●ONE PIECE
カエルが一応伏線だったって感じで写真で再登場に燃えのONE PIECE。ワンピの過去話には感動させられることが多いんで、僕的に歓迎です。
上手い具合にCP9が悪役めいてきてます。
作中的に悪役 | 作中的に是 |
・「仲間」と偽って潜伏 ・政府 ・破壊の力(プルトン) ・小汚い部屋 |
・偽りじゃない「仲間」 ・一市民・海賊 ・造る力(造船技術) ・想い出の場所 ・クラバウターマン |
こうして見ると、造ったり、積み重ねたりといった建設的な行動が肯定的に描かれることが多いONE PIECEで、肯定的に描かれてる感のあるフランキーが「解体屋」という「壊す」仕事をしてるのがピコポイントになりそう。
●BLEACH
忘れていたけど、井上、一護のこと好きなんだよなぁ。何気に切ない冒頭です。
この辺りの、
「朽木さんは黒崎くんの――世界を変えた人だから」
の台詞の背景となる、井上→一護の微妙な想いとか、母親を護れなかったことを悔いてた一護に護る力を与えたルキア……とかは、コミックス序盤を読んでおかないと理解が難しいっス。
何気に、丁寧に一護−ルキア間の絆が出来上がるのを丁寧に描いてから、バトル編に入ってきています。尸魂界編前の、一護−ルキアの物語、それを遠目に見ている井上の物語も結構ステキなんで、未読の方は読んでおくと今の話もより楽しめます。
そして、相変わらず二者がぶつかって爆発しています。DEATH NOTEは内容が込み入り過ぎて状況が掴めなくなることがある漫画ですが、BLEACHは爆発し過ぎで状況が掴めなくなることが多い漫画です。
●アイシールド21
主人公とその仲間近辺だけでは打開策が見つからないという場面で、ここだ!とばかりに颯爽と本気を出してくるヒル魔というキャラはカッコいいっス。
●テニスの王子様
「止めなさいよ青学諸君! ここに居る皆さん沖縄武術の心得があるからね」
「ほう やってみなきゃ分かんねーよ」
確かにやってみないと分かりません。沖縄武術とはいえ、分身したり超サイヤ人になったりする方法は伝承してないと思われるので。
●DEATH NOTE
パッと読んだだけでは状況が掴めなかったという方は、スノウムレイディオでお馴染みのYukimiさんの今週号のDEATH NOTE記事がお勧めです。
やはり、何故ノートに付く死神をリュークとレムで入れ替える必要があったのかが謎で、次週以降の種明かしに期待な部分です。
手がかりとしては、ライトは微妙にレムのこと騙してるんだよね、「僕がまたあのノートを手にしようとしている事は想像できたとしてもそれ以上の事はわからないだろうし動くこともできない」とか言っちゃって。本当に万全をきするならレムにも詳細に計画の全容を話しておいた方がいいハズなんで(事実その辺りを話してなかったからレムはミサに接触というライト計画の中ではイレギュラーな行動を起こしちゃったワケだし)、何かしらレムには内緒にしておかねばならないような、レムにとって不利な内容の計画で、死神入れ替えもそのためのトリックなのかなという気はするんですが。
それにしても「火口卿介」の字を書く所のハラハラ感はさすがにステキでした。「卿」の字の所でアップになってる辺りがね。「火口」とか「介」は簡単に書けても「卿」の字は時間かかるよ!とハラハラ感全開でした。
●Mr.FULLSWING
普通に感動した。
「夢のようっす…」
からの独白での盛り上げ方に感動。
こういう努力型の地味キャラがついに!というシーンはやっぱりステキです。
●こち亀
シンプルロボの造形は結構好み。イカついのや、派手派手しいロボばかりを最初に紹介していたせいで、シンプルさのステキ度合いが跳ね上がりました。
●未確認少年ゲドー
「意外性」の連続で話を作っていて、上手いなーというのが贔屓目無しの印象。
ポコペソくんが実は強かった!という意外性。バトルはおとりで茂時くんで攻略開始だった!という意外性+それが破られた!という意外性。上院さんが逆さになると結構強かった!という意外性。讃良ちゃんの捨て身の協力ってなんだ!?と緊迫感を見せておいて、セクシーエロネタオチというバカバカしいオチだった!という意外性。最後にラストの、実はオッズ的に上院さんで金額全部まるまる稼げてた!という意外性。
これだけ意外性を連続させるのも清々しいです。
あと、ギャラクティカマグナムをパロった車田構図&車田爆発には素直に笑った(^_^;
そして、審判の妙なパンダが、素でアレが本体の未確認生物なのか、中に人が入ってるのかが気になる。
●いちご100%
表紙が包帯西野というワケ分からなさがステキ。
●HUNTER×HUNTER
「おめーら腐っても流星街の住人だろうが!!最後まで根性見せやがれ!!!」
のフィンクスの怒号で、物言わず戦闘態勢に入る他の旅団員達という図が痺れた。
悪なんだけど、彼らにとってもキメラアントによるこの帰結が不快という気持ちは同じ。
悪なりの美学で結ばれた共同体です。やっぱ幻影旅団の話は燃えます。
●武装錬金
あー、エンディングがキレイだ。
「守りたいモノが一緒なんだから とりあえず……」
必ず挿入されるであろうと前から僕が書いていた、剛太がカズキをワンステップ認める物語、ここに成就。しっかりとバトルに絡めて描いてる辺りがステキです。
先週から描かれていた剛太の斗貴子原理主義が、「守りたいモノが……」のあの時のカズキの台詞とがっちりとかみ合うのがステキ。
そこでかみ合った上で、
「お前 戦友はいるか」
の燃え台詞ですよ。
剛太、というか剛太とカズキの物語が本格的に好きになってきました。二人の関係の変化を追っていくだけで、満腹に今の武装錬金は楽しめます。訪れるであろう二人の関係の帰結にも、今から期待です(斗貴子さんがキーになるんだとは思うけど)。
●当ブログでは
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武装錬金 6 (6)
ジャンプ感想読ませていただきました。
ハンター>流星街の住人と旅団員のやり取り数ページであれだけ感動させる冨樫先生はやっぱり漫画を描かせたらプロなんだなと思いました(これで休載と下書きが減ったらな〜・苦笑)
武装錬金>最近どんどん特性がなんでも有りになってる武装錬金ですが、そのおかげで力押しだけじゃないバトルが見れて良いですね♪パピヨンと剛太はしっかり個性的な戦闘スタイルが出来上がってる気がします。
パピヨン>基本的には頭脳戦、でも臨死の恍惚を味わえるせいか無茶な作戦が多い。
例『全方向ニアデスハピネスで爆破』『戦部の身体に自分の身体を挿入』
剛太>今週の通り、自分の武装錬金の弱点を知った上で相手を分析→撃破。
次回はブラボーとの決戦みたいなので熱い展開に期待してます。