前提：ただいま管理人によるオリジナル創作小説を公開中。→こちらの記事より。
またまた僕の小説の感想を自サイトにアップしてくれた方々が現れたので、紹介をば。
「blind project」様
がっつりと普通の作品の感想を書くかの如く書いて頂いております。一キャラ一キャラに項目立てて言及までしてもらって……。
そうですね、抽象的なテーマの帰結に関しては、僕がこれまで前サイトや当ブログであげてきた同テーマの作品の帰結とあんまり違えることがないかもしれません。なんで、既存の作品を読んでおけば大体帰結は予想できるかも(^_^;)
逆に登場人物に関しては実は特に既存作品の誰かを意識したというのはないんですよね。皆から、誰々っぽいって言われてしまうんですが(^_^;)和月先生ばりにライナーノートでイメージソースとか公開できれば面白かったかもしれないんですが。
「蒼い髪と黒いノートと黄色いドロボウ」様
クリスマスイヴの公開時にも熱を入れて書いてくれたんですが、今回改めて全体の感想をこちらもがっつりと書いてくれました。
なるほど、『ＮＨＫにようこそ！』に、西尾維新作品ですか、僕はどちらも読んだことがないんで直接意識したということはないんですが、似てる要素ありましたか。これはやはり、完全なオリジナルを発案する余地は昨今の世の中にはほとんどないということですかね、どこかしら似て来ちゃうんだけど調理の仕方の差異で独自性を出していくしかない、みたいな。でもとりあえず気になるんで上記作品今度読んでみますわ。もともと、特に西尾維新氏の作品は随分前から僕の「そのうち読みたい本リスト」に名前入ってましたし。
キャラ、気に入ってくれたようで何よりです。菖蒲さんがイイ！っていう感想が全体的には多いですかね。自分で小説書いたのは初めてですが、よく言われている通り自分で考えたキャラというものは愛着が沸くものだったので、気に入られると素直に嬉しいものです。
◇全体的に
ガンダムSEEDに関連づけた感想が多いかなぁ。僕自身は意識して似せようとか、オマージュしようとかいう気は無かったんですが、無意識に影響はしていたのかも。こういうのは書き手の意識にもフィルターがかかると同時に、読み手の方もフィルターを通してしか享受できないようになってると思うので、当サイトの書き手である僕、及び読者である皆様にSEEDフィルターがある程度かかっちゃうのはしょうがないのかも。1年以上感想書き続けて、それを読み続けてる人もいるわけですからねー。考えてみると凄いことですな。
僕如きの感想を見に来てくれる方、いらっしゃいましたら、ケニングの感想は「感想/小説」のカテゴリーから探してください。（結構前にアップしたので、TOPには表示されていません）一応、↓の僕の名前のところからも入れるようにしておきました。
登場人物のイメージに関しては、僕の小説を読む時の癖が入っていたりします。とは言っても、これは僕に限った事ではないとは思うんですが。小説という活字媒体の物語を読む場合、僕は頭の中にスクリーンを用意して、それに活字から得られた情報を投影して映像化することで作品を読み進めています。そうやって、脳内のスクリーンに登場人物の容姿であったり、行動、その時の表情や、周りの風景を写すことで、登場人物、ひいては物語に強く感情移入しています。
僕にとってはこの脳内スクリーンでの鑑賞、と言うのが小説評価においてかなり比重が高いのです。活字オンリーの小説だと何もビジュアル的な情報は無いので、そうやって自分の頭の中で得られた情報からピースを作り、映像を組み立てていくだけでもご飯３杯はいけるくらいです。なので、絵になるようなシーンが来るとかなりハッスルします。
ただ、問題となるのはあいばさんがおっしゃるように「フィルタ」が存在することです。読み取った文字の羅列から、各登場人物に当てはまりそうなピースを探していくと、どうしても既存のキャラクターに引っ張られたりするんですよね。頭の中に用意されたピースをあわせても、Aというキャラクターとは少し違ったキャラクターBになるのだけれど、フィルタを通すと、あれ？Aになるぞ、みたいな感じです。
長くなりましたが、最後に。あいばさん、次回作お待ちしています。夢守教会シリーズに限らず。
では。