
「オレは今、心の中でお前を殴った」(ザンキ)
トドロキさん再起不能に、ザンキさん身を削りながら変身と、重い話になってきました。
何て言うか、数話前あたりから「師弟」を最後のキーに選んで最終章で描いてるような気がします。
イブキ−あきら物語ではあきらが鬼になるのを止め、ザンキ−トドロキ物語ではザンキさんが再び鬼に、そして明日夢くんは……?京介は?みたいな感じで。
◇もっちーが始めたことはパネルシアター
もっちー、日常側で頑張る人の象徴に。これでまだ明日夢くんが日常の方で頑張っていくラストもあり得るような気がする。もしそうならもっちーの頑張りこそが明日夢くんラストの伏線です。もっちーが日常の中で新しくパネルシアターを始めて頑張ってるように、明日夢くんも日常で何かを始めて頑張っていく。実はパターン的にはこれが綺麗だと思ってます。
◇次回サブタイ「秘める禁断」
内容も重くなってきてるし、サブタイも重い感じになってきてるので、ラストも重いのか?と予想させられてしまいます。龍騎は主人公死亡(最終話で救いは描かれましたが)、555は主人公の生死は視聴者に託されるようなラスト、ブレイドは一人運命と闘い続けるために仲間のもとを去る……と、ここ数年の平成ライダーのラストは主人公にとって重い終わり方なんですよね。なんか雰囲気のせいか、最近ヒビキさんにもそんなラストが霞むような感じが。次回の話がどの程度の重さになるかも、その辺りを占う材料です。
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回を重ねるごとに『イタイ』言動に拍車がかかってくる京介クンですが、それでも『鬼』の後継者になるのは明日夢ではなく、京介ではないかと感じる昨今。
なぜなら、タクシーを使ったズルも、過去のトロフィーを持ち出したことも、すべては『鬼』になりたいがための勇み足。一方の明日夢は『蒼天航路』の馬超風にいえば、
「貴方には母親と談笑する余裕がある。競争相手の京介を救おうとする余裕がある。そして、あきらと二人で、もっち〜のバイト先にデートに出かける余裕がある。『鬼』の名を冠する修行において、それは無用の余裕だ」
てな感じでしょうか。決して、あきらともっち〜、二人と睦まじくしている明日夢が羨ましいからではありません。ありません。(続く)