以前言及した「萌え」市場888億円の話、コメント欄で萌え銘柄とか萌え作品はどういう風な手法で分類して算出してるのかなんて話が上がって、僕は、
>定義の部分は案外原始的な分類法だったりしたら燃えます。「この会社は萌えでしょ?」「いや、私的にはちょっと萌えませんね」などの激論を交わしながら、「萌え関連企業」及び「萌え関連商品」を定義。そういうことやってる人達にむしろ萌えます。 Posted by あいば@管理人
なんてコメントを書いてたんですが、IT mediaニュースの関連記事、
「子どもがダメなら大人に売れ」──888億円「萌え」市場
によると、どうやらマジで担当の研究員の方々の主観的な“萌え”観を中心に議論を交わして決めていったらしい(^_^;。
「アニメについては、4000タイトルの作品リストから「萌える」「萌えない」を判定。宮島副主任研究員に協力してもらい、それぞれのアニメが萌え系かどうかを判断していった。」(萌え作品の分類は“オタクの肌感覚”で)
担当した信濃研究員、宮島副主任研究員が熱い(笑)。
しかし子どもをターゲットにした作品は除外したとあって、キラーに商品が売れてる僕も大好きプリキュアなんかは計算に入ってないそうです。その辺りも寛大に“萌え”の計算に入れるともっと金額は上がるんでしょうね。
そんな感じで、今日はおそらくプリキュアと同じく子ども向けゆえに浜銀総研定義では“萌え”に入ってないであろう『おジャ魔女どれみ ナ・イ・ショ』の未見部分第4話 ノンスタンダード 〜おんぷのないしょ〜なんかを観ましたよ。
スゲー面白かったけど、この話に限っていえばコレ子ども向けの1話じゃないっしょって感じ。概約すると、今の自分に違和感を感じてしまい憂鬱へ→過去を振り返る意味合いを込めての自分探しの旅へとショートトリップ→違和感は何よりも自分自身が昔と変わったことによるんだ……と発見し、その気づきを切なさを含有しながらもポジティブに転化……みたいな話の筋なんだけど、コレは小学生の葛藤じゃないです。精神年齢が高いおんぷちゃんだからこそ成り立つストーリー。子ども視聴者に観て貰おうというよりは、大人視聴者に対しての応援メッセージの1話だったのではないかと思われる1話です。事実、なんかおんぷちゃんに自分を投影して自分について考えさせられちゃったし。小学生キャラに自分を投影してていいのか自分、とか思いながら。おんぷストーリーとしては、『ナ・イ・ショ』は5年生時代ってことで『ドッカ〜ン!』33話「迷えるおんぷ 」でさくやさんに出会う前の葛藤ストーリーです。おんぷ物語昇華回の「迷えるおんぷ」とセットで観たい1話ですね。5年生時代にこういう悩みに陥っていたからこそ、6年生時代のあの出会い、昇華に繋がるんだなぁと感慨深くなります。
響鬼、プリキュア感想はまた後日。

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プリキュアが好きな自分は、無意識に「萌え」を理解しているのかもしれませんが、自分は「萌える」のがどのような状態なのかわからないので、研究員の人がどんな議論をしたのかが気になります。
漫画やアニメが好きな自分にとっては、「萌え」以外の作品にも注目して欲しいと思っています。