「信じて……」(サクラ)

 このシーンもアニメ版オリジナル要素が光ってました。先週書いた部分も含めて、ジェイド国編はアニメ版の方が色々と物語を深めるギミックが効いてて魅力的かもしれない。

 記憶が戻りきってないから云々と述懐するサクラに対して小狼くんが「信じる」旨を伝えるというアニメ版オリジナルの部分がクライマックスを盛り上げるタメになっていて、今週クライマックスの隠し扉の部分でサクラを「信じる」小狼を描くのにかかってくるという。サブタイ「信じるココロ」がここにかかってくるのかー!と一人驚き。原作では単にサクラが扉を示して小狼くんが蹴り開けるだけです。なんというか、アニメ版の方が小狼−サクラ間の絆が強調されていて、小狼−サクラLOVELOVE路線で楽しみたい人にはこっちの方が満足できそうです。

 ラスト、「まぼろしのオトギ」から「真実のレキシ」へと、超常現象に見える事象を真実に解体するカタルシスが一つジェイド国編にはあったのだけど、サクラにだけ見えたエメロード姫の部分だけは超常的にしか説明できないという、超常路線の余韻を残してシメているのが好きです。真実への解体の魅力を描きながらも、やっぱりどこか超常的にしか説明つかないこともあるかもね、とまとめているのが、ファンタジーを殺さない子ども向け作品って感じで好感です。

◇少しづつ人間味を帯びてくるサクラ

 羽がさらに一枚戻ったワケですが、戻る前/戻った後の変化をちゃんと描いていて、戻ると同時に喋り方に以前よりも意志が入ってるような感じになっているのが、サクラのココロ再獲得物語をちゃんと押さえてる感じで見ていて楽しい部分です。ラストシーンにアップになるサクラの笑顔も、また一つココロが戻ったんだと印象づけるのに効果的なワンシーンになっています。桜都国のカフェ辺りで人間味をかなりの程度取り戻したサクラの笑顔モードをアニメ版でも見たい所。

◇次回サブタイ「強さと優しさ」

 初のアニメ版オリジナルエピソードの模様。しかもコロシアムでのバトル編?

 何かしら『ツバサ』のテーマに根ざしたショート一編が観られたらいいなと思います。

キンヤ『BLAZE』
坂本真綾『ループ』

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