いやー、へばってました。昨日あたり、介護生活一週間目にしてかなりキてました。夜中にトイレ介助に何回も起きるので、熟睡できない日々が恒常的に続くというのがキツイ。今日、初めてヘルパーさんが4時間入ってくれたおかげでようやく少し持ち直した感じ。ヘルパーさんめっちゃありがたかったわ。日本の国はもうダメだダメだという人も多いですが、このヘルパーさんを1/10の価格で利用できる介護保険制度の存在はマジでありがたいと思いました(もちろんそこかしこで議論されてる通りまだまだ発展途上の制度だとは思いますが)。
 ただ来週からはヘルパーさんに入ってもらった時間を使って大学に行く予定なんだよね、自分。現在の計画だと来週からは休憩時間を使ってさらに疲れにいかなければならないという。もう少し、ヘルパーさんに来てもらう曜日を増やすとか、新たにデイサービス日を追加するとか、もう少し自分に愛を与える方向で検討しないとダメかも。潰れかねん。想定していたよりもキツかった。

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 まあキツイって言っても、『マリみて』読んだり『AIR』やったりしながら過ごしてたんでまだ余裕はあるんですけどね。

◇マリア様がみてる 妹オーディション

 現在2回目の途中まで読書中ですが、『マリみて』の中でもかなりお気に入りの一冊になりそうですよ。白薔薇姉妹好きな僕としては、乃梨子にもう一物語始まったのが非常に嬉しい(一時、「相互理解」という僕の考えるマリみてのテーマ上、白薔薇姉妹はテーマ的に既に完結してしまってもうスポットがあたらないかもしれないと予想していたので)。今巻の乃梨子はいいよー。少し落ち着いて書きたいので、感想は2回目が読み終わって時間が取れた時に書きます。

◇『AIR』、AIR編クリア

 超 難 解 

 ラスト、素で解釈のしようが超難解です。『CLANNAD』以上です。制作した人達も統一できる解釈など成り立たないようにしているのではないかという勢いです。

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 ラストシーンの少年とその幼なじみの少女=AIR編序盤で、眠る住人の横で美鈴が手を振った少年少女……というのは分かるのだけど、それが何を意味してるのかは正直分からない。また輪廻したってことなの?それだと結局加奈は解放されたのかどうか解釈が別れるラストに。輪廻しつづけている=まだ解放されてない……という解釈も成り立ち得ます。僕的には美鈴が晴子の胸にゴールしたシーンで加奈の方は解放された……という方が切なさの中にも救いがあってイイと思ったんですけど、そこから続くエンディングでまったく混乱の中へと叩き落とされました。

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 と、ラストは解釈のしようが難しすぎるんですが、それでもAIR編はビジュアルノベルの特性をフルに使った珠玉一編だと思いました。

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 DREAM編の美鈴ストーリーを、そらの視点から再構成という手法。DREAM編の住人視点では分からなかった、美鈴、晴子の隠れた側面を別視点からプレーヤーに伝えていくという手法には正直感動しました。

 また、プレーヤーの視点キャラはそらでありながら、実際の物語上の主人公は、晴子帰還まで→美鈴、帰還後→晴子……と移っているのが見事でした。晴子がこんなに重要キャラだとは思わなかった。主人公が晴子に移ってからの「家族」獲得物語は涙ものでした。DREAM編、SUMMER編、AIR編、全て「家族」がキーで統一されていました。これは『AIR』というよりもKEYブランドの普遍的なテーマなんでしょうね。このテーマの完成系が続く『CLANNAD』なのかなと、そう思いました。


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 評判のアニメ版や劇場版では機微がどのように回収されてるのか楽しみです。ギリギリアニメ版のDVD1巻リリースに間に合わせて原作版のプレイを終了できました。今後は、アニメ版で引き続き『AIR』の世界を楽しみたいと思います。


マリア様がみてる ―妹(スール)オーディション


Air 全年齢対象版


AIR 1 初回限定版


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