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ストロベリ姉妹はこの漫画が完成させた!!サンデーGXの切り札!!貧乏姉妹物語だ!!!
これはマジでスゴイ。本当に貧乏です。
・家賃2万6千円フロ無し1Kのアパートに二人暮らしだったり。
・電気を止められたのでロウソクの明かりで過ごしたり。
・灯油がないので二人で毛布にくるまって過ごしたり。
・「大根10円!?」のステキ台詞でオープンセールのスーパーにダッシュしたり。
etc……
と、マジで貧乏です。
そしてもう一つの姉妹イチャイチャ要素が、炸裂し過ぎてます。
・デフォルトで頭なでなでだったり。
・デフォルトで手繋いで歩いてたり。
・デフォルトで布団並べて寝てたり。
・デフォルトで一緒にお風呂入ったり。
・花火をバックにカラー見開きで抱き合ってみたり。
・晴れてるのに相合い傘してみたり。
・妹がバレンタインにお姉ちゃんにチョコあげたり。
・妹が心配でお姉ちゃん妹の後を尾行したり。
・お姉ちゃんに好きな人がいると勘違いして妹がショック受けたり。
etc……
と、もう、イッパイイッパイです。
だけどビックリすることに、ただの姉妹萌え漫画ではないのですよ。最初の方こそ1話のページ数が少ないこともあって、ただきょうとあすがイチャイチャして終わるエピソードが満載だったんですが、2巻に入ってページ数が増えてくると、物語にも深みが出てきて、なんか、こう、若草物語的に、「富や名声には代えられないシアワセ」をキーにしたハートフルな話が展開されるようになってきます。2巻の帯の、「2人でいることが一番のシアワセ」が絶妙のキャッチフレーズで、対比要因としてのお金持ちな越後屋姉妹との関わりのエピソード、今は富も名声も無いけど歌い続けることに着地するマサオくんのエピソード、そして3巻へと続く、二人に富をもたらす存在として現れる叔母のエピソードなど、盛りだくさんで物語が紡がれます。そんなエピソードの中で、前半かけて描いてきた姉妹イチャイチャが作中の原点、正義として機能します。どんな富や名声よりも姉妹でイチャイチャしていたいという、「イチャイチャ姉妹は正義!」な作品です。いや、素でマサオくんのエピソードとか、病気のエピソードなんかはハートフル路線の良ショートエピソードとしてお勧めしたい所。
独特の明るさが作品全体を貫いてるのがイイです。きょうとあすが明朗なゆえに、多少シリアス路線の話でも、気持ちが暗くならないで読めるという。今年の漫画部門のベストはこれで決まりですね(エーッ)。


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キャストは、
・きょう・・・田中理恵さん(ラクス『ガンダムSEED&DESTINY』とか、ひかり『ふたりはプリキュアMaxHeart』など)
・あす・・・釘宮理恵さん(瞳子『マリア様がみてる〜春〜』など)
ドラマCD 貧乏姉妹物語

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『貧乏姉妹物語』は途中から読みだしたんですけど、この手の話の貧乏ネタは、ちょっと笑えません。身につまされるから(笑)。
舞台設定やキャラクターを変えても、貧乏とイチャイチャをハートフルに表現できそう。いっそのこと、モンゴルとかエジプトとかまで舞台を飛ばして貧乏姉妹物語を読んでみたい気もする。自分で書いても(描くのはムリ)いいかな。
取材費、大変そう。