史建造物擬人化×能力バトル×幼馴染→本格物語

 S市(仙台)が舞台の郷里的オリジナル小説『非幸福者同盟』をWEB連載中。

 2017年12月24日(日)、最新・第263節(第260節)「広瀬川灯明邀撃戦線2〜偽者の聖女」が公開です。現在、最終話がスタートしております。ようやくここまで来られました。

 令和元年五月一日(水)より連載再開。超熱量で「最後の十七節」がスタート予定です。

「カクヨム」様で読む

「小説家になろう」様で読む。

 合計54000PV達成も感謝です。

 イントロダクション&登場人物紹介はこちらの記事から。

 ◇◇◇

●2012年の正義の物語『妹の紋章』


 震災後の2012年の東北は仙台を舞台に剣術家の兄と木彫りが趣味の妹が織りなす街と心の再生の物語。

 2018年3月8日(木)〜3月13日(火)の期間限定無料キャンペーン中、AmazonさんのKindleストア「売れ筋ランキング」無料Top100で最高33位にランクインありがとうございます。無料の方とはいえKindle本の総合で100位入りは初めてで嬉しい〜。

180310rank4

 「読み物」カテゴリではなんと1位。

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・Kindleの電子書籍って、スマートフォンで読めるの?

→読めます。AmazonさんのサイトからKindleのアプリをフリーでダウンロードして頂けたらと。

・Kindleの電子書籍って、PCで読めるの?

→読めます。AmazonさんのサイトからPC用のKindleビューアーをフリーでダウンロードして頂けたらと。

 ◇◇◇

●1999年の愛の物語『夢守教会』

yumemorihyoushi

 1999年。

 心に傷を負った「僕」は新興宗教少女・弓村理子(ゆみむら・りこ)と出会う。


 ミステリであり、幻想小説であり、バトルもの小説でもある『夢守教会』ですが、第一章「少女のケニング」はこの章のみで完結している青春・恋愛小説として読んで頂けます。

「エブリスタ」様で読む

↓昔のWEBサイト版

yumemori_bana2

 ◇◇◇

aibasshi

 より豊かに、継続的に作品を提供していくために、Entyさん経由でパトロン(という名の月額少額支援者)になって頂けたら喜びます。

「Enty」TOPページ

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相羽のページ「S市(仙台市)小説シリーズ」/Enty

その他の小説色々

wugishinomaki

 2015年10月25日(日)に、地元仙台は「日立システムズホール仙台・交流ホール」で開かれたWUG!の同人誌即売会イベント『同人誌即売会やらせてください!in仙台』にサークル参加させて頂きました。新刊『ミリオンアート・ウェイクアップ!〜実波と菜々美と未夕が石巻に行く小説本』を頒布。詳しくはこちらの記事より
 イベントのレポはこちら。
 新刊のBOOTH様での通販ページはこちら。

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『暗闇の中で灯す物語と文明のアカリ』

 Pixivとの提携サービスBOOTH様にて、コミックマーケット・イベントなどで頒布させて頂いた同人誌既刊の通販窓口を開いております。『魔法使いの夜』『Fate』『ひぐらしのなく頃に』二次創作やオリジナル小説などなど。よろしくお願いいたします。↓

Language×Language同人誌通販/BOOTH

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DlXVkKaUYAAB8oO

 2018年9月2日(日)「レインボーフレーバー19」にて頒布されましたTJさん(ブログTwitter)主催の平成ファイナルなコンセプトアンソロ『平成プリキュア対昭和ライダー アンソロジー大戦』に二次創作小説を2P寄稿(僕は『フレッシュプリキュア!』と『仮面ライダーブラックRX』のクロスオーバーを書きました)しております。詳しくはこちらからよろしくです。また、通販ページはこちらから。

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dicapreantholo

 2015年10月4日(日)「レインボーフレーバー13」にて頒布されたTJさん(ブログ)主催のプリキュアシリーズ十世代記念アンソロ『PRECURE 10TH ANTHOLOGY ディケイド&オールプリキュア ANTHOLOGY大戦』に小説を2P寄稿(僕は『スマイルの世界』担当!)。特設サイトはこちらをよろしくです。また、通販ページはこちらから。

『薄暮』プロジェクトを応援中

 山本寛監督の、(東日本大震災後の)東北(を舞台とした)アニメーション作品三部作。
 岩手県大槌町を舞台とした『blossom』。宮城県仙台市などを舞台にした『Wake Up, Girls!(感想)』。そして今回ラスト三作目となる福島県いわき市を舞台とした『薄暮』……というプロジェクトを応援中です。

 「CAMPFIRE」でのクラウドファンディングのサクセスおめでとうございます〜。

山本寛オリジナル作品「薄暮」アニメ制作プロジェクト/CAMPFIRE

参考:アニメ業界ウォッチング第32回:“自分の創作の原点に立ち返りたい”――いま、山本寛監督が「薄暮」をつくる理由/アキバ総研

参考:『薄暮』制作のクラウドファンディングに参加しました

『Wake Up, Girls!』応援中

 2014年1月劇場公開&TVシリーズ放映開始〜3月まで放映していた地元仙台が舞台のアイドルアニメ&リアルアイドルプロジェクト『Wake Up, Girls!(ポータルサイトニコニコチャンネル聖地仙台舞台散策)』、TVシリーズ第一期&続・劇場版まで応援しておりました。

 まずは第0話相当の『劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』』を!

 ◇◇◇

●キャラソン発売中


2014年の仙台でのライブレポはこちら

●Blu-ray劇場版〜TVシリーズ全6巻発売中


劇場版『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』Blu-rayの感想はこちらEnglish text第1話の感想第2話の感想第3話の感想第4話の感想第5話の感想第6話の感想第7話の感想第8話の感想第9話の感想第10話の感想第11話の感想第12話(最終回)の感想はこちら

→七人の前日譚がシリーズ構成の待田堂子さん書き下ろし小説で発売。当ブログの小説版『Wake Up, Girls! それぞれの姿』の感想はこちら


仙台(及び東北)に経済循環をと画策しはじめて久々に全話感想書きました。2014年はアップデート版の復興をはじめたい......。ブログに感想書いている方おりましたら、気軽にTBください。

WUG!雑記はこちら(色々書いております。)

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