近所の商店街にタコヤキ屋が一件あります。
僕は夕食の買いだしの際に毎日通りかかってるんですが、何というかまあいつも暇そうにしてるんですよ。オヤジが鉄板に向かってコロコロとタコヤキのタネを転がしてるんですが、買い手は付かないという。
いつも通りかかるたびに心の中でその店が閑散としてる原因を考えてみたりしてるんですが、まあぶっちゃけ味がね、一度だけ買って食べてみたんですが、これではちょっとリピーターは呼べないだろうと。
またマーケティングがね。客を呼び込むand定着させるための工夫がまるでなされてないという。ちょっとオヤジに僕がタコヤキ屋経営のノウハウでも伝授してやろうかなんて心に過ぎったんですが、やっぱそれではでしゃばり過ぎですよね。でもでしゃばる云々とかじゃなくて、教えてあげるのはちょっと無理ですかね。今日通りかかったら、もうオヤジいなかったんで。
店は開いてるんですが、タコヤキ用の鉄板だけがシューシュー啼いていて、タコを焼くはずのオヤジはもういないという。鉄板の上にはもうタネもないという。アレですかね。あまりに売れないんでオヤジ、逃避行にでも出たんですかね。何かもう、代わりに僕が焼いてやろうかなんても思ったんですが、あれですね、僕も要介護者の母をちょっと待機させたまま買い出しに来てる最中なんで、そうもいかないワケですよ。
別にこう、素人が浅はかにタコヤキ屋に口を出そうとしてるワケではなくてですね、僕、大学時代の学園祭ではタコヤキ屋を経営してピコブレイクさせた経験がありますね。ネギまの麻帆良祭ヨロシクで、大学の学祭はお金稼いでよかったので(というか10巻おまけの「地理的には最初『島』を考えていたのですが、連載版では○○○学園都市風に変更されました」の記述から、まさにその学園都市が僕の母校なワケなんですが、ネギま作中の麻帆良学園は僕が生活したあの学園都市も少々意識されてるんだなぁなんて思ってちょっと嬉しくなったり。まあ大規模学園都市なんて日本にそうそう無いですからね)、がっつり戦略を練ってタコヤキ屋で3日で6桁稼ぎましたね。
その辺の経験を踏まえた上で、その時のタコヤキのレシピ(味はオヤジのタコヤキよりも数段上だと自負)、及び経営ノウハウをオヤジに伝授してやろうかなんて思ってるワケですよ。なんか「経営コンサルティング」みたいでカッコいいじゃないですか。
とりあえずオヤジは店をこんな感じに改装してみるといいんじゃないですかね。
ダメだ、この話、プリキュアをオチにしようと思って書き始めたんだけど、上手くオチなかった。
まあアレだ、アカネさんのタコカフェと現実のタコヤキ屋と、両方に目を向けていると、アニメを観る際も現実を観る際も両方楽しさが増すと、そういう話でした。

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