ランゲージダイアリー

宮城県仙台市からおくる、本の感想など。最近の興味は物語、神話、日本史と世界史などなど。

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高密度な1話でした/第06話「泣かないナミダ」/ツバサ・クロニクル感想


 「死にません。まだやらなきゃならないことがあるのに、死んだりしません」(小狼)

 密 度 高 ッ 。

 原作では、正義くんがプリメーラちゃんを守るために「強くなるんだ!」と咆吼して1話、覚悟炸裂で小狼くんが羽を取り戻して1話、「あなた、だあれ」で小狼くんが泣かないナミダを流して1話、旅立ちで1話……と1話1クライマックス計算だと4クライマックスあったんですが、アニメ版ではこれらを全て1話にまとめてきました。ゆえに、どの台詞を引用するべきかかなり迷ったんですが、やっぱり『XXXHOLiC』と関連させての「本当の覚悟」がツバサのテーマの中で一番好きなので、覚悟炸裂の小狼くんの台詞を選んでみました。「僕はしにましぇん」的に運命にゆだねてるがゆえの「死んだりしません」ではなく、自立意志で、何を失ってもやると決めたことをやり遂げるという「本当の覚悟」からくる「死んだりしません」です。

 そしてXXXHOLiC的に「何かを失うとしても」の部分が、すぐさまサクラは小狼の記憶を失っているという事実によって突きつけられます。されど小狼くんは有言実行の男なので、そこで涙を流してグチったりしません。流すのは「泣かないナミダ」のみです。

 そんな小狼くんを買い始めてる黒鋼が、

 「下を向くな、やらなきゃならねぇことがあるなら、前だけ見てろ」(黒鋼)

 と、近過ぎず遠すぎずな関係からエールを送り、小狼も過度に受け取りすぎず邪険にもせずに自然に励まされて新世界への旅路へ。

 ラストの、

 「大丈夫です、オレがついてますから」(小狼)

 はアニメオリジナルの台詞です。「あなた、だあれ」から「泣かないナミダ」を流して下降してた小狼くんの心が黒鋼のエールでよみがえり、言葉通り前を向くことに……という流れでラストを前向き部分で締めるナイスな追加だったと思います。失った関係性があったとしても、未来に新しい関係性を作ればいい。04話冒頭のサクラのアニメ版オリジナルのモノローグといい、アニメ版はこの点を前面に押し出していくみたいですね。

◇ピコポイント

 アニメ版ではカットされましたが、原作版では旅立ちの際に小狼くんが正義くんに一台詞かけます(太字強調されてる結構重要台詞だったり)。正義くん物語の締めになるシーンなので、正義くん視点の「強さ」をテーマにした物語の帰結をもっとしっかり味わいたい人は是非原作版を手にとって読んで頂きたい部分です。

◇フライング燃え予告

 次回より高麗国編の模様です。激燃えの小狼くんの後ろ回し蹴りシーンやいかに演出されるのか。ツバサにハマるきっかけになったのが今回の「死にません。まだやらなきゃならないことがあるのに、死んだりしません」と、高麗国編クライマックスの小狼くん後ろ回し蹴りシーンで飛び出す小狼くんの台詞だったりします。期待して待ちたいと思います。

 それにしてもアニメ版に合わせて原作も再読する楽しみは中々オツなものがあるなー。


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レイが熱い/第30話「刹那の夢」/機動戦士ガンダムSEED DESTINY感想


 「どんな命でも、生きられるのなら生きたいだろう」(レイ)

 13話で地球軍をメッタ斬りにしてミネルバを救う形で帰艦してきたシンに、

 「生きているということは、それだけで価値がある。明日があるということだからな」(レイ)

 と語るシーンがあるんですが、その時からレイは何やら「生きること」に特別深い価値観を持ってることが描写されております。続きを読む

感想は後日


 ちょっと仕事がトラブって忙しいんで、各種感想は後日。

『ムーミン谷の彗星』より


 「そうだな。こいつたちは、家へ帰った方がいいだろう。そして、スノークのお嬢さんも、足輪のある方が、ないよりはましだろう。彗星がこようと、くるまいとな」(スナフキン)



 彗星が来るのが止められないと嘆くよりも、足輪がないよりはあることに幸せを見つけられるように生きていきたい。



◇本日は

 ヘルパーさんの時間を利用して大学へ。久々に専門的な話を同年代の同実力の人達とできて楽しかった。今、僕の抱えてる不満に、現在の生活だと同年代の人と喋る機会がほとんど無いというのがあります。父母をはじめ、日常で話す機会がある人はことごとくご高齢。特にどんな分野にせよ専門的な話ができる人はまったくと言っていいほどいないので、その辺りに誰かと熱を入れて喋りたいなぁという欲求がストレスとして溜まります。自由人を集めてOFFのサークルでも作ろうかしら。たまり場に事務所を借りられるくらいになって。とりあえずここ見てるOFF友の人どうよ?遠方の人でも可。僕の話相手に仙台に引っ越してこようぜ?

 授業が早めに終わったので、帰りに古本屋へ。榛野なな恵『ピエタ』1、2巻(完結)をゲット。大学時代に友達から借りて読んだんだけど、手元に置いておきたくて自分で購入。榛野なな恵作品は全てコンプリートする予定です。僕が日参してるブログではアニメ化に伴って『ハチミツとクローバー』が熱いようなんだけど、僕的には「ヤングユー」と言ったらまずは榛野なな恵さんなんだなぁ。全ての作品が僕の中の大事な部分を形成するのに一役買ってます。


ピエタ 1 (1)


ピエタ 2 (2)


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サヨナラWaqwaq/週刊少年ジャンプ(WJ)23号感想


 武装錬金もWaqwaqも終了したことですし、これからはかなり力を抜いて軽めに感想を書いていこうと思います。更新日時も週の後ろの方にズレ込むことが多くなると思います。ご了承下さい。

●ONE PIECE

 今週でウォーターセブンからロケットマンで出航ということでウォータセブン編は一区切り、次はエニエス・ロビー編とでも呼ぶべきシリーズに連続して入っていくと思うんですが、このウォーターセブン編、始まった当初と、今週のフィナーレではキャラクターのネガポジが完全に裏返っているのが熱いです。序盤はガレーラカンパニーの職人達の方がどっちかというと味方サイドでポジティブ描写、フランキー一味の方が敵サイドでネガティブ描写。ところが今週のラストを迎えてみれば、ガレーラの仲間達は実は偽りの仲間でネガにCP9として敵サイドに裏返り、実際に本当の仲間を形成していたのはフランキー一味の方だったということで、ポジティブ要素としてフランキー一味の方が味方サイドに裏返るという。無言のアイスバーグさんと、「!」の1コマでフランキー一味の意を汲んで「乗れ!!!!」と言うルフィのシーンは熱かった。

◇Tボーン大佐

 デカい剣を持ってるんで、組み合わせとしてはVSゾロが燃えるんですが、このままだとVSサンジになっちゃうんだろうか。

◇先端が尖ってるロケットマン

 これはもう、「突っ込みます」と言ってるかのようなフォルムです。敵本部なり、敵船なりに頭から突っ込むシーンを期待するしかないでしょう。

●BLEACH

 藍染のピンチなんですが、鏡花水月の完全催眠能力は能力的に面白いんで打開っぷりで楽しませてくれそうな期待が持てます。藍染を囲んでる人達はほとんどが完全催眠の発動条件である鏡花水月発動の瞬間を観てそうなので、まだまだいくらでも挽回できます。マガジンの『奪還屋』の邪眼描写みたいな描写とか出るんじゃないかなぁ。今のピンチも完全催眠でごまかされたピンチだった!みたいな。
 さらにはこの鏡花水月の能力の破りっぷりにも期待しています。力押しの派手な斬り合いがバトルの主だったBLEACHなんですが、この藍染戦に限っては能力バトルを読む楽しさを味あわせてくれそうです。

●アイシールド21

 前回はセナVS陸を描いておいて、今回はヒル魔VSキッドを。順調に試合前に張っておいた対決要素を消化していってます。ヒル魔VSキッド初戦は電撃突撃でヒル魔がキッドを出し抜いたと見せかけて、更なる早撃ち披露でキッドの勝利。
 こうなった以上、投手としてヒル魔がキッドに勝つ展開も描かれるんでしょうな。相変わらずの作戦&頭脳プレーでキッドに一撃与えるヒル魔の絵に今から期待です。

●テニスの王子様

 「ど、どうなってんだ!残像拳じゃねえ!みんなホンモノだっ!!」(悟空)

 「ふふふ……その通りだ。四身の拳!!!」(天津飯)

 <『ドラゴンボール』15巻より>

 って解釈でいいんでしょうか。

●大宮ジェット

 主人公とヒロインの対立から最初始まって、お互いの行動動機を知ったりで最後には「焼き肉お前もこ来いや」に落ち着くまでの流れが丁寧に描かれてて面白かったです。最初ハチャメチャなギャグキャラに描かれてた主人公が実は度量がある奴と言う風に徐々に裏返っていく展開とか、普通に楽しめました。適度にギャグ系で読みやすいんで、今のジャンプに結構ハマるんじゃないかなと思いました。独特のヒーロー観の「語り」が入ってる辺りも、もう少し色んな角度からこのヒーロー観を描写するのを見てみたいなと、続きもアリかなと感じさせられる読切でした。

●魔人探偵脳噛ネウロ

 おそらくはまったく作者の意図とは違う所で、個人的に開業プロセス描写を楽しんで読んでました。僕もある意味開業準備中なんで。

 前回の引きの、

 「そして間もなくこの事務所と探偵桂木弥子は一躍その名が知れわたってしまうことになる。一人目の依頼人の訪問によって」

 より、既に今回の事件をきっかけに探偵事務所が有名になることは分かってるんで、今回の事件は単なる謎解きパートだけじゃなく、いかにしてネウロが探偵事務所の知名度を上げるかの戦略パートも楽しめることになりますな。既に視聴率を取れれば知名度が云々と伏線入ってますが。今回の事件はメインの謎パートよりこっちの方が楽しみかな。

●いちご100%

 バカシチェーションでの密接エロとパンチラを封印して普通の恋愛漫画クライマックスモードに入ってからのいちご100%はめちゃめちゃ面白いですな。今週も、高校生活の楽しみが過ぎてあとは終幕へ向けての受験勉強モードという、誰もが体験する哀愁シチェーションが上手く出てました。それぞれがそれぞれの進路に向かい始めるどことない切なさとか、誰もが通過した青春の一風景です(僕は高校卒業時よりも大学卒業時にそれを感じましたが)。

 本筋のストーリーも一応連載開始当初からのテーマであった「夢」に収斂していく感じ。真中、東城エンドになるにしろ西野エンドになるにしろ、少年漫画的にすがすがしく終わるためには相手の夢を尊重してそれぞれの道へ的になるしかないんだよな。夢よりも真中を選ぶ形で進学を決めた中学の時との対比で、今回はそれぞれの夢へ的に東城物語は落ち着きそうです。最近いちご本当面白いな。

●Waqwaq

 機械だとか、黒い血の人間だとか、赤い血の人間(神)だとか、そういう「括り」を如何に無効化するかというのが序盤から描かれてきたテーマだったので(顕著なのは神様の血でレオが解放されるシーン)、今週ラストの、

 「コト…おまえは確かに赤い血をしている だがきっと神でも そして人間ですらなかったのだ」(キク)

 という帰結は、美しくまとめたなぁという感じです。

 広義の「人間性」とか「神性」とかは、血の色であるとか表面的なモノを無化した所にある。クライマックスで描かれたシオに血を分け与える神さまの行動と対比させてのコトのネガティブな結末でしょう。打ち切りの側面もあったんでしょうが、キレイなラストで良かったです。

 結局下の名前を明かさないまま訪れたラストシーンの神さまの帰結も良し。下の名前が明かされる=神じゃなく人間へ……と解釈していたので、ラストシーンの現代ではおそらく下の名前で呼ばれ「人間」として生きている神さまも、Waqwaqの世界では下の名前が明かされない「神」だったのだと個人的に解釈して、この作品の感想を終えたいと思います。


Waqwaq 3 (3)


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ムーミン谷で暮らしたいです


 「歌をうたい、りんごを食べ、朝ねぼうを好きなだけできる自由! それこそが、人生のだいごみというものさ。それと、『これは、重要事項だから後回しにはできません。 すぐやるのですよ』なんて、せっつくひとがいないこと。そんなひとは、かってに、好きなように、させておくのさ!」(ヨクサル@スナフキンパパ)



 「あんまり誰かを崇拝するということは、自分の自由を失うことなんだ」(スナフキン)



 スナフキンは好きですね。僕のペン入れは小学生の時から今までずっとスナフキンのキャラペン入れを使い続けてます。

 というか、最近ムーミン谷的なスローライフを指向するようになってきた。ガチガチに計画詰めてやれることを全力でやってた1年前の僕からは考えられないことなんですが、やっぱ大きな出来事があると考え方も変わるという一例ですかね。

 早朝に起きて柔軟体操をしてから河辺を40分ほど散歩というのをここ数日ずっと継続しています。体も柔道や空手をやってた頃の現役の頃くらいまで柔らかくなってきたし、朝日の中の散歩は色々と思索する時間には持ってこいだしで、この習慣を始めるようになってから何だか調子イイです(なんと睡眠サイクルも改善されてきた!)。

 散歩が趣味だ!と言えるくらいのスローライフとその実現、そんなビジョンに思いを馳せる今日この頃です。

 ただやっぱ何もしないでそんな生活が実現できるワケではないんですね。



 「経済の原理を会得することは人生の重要なテーマである。なぜならそれは、我々に自分にとって最も価値あることに集中する自由をもたらしてくれるからである」(スティーブン・R・コヴィー)



 やはり一つはそれらを実現するための「力」としてのファイナンシャルIQ。その大事さを切々と痛感して勉強してますね。

 「力」に裏打ちされたスローライフの中で、本を読み思索にふけり、時には自分で本を書いたり、そういう時間を構築できるのをビジョンとして一つ今は持ってます。

 実現させますよー。


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エンタメな味付けを見極める


 前々回のSEED-DESTINY記事のコメント欄で、ぐらすさんからDESTINYに『ジバング』や『08小隊』のような価値観描写を求めるのは「『NARUTO』に『カムイ伝』的な価値観描写を求めるようなものではないでしょうか。」というコメントを寄せて頂いたんですが、日頃僕が思っていたことにいい感じに関係しているコメントなんで、便乗してショートコラムです。

 やっぱいますよね、『NARUTO』は深い哲学も自然主義的な「忍び」の描写も無いからレベルの低い作品で、それにくらべて『カムイ伝』は深くてスバラシイ作品だ……的な理屈で『NARUTO』的な作品の方を貶めようとする人。さらにはなんで一般人はそういう「深さ」が無い作品を支持してるのか!みたいな感じで自分を一段高く置いて、それに比べて「深さ」がある方の作品を理解できる自分は有標で高尚だと思い込んでいる人。挙げ句の果てに『NARUTO』の作者を糾弾し始めるようなタイプの人です。

 そういう人に対して僕が答える答えはいつも同じで、それは「『NARUTO』は作者としても意図的にエンタメな味付けをしている作品であって、多くの人に気軽に楽しんで貰えるようにそういう工夫をしている作品はそういう作品でスバラシイ」です。

 特に作り手にまで言及して糾弾する場合はね、ある程度作り手の意図を適切に受け取った上で批判しないと説得力が生まれません。作品という媒介が間に入ってるんでボカされがちですが、基本は人一人対人一人のコミュニケーションと同じです。相手の意図をまるで汲もうとせず、一方的に自分解釈で批判をバラまく人ははたから見ていてもみっともないですし、実際にコミュニケーションを取る相手としても嫌われます。

 この場合の相手(作り手)の意図というのは、作品にエンタメな味付けを施してるという意図ですね。エンタメな味付けというのは、大衆が気軽に楽しめるようなポップな味付けというような意味です。実際に食品に例えれば、栄養はともかく気軽に楽しめるファーストフードのハンバーガーに施されてる味付けみたいなもんです。

 で、作ってる人はファーストフード的な気軽に食べられる食品を指向して作ってるつもりなのに、そのような作り手に対してハンバーガーは栄養が無いだとか、芸術的じゃないとか大真面目に批判してる人というのは、ちょっと大衆が気軽に楽しめるハンバーガーはハンバーガーなりのイイ点があることを見無さ過ぎというのがあります。自分がハンバーガー嫌いだからって、ハンバーガー自体を否定してしまうというのは、ハンバーガーも芸術指向の料理(例えば懐石料理)も両方存在してるからこそ彩りがあるこの世界を楽しんで無さ過ぎ。

 『美味しんぼ』にハンバーガーを軽視していた海原雄山がハンバーガーなりの素晴らしさを認め直して雄山としても一歩成長する話なんかがあるんですが、『カムイ伝』の視点から粘着に『NARUTO』を糾弾するようなタイプの人は、成長前の海原雄山って感じです。視野が狭い。もうちょっとハンバーガーを作る人のハンバーガーを作る人なりの情熱を理解することにも自分の労力を割いて、ハンバーガーと実際の料理、両方のタイプが相互作用しあってトータルな食文化というものが形成されていることに目を見開くべき。

 ただ、勿論、やっぱファーストフードだけ食べていては栄養が偏ってダメというのはアリます。僕的には、アニメ、漫画なんて媒体は基本的にファーストフードベクトルの媒体だと思ってます。摂取しやすいけど、それだけではダメ。やっぱ本を読んだり新聞見たり、実際に人に会って話をしたりと、ちゃんとした料理も食べないとどこか不調をきたしてしまう。

 そう考えると、DESTINYはちゃんとした料理への「繋ぎ」が張ってあるファーストフードって感じじゃないかと僕は思ってますね。ファーストフード=エンタメの味付けをして戦争物エンタメとしての大衆層を意識しつつ、それをきっかけとしてちゃんとした料理=戦争についての思索……まで繋がってくれればいいなみたいな。作り手の意識としては、そういうモノを感じます。実際、今月号のガンダムエースに掲載されてる竹田青滋氏のコメントを始め、いくつかの媒体で公になってる制作サイドのコメントを参照すると、「戦争について考えるきっかけになって欲しい」という想いが作り手としてあることが共通して分かります。

 原作、マスヤマコムさん、漫画、浅井信悟さんの『M.I.Q.』というマネー知識を題材にした漫画があるんですが、この漫画に対しても実際のマネーの世界はこんなんじゃないとか、サラリーマンをバカにしてるとか、そういう作り手の意図を無視した糾弾をネット上で見かけたことがあります。

 そういう批判に対してもまた、僕は「いや、『M.I.Q.』も『お金』に関して考えるきっかけになって欲しいという意図を込めたエンタメ味付けの漫画だから」と言いたくなってしまいます。

 で、実際にマスヤマコムさんのサイト何か見てみると、『M.I.Q.』はあくまでエンタメを意識してるから、実際の現実での講義ではちゃんと普通に働くことの大事さを教えてるよーみたいなことが書いてあるんですね。

 この、ファーストフード的なエンタメ味付けで大衆に見て貰いつつ、実際の料理=本当のマネー本や実際のマネー運用に関しても興味を持って貰いたいという意図。

 『M.I.Q.』の発想元になっている書籍に『金持ち父さん貧乏父さん』が一つあると僕は思ってるんですが、エンタメな入門として『M.I.Q.』を読んで「お金」に関して考えるきっかけを持って貰って、後は実際に『金持ち父さん貧乏父さん』みたいな本に進んで見識を深めていって欲しい……そんな感じの意図ですよ。

 DESTINYもコレと同じだと思いますね。エンタメな味付けもしてあるDESTINYでまずは「戦争」に関して考えるきっかけを持って貰って、後は実際の「戦争」に関する書籍なり言論なりに進んで考えることを続けていって欲しい、そういう意図で作られている作品だと思いますね。あくまできっかけ作りとしての作品で、これ自体で世の「戦争」に対して実際的な主張を強力にしているというワケではまったくない。戦艦で祖国からエクソダスかまして戦時に介入するのが正しい(アークエンジェルのことね)と主張している作品ではまったくない。そこをくみ取れずにいちいち作中の登場人物の行動をそのまま制作者サイドの主張だと受け取って「実際の戦争では云々……制作者は分かってない」と批判してる人は、前述の成長前の海原雄山と同じベクトルで色々見えていない人だと思いますね。視野が狭すぎ。色々と考える際のフィールドをアニメや漫画に限定し過ぎ。

 以上、次なる「深み」へと進んで貰うきっかけになればイイなという意図でエンタメな味付けをしてある作品に対して、「深み」が無いと批判することの非生産性を考えてみたコラムでした。僕的にはファーストフード的なエンタメ味付けと実際の料理的な「深み」とがミックスされてる作品の魅力にもっと多くの人が気付くようになってくるといいなと思っていますね。エンタメな味付けを見極める能力、これは、楽しんで色々な創作作品を鑑賞していく上で絶対に持っていて損は無い能力だと思います。

◇言及作品

・『カムイ伝』

 白土三平氏の大作歴史劇画。がっつり哲学しながら歴史モノを読みたい人向けのかなりガチな作品。僕は小学生の時に読んで「自由」について考えさせられました。されど、カムイの必殺技、「変移抜刀霞斬り」と「飯綱落とし」のカッコ良さは超絶モノだったり。僕的カッコいい必殺ワザベスト10に入ります。その辺りではエンタメベクトルも入ってると言えます。


カムイ伝 (1)

・『M.I.Q.』

 「お金」の知識を題材に送る、エンタメベクトルのマネー漫画。全3巻と読みやすいのでお勧めです。ローソク足の見方など、「株」に関する基礎知識も何気に勉強できてお得です。ただし全てを真に受けてこの漫画を自分のマネー観の全てにはしてしまわないこと。記事中で言及した通り、順次活字のマネー関係本に進んで知識をつけていくのをお勧めします。でも漫画としては面白くて僕は好きだった。3巻のカフェテリア経営に関して高校生3人が奮闘する様が好き。


M.I.Q. 1 (1)

・『金持ち父さん貧乏父さん』

 有名ベストセラーですが、やはり読んでおくべき。ここに書いてある負債と資産の違いを意識するだけでだいぶ「お金」に関する感覚がイイ方向に変わってきます。他、全体的に「金持ち父さんイイこと言ってるなぁ」という気分に浸れる警句集的な意味合いも含めて手元に置いておきたい本です。


金持ち父さん貧乏父さん


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藤P超イイ奴/第14話「藤P先輩ガンバ!なぎさ気合いの応援旗」/ふたりはプリキュアMaxHeart感想


 「心の奥に持っている、純粋で美しいモノ?」(ひかり)

 ひかり→なぎさで恋い恋いモードのなぎさを理解できない辺りが面白かった。ひかり、今の所「恋」は理解できず。

 というか、ひかりはクイーンの「命」ではあるけれど「心」に関しては「無」から始まっていて、12のハーティエルにかけた志にまつわるイベントが起こるごとにそれらを獲得していって「心」の方も徐々に完成していく……というのがMaxHeartの物語なのかもしれない。「調和」のハーモニーや、「純粋」のピュアンなんかは、ハーティエルが宿してる志に上手くひかりが絡んで物語ができあがっていました。ひかりが徐々に志を獲得して成長していく物語というのは、何かこう温かく見守りたくなる部分があります。

◇純粋

 「ちょっと見せて貰えますか」と言われても、ためらいがちに中々自作の旗を見せられないなぎさというのが、等身大の中学生女子の心情って感じで良かった。そりゃ引かれないか心配で逡巡もしますよ。

 旗に関しては、いったいなぎさはどんな絵を描いたんだろうと引っ張って中々視聴者には明かさず、1話内のクライマックスでどどーんと公開する魅せ方は上手いと思いました。意外と普通だ!という驚きが味わえました(笑)。

 そして、公開された下手上手旗を見るや否ややる気出してドリブル突破の藤P先輩。普通にカッコ良かった。惚れます。そして、最後にちゃんとお礼を言いにくる藤P先輩。普通の高校生男子だったら引きそうな所を、めっちゃサワヤカです。藤P超イイ奴。惚れます。

→予約開始
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→既巻

ふたりはプリキュア 9
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→劇場版コミックス

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ロックなギターが最高/十五之巻「鈍る雷」/仮面ライダー響鬼感想


 「あれぇ、コレ凄く安くない?」(イブキ)

 スーパーのシーン、生活の臭いがにじみ出てて好き。僕も家事をやってる手前、自然とスーパーで安い野菜をチェックしたりしているんで共感してしまいます。視聴者として、すっと作中の一場面に入り込めるシーンです。現実から飛翔しまくってるヒーローじゃなく、現実生活に根を下ろして普通にその辺にいそうなヒーローです。生活のシーンを多く入れてるのも視聴者に親しみを感じて貰おうという意図があるんでしょうな。遠い世界で世界を守るとか大きい目的のために戦ってるヒーローではなく、僕らの町に住んでいる身近なヒーローです。

 このシーンに限らず、ヒビキ、イブキ、あきらの3人の掛け合いが見れるシーンは面白い。バイク屋のシーンとか面白かった。とりあえず今の生活から何か前向きな変化を望んで、楽しみとしてバイクのこと考えてるなんて、普通の男性っぽくてステキ。この前こっそりヒビキさんがバイク雑誌読んでたシーンから繋がってます。これ、多分作品本筋とは関係ないピコサイドストーリーとして「ヒビキさんバイク編」みたいな感じで続いていくんじゃないかなぁ。是非色々とピコ物語を展開した後、作品終盤ではヒビキさんにバイクに乗って欲しい。

◇ロックスターな斬鬼さん&戸田山さん燃え

 公式サイトの次回予告より、戸田山さんがザンキさんからこのロックなギターを受け継いで3人目のメインライダー(鬼)になることが分かってるんですが、この3人目の武器、ギターが熱すぎ。

 というか、ロック過ぎ

 →画像

 ヤベー、超好きだよこの番組。どんなライダーだよ。

 ギターがサーベル化しててギターを剣のように使ってバッサバッサ斬る(斬鬼さんの名前の由来と思われる)というのが熱い。この設定考えついた人天才。

 さらに発想の天才性を示すかのように、今回は不発気味でしたが、どうやらメインでクライマックスの音撃は、ギターの刃の部分を魔化魍にブッ刺して、ガチャガチャギターを演奏するっぽい。超ロックな必殺技。ヤベー、次回超楽しみだよ。

 そして、ブっ刺されるご予定の、足尾のヤマアラシが可愛い。

 →画像

 こんな萌えるヤマアラシが、次回はロックに奏でられちゃいますよ。うわー、超楽しみだ。

◇地味に語られる「受け継ぎ」というテーマ

 今回の主題に、単体の個人のヒーローじゃなくて、人を守るためのヒーローの仕事が連綿と過去から未来へと「受け継がれ」ているというのがあるんですな。今週もイブキ−あきらの師弟関係の話をヒビキさんとあきらで語るシーンをワンポイントで入れておいて、ザンキさんと戸田山さんの「受け継ぎ」のテーマに上手く繋げているという。そして、この展開は自然と今の所「受け継ぎ」先である弟子がいない、主人公のヒビキさんにもかかってくるようになっています。このテーマの語り方は丁寧すぎるほど丁寧でステキです。次回まず最初に描かれるザンキさん→戸田山さんの受け継ぎを先頭に、今後イブキ→あきら、そしておそらくはヒビキさん→明日夢くんで語られる、「受け継ぎ」の形に今から期待です。先導して引っ張っていく「大人」としてのヒビキさん、イブキと、それを追いかけて同じく鍛えて成長していくあきら、明日夢くんという形を段階を追って描いていって欲しいですね。

◇日菜佳→戸田山さん

 ここにも新たな人間関係の関係性が。ザンキさんの引退云々でそれどころじゃない戸田山さんに好き好きモードで喋りまくる日菜佳さん。でもそう足蹴にもできない性格の戸田山さんという絵がスゴイほのぼのして良かった。ラストの「ザンキです」オチも笑った。

◇裁鬼さん

 フォルムがめっちゃカッコいいのに、メインライダー(鬼)ではなくチョイ役の鬼というのがステキ。逆に言えば、チョイ役の鬼にこんなフォルム用意しちゃう制作サイドのファンサービスっぷりに拍手という所でしょうか。トゲトゲしい頭がカッコいいよ!


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仮面ライダー響鬼 VOL.2

仮面ライダー響鬼 VOL.1 音撃せよ!正義の戦士!!


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3人の関係がイイ/第05話「魔術師のバトル」/ツバサ・クロニクル感想


 「驚かねェな」(黒鋼)

 原作でも好きだった、黒鋼のみならず小狼もファイの「ただものじゃ無さ」を見抜いており、そんな小狼を黒鋼も認めるシーン。この認め方がくっつきすぎず、離れすぎずの微細な関係って感じで好き。この微細な関係はファイ→小狼でも描かれます。

 「小狼君は大事な用があるんだよ」(ファイ)

 この、ファイの既に小狼君を認めてる台詞も好き。くっつき過ぎず、でも既にファイは高く小狼のことを買っています。こういう男性同士の関係には憧れます。

 で、次回、黒鋼とファイが無言で小狼のことを高く買う、原作名台詞(&シーン)の、

 「まだやらなきゃならないことがあるのに死んだりしません」(小狼)

 かな。原作では静止画のような絵に台詞を太字強調という演出でしたが、アニメ版ではどういう風に表現されるのか楽しみ。

◇今回は

 先週原作ブレイクした分、ビックリするほど原作通りでした。そんな原作の中でコーラスで盛り上げるクライマックスシーンに選ばれたのは小狼の炎の巧断発現シーン。燃えます(絵的にも燃えてます)。そうだよね、原作ではファイがプリメーラにやさしく声かける所が見開き扱いだったけど、そこをコーラス付きで盛り上げるのは何か違うもんね。

◇My巧断とマイク

 ダジャレかけてた?アニメ版で音声にしてもらって初めて気付いた(笑)。


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最近注目している作品

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いよいよ、公開されました。


劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(公式サイト


公開初日2024年1月26日(金)、22時30分〜23時40分でYouTube Live配信、


「【ネタバレ注意】劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の感想ラジオ〜ガンダムSEED同窓会」


を行いました。


放映当時当ブログ「ランゲージダイアリー」や前サイト「mot×mot」で感想を読んでいたという方など久々によろしくです〜。

配信冒頭や概要欄で注意をうながしておりますが、こちらは映画のラストまでのネタバレを含む配信となっておりますのでご注意ください。

映画鑑賞後のオンライン飲み会みたいな感じのノリになっているので、お酒など準備しながら聴いて頂けましたらと!

アーカイブはこちらをクリックでよろしくお願いいたします〜。↓


【ネタバレ注意】劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の感想ラジオ〜ガンダムSEED同窓会/YouTube


けっこう昔コメント頂いていた方のことなど覚えておりますので、同窓会的なノリで気軽にコメントなどもして頂けたら喜びます。

小説 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM (上)(Amazonアソシエイト)

小説 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM (下) (角川コミックス・エース)(3月26日発売予定)(Amazonアソシエイト)

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM キャラクターアーカイブ(3月18日発売予定)(Amazonアソシエイト)

劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公開をきっかけに改めてやる気を出して色々やっていこうかなと思っているので、YouTubeのチャンネル登録とXのフォローの方、ぜひぜひよろしくお願いいたします〜(最近ですと、やはりブログよりもYouTubeやSNSの時代という感じですので……)↓


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 ブログで文章でも感想を書きました。ありがたいことに4万人以上の方に読んで頂いております!

劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の感想〜三つの愛──無条件の愛、明るい愛、故人の愛(ネタバレ注意)

 ◇◇◇

●プリキュアシリーズ常時応援中です!

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プリキュアシリーズの感想(別ブログ)

ひろがるスカイ!プリキュア 【Blu-ray】vol.1(Amazonアソシエイト)

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YouTubeチャンネルを開設しました!

聴いてると心と体が軽くなる、をコンセプトに主に音声中心のラジオ形式で配信中です。漫画、アニメの感想なども。(最近は『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の話多めです。)

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『メッセンジャーゆうじの人生軽く生きようチャンネル』/YouTubeチャンネル
新作長編小説
 新作オリジナル長編小説『なかよし幼馴染とゆくこの世界と異世界』をWEB公開中です。

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イラスト:折姫るちあさん(Twitter)。

 両片思いの幼馴染の二人の男女が、異世界と(現実)世界を大冒険するラブストーリー&ファンタジー作品となっております。↓

(2023年9月25日(月)、物語の一区切りとなる"Season1"が完結いたしました。本作は「電撃の新文芸5周年記念コンテスト」への応募中ということもあり、更新はここで一区切りとさせていただきます。続きに関しては賞の結果発表後に近況ノートなどでお知らせしますので、お待ちいただけたら幸いです。)


『なかよし幼馴染とゆくこの世界と異世界』/カクヨム
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●2021年12月22日、劇場版のBlu-rayが発売


→当ブログの『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』の感想

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管理人の「ほしい物リスト」

→Amazonさんの「ほしい物リスト」について初めてという方のための、「やまなしなひび」さんのイントロダクション記事〜Amazonの「ほしい物リスト」を公開する際&公開している人に贈る際に気を付けたいこと

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 管理人のお仕事記事。↓

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ドラゴンボールのヤムチャ名場面10選!カッコわるい?いえいえ!初登場から元カノの息子に大事なことが言えるようになるまでの成長を振り返る/マンガフル

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炭治郎(たんじろう)はなぜ禰󠄀豆子(ねずこ)を見捨てなかったのか?『鬼滅の刃』にみる無条件の愛との再会/マンガフル

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横槍メンゴ作品は短編もすごい!『めがはーと』『一生好きってゆったじゃん』が描くエッジの効いた人間ドラマの魅力を紹介/マンガフル(編集・校正を担当)

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漫画『NEW GAME!』名台詞集!キャラの成長をとらえた5つの瞬間を軸に物語の魅力に迫ります/マンガフル(編集・校正を担当)

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『アラガネの子』名言集!4人の漫画ライターが自らに重ねる「優しい」ファンタジーとの共感/マンガフル

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管理人、相羽へのコンタクト

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 aibayuji<アットマーク>gmail.com

pixivFANBOXも2024年は再始動です

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pixivFANBOXもやっております。

今年、2024年はpixivFANBOXも再起動していこうと思っております。

週一の支援者様限定記事、月一の支援者様限定ライブ配信(最近覚えました)などを考え中……

……イイ感じのオンライン趣味サークルみたいになっていくとイイかなと思い、現在色々と企画を考え中。支援者様になって頂くと、たいへんにありがたいです&今年はけっこう面白いと思います!↓


相羽裕司のFANBOX/pixivFANBOX

管理人によるS市(仙台市)小説シリーズ

 東北はS市(仙台市)を舞台に虚構と現実と神話が行きかう小説を書いております。各作品は基本的に独立しているので、ピンときたものから読んで頂けます。

●2021年の糸の物語『少女輪廻協奏曲 ノギクとヴェドラナの愛』

 証明してみせる。この世界に全員分の居場所があることを。

 歴女のノギクとスロヴェニアの少女ヴェドラナは幼馴染の親友同士。十年ぶりに仙台駅で再会したが、道化師と遭遇して異世界リュヴドレニヤに飛ばされてしまう。戦争中の異世界で、ノギクは少年騎士ミティアと出会い「契約」を交わす。現実世界の大震災の生存者であるノギクは、人々のフツウを守るため、歴史知識と明晰な知力を生かして、異世界の戦争を終わらせようと行動を開始する。

「カクヨム」様で読む

 ◇◇◇

●2016年の居場所の物語『こちら街アカリの復興部!』

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 昼は地道に復興活動。夜は荒事ありの助っ人稼業。

 仮設住宅地区でお年寄りの話を聞いたり、お弁当を配達したり、同人誌を作ったり、そして戦ったり!?……東北の地より贈る、青春、復興、恋愛、そしてバトル。

「カクヨム」様版で読む

「エブリスタ」様版で読む

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●2013年の勇気の物語『非幸福者同盟』

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(イラスト:馬の助さん/ブログTwitterPixiv

 歴史建造物擬人化×能力バトル×幼馴染→本格物語

 宮澤ジョーは、ひょんなことから幼馴染の空瀬アスミと力を合わせて、収奪者「世界勝者連盟」から、生まれ故郷「S(エス)市」の人・街・歴史を守るための戦いを開始することになる。

 特殊能力の源となる次世代エネルギー「オントロジカ」。普通の人々の知らぬところで、世界中で獲得競争が始まっていたのだ。

 ジョーに目覚めた能力は「歴史建造物を擬人化して召喚する能力」。戦艦陸奥が女の子になって舞う。エッフェル塔が蒼剣を降らす。幼馴染は火炎を放つ。

 全十三話。

 2020年12月28日。完結しました。

 絶対に自分にしか書けない物語を書き切ることができました。お読み頂いた皆様、本当にありがとうございました!

「カクヨム」様で読む

「小説家になろう」様で読む。

 累計71000PV達成も感謝です。

 イントロダクション&登場人物紹介はこちらの記事から。

 ◇◇◇

●2012年の正義の物語『妹の紋章』


 震災後の2012年の東北は仙台を舞台に剣術家の兄と木彫りが趣味の妹が織りなす街と心の再生の物語。

 2018年3月8日(木)〜3月13日(火)の期間限定無料キャンペーン中、AmazonさんのKindleストア「売れ筋ランキング」無料Top100で最高33位にランクインありがとうございます。無料の方とはいえKindle本の総合で100位入りは初めてで嬉しい〜。

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 「読み物」カテゴリではなんと1位。

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・Kindleの電子書籍って、スマートフォンで読めるの?

→読めます。AmazonさんのサイトからKindleのアプリをフリーでダウンロードして頂けたらと。

・Kindleの電子書籍って、PCで読めるの?

→読めます。AmazonさんのサイトからPC用のKindleビューアーをフリーでダウンロードして頂けたらと。

 ◇◇◇

●1999年の愛の物語『夢守教会』

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 1999年。

 心に傷を負った「僕」は新興宗教少女・弓村理子(ゆみむら・りこ)と出会う。


 ミステリであり、幻想小説であり、バトルもの小説でもある『夢守教会』ですが、第一章「少女のケニング」はこの章のみで完結している青春・恋愛小説として読んで頂けます。

「エブリスタ」様で読む

↓昔のWEBサイト版

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その他の小説色々

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 2015年10月25日(日)に、地元仙台は「日立システムズホール仙台・交流ホール」で開かれたWUG!の同人誌即売会イベント『同人誌即売会やらせてください!in仙台』にサークル参加させて頂きました。新刊『ミリオンアート・ウェイクアップ!〜実波と菜々美と未夕が石巻に行く小説本』を頒布。詳しくはこちらの記事より
 イベントのレポはこちら。
 新刊のBOOTH様での通販ページはこちら。

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『暗闇の中で灯す物語と文明のアカリ』

 Pixivとの提携サービスBOOTH様にて、コミックマーケット・イベントなどで頒布させて頂いた同人誌既刊の通販窓口を開いております。『魔法使いの夜』『Fate』『ひぐらしのなく頃に』二次創作やオリジナル小説などなど。よろしくお願いいたします。↓

Language×Language同人誌通販/BOOTH

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 2018年9月2日(日)「レインボーフレーバー19」にて頒布されましたTJさん(ブログTwitter)主催の平成ファイナルなコンセプトアンソロ『平成プリキュア対昭和ライダー アンソロジー大戦』に二次創作小説を2P寄稿(僕は『フレッシュプリキュア!』と『仮面ライダーブラックRX』のクロスオーバーを書きました)しております。詳しくはこちらからよろしくです。また、通販ページはこちらから。

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dicapreantholo

 2015年10月4日(日)「レインボーフレーバー13」にて頒布されたTJさん(ブログ)主催のプリキュアシリーズ十世代記念アンソロ『PRECURE 10TH ANTHOLOGY ディケイド&オールプリキュア ANTHOLOGY大戦』に小説を2P寄稿(僕は『スマイルの世界』担当!)。特設サイトはこちらをよろしくです。また、通販ページはこちらから。

AmazonさんのKindleストアで販売中の電子書籍第二弾です

●2013年10月19日(土)、Kindleストア「絵本・児童書 > 読み物」カテゴリで7位感謝!


 Kindle実機はもちろん、iPhone、iPad、Androidなどの、各種スマートフォンやタブレット端末のKindleアプリ(無料)で読んで頂けますので、ご購入頂けたら幸いです。

 販売開始時の記事はこちらとなっております。

AmazonさんのKindleストアで販売中の電子書籍第一弾です

 Kindle実機はもちろん、iPhone、iPad、Androidなどの、各種スマートフォンやタブレット端末のKindleアプリ(無料)で読んで頂けますので、タイミングが合った時に購入頂けたら幸いです。


 販売開始時の記事はこちらとなっております。

メルマガを配信しております。

 まぐまぐさんの方で、300部ほどのメールマガジンを数年間発行させて頂いております。フリーで登録できますので、よかったらどうぞです。

 制作した電子書籍の販売など、個人規模での「創作+収入」の活動に興味がある方は是非。↓

創作者のためのマーケティングエッセンス/まぐまぐ

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