
僕がもっともアニメを評価するポイント、「あくまで子ども向けエンターテイメントでありながら、ピコっと深みが入ってる」という視点から、今話は最高に良かったと思います。
大人視聴者は大人視聴者で、ラストの解放された民衆に向ける眼差しが、シンとアスランで微妙に異なってる辺りにニヤリとさせられたりで、今話は本当に面白かったですよ。
またシンが結構バカだったのが良かったね。洞窟の壁にガシャコンガシャコンインパルスぶつけながら、「やってやるさ!チキショー!」とか、ボケか突っ込みかと言ったらボケキャラの役割ですよ。和月先生の武装錬金単行本コメントにおける「一般的には主人公は突っ込みよりもボケキャラの方が好感がもたれる」理論からすると、好感度アップです。実際台詞の機微に少年らしさが漂ってて今話のシンは好感度良かった。
アレですかね、今の所「悪い連合をやっつけて賞賛される」という状態で、その賞賛を受け入れてるシンという描写からすると、シンの変化イベントの契機は「連合にもイイヤツがいる」と脳天にキタ時のような気がします。ステライベントはその辺りで使われるのかも。その場合既にそのシチェーションを通過済みのアスランがいるので、アスランと絡みつつ、前作のアスランとは違う形で成長していく……というのが話としては面白そう。
◇ゲルズゲー
連合のバカモビルアーマー第二段。足やら手やら鬱陶しいなぁと思ってたら、見事アスランセイバーがぶった斬ってくれました。二刀流セイバー燃え。アスランの武器はいつだってロマン派なんだよ!
ザムザザーには今一歩燃え度及ばず。やはりハサミとか、無駄チックな武器を使って欲しい。モーニングスターとか、そんなんが武器のMAを希望。
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「子供の視点」で種運命を見ている私としては、あいばさんの言うとおり今回は非常に楽しめました。シンが文句言いながら洞窟を抜けるシーンや、ローエングリンの破壊シーン、セイバー二刀流、作戦終了後のアスランとの会話など、本当に楽しめました。前作のキラとは違い、熱血直情頭悪いぞ系主人公として表現されているシンは非常に好感度高いです。
また、シンが開放した人々の中で喜びを分かち合っている=自分達がしたことのプラスの面を見ているのに対し、アスランはセイバーの中から処刑されていく連合の軍人を見ている=したことのマイナス面を見ているという対比が良かったと思います。シンが己の罪に気づくのはいつの日か。やはりあいばさんの言うように「連合のいいヤツ」に出会ったときなのでしょうか……?
ところで、本編であのMAの名前出てましたっけ?私が聞き逃しただけか……?