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◇ピコ感想

・武装錬金

 重い。

 けど最高の展開。

 「守る」、というこれでもかと描かれてきたカズキの信念が残酷なシチェーションで試されるクライマックスです。

 蝶野戦との対比にもなります。あの時は結局「全員守る」という信念を貫けず、斗貴子さんの命と蝶野の命を秤にかけて斗貴子さんの命を選択しました。今度、秤にかけられるのが自分の命だった場合、カズキはどういう選択を下すのか。

 和月先生は主人公に「理想」を賭して描きながらも、どこかそこはかとなく「理想」にカウンターを入れて描いてしまうのが好きです。「るろうに」でも不殺という剣心の「理想」に対しては、斉藤というカウンターヒーローを設定して描いていました。武装錬金でも、「できるだけ多くの人を守る」という耳心地イイ信念を掲げさせながらも、そんなキレイ言だけではどうしようもない命の選択をせまるシチェーションを主人公に突きつけます。作者自身が「理想」だけではいかんともしがたい、信念を貫くにあたりぶつかる困難というものを知ってるからそう描かざるを得ないのかもなぁ。