「重いなぁ」(アカネさん)
同年代のOL達、そして同年代で既に結婚してる女性とすれ違わせながら、アカネさんにこの台詞を言わせてる演出は最高に良い(表面的には物理的に買い出しした荷物が「重い」とも取れるように言わせてるのが良い)。大多数と違う道を選んでしまったら、やはり時々「重いなぁ」とつぶやきたくなってしまうと思います。
しかし前回で語った「自分の手で何かを作りたかった 私が作ったもので目の前の誰かが喜んでくれたら 嬉しいだろうなーって そう思ったんだ」の言葉に偽りがあるワケでもなく、自分のタコヤキで喜ぶお客さん達を見て、アカネさん決心。
「あなたはあなたの道を、私は私の道を頑張ろう」と、アカネさんは脱サラのまま行きつつ、それでいてサラリーマンを否定するわけではない感じに結んでいるのが後味が良いです。
◇バトルパート
タコカフェを守りたい気持ちからのルミナスのバリアーから、すかさず黒&白が間に割り込んでゼロ距離マーブルスクリューで撃破という流れはバトルとして燃えました。
◇恋愛パート
中尾くんからのアカネさんへのアプローチネタで締めてる辺り、ちょっと大人な恋愛話を今回は絡める意図なのかなとも思ったり。今作01話でなぎさのクラスの先生が新婚のストロベリートークを披露してたのなんかからもそんな意図は感じます。とりあえず恋愛話に限らず、「大人と子ども」がキーなのは確かなんじゃないかと思い始めてます。「子ども」の方は毎回入る邪悪パートの子ども描写に顕著ですし、何かと「大人」と絡む話が多いのも今作の特徴のように思います(次回もほのかの両親という大人との絡み話のようだし)。

ふたりはプリキュア 9

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「その力、試してやる!」と言うなりそのままタックルしちゃうラガーマンな関羽の人もいい味出してましたが、マントの人の「だから人の話を聞けって!」の真面目くさった言い方も笑えました。これじゃツッコミじゃなくてボケ相殺だよ!(笑)関羽の人の「自分の認めるもの以外は無価値」宣言も、ジャアクキングうんぬんではなく、単にこの人の性格から来てると思えば、何だか可愛げにさえ見えてきます。
と言っても、ゲキドラーゴ並に面白くなっちゃうと、逆にシリアスがやりにくくなっちゃうんですが…。(笑)とりあえず、関羽の人が早々にやられてしまわないよう祈っております。