とりあえず今日のインプット。


桜の下の人魚姫

 精神が消耗してるんで読めるのはコバルト文庫が限界です。

 音楽(クラシック)+恋愛話。クラシック部分の文芸要素がやや軽い気がしたのだけど、あとがきでもともとクラシックの素養がない作者が一ヶ月ほどの短期クラシック勉強で書いた物だという話を聞いて納得。やはり、同じベクトルでも、もともと作者のクラシックの素養が高くて、ライト風味の中にも文芸要素と音楽をしっかり絡めて描いていた三田誠広『いちご同盟』、『春のソナタ』辺りに軍配が上がるかもだ。作者、2003年のコバルトノベル大賞出の新人なんで、文芸分野のベテランと比べるのは酷かもしれませんが。

 作者、病院勤務だけあって、病院を舞台にした表題作の方の環境描写は中々趣がありました。

 コバルト文庫は登場人物の心情描写に十分に尺を割けるのがやはり魅力ですな。少年向けバトル物だと、バトル要素に尺を割かなきゃならなくなるんで、どうしても心情描写が削られます。少女恋愛物に軍配が上がる部分です。


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