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宮城県仙台市からおくる、最近は介護ロボット研究とか歴史や人体の勉強日記

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体調不良


 発熱、吐き気、下痢、寒気と、本格的に体調不良、っていうかカゼをひいたようなので、しばらく実のある更新は無しです。

 しんどい。母親のことも病院の方に任せざるを得なかった。

 結婚しとけば良かったなー、なんて想いが過ぎる。

 こういうとき、看病してくれる人が誰もいないというのは、やはりつらい。

読書家だった僕ら


 高熱にうなされながら眠っていると、色々な昔の出来事が走馬燈の様に思い出される。

 親友のいづみっチの文章は面白いと僕は思うのだが、それはとにもかくにもいづみっチが読書家だったことに起因しているのではないかなんて思う。

 いづみっチは高校卒業と同時にコンビニ店長になったロックな人生を歩んだ方なので、大学には行ってないのだが、その文章は並の大学生より全然面白い。面白い文章を書くのに学歴など関係無いという一例だ。そして、まったく本を読まなかった大卒生もいれば、よくよく本を読んだコンビニ店長もいる。

 いづみっチも忘れているであろうこんなエピソードを思い出した。

 小学生くらいの頃、いづみっチが僕の家に遊びに来ていたのだけれど、当時、僕の家の門限は5時だった(小学生用)。ところが、僕が所有していた何かの本(漫画だったか小説だったかは忘れてしまったけど)に熱中していたいづみっチは、一向に帰ろうとしない。

幼あいば:「いづみっチ、そろそろ帰れよ……」

 と、やんわりと注意する幼あいばがどうなったかというと、あろうことかいづみっチに鉄拳で殴られた

 オレの読書を妨げるとは、コレ何事か!という怒りの鉄拳が炸裂である。

 今にして思うといづみっチの逆ギレ甚だしいような気がするが、それくらい、読書というものに執念を持っていたという一例である。

 あー、なんでこんなこと思い出したんだろう。やはり、熱のせいだ。

 お互いに小説を貸し借り、漫画を貸し借りしながら生きてた小〜中の頃が懐かしいねえ。>いづみっチ。

 そして、ここ最近では『デルフィニア戦記』を全巻貸すといういづみっチの好意が実現されないまま2、3年経ってしまっていたりする。す、すまんのう。未読本ばっかり多くて新規本に手を出す時間が取れなくてすまんのう。>いづみっチ。 

法月倫太郎『誰彼(たそがれ)』/講談社文庫/書評


 自分に言い聞かせた。「この世は、合理的な世界だ、起こることは、なにごとであれ、合理的な説明がつかなくてはならぬ」(法月倫太郎)

 と、この世界を統べる合理、論理性というものを信じる主人公が、一つの謎、事件に挑みます。

 しかしながら、ある一定の材料立てから合理と論理を武器に一つの解答へ……と思ったら、新たな真実が現れてその解答を破棄、新たな推理へ、といったサイクルの繰り返しで物語りは進み、そう簡単に合理の勝利で話は終わりません。果たして、倫太郎の合理と論理は謎に打ち勝つことができるのか?僕としてはそんな視点で読めた、燃えミステリでした。

 合理を掲げる主人公の相手として、新興宗教といういかにも非合理が支配してそうな対象を持ってきたのがステキです。印象的なのは、教祖の死を自己内誤謬論理で神聖なものにしてしまおうとする信者群を前に、教祖の死はこの世の事象のしがらみの中で行われたものだという真実を明らかにするのが自分の使命だと倫太郎が決意する場面です。作中で倫太郎は詭弁家として描かれているんですが、肝心な所ではしっかりと真実に到達する論理というものを背負っているのが燃えです。

 ラストは、サプライズラストなので、読んで驚けとしか言いようがないんですが、結局の所、合理の完全勝利とは言えないようなエンディングがやたらと切なカッコいいです。
 一番この手の話で合理が及ばない側面が強い、「犯行の動機」の部分で、ラストにフロイト的な解体を持ってくる程度にしか納得しようがないのが切ない。今の認知科学では疑似科学として扱われることが多いようなフロイト、決して合理的な説明とは言えないんですが、それでもそれで納得するくらいにしか、人間の動機というものは不可解なものだとして読者は捉えて本書を閉じることもできるし、それでも合理を信じるしかないじゃないか!と決意を持って本書を閉じることもできるような、ステキな残留感があるラストです。

 普通に、24歳でコレ書いたのか、スゲエと思える内容、ラストなんで、年末の読書の友に是非ご一読を。


誰彼(たそがれ)
法月 綸太郎
講談社文庫
定価:¥ 730
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『MBAクリティカル・シンキング』を入手


 ここ数週、論理トレーニング関係の書籍が当サイト経由で随分と売れていて、今、ロジック&クリティカル・シンキングが旬なランゲージダイアリー。

 いつぞやの記事で野矢先生の本と比較検討してお勧め層を考えてみますよと言っていた、グロービス・マネジメント・インスティテュートの論理思考本、『MBAクリティカル・シンキング』を本日入手いたしました。

 いずれ詳しい記事にしたいと思いますが、ざっと初読した感想を言わせていただくと、『MBAクリティカル・シンキング』の方は、本文中にも

 本書は、経営教育の現場で数多くのビジネスパーソンの思考方法を見てきた筆者が、「ビジネス・パーソンが仕事を進めていくうえで役立つように」という観点からまとめたものだ。思考の効率を上げるために、最低限必要な方法論とフレームワーク(枠組み)を選び出して解説した。思考方法は学ぶだけでは意味がないため。ビジネスの現場で実際に使えるような形で整理し、演習問題も多数取り入れた。

 とあるように、論理思考の本でも、野矢先生の物に比べてビジネスをやる人向けの要素が強いです。

 なんで、企業就職希望でこれから就職活動を始めようという大学3年生辺りの方々には、こちらの方が目的にマッチするかもしれません。本書でのトレーニングで身につけた思考法が、そのまま就職活動の際になんかも生かされるんじゃないかと思いました。

 一方で野矢先生の方は基本を「論理学」という学問に置いているため、ビジネスというよりも思考そのものに焦点を当てている感じです。大学なりでこれから質の高いレポート、論文、卒論を書きたい、そもそも論理思考の基本を学びたいという人達には、勿論、依然としてお勧めです。

 とりあえず初見としてはそんな感じの感想で。いずれちゃんとした記事にしたいと思います。


論理トレーニング
野矢 茂樹
哲学教科書シリーズ
定価:¥ 2520
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論理トレーニング101題
野矢 茂樹
産業図書
定価:¥ 2100
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MBAクリティカル・シンキング
グロービスマネジメントインスティテュート
定価:¥ 2940
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漫結〜Manke−II〜が本公開


 幾度と無く当サイトにリンクを張って頂いてお世話になってる、Qウェルさんのサイト「漫結〜Manke−II〜」が数日前に本公開。

 日参してた多くの人達が、エ、まだ本公開じゃなかったの!?と突っ込んだと思いますが、とりあえず今回で本当に本公開の模様です。

 まずは、サイト上部の「B side」なる項目の『幽遊白書』なり『海猿』なりのリンクをクリックしてみましょう。

 僕、最初、僕がいつも書いてる書評程度の規模の『幽遊白書』感想でも出てくるのかなーなんて、軽い気持ちでクリックしたんですが、現れたそのページの情報密度に、唖然としました

 そのページを作り上げた錬磨と克己の時間に驚きつつ、

 な、何をやってるんだこの人はーッッ!

 と、僕は思いました。

 な、何をやってるんだこの人はーッッ!感が味わいたい人は是非。

 「漫結〜Manke−II〜

 あとは、これまた高密度の対談形式のWJ感想も必見。

 新しい3人のキャラを如何に立たせようかというここ数回の感想を、新連載漫画を見守るようないささかのハラハラ感付きで見守りつつ、ミノルさんとかカズヤさんは何処行ったのかなーと思いを馳せています。

 トラも羊も僕は好きだった。

DEATH NOTEに燃えつつゲドーに感動しつつ/週刊少年ジャンプ(WJ)01号感想


●DEATH NOTE

 今週の鳥肌場面は以下のライトとLの会話に尽きます。

 「そうだ 裏で操る存在だなんて この本部にそいつがいない限り天からでも一部始終を見てられたくらいの存在になる……<略>」(ライト)

 「やはり私の結論と同じ様です 天から見通せる様な者の存在を認めたらそんな者は捕まえようがないし 私はとっくに殺されているか永遠に手の平の上で遊ばれ続けるかです」(L)

 Lというキャラの特性に、以前、キラ事件の犯人が神である可能性をも論理的に検証したり、死神の存在が示唆された所で椅子から落ちるほど衝撃を受けたりと、何かしら超越的なモノを認めない、そういったモノと対立する……というポジションにいるキャラだという特性があると思います。

 そんなLが最後まで引っかかっていたのが上のような「天から見通せる様な者の存在」が存在する可能性だというのが、Lという男、めちゃめちゃカッコいいですわ。そこまで思考の可能性を煮詰めてから行動に移るんですね。ちょっと惚れそうな思考密度です。

●ONE PIECE

 空島編で見つけたロビンの目的というか願いの一つに「歴史の本文を繋ぐためにラフテルへ」というのがあると思うんですが、どうやらそれとは別の、本人曰くルフィ達と一緒では得られない「願い」があるらしいことが示唆されました。嫌々政府側についてる可能性もあったんですが、どうやらそれなりに強い自分なりの動機で行動している模様。

 これは、「オハラの悪魔達と同じ思想」なんていうキーワードも伏線で出てきてるし、ロビン過去編が入るのかな。過去編も含めて、全てのロビン物語が収束したとき、ロビンの行動原理を仲間になる時に涙と共に見せた「歴史が知りたいだけなのに……」に帰着させて欲しいなというのが僕の希望です。やっぱ、「歴史が知りたいだけ」ってのがこのキャラのめちゃめちゃカッコいい所だと思うんで。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 良いです。また楽しみな連載漫画が一つ増えた感じ。

 01話同様視覚的な見せ方がステキです。寄生された一つ目おばあさんが出てくるシーンの衝撃を盛り上げる魅せ方とかステキ過ぎ。ホラーというと、僕なんかは活字媒体での方が馴染み深い人種なんですが、こういうステキさは漫画みたいな視覚媒体じゃないと味わえないよなーとしみじみ。

 またストーリーがね、今回は霊の方が一方的に悪いようにも思えるんですが、よく考えるとそもそもの発端は無縁仏の墓石を加工したテキトーな業者のせいだったりと、人間に責任の一端を負わせるのを忘れてないし……また墓石を加工するような故人の遺志をないがしろにするネガティブ要因の人間と、おじいさんの意志を引き継いでカレーを作りたいという故人の遺志を尊重するポジティブ要因のおばあさんとが対比されていたり……うん、やっぱムヒョとロージー、中々良いですわ。

●D.Gray-man

 前々話の、アクマと人間の境界に苦悩するアレンというのを引っ張ってきて、中々に繋がってる感がニクイ一話でした。

 こういう、敵の存在と味方である人間の境界の問題というテーマは、よく言えば普遍的、悪く言えば使い古されたテーマで、ぶっちゃけ同誌に掲載している「武装錬金」の方がこのテーマに関しては煮詰めまくってると思いますが、「D.Gray-man」の方はハッタリの効かせ方というか、演出の魅せ方が上手いです。

 「人間を殺すために(エクソシストに)なったんじゃない……」と表面的な言葉では口にするアレンが、実際には目の力を失った途端、人間の中にいるのが怖くなり、実はアクマなんじゃないかと幻視する……なんて下り、見せ方は結構鳥肌もの。

 やっぱし、ステキな漫画になりつつあるんじゃないかと、今後に期待しております。

●銀魂

 ミステリ仕立てで、一つの謎があったワケですが、そのトリックの解体、種明かしが忍者というのがバカバカしくて笑った。

 どんなバカミス(注:バカミステリー)でも、それはないよ、みたいな。

●いちご100%

 就職という選択肢を考えている小宮山とか、普通にノスタルジーを感じてしまい、良いです。就職か、進学か、なんて会話、大人の読者なら誰しも一度は友人とやった会話だと思うんで。

 露天風呂で突如全裸で立ち上がるさつきなど、従来のいちごらしさもアピールしていますが、ここ数話は普通の青春譚としてイイ感じです。先輩との別れに涙する美鈴なんてのもね、これも誰しも経験してきた感覚だと思われ、共感できます。

●未確認少年ゲドー

 涙腺弱くなってる?泣いてしまいましたよ。

 最後、死のフチの不思議世界で、今まで守っていた存在(フェニックス)の声が聞こえてくるっていうシチェーションにやられました。感動の感覚としては、『ダイの大冒険』のラストで、時が止まった不思議な世界でゴメちゃんとの対話が始まった時のような、そんなベクトルの感動。

 また、「ボクと讃良さんの間にはもっと強力な「友情」があるんです!」の「友情」の言葉がちゃんと心に響くのがイイ。前々回のD.Gray-manの感想で、「仲間」の言葉を出すのがちょっと唐突かな?という話をしたのとは逆に、今回のゲドーの「友情」は38話分の讃良ちゃんとゲドーくんの友情構築過程が強力に効いているので、素直にイイ台詞だなーと思えます(やっぱ「友情」だよね、二人の間にあるのは「愛情」ではないよね?)。

 そして、そんな人間と未確認生物の友情という現象に過敏に怒りを見せるワンヤン。トラウマ伏線が見えます。やっぱし、これは彼にも救いが与えられるラストかなー。

 巻末の岡野先生の「前回より第4部「不思議」編に突入しておりました……」とのコメントから、今クールの生き残りは決定したものと思われます。第3部は本当に良かったので(何編だったかは忘れてしまいましたが)、第4部も同じ密度の良質話を期待しています。

●ワークワーク(WaqWaq)

 カーフが他の防人を撃破と、何やら駆け足の展開になってきて、打ち切りor元々短期完結の予定だった?みたいな疑念が過ぎるようになってきました。
 ただ、カーフは物語序盤にわざわざシオとの因縁作りを挿入したりと、他の防人の中では別格の存在という描かれ方はしていたと思うので、この展開にもそんなには違和感はない感じです。

 「そうだ……シオ君だけは願いよりも私そのものを尊重してくれた 私もがんばらないと」辺りの神様の言葉も普通にステキだし、もうちょっと僕はこの漫画を読み続けたいです。

●武装錬金

 普通に動きのあって、これぞプロの絵という迫力のバトルシーンだなと思いつつ、そういった秀逸さの中で動いてるキャラが変態だというギャップが面白かったです。

 単行本の和月先生コメントでも、WEB上の武装錬金感想でも毎回反応がイマイチなのか?(アンケート人気が落ちるのか?)と話題になる問題のバトルエンタメの回ですが、今回は僕的には結構惹きつけられましたよ。この戦部の反則っぷりの武装錬金特性を、如何にしてパピヨンは破るのか、その点に純粋に興味を引かれました。

●当ブログでは

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それでも花を飾るラクスがステキ/第08話「ジャンクション」/機動戦士ガンダムSEED DESTINY感想


 相変わらずED導入部が出色。

 「誤魔化せないのかも・・・、いくら綺麗に花が咲いても人はまた吹き飛ばす」(シン)

 と、争うのが人の性と、前作ラストのクルーゼ的なことを語るシン。再び戦争が始まりそうな現実を踏まえるにそれはこの時点では真実めいてるんですが、語ってる相手がまさに前作ラストでそんな真実に反発して「それでも 守りたい世界があるんだ!」と叫んだキラだというのが鳥肌もの。続きを読む

論理的になりつつある人達へ


 ここ最近、数回に渡って紹介した「論理トレーニング」に関する書籍が当サイト経由で随分と売れて、管理人が「お前は野矢先生の回し者か?」と思われている今日この頃、本日は「論理トレーニング」にまつわる喜怒哀楽を、経験者の立場から徒然と。

 紹介した書籍にじっくりと取り組んで、その内容が血となり肉となる頃には、トレーニングした皆さんは、かなりの論理的思考というものを身につけることになっていると思います。

 しかしながら、ちょうどその頃に陥りやすい失敗ポイント、注意すべきポイントというものも存在すると思うので、老婆心ながら、経験者からピコアドバイス。

1.世の中というモノに絶望しないようにしよう

 ややもって冗談半分の話ですが、ある程度適切な論理思考とういうモノが身に付いてくると、世の中とは何て多くの詭弁に満ちているんだろうと驚く時期があると思います(#詭弁:一見最もらしく聞こえるんだけど、実は論理的にははなはだおかしい弁舌)。特に、しばらくTVのコメンテーターの非論理的な話とかに苛立つことがあるかもしれません(勿論、しっかりしたコメンテーターの方も沢山いらっしゃいますが)。それだけではなく、政治家の演説や新聞という公的なメディアの論説ですら、時に詭弁に満ちていることに気づくようになると思います。それでも、そこで世の中全体を憎まず、出発点としての世の中というのはそういうモノなんだと割り切って、そこからそれこそ建設的で論理的な思考でもって色々と初めて行くのがイイんじゃないかなと僕は思います。こんな詭弁に満ちた世の中はダメだ!と余りにロックな今の世の中否定に走らない方がいいかなと。やっぱし最後は「それでも、守りたい世界があるんだ!」と叫べるような状態を目指して思考を積み重ねていって欲しいなと、そんな感じです。

2.あまり人を論殺することに快感を覚えないようにしよう

 ある程度論理思考が出来てくると、むちゃくちゃなことを言ってる人と会話してる時に、その相手を論殺することが可能になってきます。それはそれで気持ちいいんですが、あんまし激しく相手を論殺してしまうことには慎重になった方が良いかと思います。何故かというと、相手に恨まれるからです。世の中、自分の理屈が間違っていたことを突きつけられて、「ああ、間違っていた、改善して次に繋げよう」と生産的に考えてくれる人ばかりではありません。というか、僕の経験上だとそういう人の方が少数で、逆ギレしたり、怒りを向けて来たりといった反応を示す人の方が、まだまだ多いような気がします。ひょっとしたら、世で起こってる暴力事件の多くに、この正論に対する逆ギレという状況が多々あるんじゃないかと個人的には思えるほどにです。なんで、逆ギレによる暴力というリスクを回避するためにも、相手を論駁する時は、細心の注意を払いましょう。まず相手を観察してみて、この人は逆ギレするタイプかもしれないと思った場合は、頭から否定するのではなくて、やんわりと遠回しに間違いを自覚させるという手法を取った方が無難だと思われます。それ以外でも、常に、相手の議論を否定するのであって、相手の人格を否定しないように気をつけましょう。特に大学生辺りにこの論理トレーニングを勧めましたが、若いウチは議論への攻撃と相手の人格への攻撃を混同してしまいがちです。そんなことで深刻な対立を生んでしまうのはバカバカしいので、相手への配慮を欠かさない広い心を持てるように心がけるのが良いかと思います。

3.「理屈ばかり言うな!」の台詞を余り気にしないようにしよう

 論理的思考、論理的言術を身につけた人について回る批判に、「屁理屈を言うな!」と「お前は理屈ばかりでダメだ」があります。これはもう、そういう批判はついて回るものだと諦めて、それでも地道に理屈を追って筋道立てて考えていくことを続ける自分であって欲しいと僕は思います。常に自分の言ってることが本当に屁理屈や詭弁になっていないか自省することは大事ですが、だからと言って「理屈を言うな!」と言われて、「はいそうですね」と納得しては、そもそも論理トレーニングを始めた意味がありません。それでも、何らかのしがらみで、そういう批判を言ってくる人とコミュニケーションを続けなければならない場面もあると思います。そういう時は、少々相手には悪いですが、意図的に詭弁を使ってみましょう。さすがに理屈を否定しているだけあって、理屈の通らない詭弁には案外ノってくれたりします。そんな、詭弁で納得してるあなたでいいのかと、一抹の虚しさを覚えますが、それは相手の自己責任なんで、割り切りましょう。勿論、ものすごい凄腕の論理話者になって、そういう相手をも本当に論理的なフィールドに引き込んで話し合えるという人は、そうするのがベストだと思います。ただ、そこまでの実力がある人というのは、かなり希有だと思います(勿論理想であり、目指すべきだと思いますが)。(#この話はよくある理論かフィールドワーク(実践)かという話で、フィールドワークを軽視する意図ではありません、僕は無難に理論もフィールドワークも両方大事だと思ってます、念のため。理屈を何も考えず頭から否定する人とそういう人に会った時は……みたいなのが主な意図です)

4.あいばさんへの批判は、やんわりと行おう(笑)

 僕も詭弁を使ってる時があります。僕が至らなくて使ってる時も多々でしょうが、たまに意図して使ってる時もあります。サイトを運営していれば、そんなあたりをズバっと突かれるなんてシーンがコレからあると思います。真摯に対応する所存でありますが、そんな時はやんわりと言ってくれると嬉しいです(^_^;

 以上、本日は老婆心ながらの「論理トレーニング」にまつわるコメント集でした。大学で「論理学」や「言語学」をやってたけれど、今は無職で獲職活動にいそしんでいる人の話程度に思って聞いて頂けたら幸いです。


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今野緒雪「マリア様がみてる短編 静かなる夜のまぼろし」/Cobalt (コバルト) 12月号/感想


 蟹名静様掘り下げエピソードだーっ!

 惚ッ。

 当然のように『マリア様がみてる ロサ・カニーナ』を読み返してしまったワケですが。(←マジです)

 今回の短編を読んでから読み返すとまた味わい深いことウケ合い。コレは、蟹名静ファンは読むしか。

 志摩子さんと蟹名静は、僕的にマリみてのカッコいい人ツートップなので、今回の短編は嬉しかった。クリスマスエピソードに敢えて蟹名静を選ぶというその心意気がね、今野先生最高。


Cobalt (コバルト) 12月号
『マリア様がみてる短編 静かなる夜のまぼろし』収録
集英社
定価:¥ 590
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 以下、ネタバレありのミニ感想をちょっとだけ。続きを読む

大ゴマ、見開きに燃え/週刊少年ジャンプ(WJ)53号感想


 今週は色々と大ゴマ&見開きにやられた感じのある53号です。

●ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 スッゲー、良かった。以下、過剰書きですが。

◇読切から続く、人間に責任の一端を、霊に一抹の救いを与える勧善懲悪ではない話の構成
 読切当時から、この話の型が好きでした。

◇視覚的な見せ方が上手すぎ
 ・冒頭のリエちゃんが扉を開けるシーンでページをめくると、なにやら大仰な開かれた扉の前に立つムヒョとロージーという絵でカラー表紙。扉繋がりの演出がステキ。
 ・タエコちゃんの化け物の登場シーンの大ゴマで最初のインパクトを与えておいて、さらにそこからその大ゴマで登場したタエコ化物さえも飲み込む構図での「冥王の晩餐」の見開き燃え。1話内で、衝撃をインフレさせています。
 ・手を繋ぎたいがために手をいっぱい生やしたタエコ化物が、最後に自ら手を離すシーンの構図が視覚的に凝っててステキ。何かが残留しているような切なさがあります。

◇そしてこれもまた反社会的な物語
 ONE PIECEしかり、BLEACHしかり、DEATH NOTEしかり、既存の社会に何かしら主人公の信念で反逆する話が多い今のWJですが、ムヒョも法の条文が全てみたいな感じに表紙から盛り上げておいて、なんだ、社会の規律(法)を遵守する物語&主人公なのか?と思わせておいて、ラストにリエとタエコの絆を買ったムヒョが主観的に法に背いて減刑しているのがカッコいい。

 予想以上に面白かったです。これは今後も期待。霊に一抹の救いを与えるのがこれまでの話でしたが、本当に救えない霊の話なんかも読みたいかも。

●BLEACH

 良かった。砕蜂を掘り下げるだけの話じゃなく、そんな砕蜂を置き去りにしてまで夜一は行かねばならなかった。そこまでする夜一と喜助の目的、行動原理は何なんだ?と夜一サイドをも掘り下げています。

●D.Gray-man

 エンディングが強烈に良かったので、前回感想で書いたリナリーが口にした「仲間」の言葉が何か唐突だったなーという不満は帳消し。

 このエンディングは美しすぎだろ。閉鎖から開放された街で、自分から引き払うことを決めたアパートで、幸せそうな夫婦とすれ違いながら別方向へと一人歩いていくミランダ。職を転々としていた女が、初めて自分で選ぶ過酷な再就職先。ラストのミランダの表情の絵と、開け放たれた扉から漏れでる陽光の描写が出色。ミランダの表情、よくキャラを崩さないままこれだけカッコよく描けたなー。素直に、良かった。

●武装錬金

 「守りたいものが同じなら きっと必ず戦友になれる」

 物語当初から「守る」を連呼してきたカズキだからこそ重みがある、というかカッコいい台詞です。守れたものや守れなかったものもあったなぁと読者はしみじみ。

 人食い断ちという変化を見せるパピヨンと、ホムンクルス・即・斬の斗貴子さんを組ませることで、斗貴子さんのホムンクルス認識改変エピソードにもなってます。ますます、敵−味方、人間−ホムンクルスの境界をシャッフルしてくる感じ。

●アイシールド21

 高さ勝負で長身が売りの水町と筧は屋上から夜景を見下ろし、背が低い小回り、スピード勝負のセナ、モン太、小結らは地面でネズミ花火……という対比が見事。決戦前の盛り上げ描写としてはこれ以上にない演出だったんじゃないかと。

●テニスの王子様

 これこそ今週の大ゴマにやられた漫画です。やたらめったらの大ゴマ、見開きの連発が凄いです。さらに凄いのは、そんな見開きで突如登場した手塚を普通にカッコいいと思う自分がいたことです。僕、途中から読んでるんでこの手塚という人がどういう人か分からないんですが、なんか、カッコよかった。この感じが、テニスの王子様をカッコいいと感じる人の感覚なんだと思いました。文脈とかいらない。何か知らない人だけど、大仰に登場したんでカッコいい!みたいな。

●未確認少年ゲドー

 い、生き残ったー。(驚きと喜びと)

 フェニックスは個体を超えて種全体を愛することのできる愛に満ちた生物なのです

 この台詞でまとめて最終回でも良かったように思うんですが、何やらラスボスが登場してきました。これ、どうすんの。大ゴマで登場のドラゴンめっちゃ強そうですよ。頭ドリブルとかで太刀打ち出来る相手じゃないですよ。

 催眠が効かない讃良ちゃんがキーになりそう。結局、人間の讃良ちゃんと未確認生物のゲドーくんが出会って、関係性を深めていく話だったと思うんで。

●いちご100%

 ついに東城言ったー。さつきの告白、西野の告白、向井さんの告白と変遷してきて、ついに一番言えなそうな性格の東城が演技のアドリブというフィルターを駆けながら告白。普通に感慨深い。時に温かく、時になま温かくいちご100%を見守ってきた甲斐がありました。そうか、ついに東城がみたいな。これも大ゴマで今週やられました。ラスト見開きの東城、普通に感動した。

●ワークワーク(WaqWaq)

 「じゃ もれはもれの願いのために あなたの戦いを止めるために」

 この話が『仮面ライダー龍騎』に似ているということは第01話の感想から言ってますが、本当に、藤崎先生龍騎見てたんじゃないの?ちょっとオマージュとか入ってるんじゃないの?と思えるほどに似てきました。闘わなければ成就しない相対化された正義、願いの中で、主人公の願いが「闘いを止めること」だという点、だけどそのためには主人公にとって大事な人であるヒロイン(神様、龍騎では由衣)を犠牲にしなければならないという点がまったく同じです。
 この構造に決着をつけた「仮面ライダー龍騎」の49話は衝撃にして感動にして最高でしたが、ワークワークはどうなるのか。龍騎と同じも良し、藤崎先生独自のものでも良し、とにかく、帰結を描ける所まで連載が続いてくれれば良し。

●当ブログでは

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新作短編小説

20200409hashihimekagemonogatari

――いつか、この孤独が終わったら。

 これまでで一番くらいよく書けた小説なので、読んでやって頂けたら喜びます。↓


『橋姫影物語』/pixiv

『橋姫影物語』/カクヨム

最近やっていること

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 2020年はpixivFANBOXを中心に活動しております。

 最近どういうことをやっているのか、一読しておいて頂けたら喜びます。↓


相羽裕司のFANBOX/pixivFANBOX

管理人によるS市(仙台市)小説シリーズ

 東北はS市(仙台市)を舞台に虚構と現実と神話が行きかう小説を書いております。各作品は基本的に独立しているので、ピンときたものから読んで頂けます。

●2021年の糸の物語『少女輪廻協奏曲 ノギクとヴェドラナの愛』

 証明してみせる。この世界に全員分の居場所があることを。

 歴女のノギクとスロヴェニアの少女ヴェドラナは幼馴染の親友同士。十年ぶりに仙台駅で再会したが、道化師と遭遇して異世界リュヴドレニヤに飛ばされてしまう。戦争中の異世界で、ノギクは少年騎士ミティアと出会い「契約」を交わす。現実世界の大震災の生存者であるノギクは、人々のフツウを守るため、歴史知識と明晰な知力を生かして、異世界の戦争を終わらせようと行動を開始する。

「カクヨム」様で読む

 ◇◇◇

●2016年の居場所の物語『こちら街アカリの復興部!』

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 昼は地道に復興活動。夜は荒事ありの助っ人稼業。

 仮設住宅地区でお年寄りの話を聞いたり、お弁当を配達したり、同人誌を作ったり、そして戦ったり!?……東北の地より贈る、青春、復興、恋愛、そしてバトル。

「カクヨム」様版で読む

「エブリスタ」様版で読む

 ◇◇◇

●2013年の勇気の物語『非幸福者同盟』

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(イラスト:馬の助さん/ブログTwitterPixiv

 歴史建造物擬人化×能力バトル×幼馴染→本格物語

 S市(仙台)が舞台の郷里的オリジナル小説『非幸福者同盟』をWEB連載中。

 2017年12月24日(日)、第263節(第260節)「広瀬川灯明邀撃戦線2〜偽者の聖女」が公開です。現在、最終話がスタートしております。ようやくここまで来られました。

 令和元年五月一日(水)より連載再開。超熱量で「最後の十七節」がスタートしております。

「カクヨム」様で読む

「小説家になろう」様で読む。

 累計62000PV達成も感謝です。

 イントロダクション&登場人物紹介はこちらの記事から。

 ◇◇◇

●2012年の正義の物語『妹の紋章』


 震災後の2012年の東北は仙台を舞台に剣術家の兄と木彫りが趣味の妹が織りなす街と心の再生の物語。

 2018年3月8日(木)〜3月13日(火)の期間限定無料キャンペーン中、AmazonさんのKindleストア「売れ筋ランキング」無料Top100で最高33位にランクインありがとうございます。無料の方とはいえKindle本の総合で100位入りは初めてで嬉しい〜。

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 「読み物」カテゴリではなんと1位。

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・Kindleの電子書籍って、スマートフォンで読めるの?

→読めます。AmazonさんのサイトからKindleのアプリをフリーでダウンロードして頂けたらと。

・Kindleの電子書籍って、PCで読めるの?

→読めます。AmazonさんのサイトからPC用のKindleビューアーをフリーでダウンロードして頂けたらと。

 ◇◇◇

●1999年の愛の物語『夢守教会』

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 1999年。

 心に傷を負った「僕」は新興宗教少女・弓村理子(ゆみむら・りこ)と出会う。


 ミステリであり、幻想小説であり、バトルもの小説でもある『夢守教会』ですが、第一章「少女のケニング」はこの章のみで完結している青春・恋愛小説として読んで頂けます。

「エブリスタ」様で読む

↓昔のWEBサイト版

yumemori_bana2

その他の小説色々

wugishinomaki

 2015年10月25日(日)に、地元仙台は「日立システムズホール仙台・交流ホール」で開かれたWUG!の同人誌即売会イベント『同人誌即売会やらせてください!in仙台』にサークル参加させて頂きました。新刊『ミリオンアート・ウェイクアップ!〜実波と菜々美と未夕が石巻に行く小説本』を頒布。詳しくはこちらの記事より
 イベントのレポはこちら。
 新刊のBOOTH様での通販ページはこちら。

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『暗闇の中で灯す物語と文明のアカリ』

 Pixivとの提携サービスBOOTH様にて、コミックマーケット・イベントなどで頒布させて頂いた同人誌既刊の通販窓口を開いております。『魔法使いの夜』『Fate』『ひぐらしのなく頃に』二次創作やオリジナル小説などなど。よろしくお願いいたします。↓

Language×Language同人誌通販/BOOTH

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DlXVkKaUYAAB8oO

 2018年9月2日(日)「レインボーフレーバー19」にて頒布されましたTJさん(ブログTwitter)主催の平成ファイナルなコンセプトアンソロ『平成プリキュア対昭和ライダー アンソロジー大戦』に二次創作小説を2P寄稿(僕は『フレッシュプリキュア!』と『仮面ライダーブラックRX』のクロスオーバーを書きました)しております。詳しくはこちらからよろしくです。また、通販ページはこちらから。

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dicapreantholo

 2015年10月4日(日)「レインボーフレーバー13」にて頒布されたTJさん(ブログ)主催のプリキュアシリーズ十世代記念アンソロ『PRECURE 10TH ANTHOLOGY ディケイド&オールプリキュア ANTHOLOGY大戦』に小説を2P寄稿(僕は『スマイルの世界』担当!)。特設サイトはこちらをよろしくです。また、通販ページはこちらから。

AmazonさんのKindleストアで販売中の電子書籍第二弾です

●2013年10月19日(土)、Kindleストア「絵本・児童書 > 読み物」カテゴリで7位感謝!


 Kindle実機はもちろん、iPhone、iPad、Androidなどの、各種スマートフォンやタブレット端末のKindleアプリ(無料)で読んで頂けますので、ご購入頂けたら幸いです。

 販売開始時の記事はこちらとなっております。

AmazonさんのKindleストアで販売中の電子書籍第一弾です

 Kindle実機はもちろん、iPhone、iPad、Androidなどの、各種スマートフォンやタブレット端末のKindleアプリ(無料)で読んで頂けますので、タイミングが合った時に購入頂けたら幸いです。


 販売開始時の記事はこちらとなっております。

メルマガを配信しております。

 まぐまぐさんの方で、300部ほどのメールマガジンを数年間発行させて頂いております。フリーで登録できますので、よかったらどうぞです。

 制作した電子書籍の販売など、個人規模での「創作+収入」の活動に興味がある方は是非。↓

創作者のためのマーケティングエッセンス/まぐまぐ

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