最後のザンキさんに向けたと思われるヒビキさんのシュッが印象的。半分は師としての生き様に敬意を、もう半分は共に戦った同世代の友へと友情を、そんな感じ。
◇トドロキさん&ザンキさんパート
師→弟子への愛、それに答える弟子……というストレートな話でした。ラストの想いパワーで復活を遂げたトドロキさんが駆け出す所で「かがやき」が流れ始めるシーンは良かった。ザンキさん、返魂の術を使ってまでトドロキさんのそばに留まったのはいびつな師弟愛じゃなくて(こっちのパターンだと危うくトドロキさんにザンキさんが討たれるラストになる所だった)、最後にわずかに延長した時間を使ってトドロキさんを自立に導くためだったんですよね。トドロキさん物語はずーっと自立、一人立ちがテーマになっていたんで、今話でその物語ががっしりと着地したように思います。最後のセッション、泣かない自立したトドロキさん。良いエンディングでした。
◇明日夢くん&京介パート
前回の感想での予想通り、京介の悪いヤツ化はミスリードでした。だよね、イヤなヤツだったキャラが本格的に打倒される敵キャラに落ちていく話ではなく、イヤなヤツだったキャラがちょっとづつ成長していく話を描いてるよね。
一方で明日夢くんの方は鬼になりたい理由が「人助けがしたい」という、今はまだ漠然としたものだという描写も。やっぱり、広く人助けが目的なら、鬼になるのだけが道ではないという展開ではなかろうか。残り話数的に、もっちー絡みのパネルシアターが明日夢くん話の最後のキーになるんだと思います。
◇
師匠から弟子への受け継ぎが番組全体のスパンでも描かれ続けてきたんですが、今回はその最終点というか、師匠の方が亡くなってしまって、色々と受け継いで自立していく弟子という話が描かれました。これは、こうならなければいいなとは思うんですが、師匠キャラは色んなものを残して散っていき、弟子達がそれを受け継いでいく……というラストを暗示させてもいるように思います。次回予告でイブキさんも生死云々の話がつきまとう感じになりそうなのが分かってるわけじゃないですか。弟子パートとして明日夢&京介パートを分けて描いてるのが不安です。最後、弟子達が受け継いでいきましたでしめられそうで。
◇次回サブタイ「極める鬼道」
元日は放映休みなんで、ラスト3の最終章。新OPのカットの如く、VSオロチで猛士の鬼総集合はあるのか?ヒビキさんのラストは?明日夢くんの着地は?見所満載です。残り3話、楽しませてもらおうと思います。
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