「本との出会いはその作者との出会い」との、幼少の頃にあいば母から聞いた言葉を頼りに、今でも本との出会いは作者との出会い、ひいてはブログとの出会いは管理人との出会いだななんて思ってるんですが、最近出会えたイイなと思うブログが、『金田一少年の事件簿』や『探偵学園Q』の原作者で知られる、天樹征丸さんのブログ。
特にこの記事とこの記事は、日頃から僕も心がけていたことが、プロの立場からそれは良いことだと分かりやすい言葉で語ってくれていて嬉しい感じ。
ブログなんかでも、2ちゃんねるにアドレスを張られてネガティブアクセスが急増とかの特殊なケースなんかを除いては、基本的にアクセス数の多いブログはそれなりに良さ、面白さがあって、面白い、役に立つと思って見てる人は普通に多いと思うんですよね。
そういうブログに対して、これが面白いブログだって?そんなことはない、アレがダメだ、これがダメだ、という風にアラ探しに執念を燃やして時間を費やす人と(自分の嗜好に合わないモノに対してある程度そういう感情を抱くのは心情として分かりますが)、そういう時はそのブログの支持層と自分の嗜好が違うんだなと思って別の自分が好きなブログを見に行き、そっちの自分の好きなブログの方の良い点、面白い点を自分のブログにも感覚的にも取り込んでいこうという活動の方に時間を費やす人とで、ある程度時間が経った後成果が違ってくるんだと思います。
天樹征丸さんの言う通り、良い点を具体化して吸収していくことと、アラ探し、批判をすることでは、難しさ的に、
良い点を具体化して吸収していくこと>アラ探し、批判をすること
というのもたぶん真実だと思います。アラ探しや批判はわりと簡単。その上で簡単なことに時間を使うか、少し難しくても後々のレベルアップに繋がることに時間を使うか。
今回は例としてブログの話をあげただけですが、何かを学ぶ時は結構この法則が当てはまるような気がします。自分が好意的に思ってる参考になるものの、良いと思う点をどんどん感覚的に吸収していくこと、これが何かを学ぶ時のコツなんじゃないかと思います。
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それにしてもブログの商業力は結構スゴい。体調悪くてマガジン自体を立ち読みしなくなっちゃってたんだけど、天樹征丸さんのブログを読んで『探偵学園Q』のラストエピソードだけでも是非チェックしたいと思うようになりましたもん。こんな感じでクリエイターの言葉から直接購買意欲をそそられるなんてパターンもこれから増えてくるかも知れませんね。
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DESTINYもツバサ・クロニクルも終わって、感想書かなくていいやという気楽な気持ちがある反面、やっぱりなんとなく寂しい気もしますねー。指が使えるようになった&父親が休日出勤だったということで、今日は地味に家事とかやってました。TV見たり感想書いたりにあててた時間を、家事や修論に回す感じですかね。
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今日は雨で今イチすっきりしなかったなー。

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「今までのように経典の解釈や人物評や人の策を批評しているだけでは位が危うい。自力で何かを生み出さねば生き残れませんからな」(蒼天航路)
確かに作品を批判するのは簡単なことなんですよね。例を挙げれば、種運命をボロクソにけなす人々は多いけど『Z』や『V』に同程度の批判を加えるのは容易なことなんです。それをせず、種運命だけを批判するのは、結局、良い点を具象化するという、手間のかかることをしない(できない)からなんじゃないかなぁ、と思ってみたりします。(続く)