OP前の明日夢くん一人語りが無くなったのも含めて、今回より新展開。
新キャラ桐矢京介は面白過ぎですが、まだどういうポジションのキャラになっていくかは不明ですな。
また、最後に響鬼の背中を見て「父さん……!」と言う辺り、亡き父を追いかけて鍛えていくポジティブキャラになる可能性もあるような気もします(その場合今話サブタイの「鍛える予感」は明日夢くんだけじゃなく京介にもかかってるということになるんですが)。いずれにしろ、母子家庭で母親が対照的という対比設定からして、色々と明日夢くんとペアで描かれていくキャラではありそうです。今までイイ意味で猛士を中心に、皆で協力して頑張る共同体の魅力が描かれてきた所に、「高校生らしいとからしくないとか、誰が決めるんだ?」と、共同体というよりは自分主義なキャラが現れたことも含めて(「和」ってイメージじゃない)、今後の展開に期待したいです。
◇父性
明日夢くんの片親の母子家庭という設定から、番組開始当初からヒビキさんが父性を担っていくような構図がありましたが、ここにきて本格的にテーマとして取り上げられるみたいですね。大人から子どもへと色々と伝えられていくというのが響鬼の話のキモの一つだと思うんですが(師匠ポジションの登場人物から弟子ポジションの登場人物へ……の流れを代表に)、ここにきて子どもにとって「大人」の代表である「父親」がテーマとして出てくるというのは熱いです。「父親超え」みたいなのは幾千と描かれてきたテーマですが、今までダイレクトに描くのは避けていて大人−子どもの関係を描くのをメインにしていて、いよいよという順番で描くというのが、外濠を埋めてから核心へ……みたいで盛り上がります。そんな感じで、↓
◇次回サブタイ「超える父」
サブタイが既にダイレクトにテーマを伝えています。バトルパートと関係なく、明日夢くんの実父がキーになるみたいなので、中々に渋い展開です。仮面ライダーというより普通のホームドラマのノリです。次回は火車魔化魍とのバトルよりもこっちの明日夢くん話が気になる。こう思えるだけ、バトルをするワケではない子ども視点の主人公の明日夢くんというキャラを立てたのが成功しているってことなんでしょうな。
→予約開始
仮面ライダー響鬼 VOL.4
仮面ライダー響鬼 VOL.3
仮面ライダー響鬼 VOL.2
→既巻
仮面ライダー響鬼 VOL.1
→新着音劇盤
オリジナル・サウンドトラックアルバム 仮面ライダー響鬼 音劇盤 二 CD-BOX付限定盤(仮)
オリジナル・サウンドトラックアルバム 仮面ライダー響鬼 音劇盤 二 通常盤(仮)
現在の人気blogランキングをCHECK!
→前回の感想へ/次回の感想へ
>「父さん……!」
単に京介の親父さんが『鬼』だったんじゃないか? とか思ったりしましたけど、やっぱり、響鬼の姿に父性を見出した、という方が美しいですね。
>次週
あいばさんが仰るように、父親から息子へ、というのがテーマになりそうですね。ただ、世の中には、
『師父』(父親のように厳しく温かく弟子を慈しむ師匠)
という美しい言葉もありますから、あまり、父子の血縁に拘ることなく、できればさらりと、かつ、美しく流す回であって欲しいです。やはり、明日夢にとっての『師父』はヒビキさんであって欲しいので。