第11話のなぎさ部活話に続く、ほのかの部活話。部長としての壁にぶつかって、なぎさ、ひかりらといった仲間との対話のうちに復活する構成も同じです。復活時のほのかの部長演説は中学生平均を遥かに凌駕する完璧なリーダー演説っぷりです。自分の考えを明確に伝えつつ皆もその気にさせるという完璧っぷり。正直見習いたい。
研究者特有の悩みが描写されてた部分は共感指数が高かったです。評価されるテーマを選ぶか、自分のやりたいテーマを優先させるか、研究テーマを選ぶという場面に直面した際に誰もが思い悩む二択です。院レベルの研究になってくると、将来的な自分のアカデミックキャリア云々も大人の事情で考慮しなきゃならないので、自分的にはあんましのり気じゃなくても評価されるテーマを……と決断しがちです。されどこの話は中学生の部活研究話なんで、評価されないかもしれなくても思いっきり楽しめて打ち込めるテーマを!という今回の展開は清々しくて良かったと思います。中学生はそれで良い。中学生っていうか、僕もアカデミックな道に進むの止めたんで今では評価よりも思いっきり自分の興味、目的を優先させた研究テーマで修論研究やってたりしますが。今の僕、ほのかレベルです。共感です。
◇タコカフェのハンディの使い方は
上手いと思いました。またまた唐突な新商品宣伝パートか!と思ったら、ちゃんと伏線の小道具として物語のラストに効いてきました。こういう小道具を生かして話を作るのって簡単そうで結構難しいですよね。
◇大人−子どもネタ
次回もお父さんネタで大人との絡み話ってことで、MaxHeartは主人公らと大人との関係話&主人公らの大人の入り口としての話……を意識的に描いているのではとほぼ確信。で、それに対比されるのが、大人との関係がまったくなく自分の支持者に囲まれるまま閉鎖的に遊んで暮らしてる闇サイドの少年。最後は様々な大人と関わり、また自分達も大人の入り口に立つモノとして、先輩として、様々な人達と関係を築いて成長してきたなぎさ&ほのかVSそういうのがないまま一人で過ごしてきた少年……という構図で描くのではないかと今から期待しております。
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ほのかのプレゼン能力の高さにもびっくりだけど、副部長っぽいめがねの娘が気づくべき所に気づいてるのがすごい。
部長という責任ある立場から去年までの勢いが見えないほのかに気づき、テーマの変更を助言。またリモコン紛失というハプニングにも動揺するほのかに対し、彼女は迅速に対処している。
「科学部はほのかが引っ張っていかなきゃ(略」
↑それができるのも君のような人間がいるからだよ、と言ってあげたい。強力なリーダーだけでは組織はなりたたないのです。
今回の功労者は間違いなく彼女でしょう。