他は読んでる本の話、漫画の話などなど。
2006年前半戦、良かったことは、卒業以降、ほぼ自分の好きなこと、大事なことのみに集中して日々生活できていること。好きなことっていうのは小説を書いたり読んだりだったり、ビジネスなり何なりの自分が興味あるお勉強だったり、その実践だったりです。ヘルパーさんの時間なんかを使って一日一時間ほどは音楽を聴きながら自転車で外出できるのも、いい心の栄養になってたりします。一方で大事なことというのは、家事や介護のこと。こっちは大好き!僕のライフワーク!という風にワクワクを感じる類の活動ではないですが、日々家族のためになってる、弱い立場の人を愛しんで活動している、こういうのは大事だという気持ちでやっているので、かなりの程度の充足感、納得感を持ちながら活動できています。料理ができる男はカッコいいという僕的美的センスからも、中々に喜ばしい活動だったりもします。そういう活動を中心に生活してこれているので、本当はイヤで苦しいんだけど上司の命令だから、とか、お金のためにイヤイヤだけど……といったどこかで自分の楽しさを犠牲にしている活動がほぼゼロなので、これはこれで贅沢な時間を過ごしてこれたと思います。
一方でつらかったことは、親類縁者を中心に世間体が厳しかったこと。いくら家事と介護をやりながらなんとか在宅ビジネスでやってけるように日々活動しているのですと、こちらとしては前向きに説明しようとしても、ニート問題が話題なご時世なこともあってか、よくコミュニケーションが取れないまま親のすねかじりの無職ダメ人間と思われてしまう傾向がありました。この辺りは結果で全て見られるというか、どんなに過程や環境を語っても、でも収入無い(少ない)んでしょ?の一言で蹴散らされて親のお荷物ニートの烙印を押されてしまう傾向がありました。この辺りは自分のことは棚に上げて語られるのがムカつきます。
事故死でもしない限り、まず間違いなく親の介護の問題は今の若者に降りかかります。経験上、余裕をもって介護生活を送るには、3人の人手が要ります。収入を得る人、家事をやる人、介護をやる人の3人です。現在我が家は父上と僕とでこの3つの活動を何とか分担してやってる状態ですが、このような人手がかかる介護問題に直面したとき、若者が取る選択肢は基本的には2つしかありません。自分で面倒をみるか、他人にみてもらうか、の2つです。自分には姉弟伴侶に介護を担当してくれるとちゃんと話あった上で了承してくれてる人がいるので、自分は安心して従業員クワドラントで働き続けられるという人、または親は介護が必要になったら施設に預けることにしてるから、と信念を持って言えるような、確固たる意志で「他人にみてもらう」つもりでいる人はまだいいですが、多くの人はどうするのか何がなんだかよく分からないまま、ただぼんやりとそういう問題を棚上げにして、とりあえず実際に直面してる人の環境はよく見ようとせず、なんで働かないの?自立しないの?と、非当事者意識で批判してるだけのように見受けられます。
どちらが正しいとは言えませんが、僕としては、「自分で面倒をみる」という方を選んだ僕のような人、及び、それでも自分を犠牲にするんじゃなくて自分なりの豊かな人生も生きていきたいという人、そういう人のニーズを大切にしたいと思っております。今のところ、僕がやろうとしているビジネスなりコミュニティーなりで付き合っていけたらと思ってる顧客、ニーズが、そういう方達です。高齢化社会の到来にも合致していて、中々ニーズはあるであろう分野だと自分では思っています。そのためにまずは自分自身が3人分の仕事を1人でできるような、右側のクワドラントに収入基盤を置いた介護生活、それでいて自分のやりたいことも捨ててしまわない生活、そういったものを実現しなくてはなりません。まだまだできていませんが、自分ではわりと建設的なペースで日々進展させていけてると思っています。なので、僕の親類縁者にはちょっとばかし僕の活動の過程も見て欲しいです。それが、ここ数ヶ月で感じた不満と願いです。
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とは言っても応援してくれる人は本当応援してくれます。
今日も早朝からメッセが繋がったizumiっチが、「店の前に大量のプチプチ(緩衝剤の)が放置されてたんだけどいる?」と画像入りメールでパスをくれて、「いるいる!」と返したら、さっそく車でマンションまで届けてくれたりしました。現在オークションも大事な収入源の一つになってるので、プチプチは非常にありがたいのです。
というかフィアンセ随伴で来たよこの人!
「はじめまして」って言われたよ!成人式の時に一回会ってるよ!○○○さん!
結婚も面倒なトピックの一つです。友人のH村くんが結婚正規軍の年齢になってきて会社でもうるさく言われるとボヤいてましたが、僕も同じ心境。
今年は親友が二人も結婚しそうなんだよ!なんか、こういう話題に関しては『Papa told me』の百合子ちゃんみたいなポジションに自分はなっていくんじゃないかと自分で予想中。まあ、百合子ちゃん好きだけど。
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『無敵看板娘N(ナパーム)』1巻を購入。
えー、もしかして、勘九郎と権藤さんもレギュラー落ちなんでしょうか。若菜ちゃんと敏行が最後の方で出てきたんでまだ分からないけど。前シリーズ最終巻で花見町から旅だっていった辻と茅原先生は覚悟してたけど、権藤さんとかいなくなったらこれはちょっと寂しいぞ。
全体的に対象年齢層を下げてきた印象。前シリーズはギャグの中にも働く大人の矜持みたいなのがやんわかと描かれてましたが、今回の1巻は本当バトルコメディを前面にという感じ。新キャラの魚の人とか、面白くてイイけど。
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次に書く小説の資料として、巫女さん関連書籍を読んでます(巫女さん出てくるよー)。「巫女」で検索すると、民俗学的なものとか、社会学的なものよりも、巫女さん萌えなページが上部に来る日本という国は本当イイ国だと思うんですが、とりあえず、そういうんじゃなくて、正統派に巫女さんは普段どんな仕事してるのかとか、どいういう経済活動の上で仕事してるのかとか、そういうのを調べてます。
昨日、市民図書館まで行って借りてきた、
平成の巫女―「まごころ」をつぐ娘たち
が、超イイ。
皆さん、巫女さんってふだん何やってるか知ってます?実際の巫女さんへのインタビューを交えての、巫女さんを解き明かす感じの本で、非常に良書。
「巫女になる方法」
「求人情報誌に募集告知が載ることも……」
なんていうステキトピックが満載。それでいて日本の精神文化の側面から見た巫女さんについてもそれなりに切り取ってるし。とてもイイ本なんで、生な巫女さんに興味がある方は是非(注:フェティッシュな巫女萌え本では全然ありません)。
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Amazon、国内盤DVDタイトル予約販売を25%オフに。
Amazonアフィリエイターとしてはやったーなニュース。皆さん、どんどんDVD買って下さい。
とりあえず、現在特設ページで投げ売りされてるのは、こちら。『AIR MEMORIES(初回限定版)』なんか70%OFFだよー。
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マリみてラジオ感想は地味に更新中。こちらからどうぞ。
無敵看板娘N 1 (1)
平成の巫女―「まごころ」をつぐ娘たち
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なるほど、次は巫女をクローズアップするんですね。
私も神道の基礎を大学で好き勝手に学んだものですが、巫女の現代事情については疎いですね。
だいたい想像はつくんですが。
佐野さんの御本で、答え合わせも含めて把握しておきます。
>「フェティッシュな巫女萌え本では全然ありません」
いや、巫女萌えのホンモノさんは、全国の神社を巡ったり、古文書の翻訳資料とか漁ったりして、少しでも実像に近づきたがりますよ。
現実に迫ることと、偏愛的嗜好とが両立するんですね。
「技術に自信のある奴は公に認められたがるもんだから」(『HUNTERxHUNTER』キルア)