
相変わらずED導入部が出色。
「誤魔化せないのかも・・・、いくら綺麗に花が咲いても人はまた吹き飛ばす」(シン)
と、争うのが人の性と、前作ラストのクルーゼ的なことを語るシン。再び戦争が始まりそうな現実を踏まえるにそれはこの時点では真実めいてるんですが、語ってる相手がまさに前作ラストでそんな真実に反発して「それでも 守りたい世界があるんだ!」と叫んだキラだというのが鳥肌もの。
そして、そんなシンの言葉の後に、それでも墓標に花を添えるラクスが最高です。ラクスが、今作でもそういう立ち位置にいるラクスでいてくれるんだと判明した瞬間。ファン感涙もののワンシーン。
シンも、「敵って…誰だよ?」と問いかけたアスランさんに、まさか最初にその問いを投げかけた人がその女性だとは気づくまい。前話までから、アスランの背中を見てシンが成長していくなんて展開が今後考えられますが、そんなアスランすら導いた先導者の先導者にまさかのニアミスというシチェーションです。燃え。
◇カガリとの別れ、アスランの旅立ち
そして、伏線通りついにアスランとカガリ、一時離別。つーか僕、過去ログ読んでみたら第03話時点でこの離別を予想してましたよ。スゴいな、自分。
ネガティブな別れじゃなかったのが良かった。前話までのカガリの落とし度から、ちょっとネガティブに別れちゃうのかと思って心配してた。後半での劇的な再会が期待される、ポジティブな別れでした。もう、この二人の今後に期待するのは、玉置成実のEDのこの2フレーズに尽きます。
「遠く離れてるほどに近くに感じてる 寂しさも強さへと変換ってく……君を想ったなら」
「それぞれの夢を叶えて まためぐり逢う時 偶然は運命になる」
作中のクライマックス1としての、アスラン、カガリ再会を期待。
◇そしてキラ、アスラン
「何と闘わなければならないのか」という前作からの一大テーマ、アスランは「まだ、見つからないんだ」と発言。未だ模索者のアスラン。それに対するキラの位置は今の所不明です。キラは前作34話で「何と闘わなければならないのか、少しだけ分かったから」と発言しているんですが、このテーマに関してアスランより少し先んじているのか、それともアスランと同格で未だ模索中なのか、まだどうとでも取れるので今後の展開次第です。もし少しでも何か分かってるなら、親友なんだからアスランには教えてやれよという気はしますが。ラクスが側にいるからなー、キラは。
◇今週の今後の期待
トラ、マリューが再登場。トラは果たして再びあの伝説のトラスーツを着るのか!?
一番期待したい所です。
サブタイ「ジャンクション」が秀逸でした。今話でジャンクションとしてオーブに集まった面々が、これからそれぞれの道へと歩き出すという所で、序章が終了。DVD2巻のラストエピソードとしては、最高の1話だったと思います。
今週は体調不良につき、この辺りで。
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今回戦闘シーンはありませんでしたが、
かなり濃度が高いシーンがたくさんありました。
アスカガの別れ>
別れの際に、指輪を渡すシーンが出たとき、
「ウォイ、ウォイ、ウォイ、ウォ〜イ!(アニマル浜口さん風に)」
となっていましたが、
あのシーンが、ポジティブな別れを象徴していたんですね。
で、そのあとはキスv
あいばさんが、前サイトで書いてましたが、
この世の中にたりないのは、やっぱり愛なのかもしれません。
アスキラ・シンキラの会話>
アスキラの会話は、
前の戦いを経験したもの同士らしい会話でした。
そして、シンキラの会話は、
シン君がキラを知らないせいなのか、
少し、おどおどした会話でしたが、
体験者と被災者の会話としてみると、
こんな会話になるかもしれません。
マリューさん>
偽名でタリアさんと会いましたね。
アスランの場合は、存在を知られたくないための偽名でしたが、
マリューさんの場合、スパイ活動としての偽名でした。
虎も偽名で、誰かと出会いそうです。
マリュー・虎・そして、キラ・ラクスは、
何か独立団体的なものに所属していると予想(妄想?)しているdoingでした。
それでは。