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 「モコナナイス!」(ファイ)

 今回一番役に立ったのはモコナだ!

 というわけでモコナの超吸引が炸裂した相手はカイル先生で、前回の次回予告の「2人目の犯人」はジェイド国と同じカイル先生でした。推理材料がまったく描かれてなかったので、ただサプライズせよって感じの犯人明かしでしたが。

 これ、1人目の犯人=知世、2人目の犯人=カイル先生……とここまでは原作通りなんだけど、小狼がバトルする相手用に1.5人目の犯人として太った男をアニメオリジナルで入れてるんですよね。そいつと、前回これまたアニメオリジナルで友情構築パートが入った龍王とタッグを組んで小狼がバトル。この辺りはバトル大好きな少年向けアニメらしくていいんですが、その分原作ではメインだったサクラの活躍する場面がだいぶ削られてしまったのが残念。特に、最後に滝に飛び込むシーンでの、

 「でも、これは知世ちゃんあ主催のレースだよね。だったら、きっとゴール出来る方法があると思う」

 の台詞が削られたのが残念。サクラと知世ちゃんの信頼関係と、何か決意を固めるまでに強くなってきたサクラというのば滲み出てるいい台詞だったのに。

 削られて残念なシーンをもう一つあげれば、一番は何と言っても、黒鋼とファイの、

 「そう思えるおまえも変わったんだろ」(黒鋼)

 「え……」(ファイ)


 のシーンがまるまる削られてしまったことですよ。な、なんでだー。ピッフル国編の一番の名場面だと思うのに。死にたがりだったファイが仲間との旅を続けるうちに小狼くんや黒さま、Vividになってきたサクラちゃんに引っ張られて、生きる意志、楽しさを取り戻し始めてきてるように変化してきてるというのが微細に描かれてる名場面だと思うのに。ここで、ファイが変化し始めてしまうほどに、仲間の存在が大きくなってきてるというのを描写しておかないと、後のファイ物語のクライマックスでくる、「仲間のためにファイが縛りを解いて魔法を初めて使う」シーンが生きてこないと思うんだけどなぁ。もしかしてアニメ版はレコルト国編までやる予定ないのかなぁ。

 ◇

 黒鋼と知世のイベントはちゃんと描かれていたので満足です。

 「あなたなら本当の強さをきっと分かるだろう……と」(知世)

 「魂は同じか……」(黒鋼)

 のシーンはやはりイイ!

◇次回第04話サブタイは「哀しいキセキ」

 オリジナル話だー。原作ではかなり大きな話だったピッフル国編をわずか3話で終了というあたり、もしかすると第2シリーズはオリジナル話メインで行くのかも知れません。それはそれで、新しい話を純粋に楽しめていいかなぁ。アニメ見てから原作再読して差異点をチェックというのが私的恒例行事だったんですが、原作再読分の時間を引いてやんわりと楽しめるようになるというのは楽でイイかもだ(笑)。

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